2022年10月29日土曜日

10月も終わりに

  日一日と季節が進み寒暖差もあり、確実に寒さへと向かっています。今年の冬は寒さが厳しいらしいようです。 夏は暑すぎ、冬は寒すぎる、ですか・・。自然界は人間の知恵も力も及ばないものですね。 電力やガスの値上げも避けられないようですし、生活にも厳しい冬になりそうです。 世界的・政治的にも厳しい状況が続いていて、また、円安、物価高と明るいニュースは見当たりません。  コロナの報道は随分と減りましたが、感染者数は増えてきているようです。第八波の恐れも・・・ 

 当教会でも先週から、クリスマスに向けてのミュージカル・ベルの練習を始めました。少数でも皆が楽しんで取り組もうとしています! 楽しみです。 人数によっては、いろんな曲ができるかも!  コロナも減少してきて、以前ののようなクリスマス礼拝と祝会をと願ってはいたのですが・・少しでも楽しいクリスマスを目指します。

 教会にとってとっても嬉しい・感謝なことがあります! お二人の姉妹が転入会の準備を終えました。  本日と翌週とに分けてお二人のお証詞を伺い(本日は西村姉、次主日は梅地姉)、11月6日の礼拝時に転入会式を執り行います。 お二人を迎えてクリスマスへ迎える幸いを嬉しく思います。

2022年10月30日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 46:1~3

讃美    26

主の祈り  

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美    217

証詞            西村芳恵姉

聖書  ヘブル人への手紙 1:1~4

      ヘブル(1)

宣教  「しっかりと見極めて」

讃美    259

頌栄    541

祝祷

報告


<報告>

 ・本日は西村芳恵姉にお証詞をしていただきます。次主日に梅地姉にお証詞をしていただくともに転入会式を執り行います。

・熊本の馬場姉から尊い支援献金をいただいています。姉はお元気に過ごされているようですが、どうか引き続きお祈りください!

<本日の要点>

1.署の背景

 ヘブル人、ユダヤ人、イスラエル人の違いは? Ⅱコリ11:22、ピリ3:5参照 旧約聖書には「ヘブル人」がよく出てhaくる。 創14:13 アブラハムのことばに   パウロ書簡は異邦人向けだが、ヘブル書は異邦人には理解が難しい ユダヤ文化に根付いたもの・・ユダヤ人が

著者は不明 本書の内容からすると、ユダヤ人の歴史、宗教、神殿儀式等から判断するとユダヤ人! ロマ3:2 、ヘブ2:3~4   第二世代のキリスト者

受信者は ヘブ13:23、19    いつ? エルサレムの神殿崩壊について触れられず、神殿儀式がまだ行われている頃 AD49 クラウデオ帝によるローマからのユダヤ人の追放 、AD64 ネロの迫害  AD75 ドミティアヌス帝による迫害(黙示録の背景)

2.キリストの偉大さ

 トーラー(五書)に基づいて、かつてのどの偉大なリーダーよりもキリストが勝っている ①御使いに勝る ②モーセに勝る ③ヨシュアに勝る ④大祭司に勝る  10章~  ①キリストに信頼するにふさわしい  ②迫害に負けずにキリストに誠実を尽くすように

3.本署の構成

 ①序文 ②み使いとトーラーに勝るキリスト(1~2章)③モーセに勝るキリスト(3~4章)

 ④大祭司に勝るキリスト(5~7章) ⑤いけにえと契約に勝るキリスト(8~10章)

 ⑨奨め 


<結論>

・キリストに勝るものはない ・キリストは永遠の大祭司 ・旧約聖書からの引用 ・厳しい警告だが、本質的には奨め


2022年10月22日土曜日

いよいよ本格的な秋へ

  朝晩の冷え込みが進んできて、日の入りも早くなってきました。しみじみと神様のお創りになった知恵に驚かされます。人の力や技ではなく確実に定められた神の秩序に従って!地軸の23.4度の傾きのすごさを思います。  コープのシステムトラブルで店頭はの商品は少なくなってはいるものの、秋の実りが目につきます。大好きな秋刀魚、栗、柿、みかん等々秋に感謝です。 しかし収まりかけていた(?)コロナも第8波の心配も・・・ ウクライナ・ロシヤ戦争も長引きそうです。寒さが厳しい地域で、ロシヤがエネルギー関係施設を攻撃するという暴挙に出ていて心配ですね。 中国も独裁国家へさらに進んできました。これからの世界情勢から目が離せません。 

 礼拝説教も旧約聖書の一書(特に知恵文学)を鳥瞰的に学ぶことを続けています。思った以上の反応があり感謝と喜びです。もっと多くの方々ににも知ってほしいですね。これをもとに聖書を読んで初めて健全な読み方になるでしょう。 でも今回は、「伝道者の書」で一応終わります。またの機会をお楽しみに! 今回は箴言と伝道者の書の違いに気づいてほしいものです。  次回からは新約聖書です!

