2024年5月25日土曜日

台風発生か

  地球温暖化が進んできています。梅雨前線の発生もあり、いよいよこれから梅雨入りでしょうか? 気象衛星等の情報で気象の予測これまで以上に正確になってきています。 今年もいよいよ台風の発生時期になりますが、線状降水帯ということばも耳慣れしましたが、今年も大きな被害をもたらす可能性があります。 人口雨の研究も進んでいるとか、砂漠化対策につながるといいのですが・・・天気のコントロールが果たして人にできるのでしょうか?  これから猛暑へ向かうなかで、電気等への政府の援助も終了するとか、いったいどうなることでしょうか?  また、各地で行われている戦争のせいで温暖化も進み、人の命も奪われている・・・神様から委ねられたこの地球の管理からはほど遠くなってきているようです。悲しい現実だけが降りかかっています。 今の自分たちのことばかりではなく、子や孫の、いやそれ以降の人類(キリストの再臨がもっと先という前提で)のことを考える責任が我々にはあるように思いますが・・・人類の英知が良いほうに用いられるといいのですが。 

  教会の宣教も同じです。神を信じる者というものも今の自分が祝福されることばかりになり、キリストの大宣教命令とは正反対のほうへ向いていることを忘れているのでは? 神に大いなることを期待しろ!といった人もいますが、あまりにも自己中心の信仰というものが横行しているのではないでしょうか? 神の本当の祝福とは何でしょうか? 自己吟味する必要があるでしょう。 

 ヘブル書も、著者のレビ的祭司に勝るキリストの唯一の完全なる贖いの議論も終盤に差し掛かってきました。 もう一息です

2024年5月26日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:5~10

宣教:「メシヤ預言の詩篇から」ヘブ(65)

<本日の理解のヒント>

1.完全ないけにえ(4~7節)

 キリスト者にとってごく当然のキリストの贖いだが 当時のユダヤ人にとってはどうか?  パウロの異邦人伝道に対するユダヤ主義者の反応 エルサレム会議へ その結果「聖霊と私たちは・・・一致しました」と ユダヤ人の意識は、モーセの律法からは離れられない 効力のない動物のいけにえから効力のある唯一のキリストのいけにえ 詩篇40篇からの引用で  地上と天の比較  自発的ないけにえ  ピリ3:6~9

2.メシヤ預言(5~7節)

 ダビデのことばだが、メシヤにしか当てはまらない 聖書のある巻・・・モーセの律法の書  6節 律法は神の啓示の書と同時にキリストの生涯も ヨハ5:46 

3.みこころ(6~10節)

 キリストの受肉の目的の宣言  2つの側面 ①否定的面 ②肯定的面   「言われた」は完了形 この意味するものは! キリストのことばの裏付け  「からだ」の強調は2:14~16を 「聖なる者」とは  一回性と完全性の強調!

<適応>

1.神のみこころ  2.キリストのみ神への道


2024年5月18日土曜日

ペンテコステ

  五月とは思えない気温が続いていますね。半袖の人もよく見かけます。ユダヤの三大祭のうち春の祭りの過ぎ越しの祭りに続いて本日は五旬節です。 神様の遠大なご計画で、その意味するキリストの教会も復活祭とペンテコステと受け継いています。 誰も思いつかなかった方法で、聖霊の働きで教会が誕生するとは! キリストの教会は聖霊様の働きなしにはあり得ませんが、父なる神様、イエス様と違って正しく理解されていない、それどころかむしろ不明確にして混乱しているように思えます。  個人的には聖霊に関する本やテープをむさぼるように求めてきましたが、今となって思うのは結局聖書に戻ってきました。 聖書ほど的確にまた、具体的に聖霊の働きを記しているのはないのですから。使徒の働きの講解を通してまた福音書を通して学ぶことが大きかったように思います。 かつてはカリスマ派的なものを求めたこともありましたが、ようやく健全なことろに落ち着きました!

