2022年12月31日土曜日

新年礼拝

  ついに2023年が明けました! 希望をもって迎えられたでしょうか。 今年は元旦が新年礼拝で聖餐式も、なんという素晴らしいスタートでしょうか。 クリスマス礼拝は寒波の影響もなく迎えられ、久しぶりにお会いできた方も来会され、楽しいひと時になりました。人形劇やミュージカル・ベルも!   そして新年も穏やかに始まりそうで、感謝ですね。  今年こそはもっと自由に活動ができる年になってほしいものですね。 

新年最初の礼拝説教は、久々に人物説教にしました。

2023年1月1日主日礼拝式次第

前奏 

招詞  詩18:2~3

讃美    546

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美   412

聖書  ヨハネの福音書 1:35~42

宣教  「シモンからペテロへ」

讃美   280

聖餐式 (205)

頌栄   541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.ペテロ

  ペテロは本名ではなくあだ名 本名は?・・・ヨハ1:41~42 イエスによる 古代イスラエ  ルにおいては、ファミリー・ネームはなく、父親の名前で  バル~=~の子 バルヨナ=ヨナ(ヨハネ)の子  12弟子の中にもう一人のシモンがいる   兄弟はアンデレで妻帯者(マル1:29~30)  元々ベツサイダの漁師 後にはカペナウムへ  訛りの強いアラム語(マタ 25:73

2.前代未聞の信仰告白へ

 ヨハネ=バプテスマのヨハネ  ケパ(アラム語)=ペテロ(ギリシャ語)で「岩」 使徒4:13で「無学の普通の人」「無学の」=正規の律法の学びの訓練を受けていない人   イエスとの生活の中で数々の奇蹟も体験しながら、信仰に目覚めていき前代未聞の信仰告白へ ピリポ・カイザリア出の信仰告白へ マタ1:16~19 二つの「岩」 違った2種類のことば  「この岩」=Ⅰコリ3:11 教会の土台はキリストという岩盤の上で、真の教会はペテロの信仰告白を持っている 

3.挫折と回復

 シモンの性質は、直情型熱血漢 ピリポ・カイザリアの信仰告白の直後の大失敗  イエスの弟子団の中で最年長者 弟子たを代表して質問を(マタ18:21)、忠誠を誓い(ヨハ6:66~69)、献身を表明(マル10:28)  半面彼は臆病者で不安定  その例 イエスを3度否む そこからの回復はイエスの祈りと愛(ルカ22:31~32)   回復(ヨハ21:15~17)  後使徒の働きに 

聖書外の伝承・伝説がたくさん Quo Vadis ,Domine 逆さ十字架 

<結論、適用>

1.神の賜物はキリストによって開花する

  ヨハ1:42 「あなたは今はシモンだが、後にケパと呼ばれるようになる」

  神の与えたもう賜物はキリストによってのみ実を結ぶ

2.アンデレの優れた役割

  キリストを先に知った者のアシストが

 

2022年12月24日土曜日

クリスマス礼拝

  急激な寒波で豪雪となり、あちこちで大きな被害が出ています。(愛媛でも腰までの積雪だとか)ホワイトクリスマスは、歌や映像ではいいものですが、身近だと大変迷惑なものです。奈良でも金曜日には初雪でした。 これが週末から日曜日にまで続くと、クリスマス礼拝にも影響が出て来会者にも影響が出るのでははないかと、心配していました。 何とか杞憂ですみそうです。ホッ!! いよいよ待ち望んだクリスマス礼拝です。礼拝は伝道礼拝で、「こどもの時間」もスペシャルバージョンです。短期間でしたが、姉たちの懸命な思いとご協力でここまで来たこと、感謝です! 多くの方々とともに祝いたいものです。 心からの賛美と喜びがあふれる礼拝に!

