2023年4月29日土曜日

大型連休

  天候不順のまま大型連休に入りました。説教準備に追われていて世の中が連休に入ったのがぴんときませんでしたね。 政府の新型コロナ措置終了が前倒しになり、国内外の移動が急に激しくなりました。 せっかくの楽しい連休や移動の事故や感染拡大等で台無しにならないといいのですが・・・

 個人的には、4月20日に5年ぶりでの潮干狩りに出かけました。久しぶりの潮の香の中で、何とか海の中で採貝に励みましたが、平日にもかかわらず地元の方がたくさん来られていて驚きました。これじゃ貝が取れなくなるのは無理ないな、と思いました。帰ってきた翌日に、そこも禁止になったという連絡が入りました。これで今年もおしまいか!!残念! 本当に温暖化のせいで海水温が高くなって、貝にも住みにくくなっているのでしょうねここにも人の罪の影響があるのですね、自然界は回復を待ち望んでいます。 

礼拝ではヘブル書の講解が続いています。 聖書は異文化の古典ですから、しかもそれを翻訳したものを読んでいるのですから、われわれ異邦人には理解が及びにくいところも多々あります。できるだけ、歴史的背景や地理、文化、宗教的背景に加えて文脈に注意しながら解き明かしていきます。 少しでも理解の助けになれば、と願いつつ!

2023年4月30日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩89:6~8

讃美  22

祈祷

使徒信条 

こどもの時間 

感謝祈祷

献金

讃美  168

聖書  ヘブル人への手紙 3:1~6 ヘブル(18)

宣教  「イエスは使徒であり大祭司」

讃美  391

頌栄  541

祝祷 

報告


熊本の馬場姉から買わぬ温かい祈りとご支援が届きました。お忙しい中にもか変わらず、姉の神様への真摯な姿勢に学ぶところが大きいです。

<本日の要点>

Ⅰ.信者の位置づけ(1節)

 「そういうわけですから」・・・これまで著者が論じてきたことに基づいて 著者は受取人読者に向かい、なんと呼ぶか 「聖なる兄弟たち」 ただの兄弟ではない 「聖なる」という修飾語が もう一つは「天の召しにあずかっている』地上目線から一転天へ目を  ピリ3:20  「私たちの告白する信仰」という訳について 新共同訳や新改訳2017では「信仰」とい言葉はない 原語にもない 「私たちが公に言い表している」

Ⅱ.イエスのことを 

 「イエスのことを考えなさい」 「これまで信じ学んできたイエスについて、もっと理解を深めなさい」か 何を通してどのように

Ⅲ.イエスの2つのタイトル

 「使徒」…12使徒ではないのか?  スカルの井戸の女性は、イエスを預言者として

 イスラエル12部族に基づく12使徒は、福音書から黙示録まで続く 当時のヘブル的背景からの理解 ヘブル書では天からの見方 

ヘブル3章はモーセとイエスの対比  ヨハ1:17

「大祭司」  元々はアロン モーセではない なのにこの対比 出エジプト以降では実質的な大祭司の働きをしたのは、モーセ 出エジプト32章 金の子牛事件の時  民14章のカデシュ・バルネア事件においても、とりなしの祈り

このモーセとイエスの対比

<結論>

イエスの理解


 





2023年4月22日土曜日

夏日も

  温暖化なのでしょうか? 4月なのに夏日も、寒暖差も激しい日々です。 今年は久々に季節の応じての個人のルーティーンの土筆、タケノコ、それに5年ぶりでしょうか貝採りに行きました。 相変わらず採貝禁止地域もありますが、いろいろ情報を得て、遂に貝を取りに行きました。平日にもかかわらず、たくさんの人が来ていました。 温暖化のせいでしょうか?魚も取れる地域が次第に北上していますし、貝にも大きな影響が出ているのではないか?と思ています。この調子でいくと、やがては…?寂しいな! 久々でコロナ以前にもどった気がしています。 とはいえ、相変わらず、新型コロナも感染者は増えているとか? スギやヒノキの花粉から解放されて、少し楽になりました。 でもまだまだマスクをつけている人も多いですね。  世界的にはスーダンやイエメン問題もありますし、サウジアラビアとイラクの外交の進展と動きが出ています。中東問題は、かつてのイスラエルとアラブ難民問題というステレオタイプがあまりにも問題の矮小化だと気づかされますね。 また、ウクライナとロシヤ問題もまだまだ先の見えない状況で、アメリカ・NATOとロシヤの代理戦争の様相が磯雄う激しくなってきています。この時にもミサイルや爆弾で破壊と命が奪われています。悲しいことです。一日も早い収束を、と願います。祈ります。

