2023年1月28日土曜日

寒波襲来

  先週に引き続き寒波襲来だそうです。夏は猛暑だったのに、冬は反動のように十年に一度の寒波だそうです。本当に寒いですね。いったいどうなっているのでしょうか? 諸物価の値上がりもあり、電気・ガスも値上がりと庶民には今はとてもつらいですね。コロナもインフルエンザも心配な状況は変わりません。 日本でもこんな状態なら、ウクライナやモンゴル、北朝鮮、中国も寒波で苦しんでいるのではないでしょうか? 命が守られますように、と祈るばかりです。 

 熊本の馬場姉からのお便りでは、お嬢さん一家の帰省で喜びのはずが、コロナで静かな日々だっとか。姉は守られてらっしゃるようですのでひとまず安心ですが。 まだまだコロナは治まりませんね。 政府のコロナに対する体制が変わってきていますが、安全でマスクのない状況なら歓迎なのですが・・・。 安心して過ごせる日が一日も早く来ますように!いま礼拝で学んでいる「ヘブル書」も難解なところがしばらく続きます。 旧約聖書の引用を見ても、いかに一世紀にキリスト者が聖書に通じていたか、に驚かされます。 言葉についても丁寧に学ばないと、ただ難解で終わってしまい、本当の意味には届かないのがつらいです。 でも一つ一つ丁寧に学ぶと、神学的にも深みが増すはずですので、頑張りましょう!!


2023年1月29日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 125:1~2

讃美 30

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 164

聖書 ヘブル人への手紙 2:9~10  ヘブル(11)

宣教  「救いの創始者」

讃美 324

頌栄 541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.神の思いを知る 

  10節の難しさの理由・・・内容も難しいがそれよりも言語的なまた、文法的なものが影響している  文頭の直訳は「というのは、神に相応しい」  ここから、神についてが語られる 神についての情報はどこに?聖書にしかない! だったら私心を捨てて神のことばに耳を傾けるべき

2.救いの創始者

 「多くの子たち」・・・「教会」 神の栄光の反映となるべく創造された人は、最初の人アダムの罪により、悲惨な結果に  それが現実  「御子」=「救いの創始者」 「創始者」とは「頭」「創立者」「開拓者」「起源」等の意味を持つ  新約聖書中4回で他は、   ヘブル12:2 使徒2:15、5:31 いづれにも共通する基本概念は「他人のために初めて道を拓く者」=パイオニア 

3.神の計画を待とうする

 「全うする」=「あるゴールに到着する」から「意図された計画または目的を完全に果たす者」 アダムに代わり最初の神のご計画を。目的を果たすことのできるのにふさわしい人  そのためには「多くの苦しみ」が    その背後にある「契約」の概念

<結論>

我々にも希望が!


2023年1月21日土曜日

春節も始まり

  数十年に一度とも言われる大寒波が火曜日あたりに襲来しようとしています。温暖化といわれながら、夏は猛暑日が冬には大寒波と、人間には正反対の制御不能の状態が襲ってきます。最初の人アダムの罪の結果が、被造物の自然界にも及んでいる証拠ですね。ロマ書に記されている通りです。コロナといいインフルエンザといい、なかなか収束を見ないつらい冬です。この3年ほどでいったいどれほどの命が失われたでしょうか? 驚くほどの数です。 この寒さの中で命が守られますように!と祈るばかりです。 中国では春節も始まりましたので、感染がどうなるのでしょうか?心配です。 ウクライナも朝鮮半島もこの寒さは及んでいるでしょうね。 世界も自然界もまた人も回復を待ち望んでいるのです。 やがてキリストの再臨によってもたらされる新天新地こそが、信仰者の希望です。 礼拝でヘブル書の学びが進んでいます。難解な書に挑んでいますが、聖書の深みを痛感できます。1世紀の信者たちの理解に近づきたい、と願いつつ!

2023年1月22日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩62:6~8

讃美   20

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  331

頌栄  544

祝祷

報告


<本日の要点>

1.詩8篇5節(7~8節)

  詩8:5とヘブル書との違いは? ヘブル書はヘブル語聖書本文からではなくLXXから 

 ヘブル語聖書では「人間は、エロヒムよりも少し低くつくられた」で  「エロヒム」は威光、威厳をあらわす複数形 固有名詞ではなく普通名詞としては神々という偶像   また、神のお名前「主」とともにも用いられて「神」と訳されることもある 詩8:5はエロヒムではどちらの意味にも LXXは「御使い」  著者はそれで御子との比較に 詩8篇・・・「神よりも少し低く造られた人間でも」神は世界をおさめさせようとしている  現実は?

2.しばらくの間(8~9節)

 神様の方法・・・みこころに失敗したら代わりの者をお立てになる  詩篇8:5を成就できる人は? 神の方法は 「しばらくの間」御子を「御使い」よりも低くされた・・・地上の生涯の間だけ ヘブ2:8は詩8:6から 

3.紛れもない事実(8~9節)

 神のご計画と現実のギャップ まだ実現していない  しかし、御子はすでに神の右の座に 全貌はまだ  9節・・・既に起きた事を    イエスという歴史的な個人名が 神の御子はナザレのイエスとしてこの地上を生きた   もう一つ まだ見てはいないこととの対比 これだけ確かな過去の事実なら、未来のことも 