 神学校の「教会史」の学びで、使徒の働きを通して①教会の本質 ②教会の目的 ③教会の教理 ④教会の活動 ⑤教会の儀式 ⑥教会の政治 ⑦教会の前進のための手段 を整理する、という課題が出されました。 当時はよくわからないままでしたが、今はこれがどれだけ確かで確実なものかよくわかります。

 教団教理の教会論ではなく、聖書の語る「教会」を直接学ぶこと、これが一番なのだと。 実際使徒の働きの講解説教を通して、この課題の重要性がよくわかりました。 聖霊の働きと主の教会の理解が一致しなければ、どんな教会の一致もむなしいことが・・・   

 教会の将来を祈りながら、今できることを模索しています。今年の教会の主題は、「宣教」ですが、まずは、教会に集っている幼子たちに、まず信仰の継承を願い、今の「こどもの時間」から「教会学校」へと移行していくことにします。 予定よりも少し遅れましたが、教理の学びを終えた兄姉の協力のもとに、礼拝の前に「教会学校」を6月から再開することにします。 祝されますように! 聖霊様が望まれますように! 主よ来たりたまえ!

2024年5月19日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:4~10

宣教:「完全ないけにえとなるために」ヘブ(64)


<考えるためのヒント>

1.律法におけるいけにえ(4節)

 レビ的祭儀制度は神からのもの レビ記の4ついけにえとその意味は その実践のために祭司が 人の罪性が災いに  同じ物を繰り返しささげる

2.神を満足させる完全ないけにえ(5~7節)

 これまでの論証にさらに、神が喜ばれる完全ないけにえ、とは何かを詩篇から ヘブル語の詩篇とヘブル書の引用との違い  著者はダビデだが  LXXからの引用 詩40:6との違いは 「耳」と「からだ」? 詩40の背景    詩66:13~17  

Ⅰサム15:22  詩51:16~17    ヘブル10:6~7で際立つのは、キリストの自主性 ヨハ10:18

3.キリストの来臨(5~7)

 ヘブル書の著者は。詩40:6~8をダビデのことばとしてではなく、キリストのことばとして引用  ヘブル10:5 「ですからこう言われました」 の「言われました」を過去形にするか現在形にするか? 

<結論>

1、新しくされていることの意識

 本書は、古いものを引きずりながら、完全に新しくなりきれていない人が対象 適用は

2.礼拝について



 

2024年5月11日土曜日

母の日です

  今日は「母の日」です。教会学校から始まったと言われるすばらしい行事です。 個人的には母を天に送ってからというもの、後悔先に立たずです。 もっといっぱい母になにかをしてあげればよかった、と後悔をする日です。 一人っ子ということもあり、愛を注いでくれたのに、親の心子知らず、と当時は何にも気づかず、きっと母を悲しませたことでしょう。申し訳ないです。  ただ、同じ信仰をもってくれたこと・もう一度会えるという希望であり、親孝行でしょうか。  お母さんがお元気な方には、今が最高のチャンスですよ、と言いたいですね。   このところ連日の夏日で、季節感が狂ってしまいますが、つつじがきれいに咲いていますね。 一色ではなく色とりどりできれいです。神様の絵具箱が素晴らしい!

静かに時がすすでいる中でも、世界中は混乱がますます進んでいますね。ロシアではプーチン大統領の5期目が始まり、ウクライナに対して一層攻勢に出てきました。無人のドローンという、人間の良心すらごまかせるもので多くの命を奪う。 また、イスラエルのガザへの攻撃に対して、バイデン大統領の発言も、トランプ氏の発言も次の大統領選挙に向けて国内を二分しそうですね。 平和とははんたいですね、悲しい。 主よ来たりたまえ、と祈るばかりです。

 礼拝説教もいよいよヘブル人への手紙も10章に入ります。長かった著者の教理による説得もあとわずかです。本当に著者の聖書理解の驚かされますし、素晴らしい教理の展開にも。それと同時に、いかにヘブル人の聖書理解とはかけ離れたところでの聖書理解しかしてなかったと気づかされています。今は以前よりも聖書が理解でき神様のもとに近づけたかな? 感謝なことです。

2024年5月12日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10章1~4節

宣教:「後に来るすばらしいもの」ヘブ(63)

<ヒント>

1.信仰の目(1節)

 ユダヤ人は聖書の前半の旧約聖書だけでメシヤを 異邦人は聖書の後半の新約聖書から、いわば解決編からイエスをメシヤと これだけの差がヘブル書が難しい理由 解決編だけで十分だと旧約なしでもいい、なんて考える人も  大きな損失が  そのため、このヘブル書の著者の、教理展開が難しく感じるが、著者と受取人との間では実にスムーズ パウロも旧約聖書からイエスをメシヤと 福音の理解へと 旧約聖書を丁寧に学べば、解決編に至る! すばらしい宝石が 「律法には後に来るものの影」が その実物、実体へ 素晴らしいものだと レビ的祭司制度では到底到達できなかった、すばらしい実体が!

