2022年12月3日土曜日

師走に入った

  師走に入って急に寒くなってきました。これ本来の寒さなのでしょうか? だとしても身体はついていきません。 そうした中で、待降節に入ってろうそくの灯の二本目が光り始めます。少しづつ明るくなってきて、心がワクワクしてきます。 今年は教会の飾りつけもご協力をいただいて、きれいになりました。 クリスマスって本当に素晴らしい嬉しいひと時ですね。この喜びを一人でも多くの方と分かち合いたいものです。   今週は奈宣教の「県民クリスマス」もクリスマスに先立って開催されます。 また教会の準備も少しづつ進めていかなきゃ!! 

2022年12月4日主日礼拝式次第 (待降節第二主日)

前奏

招詞   詩 96:7~10

讃美    21

主の祈り

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美    96

聖書  ヘブル 1:6  ヘブル(6)

宣教   「信頼できる神のことば」

讃美   188

聖餐式  (205)

頌栄   541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.引用の根拠は?(6節)

  6節の問題点の二つ目は・・・ 引用箇所はどこか? 新改訳聖書の脚注では、申命記32:4となているが、実際に開いてみても見当たらない。 ただし、脚注では七十人訳(LXX)とある。  「聖書は誤りなき神のことば]・・・福音派の信仰 だが、原典にのみ言えることしかし、原典は現在存在しない! 懐疑主義者の攻撃材料となる そこで、聖書の歴史をたどってみると驚きが! 聖書はおよそ40人の著者により1,500年程を経て成立。モーセの五書は契約の箱に ダビデ・ソロモン時代には神殿の内堂に(Ⅰ列王8:6) 祭司たちに守られて(Ⅱ列王22:8) ヒゼキヤ王の時代にソロモンの箴言、イザヤ、ホセヤ、ミカ書等が加えられるさらに預言者の書も 北も南も捕囚の憂き目を BC538年捕囚から帰ってきた祭司エズラはすべてを集めて第二神殿へ  神の摂理! ヘブル語聖書へ  

2.ヘブル語聖書の写本と信頼性

 新約時代は口伝で 使徒の権威が エペ3:11~13  Ⅱペテ3:16 パウロ書簡を霊感されたものと 現存する最古のヘブル語聖書の写本は10世紀(ユネスコ認定)・・・アレッポ写本 書簡も写本で

「死海写本」(1947年 クムラン洞窟された972の写本群 ヘブル語聖書や聖書関連のもの、エッセネ派のもの)この聖書がBC250年~BC70年頃のもの  これとアレッポ写本とほとんど同じ 我々の旧約聖書の底本は、マソラ本文  ヘブル語が死語になってからマソラ学者によって正しい読み方を工夫して5~7世紀に完成したもの 

3.七十人訳聖書(LXX)セプツトウアギンタ

旧約聖書と新約聖書との間には、おしょそ400年間の中間時代が    イスラエルの歴史から  アッシリヤ・・バビロン・・メド・ペルシャ・・・ ローマ  ディアスポラ(捕囚以来の離散の民)は、ユダヤ人としてのアイデンティティはあっても、ヘブル語の読み書きができないギリシャ語とギリシャ文化で生きている  ヘブル語聖書のギリシャ語・・世界最古のヘブル語聖書の翻訳(BC3世紀からBC2世紀) 使徒6:1の問題…ヘブライイストとヘレニストの問題 

ヘブル1:6の引用はLXXからのもの ソラ本文にはない、欠けている しかし古いほうにあるので、本来はあったと考える方が妥当 著者はLXXを用いている 

<結論>

聖書信仰の確かさ 健全な聖書の解き明かしと単純な聖書信仰のすばしさ!感謝!!

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