礼拝も久々にヘブル人への手紙へ戻りました。今回から3章に入ります。テーマが御使い礼拝からMosesへと変わります。 ユダヤ人の第二世代のへの手紙ですから、ユダヤ的背景文化、旧約聖書の知識が要求されますが、味わい深いですね。一見、現在のわれわれとは無縁と思えるものですが、決してそうではない、解釈と適用をしっかり区別しながら学びを進めていきたいです。

2023年4月23日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩48:1~2

讃美  12

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  166

聖書 ヘブル人への手紙 3:1~6 ヘブル(17)

宣教  「モーセにまさるイエス」

讃美  519

頌栄  544

祝祷

報告


<本日の要点>

素晴らしいイエスの救いを経験したものが離れていくなんて考えにくい??考えられるのは①もともと救われていなかった ②救われていても、その後成長していなかった ことが考えられる。 そのためにこの手紙が書かれた。 ユダヤ的背景と聖書が理解できれば、素晴らしい書です。 イエスがモーセにまさることが立証できれば、①キリストを信じる信仰はユダヤ教にまさる ②モーセの示す律法よりもイエスの示す福音がまさる ③新約聖書は旧約聖書にまさる ことが立証される!

ユダヤ人にとっての国民的ヒーローが、モーセ ユダヤ人ならだれもが尊敬するモーセがこの章のテーマ(異邦人には理解しがたいかな?) 

1.使徒であり大祭司(1節)

 著者はイエスに対して他の誰も使っていないたぐいまれなる称号を用いている 「使徒であり大祭司」  大切なことを伝えるには?  繰り返される言葉に要注意 イエスが3回、モーセが3回、神の家が4回 これらの理解が鍵

2.モーセ

 一般のモーセのイメージは?  モーセに関する資料は旧約聖書  ヤコブの息子らからエジプトで400年間で一大民族へ成長 部族ごとであり奴隷状態の民を率いて出エジプト シナイ山で律法を授けられる しかし第一世代は不信仰と不服従の故に荒野で死に絶える。「主は、人が自分の友と語るように、顔と顔を合わせてモーセに語った」(出33:11) モーセはイスラエル人の国民的英雄 そのモーセと律法 イエスと福音とを対比していく

3.神の家

 3章の初めの6節のかぎ言葉は「神の家」 著者の頭には3つの意味がありそう

 ①民数20:29 ホセ6:10 イスラエル民族  ②神の被造物である全宇宙 4節&6節

 ③詩134:1~2 エルサレムの神殿 

<結 論>

1.モーセとイエス  2.あなたにとってのモーセとは?


2023年4月15日土曜日

黄砂で大変!

  春になって温かくなりました。スギの花粉がようやく終わりつつあり今度はヒノキに移り、一向に花粉症から解放されない日々ですが、今週は黄砂という大変なものまでやってきました。 やっとマスクからも解放か、と期待しているのに、中国・モンゴル付近の砂漠から舞い上げられた黄砂が偏西風に乗ってやってくるとは、驚きでもあり、また人の蒔いた種の刈り取りを思わされしたることとなさざることの刈り取りが人の跳ね返ってきているように思えますね。 罪と同じですね。 花粉よりも粒は大きいとはいえ、何がやらいろんなものが混ざっているようで心配です。呼吸器に不安のある方や花粉症の人には危険らしいですね。 いずれにしろ人間にはいいものではないでしょう。マスクと眼鏡に、洗車にも気をつけねば!  素晴らしい復活祭も無事終えました。そしてこれから新年度の通常へと戻ります。 年度末から新年度への移行時期で、ヘブル書の講解説教をお休みしていましたが、再び戻ります。 内容を覚えているでしょうか? 私自身も頭の整理をして戻すのに、時間がかかりました。 ようやく準備が終わり再起動です。 みことばの力をいかにお伝えできるか、祈っています。