<結論>

1.整理すると3つの基本的な事実

 ①神は人を神よりも少し低く造られ子の世界をおさめさせようと

 ②人は罪を犯し、勝利を失い挫折と敗北を

 ③こうした人間を救うために御子の受難を通して、人をあるべき姿に

2.著者に伝えようとしていること

 ①人間の理想像

 ②人間の現実



2023年1月14日土曜日

温かい日々でした

  先週は1月とは思えないほど温かい日々でした。身体がすくでいく寒さの中で、少しのびのびできる感謝な日でした 。しかし、その反面乾燥のために、悲しいかな火事が多かったようです。 また今週は冬の日々だとか? 体がついていけるといいですね。 また、この寒さの中でコロナの感染者数は増え、死者数も過去最高だとか!…いつまでもコロナに振り回されますね。その上インフルエンザの流行も・・・同時感染もありうるそうですね。身近にも危機が迫ってきています。  そんな中で中国の春節も始まり、世界的にはもっともっと感染が広がるのでは?  ロシヤとウクライナ戦争ももうすぐ一年と、いまだに多くの命が奪われ続けているのが悲しいですね。クリスマス停戦って何?  もっと大切なものを忘れてはいませんか? いのちの価値が軽んじられているのが怖いですね。神を恐れぬ所業です。 祈るのみですが・・・

 コロナが広がり始めて以来、諸集会が控え得ざるを得ず、教会の本来の働きが憚られるのがつらいですね。 神のわざは、異なるものをきよめ、一つとし、ともに集まり、一つの神のことばで養われるものですが、サタンのわざは、分離、反目、敵対等々。  コロナ社会がまさにサタンの思うつぼですね。 負けてはならない! 主にあって前進!        新年になり、再びヘブル書の学びにもどりました。 この書は、信仰の停滞・後退をしようとしている第二世代の信者への励ましですが、その内容は深く、ユダヤ人には容易なものが、われわれ異邦人には難しい! ですから少しづつ丁寧に解き明かしていきます!

2023年1月15日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩18:30~32

讃美   10

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美   73

聖書  ヘブル人への手紙 2:5~7 ヘブル(9)

宣教   「御子にある希望」

讃美  512

頌栄  543

祝祷

報告


<報告>

・「小さないのちを守る会」の元代表の辻岡健象先生が、12月16日に召天されたそうです。先生はGIST(消化管間質腫瘍)という難病との戦いだったそうです。


<本日の要点>

1.御子だからこそ (5節)

  2:1~4は1章の内容からの警告文  内容的には、1:14からの継続 テーマは「御使い」

 「後の世」・・・新天新地ではない 神の右の座に着座されたキリストの支配による世界秩序  「世」(コスモスではない)=「人の住む世」  御子にこそ希望が

2.詩篇8篇(6節)

 印象箇所ついての言及はない  詩篇8篇からの引用 この理解がヘブル書の理解のかぎ

3.『人の子』とは?(6節)

 「人の子」…イエス? 理由は?  イエス登場の前の旧約聖書にも多数出てくる

 5節の平行法の理解   さらには聖書を貫く一つの思想・・・「一人の人が神のみ旨を成し遂げるのに失敗したときに、その代わりを立てられる」  最初のアダムは失敗し、その代わりに最後のアダムが   Ⅰコリ5:45~46  15:24~25  

<結論>

なぜ、神の御子キリストは、ご自身を「神の子」と称することなく「人の子」と称されたのか?

2023年1月7日土曜日

小寒を過ぎて

 小寒を過ぎいよいよ寒さも本格的になります。今年はコロナもインフルエンザの流行も危惧しながらの年末年始となりました。一向に収束に向かわないどころか、ますます増加傾向にある中での制限撤廃は、どういう結果になるのでしょうか? 心配です。  新年礼拝は、聖餐式も執り行われました。個人的には、小学4年生の初孫に初めて聖餐のパンと杯を渡した時の感動は忘れられないものになりました。信仰の継承がなされている幸いを痛感しています! あわただしく過ぎ去った年末年始でしたが、そろそろ体も心も元に戻していかなければなりません。 また、ヘブル人への手紙の学びの再開です。 

2023年1月8日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 84:5~7

讃美    1

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美    501

聖書  ヘブル人への手紙 2:1~4 ヘブル(8)

宣教   「第一の警告(2)」

讃美    290

頌栄    542

祝祷

報告


<本日の要点>

1.「もし」(2節)

  「もし」・・・我々の仮定とは違い、ギリシャ語文法では確定的現実 マタ4:4参照 ヘブル書2:2では、御使いによるか否かよりも神の権威によるもの  それrに違反するなら「当然の処罰」が

2.「当然の処罰」(2節)

 律法の役割は 当然の処罰に至る2つ  ①「違反」・・元々の「境界線を越える」から  ②「不従順」・・・元々の「不完全に聞く」から   律法に違反した実例 ①レビ10章 ナダブとアビフ  ②民数16章 コラたち ③ヨシュ7章 聖絶のものを私物化したアカン いずれも当然の肉体的死 

3.福音の場合(3~4節)

 ここでもラビ的教授法が (小から大へ)・・・小は律法、大は福音 共通事項は賞罰規定 ここでの「救い」は新生体験ではない。 旧約における「救い」は、未来志向の敵対する者たちを打ち破り完成  「聖徒の永遠堅持」 救いの啓示 ①啓示の源 ②啓示の伝達  ③啓示の力 


<結論>

 ・律法の役割   ・神の厳しさと愛   ・聖書における奇跡の時代は3つのみ