2022年10月23日主日礼拝式次第

前奏

招詞   詩 111:1~5

讃美   25

主に祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美   453

聖書  伝道者の書 1:1~3

宣教   「賢者のことばか?」

讃美   271

祝祷

報告


<報告>

・クリスマスに向けてミュージカル・ベルの連取を始めます! いよいよクリスマスへ!飾りつけも!

・梅地姉・西村姉の転入会準備も進んで、次主日からお証詞をしていただきます。

・先週は、梅地姉のお嬢さん(内海さん)が来会くださいました。

<本日の要点>

1.伝道者の書とは?

 書名:ほとんどの邦訳は「伝道者の書」だが、新共同訳は「コヘレトの書」 何?

 旧約聖書のヘブル語のタイトルは、書の初めの一語か二語そのもの  それでいけば、本書に関しては「コヘレトのことば」となる。 コヘレトに関してはこの書にしか出てこないことば。 コーヘレスが語源・・・「集める,招集する」で、コヘレトは「集会を招集する者」  これが「伝道者」か?    この書の内容は、箴言とは大きく違う。視点の違い    結論:「この書の視点は、哲学者の視点」・・これがこの書のかぎ

 2.本書の内容

 著者は誰か? 1:1,12,16,2:7~9から判断すると、ソロモン  いつどこでは?不明

 ソロモンは「知者、賢者」か、それとも「愚か者」か? かつての知恵はどこに?

 8:2~3と箴言3:5~6を比較すると、驚かされる。 この違いはどこに?   カギになる二つのことばがある。①日の下 ②空の空  (繰り返される言葉に鍵) 

構成は 1~2章 ソロモンの経験による探求  3~5章 観察による探求 6~8章 道徳による探求  9~12章 結論

3.観察・探求の結論

 ①4~5節 自然現象から ②快楽・物質主義へ ③運命論(3章) ④利己主義(3:16~4:16)  ⑤宗教へ(5:5~18)  ⑥富・唯物主義(5:9~6:12)  マタ4:4

⑦道徳規範へ(7:1~14) ⑧神の正義へ(8章) ⑨格言集へ(10章) ⑩日和見主義(11章)

⑪結論(12章)

<結論>

①聖書解釈の原則 背景と文脈 Ⅰコリ15:55 ②この時のソロモンの信仰状態は? なのに聖書に  ③結論


2022年10月15日土曜日

日較差が大きい!

 この一週間は実の温度差の大きい日々でしたね。半袖の日もあれば暖房も欲しいかな?って日もあり、驚きでした。10月に半袖とは?びっくりです。でも、これからは本格的に冷えていくそうです。何とか衣替えも間に合ったかな・・・ 

 お店に行くたびに、本当にすべてのものが値上がりしているのを実感します。  政府の方針で海外からの人々も来日されるようになりました。マスクをされる方もそうでない方々もいて、どういう影響がでるのか?心配ですね。 コロナ前の生活、マスクなしの生活が戻るのでしょうか? 物価の安定や安心した生活になるでしょうか?   目を外に向ければウクライナとロシヤ問題も相変わらす終わりが見えてきません。更なるひどい状況にならないといいのですが・・・。  中国や北朝鮮の独裁的な状況と核の問題とこれからが大変です。国内も問題山積みで政権の支持率が下がるばかりです。といっても代わる野党がないのが・・・悲しいですね。  旧統一教会の解散命令を請求するように、弁護団から出されましたね。大臣をはじめ政府は消極的なようですが。  いずれにしろ、これまでにない大きな社会問題に発展しました。

 先週の礼拝で取り上げた「詩篇」は、大盛況でいろんな反応がありました。とっても嬉しかったですね。詩篇を一篇づつ取り上げることはあっても、鳥瞰的に見て理解することはあまりないでしょうから・・・。特に小学3年生の孫が礼拝直後に、自慢げに持ってきて見せてくれた「礼拝ノート」に「メシヤ詩篇」等の記録があり、驚きました。大人向けの説教でしたから。でも聞く耳と知りたいという霊的思いがあれば、年齢は関係ないのですね。 大反省です!  さあ今日は 