2.影と実物(1節)

 ここでの「律法」とは、モーセの律法の中の犠牲制度、祭儀制度の事 神への「道しるべ」 食べ物、飲み物、祭りや安息日の規定  コロ2:16~17  「後に来るすばらしいもの」キリストによる罪の完全な赦しの恵み 10:37 6:5 ヘブル的思考では。未来のことではなく、事態の未完了 「実体」=「真のかたち(口語訳)」 コロ1:15~19   ピリ 2:6~11

3.信仰によって(2~4節)

 古い契約の制度では、罪の完全な解決には至らない 日々のいけにえと「贖いの日」の繰り返し 律法自身が不完全性を  3節の「思い出す」=神の怒りの対象  旧約の人々も 詩篇51:16~17  「キリストの血のみ」

<結論>

1.古い契約下と新しい契約 2.罪の赦し  3、なぜレビ的祭儀制度が?


2024年5月4日土曜日

こどもの日

  ゴールデンウイークも後半になりました。予報もずれて、まるで夏のような日々です。中三日の休みを取ると、10連休にもなる人もいるそうです。そのせいかたくさんの方が移動されていますし、円安のせいもあるのでしょうか?インバウンドも多いようです。 能登半島では正月の帰省で地震の被害に遭われた方もいらっしゃたようですが、渋滞等もあり旅先や帰省先で事故などがないといいのですが・・・ただでさえ少子化と言われているのに、あちこちで子供たちの事故が相次いでいるのが悲しいです。 皆健やかに育ってほしいものです! 今日は「こどもの日」です。

  個人的には近場だけで過ごし、タケノコ掘りくらいかな、とはいえ今年はとれないな、雨上がりだからと期待しても今のところは僅かです。 海水温の上昇で貝採りもできず、タケノコもだめなら、楽しみがな~い。悲しいな!

 教会学校への移行に向けて少しづつ準備が進められています。子供たちの成長に合わせた聖書と教材の準備、年間スケジュール、スタッフ悩めるところです。 6月開始を目指していきます。 

ユダヤの律法では、少年は5歳で聖書の学びを始め、10歳になると律法の伝承の学び始めるべきと規定していた(『パウロの生涯と神学』)ようです。世の教えの影響を受ける前に、神のことばを中心に置けるようにしたいものです。 辛いことですが世界には、学ぶ権利も奪われている子どもたちもたくさんいます・・・

 中東戦争は打開策があるといいのですが…立場や主義主張の違いがあり、難しいかな? イスラエルを取り巻くアラブ諸国からのイスラエルの攻撃も続いているようです。一度負けると国家消滅という危機感がある国とそうでない国とでは意識も対応も大きく違うでしょう。何とも言い難いです。 とはいえすべてが守られて自由に礼拝をささげられることに感謝を覚えて臨みます。 良き礼拝となりますように! ひとりでも多くの方が参加できますように!


2024年5月5日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 9:23~28

宣教:「死の後の希望」

<理解のヒント>

1.キリストが天の幕屋へ(23~26節)

  地上の幕屋、レビ的祭司祭儀は、天の写し、影、型 キリストは実体の天の幕屋へ ご自身のためだけでなく、罪びとが神のみ前に出る道を拓く ヨハ14:6 天における2つの面  ①全世界がひれ伏す ②すべての人に仕える姿 マタ20:28 永遠の王と永遠のしもべの姿

2.厳粛な事実(27~28節)

 「人間には一度死ぬことが定まっている」 「死後にさばきを受けること」も  異邦人は「死」が何かわからず、また原因もわからないが、ユダヤ人は違う 「律法では5歳で聖書の学びを始め、10歳で律法の伝承を学び始める」 死とさばきは当然のこと  キリストのただ一度の贖いとの比較へ キリストは死を見なかった、というわけではない しかし罪人とは違う死の意味 イザ53:10~12

3.キリストの再臨(28節)

 キリストのささげものは完璧 神は受け入れ、復活を  キリストの十字架の死、復活、昇天は過去の事実 再臨は未来、しかしいつ起こっても不思議ではない、確実に起こること

これが初代教会の希望であり、すべてのキリスト者の希望

贖いのための誕生とさばきとしての二度目の来臨 さばきの二面 信者と不信者への対応の違い  キリスト者も救われたとはいえ、完全になったわけではない。 Ⅰヨハ1:7~10 

<適応>

1.セカンドチャンスについて

2、過去と再臨の間