2024年3月30日土曜日

黄砂到来

  寒暖を繰り返しながら年度末になりました。あっという間の一年でした。桜の開花もまじかでしょうが、花粉もスギとヒノキも始まり、それに黄砂も到来してきました。大変だ!2030年問題と少子化等を考えながらの教会形成には頭を痛めます。神学教育をさせていただいた学び舎の入学者は4名だとか、神と教会に仕えていく者が減っていくのも心配です。外のことも心配ですが、自分自身と教会の将来をずっと考えています。 神を信じてさえいれば何とかなるのならいいのですが・・・そうはいかないのが現実ですね、祈りとともに、あるべき教会を求めて、ともに歩んでくださる方が起こされるように、と願うばかりです。 今は少人数ですが、それだけに宣教(教理による信仰の確立)と信仰継承を両立を今は励むばかりです。  教会学校再生へ、教理の学びを終えた方々とともに始めていきたいと願っています。幼子たちが主を信じて喜ぶ姿を夢みながら!

受難週の中で、主の御苦しみを例年以上に感じています。こんな者のためにあんなにも耐えてくださったこと、感謝に耐えません。 今日は復活祭です! 何という素晴らしい日でしょうか。 礼拝では、これぞ福音というものをお伝えしたいと思っています。福音のすばらしさが忠実に語れるように、と願います。タイトルは「いのちの君」です。一人でも多くの方に聴いていただきたい!と願いを込めて。

2024年3月31日主日礼拝(復活祭)

 聖書:使徒の働き 3:14~15

 宣教:「いのちの君」

<本日の要点>

1.歴史上の事実

 イエスの弟子の筆頭格のペテのことば キリストの復活の生き証人としてのことば ルー・ウオレース 

2.聖書が語る「死」

 「死」をどうとらえるか? それに対し、聖書は「死とは肉体とたましいの分離」 創35:18 死の原因は? ロマ3:23  死と死語のさばき(ヘブ9:27) 聖であり正しい神の前に絶望的 

3.聖書の語る「死」の解決

 神の歴史に対しての直接介入 ヘブ2:13~14 キリストの十字架の意味  Ⅰペテ3:18  ヨハ11:25 

2024年3月23日土曜日

受難週の始まり

  今年も受難週を迎えることになりました。主の受難について年々思うことが変わってきています。よくもここまで耐えてくださったと、感謝に耐えません。そばにいた弟子たちも頼りにならず、身も心もお辛かっただろうと。

 今年は年度内に二度の復活祭という年です。素晴らしいことですが、年度末ということもあり教会総会と重なり慌ただしいですね。 今年の復活祭のテーマは「いのちの君」です。近年では、ロシヤのウクライナ侵攻といい、イスラエル・ガザ戦争といい、命が無駄に失われているのが悲しいですね。 世界中が戦争とまではいわないまでも、分断という悲しい現実が立ちふさがっています。 教会にすらサタンが忍び込んできて主の教会としての輝きを失わせています。 エデンの園でサタンが分断を持ち込んで以来、罪が支配している世界中に分断があふれています。 聖霊の働きでバラバラになっていた世界が一つにされて教会が誕生したのに、その主の教会が再びサタンによって分断の道へ、  今こそ神のことばと信仰へ立ち返る時でしょう。

2030年問題も大きく立ちふさがりそうですが、信仰をもって前進したいものです。

礼拝ではヘブル書も9章に入り、出エジプト後の荒野の幕屋について学び終わりました。本当に本書がユダヤ的なものと、また、自分がいかに異邦人であり旧約聖書を読み飛ばしていたかを痛感しています。理解が進めば、イエス様の仰っていることや新約聖書の理解も深まってきます。これが聖書なんだと!