2022年10月16日主日礼拝式次第

前奏  

招詞   詩篇  135:1~3

讃美      19

主の祈り 

祈祷

使徒信条 

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美      190

聖書     箴言  1:1~6

宣教   「箴言・・・神の知恵によって!」

讃美      275

頌栄      543

祝祷

報告


<本日の要点>

1.箴言について

  ・誰が書いたのか?  1:1ではソロモン 30:1ではアグル 31:1は王レムエル 30章中の27章はソロモンの作 Ⅰ列4:32 3,000の箴言を そのすべてが「箴言」にあるのではない 聖霊の導きの中で500ほどのものが選ばれた。 ソロモンはⅡ歴1:7,10 神の知恵が

・いつ? 25:1 ソロモンのころからヒゼキヤ王の時に(BC700年ごろ) 

・箴言の目的は 1:3~6 若者のため

・箴言の構成

 ①1~9章  知恵についての対句による教え 

        主題の紹介              1:1~9

        15の対句詩と2つの独白        1:10~9:18

 ②10~24章 箴言と警句 

        ソロモンの375の箴言         10:1~22:16

        知恵ある者のことば 35の警句     22:17~24:34

 ③35~31章 知恵に関する箴言

        ソロモンの箴言            25~29章

        アグルのことば            30章

        王レムエルのことば          31:1~9

        賢い女についてのアルファベット詩   31:10~31可

2.震源の内容(要約)

  1:7 神からの「知識」  真の知恵とは何か? 神を恐れる心 

    親子・家庭・夫婦・対人関係等の知識 親の信仰は子供の見本・手本 Ⅰ列3:14

    箴言2:4~5、13,24 ・他国の女について 5:3,5,8 ・怠け者について 15:16~17

   28:6,13~14 ・アグルのことば・・神のことば30:5~6 ・王レムエルのことば・・酒に          ついて31:4~5 賢い女性について 10~32 

<結論>①神の知恵は実践 ②「知恵」の擬人化 8:22~23 7:4 コロ2:3 マタ11:28 ③31章 一日一章で読破可


2022年10月8日土曜日

寒い

  急激な温度変化に身体がついていきません。日本は四季の変化が素晴らしかったのに、温帯から熱帯にずっと近づいたように思います。秋を感じる間もなく,初冬ですね。前日までは半袖だったのに、もう長袖が! 急に衣替えが、急がなければ。 もう少し秋を味わいたいな! 今年は秋刀魚も小さくなった気がします。脂がのって美味しいのに残念です。 コロナは少しづつ減少傾向なのでしょうか、とはいえ日々お亡くなりになられる方がいらっしゅるのも悲しいかな現実です。ウイズコロナの生活は?また、インフルエンザも流行の兆しだとか?この二つが流行すると、医療関係者の方々の負担は大きくなるでしょうね。手洗い、うがい、マスクの励行でしょうか。 マスクなしの生活は期待できないのでしょうか? ロシヤ・ウクライナ情勢も長引きそうです。 日本国内も臨時国会が開催されても、希望が見えません。北朝鮮のミサイル発射と危機的状況は増すばかりです。内憂外患です。世が暗くなる中で、真の希望は神様だけですね。黙示録の学びをしっかりと身に着けたい! 

礼拝では、旧約聖書の中から一書筒づつを一回で概観するということを試みています。エステル記からヨブ記を終え、次は詩篇です。 詩篇は正しく司会されていないのでは?と思います。150篇もある詩篇とは何なのか? どういうものか?を学びたいと思っています。 一見バラバラに見える詩篇が実は見事にまとめられていることは驚きです。 この学びを通して詩篇が楽しみになることを願います。

2022年10月9日主日礼拝

前奏

招詞  詩 92:1~3

讃美   69

主の祈り 

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美   501

聖書  詩篇 150:1~6

宣教  「主をほめたたえよ」

讃美   523

頌栄   542

祝祷

報告


<本日の要点>

1.詩篇とは?

 詩篇のヘブル語のタイトルは「賛美の書」 詩ではなく賛美  ユダヤ人は公的な礼拝、神殿礼拝では詩篇を用い、十弦の琴,たて琴、シンバル等で賛美していた。初代のキリスト者たちは踏襲している。(マル14:26、エペ5:19、コロ3:16、ヤコブ5:13参照) 詩篇には個人の体験や様々な感情が込められており、それらが信仰と御名の賛美へとつながる。 詩篇には、ヘブル文学特有の平行法。対句法がたくさん用いられている。 散文と違う叙情的   なぜ詩篇1篇が詩篇の最初にあり。150篇が最後なのか?   作者は?イスラエルの王国時代からペルシャ時代にかけて編集