2023年4月16日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩34:8~11

讃美  3

主の祈り

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 164

聖書 ヘブル人への手紙 2:14~18 ヘブル(16)

宣教  「キリストの大祭司職」

讃美 262

頌栄 543

祝祷

報告


<本日の要点>

1.アブラハムの子孫の救い(16節)

 御使いよりも人間のほうに神の思いはある。 御使いの分類は二つ ①神のみもとで賛美、仕える御使い ②サタンにくみし天から落とされた堕落した御使い(堕天使) 神の救いの御業はこれらの御使いではなく、アブラハムの子孫のすきのために  「助ける」は8:9では「手を引く」と訳されている・・・神の思いが伝わる アブラハム契約の遂行  イザ41:8~9 展開は、主とその子たちへ(レムナント) ガラ3:7ha


2.キリストの大祭司職(1)(17節)

 17節からテーマが変わる いきなりの「大祭司」 祭司・・・レビ族のアロンの子ら  祭司階級は、大祭司、祭司、レビ人  大祭司はアロンのコエルアザルの家系からの最年長者  祭司は民の一員であり、民の代表  キリストはイスラエルの一員としてマリヤからお生まれになられた 人としての歩みは、この世の悲しみ、苦しみ、苦難悩みを味わわれた

3.キリストの大祭司職(2)(18節)

 祭司と大祭司の違いは 祭司は日々立って罪のために奉仕をする 大祭司は一年に一度贖いの日に至聖所に入って奉仕をする いづれも大切だが、不完全・・繰り返す必要あり キリストは、罪のないお方として神のみ前に出ることができるばかりか、民の代表として民のために贖いをすることができる

<結論>

1.置換神学について  2.贖罪の日

2023年4月8日土曜日

復活祭

  春は草花が美しく目に飛び込んできて、なんだか楽しくなりますね。この時期が復活祭とは、ピッタシですね。でもその前には、主の受難があることを忘れるわけにはいきません。   今年は3年ぶりにコロナ禍明けの伸び伸びとした、高らかに主を讃美するときとしたいものです。 久ぶりにきれいなご案内もできましたし、多くの方にもお知らせをすることができ、ホッとしています。天気も春らしいようで、心ウキウキです。 ひとりでも多くの方に福音のすばらしさをお分かち出来たらと願っています。 現実のイスラエルでは、北の隣国レバノンから30発ロケット弾が飛び込んできたようで、イスラエルからの報復も・・・ユダヤ教の過ぎ越しの祭りとイスラム教のラマダンとが重なっているようで、心配です。  世界中至る所で戦争や争いがあり、アメリカのように分断が進んでいる国もあります。 サタンは週末に至るまで巧妙に働いているのですね。 主の平和のみ!を祈るばかりです。

2023年4月9日主日礼拝式次第 (復活祭)

前奏

歓迎/挨拶

讃美   546

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

讃美  151

感謝祈祷

献金

讃美  146

聖書  マタイの福音書 16:13~20

宣教  「あなたはだれだと?」

讃美  239

頌栄  542

祝祷

報告 


<本日の要点>

1.ピリポ・カイザリヤ

  聖書の地名を聞いてもどこか?その歴史は?案外知らない。 聖地旅行と歴史探訪で楽しみましょう。 カイザリヤとピリポ・カイザリヤ どちらもローマの初代皇帝アウグストに因んでいる。 カイザリヤはフェニキヤの港湾都市  ピリポ・カイザリアはイスラエルのキタのレバノンとシリヤとの国境近くのゴラン高原にある現在バニアス ヘルモン山の雪解けがヨルダン川の水源の一つの泉 元々はギリシャ神話のパン神(山羊座のモデル 上半身が山羊、下半身が魚)の名に基づく 神々の町  宗教的ユダヤ人は決して近づかない そこを選んだのは?