2022年12月25日降誕日礼拝式式次第

前奏

歓迎/挨拶

讃美    98

主の祈り

祈祷

使徒信条

讃美   108

感謝祈祷

献金

讃美   114

聖書  ヨハネの福音書 14:27

宣教 「わたしの平安をあなたに!」

讃美   121

こどもの時間(特別バージョン)

頌栄   544

祝祷

報告


<本日の要点>

1.世が与える平安

 「平安」とは? 辞書をもとに経験からすると、「問題がない、争いがない」だが、現実はみな不安を抱えている 懸命に問題解決を求めるが  対症療法でしかない   我々を取り巻いている「不安」は3つに分類できる ①社会的・環境的不安 ロシヤのウクライナ侵攻、豪雪等々  ②肉体的・健康的不安 COVID19による病や死等  ③心理的・精神的不安・・・人間にとって根本的・根源的な問題 罪と死の不安 

2.イエスの平安

 世の与える「平安」とは異なる「平安」の約束・・・地からのものではなく上からのもの、如何なる状況においても決して奪われることのない「平安」

3.約束の根拠

 神を離れた人間の悲劇 神を信じないだけではなく無視することが、敵対することに 平和を失い さまよう そこに神の介入が


2022年12月25日降誕日礼拝式式次第


前奏


歓迎/挨拶


讃美    98


主の祈り


祈祷


使徒信条


讃美   108


感謝祈祷


献金


讃美   114


聖書  ヨハネの福音書 14:27


宣教 「わたしの平安をあなたに!」


讃美   121


こどもの時間(特別バージョン)


頌栄   544


祝祷


報告




<本日の要点>

1.世が与える平安

  「平安」とは? 辞書をもとに経験からすると、「問題がない、争いがない」だが、現実はみな不安を抱えている 懸命に問題解決を求めるが  対症療法でしかない   我々を取り巻いている「不安」は3つに分類できる ①社会的・環境的不安 ロシヤのウクライナ侵攻、豪雪等々  ②肉体的・健康的不安 COVID19による病や死等  ③心理的・精神的不安・・・人間にとって根本的・根源的な問題 罪と死の不安 


2.イエスの平安

 世の与える「平安」とは異なる「平安」の約束・・・地からのものではなく上からのもの、如何なる状況においても決して奪われることのない「平安」


3.約束の根拠

 神を離れた人間の悲劇 神(kuないだけではなく無視することが、敵対することに 平和を失い さまよう そこに神の介入が 神の御子が人とし 罪のないお方がすっべての人の罪の身代わりとして十字架に 三日目に復活  新しい命への招き・・・今もその効力は有効 





2022年12月17日土曜日

大寒波が

  待降節第四週になりましたが、今年一番の大寒波が襲ってきましたね。 ホワイト・クリスマスのところもあるとか、映像で見るのはいいけど、身近に起こると大変です。 いよいよクリスマスを目前になってきました。楽しみです! コロナとインフルエンザの流行もある中でのクリスマスですが、楽しいクリスマス礼拝を迎えたいものです。「クリスマス礼拝を楽しみにしています!」というご連絡をいただいたりして、励まされています・・・ 毎週の講解説教ではなく、わかりやすい説教を目指して準備中です。久々のミュージカル・ベルもこどもの時間も特別バージョンを予定しています。 みな元気で来会できることを祈っています。 


2022年12月18日待降節第四主日礼拝式

前奏

招詞   詩65:4

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  97

聖書  ヘブル人への手紙 2:1~4  ヘブル(7)

宣教   「第一の警告」

讃美  262

頌栄  543

祝祷

報告


<本日の要点>

1.教えから実践へ(1節)

  2;1は1章の続き 「ですから」とは、御子の至高性に基づいての必然的結論。  講義と説教との違いは、適用があるかないか! ヘブル書は牧会的であり、かつ説教的 1章の教理に基づいての適用が展開される。(パウロ書簡同様)  ヘブル書は、5つの警告文がある。ここと2:1~4、3~4章、5:11~6:20、10:19~39、12章

2.第一の警告文

 ここには、ラビ的教授法・・・小さなものから大きなものへ  2つの啓示を 小さな「律法」でさえも破るなら厳しいさばきが それなら大きな価値のあること、御子を通して与えられたものなら、なお厳しいさばきはまぬかれない  1節には2つのかぎ言葉  どちらも的確な訳語は難しい  「しっかり心に留めて」 「押し流される」   航海用語で考えると一番わかりやすい!