2024年3月24日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 9:11~16

宣教:「贖罪の日とキリスト」

<本日の理解のヒント>

1.すでに成就したすばらしい事がら(11節)

 シナイ契約で律法に示されてきたことの成就者としてのキリスト 「新しい契約」が到来した キリストの十字架、復活、昇天  信じる者の心を新たにし、キリストの律法を刻んでくださる そしてペンテコステと これらはアロン系の大祭司の「贖いの日」によってではない ヨハ2:18~22  

2.赤い雌牛による(13節)

 これまでの贖罪の日には出てこない、赤い雌牛の灰  これについては民19章  死体に触れることによる汚れからのきよめ 牛は普通、黒かぶち、赤い牛とは? タルムードの中に興味深い記事が  贖罪の日に赤い雌牛を ユダヤ教が踏襲

3.キリストの血によるきよめ(14節)

 鍵ことばは、「血」と「注ぎかける」  「血」の重要性  注ぎだされた血のみが有効

しかし、キリストの死因は、失血死ではない  最後の晩餐のことばが意味するもの

<結論>

キリストの血潮と死んだ行ない


2024年3月16日土曜日

もう13年

  東日本大震災から早13年が過ぎました。復興の度合いには地域ごとのばらつきがあるでしょう。 それにしても早いものですね。原発の処理もまだまだ未知数です。あれ以来どれだけの大きな地震被害が出ていることでしょうか。被災者の方々にとっては、いつも現在なのですよね。今年の元日の能登半島地震もまだまだ大変でしょう。 つらいですね。

 少しづつ温かさが増してきていて、春が近づいているのでしょう。毎日花粉で悩まされています。 土筆は昨年はもうそろそろでしたが、今年はまだです。明日また調べます。土筆から筍とが春の楽しみです。

いよいよ教会も年度末を迎え、教会総会の時期です。 2030年問題も他人事ではなく、当教会もいろんな現実的な問題を抱えている中での総会です。一致と希望の総会になりますように! 

パソコンのトラブル(未熟さ)でご迷惑をおかけしています。

明日の礼拝も主の臨在と祝福の中で行われますように!

2024年3月17日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 9:1~10

宣教:「祭司の奉仕と幕屋の限界」

<本日の聖書のヒント>

1.祭司の務め(6節)

 原文では6~10節は長い一つの文。6~7節では、祭司と大祭司の務めの違いを 残りの3節は、その意味が  聖所には祭司のみが 祭司は聖所で何を? 出エジとレビから 

出27:20~21 メノラーの油と芯の交換 香をたく(出30:7~8) 安息日にはパンを供えるパンは12個 意味は?  ルカ1:8~12 ゼカリヤ 

2..大祭司の務め

大祭司には他に祭司とは違う務めが 至聖所での奉仕 年に一度だけ  レビ16:2 大祭司の服装 レビ16:4 血を携えること 2つの奉仕が  アザエルの山羊について 

3.幕屋の限界性

 幕屋は神の啓示による 地上の幕屋は一時的なもの 聖所は祭司を、至聖所は大祭司を 地上の幕屋はレビ的祭司 天上のまことの幕屋はメルキゼデクの位に等しい大祭司を 

<結論>

1.アザゼルの山羊レビ16:21

2.地上の幕屋と天上の幕屋

3. ガラ3:23~26


2024年3月9日土曜日

まだまだ寒い

  先週も書きましたが、今年度は復活祭が二度祝われます。そのため、その前の受難週や年度末の教会総会と慌ただしい日々が続きます。季節ガラ健康もさることながら霊的にも守られて、何とか落ち着いて祈りつつ備えていきたいものです。

 アメリカの大統領選挙も、いよいよ現職と前職との戦いになりそうです。何よりも恐ろしいのは、宗教右派のこともあるですが、この背後で暗躍する闇の力による「分断」です。どちらが当選しても、この分断は解消できそうにはありません。大きな溝を作り、国をだめにしていくでしょう。バビロン化の始まりでしょう。国内でも不誠実な政治家だらけです。 中国といい中東といい、危険が大きい。神の目からすれば。きっとノアの時代と同じでしょね。「いつも、みな、悪いことにだけ傾く」人間は何なのでしょうか?  人にはなにもできないことだけが明かになるだけ。神によらなければ、どうしようもない。

 2024年3月10日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙9:1~5

宣教:「幕屋の至聖所」

<本日の聖書の理解のヒント>

1.至聖所・金の香壇(3~4節)