2.弟子の理解の確認

 この頃はイエスの対象が大衆から弟子へ  質問の意図は、評判を気にして? 文脈からは違う。 どれを取り上げても、否定的な見解はない、肯定的 しかし、イエスの意図は、弟子たち自身が道理化しているか❓  「あなたがた」が強調 人の意見ではなく、あなたはどう思うか?   シモンの答えは、イエスの的を得ていた。 詩かも、天からの啓示による  この信仰告白が教会の土台となる 個人的にイエスをどう理解しているか?

3.イエスは神か? 弁証論的に

 イエスが神である、という主張に関して 3つの見解の可能性 ①自分ではウソと知っている嘘つき ②自分ではそう思っている精神病者 ③実際 神である  多神教の国ではなくわざわざ一神教の国での主張 CSルイスのことば 

 生ける神の子 キリスト=救い主  ヨハネ20:21





2023年4月1日土曜日

ヒノキへ

  日々寒暖差が激しいですね。半袖げいいくらいの温かさかと思うと、まだコートがいる?なんてことも それにしても春らしいのが、花粉症ですね。スギ花粉が下火になってきたの良いけど、今度はヒノキが頑張っていて辛いです。 目に、鼻に、喉にといろんな拒絶反応が・・・・早く収まってマスクから解放されたいな! 4月に入り、エイプリル・フールだそうですが、諸物価の値上げこそがエイプリルフールネタであってほしい。 コロナもまるで収まったかのように思えるけど、まだまだ感染者がいるのですね。 教会総会も終え、いよいよ新年度です。新たな思いで臨みたいです。 本日は「棕櫚の主日」で受難週に入ります。主の御苦しみをもう一度思い起こす一週間にしたいものです。 次主日は復活祭(イースター))です!

2023年4月2日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 15:1~2

讃美  66

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  500

聖書 ローマ 12:9~12

宣教 「愛の実践」

讃美  324

聖餐式 (205)

頌栄  541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.ローマ人への手紙とは?

  新約聖書の配列は神学的 福音書から歴史書の使途の働きの次に、なぜ、ロマ書が?

  ロマ書は組織神学の書 一体,誰が、いつ、どこで、誰のために、何のために書いたのか?   ローマの教会は、おそらくペンテコステの時に、ペテロの説教を聞いて帰った人々によって建てられた家の教会群  使徒の働きによると(20:2~3) AD57年頃 パウロの第三次電量旅行の時に3か月滞在したコリントでパウロによって パウロが実際にローマに行くのは、エルサレムで逮捕されたのち囚人として   目的は3つ ①自分の神学をまとめた ②次の目的地スペインへ行くための支援を求めるため ③ローマ教会のユダヤ人と異邦人との軋轢を解決するため

2.ロマ書の内容

 パウロは福音を知らせる 4つに分けて福音を掘り下げている 福音派神の義を表す、人を新しく作り変える神のイスラエルへの約束を果たし、福音が教会を一致させる。

ロマ書は他の書簡同様、前半が教理、後半がそれに基づく適用、実践 

12章からが適用 1~2節では、「献身の勧め」  3~8節が「謙遜の勧め」  9~13節が「愛の実践の勧め」 

3.主題聖句(11~12節)

 愛の実践の勧めにおいて 13の勧告がなされている  9節 アガペーの愛 10節には別の2つの愛が 兄弟愛と家族愛 新約聖書の原則は、兄弟姉妹への愛が未信者への愛に優先される・・・ガラ6:10 次いでピリ2:3 これからが主題聖句 11節何をするにも誠実で、全身全霊で 一時しのぎの奉仕ではなく「主に対するように」  「霊に燃え」・・・聖霊に満たされる 10:2 知識に基づくもの  主に仕える・・・自発的にしもべとして仕える 4~8節の御霊の賜物をもって 12節 キリスト者には希望・望みがある 単なる願いではない 将来確実に起こることを信じる Ⅰペテ1:3生ける望み  患難に耐え 患難は忍耐を生む 5:3~4 「絶えず祈りに励みなさい」 

ひとりひとりに与えられたものを組み合わせながら、一つ心と目標へと進む一年としましょう!