「押し流す」は新改訳聖書の脚注では。LXXで箴言3:21とある。 箴言の「見失う」を著者は念頭に置いてこの手紙を書いている。 何かですぐに神から離れるよりも、日々少しづつ気づかないうちに(?)離れていく危険性がある。

3.中間時代

 旧約と新約の間には、400年間 ・・・中間時代、無啓示時代  この間に、サドカイ派、パリサイ派、律法学者、熱心党、会堂等々が誕生してくる。 第二神殿時代と重なる この間に、御使いがことさらに高い地位に置かれる。  使徒7:53、ガラ3:19 

<結論>

1.みことばは応答を求める 

2.中間時代は聖書には出てこないが、聖書の理解を大いに助けてくれる。

3.牧会的・・・よいこと励ましばかりだけでなく、霊的危険性の伝える 蒔いた種は刈り取る

2022年12月10日土曜日

アドベント第三週へ

 待降節も第三週に入りました。またクリスマスに近づいてきましたね。巷では楽しいクリスマスソングが流れています。 お店ではクリスマスプレセントが並んでいますし、おじいちゃん・おばあちゃんやお父さん・お母さんが選んでいる姿も多くなりました。子どもたちはワクワクしてきていることでしょう。 教会もこれからが本格的になりもっとわくわくしてきます。  ここ数年、コロナ禍で思ったようにお知らせできず、つらい思いをしてきましたが、今年は少し一歩進んでお知らせからお誘いの準備に入りました。  ひとりでも多くの方に来会していただきたいものですね。

 目を世界に向ければ、紛争、戦争、気象異常の食糧危機等、分断、分裂と悲しい現実は少しも改善されてはいません。 まことの光なるお方以外には、真の平和、安息はないのです。    国内では、旧統一教会問題が少しだけ前進したのでしょうか?専門家からすると、問題だらけで実質的には実行力に乏しいそうですが・・・ 宗教法人格のはく奪の推移も気になるところです。


2022年12月11日待降節第三主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩134:1~3

讃美   546

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美    95

聖書  ヘブル人への手紙  1:7~14

      ヘブル(6)

宣教   「御子について」

讃美   345

頌栄   542

祝祷

報告


<本日の要点>

1.変わるものとかわらぬもの(7節)

  ここでも引用箇所や誰のことばか、触れられてはいない。周知の事実かそれよりも内容に重点があるのか 5~7節は、御使いにに関するもの 7節はその最後 詩104:4からの引用 この詩編の背景の理解が大切 神は自然現象を用いてみこころ、目的を遂行される しかし、詩篇では、「御使い」には触れてはいないのに、ヘブル書では??LXXからの引用 翻訳上の問題点   1世紀のユダヤ人たちは、「御使いたちは、風や炎と一体化して神に仕える」と考えていた  変わるものと変わらぬものとの対比 どちらがすぐれているか?

2.御子について(1)(8~9節)

 御子については御使いの時よりも長い! 詩45:6~7からの引用 この詩編は「王の婚姻の歌」  前半は王に対して、後半は王妃に対して ヘブル書の引用は前半部 すると驚きの内容に?  この鍵は「ダビデ契約」  ロマ1:3    「喜びの油」  「あなたとともに立つ者」 3:14 

3.御子について(2)(10~12節)

 詩102:25~27からの引用 (新共同訳では、26~28節)  表題から「嘆きの歌」  著者は、詩篇の作者が神に訴えたものを御子に対することばとして  マソラ本文ではなくLXXからの引用  「主よ」という呼びかけが   

4.御子について(3)(13~14節)