2.詩篇の分類

150篇の詩篇は5つのグループに分類されている。…それぞれの最後に頌栄が! 詩41:13

詩72:17 詩89:52 詩106:48 

3種類の分類で学ぶ

a.詩篇自身による分類 ①1~41篇 ②42~72篇 ③73~89篇 ④90~106篇 ⑤~150

  150篇は詩篇全体の頌栄!107

b.内容による分類 ①都上りの歌 120~134篇 ②メシヤの詩篇 2篇他17篇 ③ハレルヤ詩篇(106篇他9篇) ④歴史事件の詩篇(78篇他)イスラエルの選び、出エジプトなどの歴史を叙情的に ダビデの個人的体験 ⑤悔い改めの詩篇86,32,38,51,102,130)神への悔い改めが バテシェバ事件が代表的 ⑥の詩篇(35,58,59,69,83,109,137) 新約の教えとはかけ離れた詩篇 ・・・結論で  

c、モーセの五書との対比による分類  律法はモーセの五書  詩篇は賛美の五書

 1~41篇は 創世記に対応 テーマは人間  42~72篇は 出エジに対応 テーマはイスラエルの救い  73~89篇はレビ記に対応 幕屋、いけにえ=聖所 神殿がテーマ 主の会衆などが出てくる  90~106篇は民数記に対応 地上の生活 苦難と神を求める祈り 107~150篇は申命記に対応 神の真実さと神のことばへの信頼性  みことばの信頼・・・その最たるものは 119篇 

<結論>

1.個人のあかし経験だが神がどのようにおうとうされたか

2.呪いの詩篇 背景は戦争の多かった時代のもの 個人的な復讐ではなく 神の共同体の祈り  神の民は地上に神の義と平和の成就 神の国が来ますように 

3.詩篇のなかのキリスト ルカ:44  詩23の前に22篇があるのは?


2022年10月1日土曜日

神無月です

  日一日と日の入りが早くなり、朝晩も涼しくなりましたね。早いもので10月になりました。台風に見舞われて2週連続の連休も台無しになったばかりか、大きな被害に見舞われたところもあります。一日も早い復旧を願います。 例年なら秋の伝道集会を終えクリスマス準備へと向かう時期ですが、今年もまだコロナの影響が心配でいきなりクリスマス準備です。 昨年よりも楽しいいいクリスマス集会を準備したいな、と思っています! 教会にも新しい霊的家族も加えられる、という喜びあり感謝です。 先週はエステル記を概観しました。一書を概観する大切さを痛感しています。 今回は知恵文学のヨブ記を取り上げます。 ヨブ記はなかなか難しい書です。 これも概観して内容をしっかり把握して読んでいくならもっと理解できるでしょう。 人生の理解不能の試練をどのようにとらえるか、というテーマですね。 期待してください。

2022年10月2日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 65:1~4

讃美   24

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  398

聖書  ヨブ記 42:1~6

宣教  「神の義と試練」

讃美  355

聖餐式 (205)

頌栄  541

祝祷

報告


<報 告>

・梅地姉・西村姉から転会の希望の申し入れがありました。感謝です。転入会準備に入ります。

・「みことばの光」が2023年1月から値上げになります。5,500円です。

<本日の要点>

1.ヨブ記とは

 知恵文学  ヘブル文学特有の平行法(パラレリズム) 対句法 

 ヨブ記の構成:短いプロローグ(1~2章)と短いエピローグ(42:7~17)に挟まれた難解なヘブル詩のヨブと3~4人の友人との対話   ヨブは実在したか? エゼ14:20参照  著者も場所も不明 時代は族長時代? 登場人物はユダヤ人ではない  テーマは神の義と義人と認められたヨブの試練

2.論争

 エピローグはヨブの人物紹介から  ヨブは神を恐れ非の打ちどころのない人   一転して天井の光景へサタン(告白者、敵対するもの)の登場  神の許しをてヨブの試練が始まるが、ヨブには何も知らされない  3人の友人が慰めに来る 論争が始まる  ヨブが語り・・友人が反論する・・ヨブが反論・・別の友人が反論する  こういうことが3回繰り返される  なぜ神は正しい人が苦しむことを許されたのか? 結論が与えられるか?  テーマは神は義なのか?義に基づいて治めているのか?

3.神の語り掛け

 神の語りかけはヨブの期待したものとは大きく違う 神からの70を越える質問攻め

 神の偉大さを突き付けられる 期待した答えは与えられなくともヨブは気づかされる・・・悔い改めへ  エピローグはヨブの信仰による神の祝福 

<結論>

・試練・苦難について  ・ヨブ記のキリスト  ・この世の賢人たちの限界