  聖所の位置関係の確認  聖所の奥の入り口に『第二の垂れ幕」が  「第一の垂れ幕」というものは出てこないが、幕屋の入り口の垂れ幕  第二の垂れ幕の後ろには「至聖所」(聖の聖、holy of holy)が 至聖所のには、2つのものが ①金の香壇 ②契約の箱 ①に関して2つの疑問が 香壇の位置について 本文では至聖所の中 図では外 どちらが? 至聖所での奉仕が許されているのは、大祭司のみ これに反した王がいる Ⅱ歴26:16~19  もう一つの疑問 出30:1&6からは? ヨセフスによれば、聖所に ソロモンの神殿では中に、と決定しがたい 大祭司のみ レビ16:18 出30:10 から至聖所の外?  大祭司は香壇は至聖所の外にあり、香炉をもって出入りする、とかんがえては?   香壇は、「いのり」聖徒の祈りと深い関係が ロマ8:26~28

2.契約の箱(4節)

 いろんな呼び名が ヨシュ3:3、Ⅱサム15:24、Ⅰ歴15:12   神が幕屋を造るように命じられた時最初に命じられたのが、「契約の箱」  サイズは2,5キュビトx1,5キュビトX1.5キュビト 表面は金で覆われて 中には、二枚の石の板(出25:11~21)    他には、マナの入った金のつぼ 芽を出したアロンの杖(民17章)  贖罪蓋

<結論>

ユダヤ人は4~5歳から聖書を学び始め、12歳で伝承を学ぶという 著者や受け手はそうした背景を持つ すでに幕屋のない時代でも理解が 

異邦人のわれわれには、どう関係するのか?


2024年3月2日土曜日

弥生に

  年を取るにつれて時が過ぎるのが早くなってきているように思います。あっという間に、はや三月弥生です。事務処理が滞っていていろいろとご迷惑をおかけしていることも多々あり誠に申し訳なく思っています。 もうしばしお待ちください。 教会の中でもいろいろ変化があります。これから新年度に向けても慌ただしくなっていくことでしょう。 今年度は年度末の主日が復活祭(イースター)ということもあり、伝道礼拝をおこないたいので、教会総会を繰り上げなければなりません。 いろいろとスムーズに進めなければ、と思って気を引き締めています。 教会の今後のことも大きな祈りの課題です。 次年度からと考えていることも、なかなか進んでいません。目の前の一つ一つを進めていくしかないのですが・・・。

世のニュースも国会議員の不祥事で、不正直、不真面目でいい加減差だけが目立ち、悲しくなります。罪びとの姿が浮き彫りです。 こんな人たちにこの二本を任せておけるだろうか?と、きっと多くの方が思っておられるでしょうね。 どうにもできない、どうにもならないもどかしさだけが募ります。 そのせいか?大谷翔平選手だけが明るい話題になっています。これはこれでどうなのかな? 

礼拝で取り組んでいるヘブル書は、さらに難解なところへと進んでいきます。それだけに理解が進んだ時の感動があるのですが、実に大変です。 本日からは、幕屋についてになりますが、字面からだけではわからないことばかりで、写真等を用いていきます。これらがいかにキリストと結びつくか。楽しみですよ。 イエス様のことばや黙示録がこういう意味だったのか、と感動です! 楽しみにしてください。


2024年3月3日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 9:1~10

宣教:「より優れた幕屋」ヘブ(55)

1.荒れ野の幕屋(1節)

 聖書の章・節の区切りは後代の人工的なものゆえ、便利な反面妨げにも 9章は8:13の続きである

「新しい」というのは、教会向けではない 古いものを持っているユダヤ人向け 古い契約は、天の写し、影、型に過ぎず、不完全 神がそれに代わるものを 幕屋…出エジプト後の荒野で造るように命じられたもの 詳細は出エジプト記   出エジ25:8 民の自由意思により とどめなければならないほど

2.幕屋の概要(1~2節)

 ユダヤ人ならだれもが知っているの詳しい内容はないが異邦人には?  著者の意図知るためにも理解を進める 幕屋の構造の解説 庭 聖所 至聖所 の解説 

3.聖所(2節)

 聖所の内部 机 燭台(メノラー、七枝の燭台)

<結論>

神が幕屋をシナイ契約で示されたわけ 天にあるまことの幕屋の「写し」「影」『型」