 詩110:1から 「王の即位式」が背景  新約では、マル12:35以降でイエスが律法学者へ  使徒2:33~36 御子はどこに?   9:28


<結論>

・メシヤ詩篇  ・ヘブル書の著者の方法 


2022年12月3日土曜日

師走に入った

  師走に入って急に寒くなってきました。これ本来の寒さなのでしょうか? だとしても身体はついていきません。 そうした中で、待降節に入ってろうそくの灯の二本目が光り始めます。少しづつ明るくなってきて、心がワクワクしてきます。 今年は教会の飾りつけもご協力をいただいて、きれいになりました。 クリスマスって本当に素晴らしい嬉しいひと時ですね。この喜びを一人でも多くの方と分かち合いたいものです。   今週は奈宣教の「県民クリスマス」もクリスマスに先立って開催されます。 また教会の準備も少しづつ進めていかなきゃ!! 

2022年12月4日主日礼拝式次第 (待降節第二主日)

前奏

招詞   詩 96:7~10

讃美    21

主の祈り

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美    96

聖書  ヘブル 1:6  ヘブル(6)

宣教   「信頼できる神のことば」

讃美   188

聖餐式  (205)

頌栄   541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.引用の根拠は?(6節)

  6節の問題点の二つ目は・・・ 引用箇所はどこか? 新改訳聖書の脚注では、申命記32:4となているが、実際に開いてみても見当たらない。 ただし、脚注では七十人訳(LXX)とある。  「聖書は誤りなき神のことば]・・・福音派の信仰 だが、原典にのみ言えることしかし、原典は現在存在しない! 懐疑主義者の攻撃材料となる そこで、聖書の歴史をたどってみると驚きが! 聖書はおよそ40人の著者により1,500年程を経て成立。モーセの五書は契約の箱に ダビデ・ソロモン時代には神殿の内堂に(Ⅰ列王8:6) 祭司たちに守られて(Ⅱ列王22:8) ヒゼキヤ王の時代にソロモンの箴言、イザヤ、ホセヤ、ミカ書等が加えられるさらに預言者の書も 北も南も捕囚の憂き目を BC538年捕囚から帰ってきた祭司エズラはすべてを集めて第二神殿へ  神の摂理! ヘブル語聖書へ  

2.ヘブル語聖書の写本と信頼性

 新約時代は口伝で 使徒の権威が エペ3:11~13  Ⅱペテ3:16 パウロ書簡を霊感されたものと 現存する最古のヘブル語聖書の写本は10世紀(ユネスコ認定)・・・アレッポ写本 書簡も写本で

「死海写本」(1947年 クムラン洞窟された972の写本群 ヘブル語聖書や聖書関連のもの、エッセネ派のもの)この聖書がBC250年~BC70年頃のもの  これとアレッポ写本とほとんど同じ 我々の旧約聖書の底本は、マソラ本文  ヘブル語が死語になってからマソラ学者によって正しい読み方を工夫して5~7世紀に完成したもの 

3.七十人訳聖書(LXX)セプツトウアギンタ

旧約聖書と新約聖書との間には、おしょそ400年間の中間時代が    イスラエルの歴史から  アッシリヤ・・バビロン・・メド・ペルシャ・・・ ローマ  ディアスポラ(捕囚以来の離散の民)は、ユダヤ人としてのアイデンティティはあっても、ヘブル語の読み書きができないギリシャ語とギリシャ文化で生きている  ヘブル語聖書のギリシャ語・・世界最古のヘブル語聖書の翻訳(BC3世紀からBC2世紀) 使徒6:1の問題…ヘブライイストとヘレニストの問題 

ヘブル1:6の引用はLXXからのもの ソラ本文にはない、欠けている しかし古いほうにあるので、本来はあったと考える方が妥当 著者はLXXを用いている 

<結論>

聖書信仰の確かさ 健全な聖書の解き明かしと単純な聖書信仰のすばしさ!感謝!!