2024年7月27日土曜日

パリ五輪が

  ついにパリ・オリンピックが始まりましたね。開会式は雨の中でしたが、これまでにない凄い演出でした。 エコ推進国としていろいろと工夫もしているようです。 開会式を見ている限りは、皆穏やかで楽しそうで、世界各地で戦争をしているなんて、思えません。   皆平和がいいことはわかってはいるのに、政治がらみになると途端に変わる。悲しいことですが・・・とはいえ、参加選手には頑張ってほしいものですね。

 アメリカの大統領選挙は大きな転換点になりましたね。バイデン大統領が辞退して、今後の展開がどうなる事やら。 共和党の支持母体のいわゆる福音派の主義主張よりも、信仰とは正反対の汚い言葉が気になります。

 狭い日本にもかかわらず、東北地方では線状降水帯と梅雨前線の影響で大雨になり、沖縄では台風の被害も、それ以外のところでは、体温を越える温度、猛暑の連続で夜も温度が下がらず、熱帯夜の連続です。バランスよく雨が降ってくれたら、と思うのは私だけではないでしょぅが、人の知恵や力が無力であることを突き付けられるだけです。 これこそが被造世界を委ねられたにもかかわらず、罪の故に制御能力を失った結果ですね。  この暑さのゆえに悲しいかな、水の事故も起こっています。 暑さの故に冷静な判断も狂ってきそうですから、気をつけねば! この暑さの中で今年は、参加者のことを考慮して夏の特別集会は中止を選択しました。 時が良くても悪くとも・・・とはいえ、苦渋の選択です。

 礼拝ではいよいよヘブル書も10章の厳しい警告を終えて、いよいよ11章に入ります。神学や教理ではないので、ホッとする反面、文脈を無視した単なる人物伝になりかねない恐れを覚えています。 鍵ことばである『信仰によって」学びを進めます。11章は、初めはヘブル書の流れから、著者の「信仰」の理解を学びます。 誤った信仰の理解がはびこっていることに気がつくはずです。

2024年7月28日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11章1節

宣教:「信仰とは?」ヘブ(74)


<理解のヒント>

1.信仰とは?(1節)

 1節の定義と6節のことば  「望んでいる事柄」とは? 思い込みやご利益信仰にもなりかねない 『信仰』という言葉は、聖書には521回出てくる 新約(ピストス)では「考えていること」「頭(できれば心にも)あること」  旧約では(エムナ)「忠実」「誠実」・・行動によって明らかになるもの   新約のヤコブ署とパウロ書簡が歴史的にも問題に 世界観の違いによる  力強い生き生きした信仰には、この二つが必要!

2.信仰の2つの面

 信仰さえあれば? ヘブル書の文脈 10:35~36 信仰には、神に喜ばれることと耐え忍ぶ二つの面 耐え忍んだ信者に約束されているもの  ロマ8:24,8;28   神のことば、神の啓示こそが「望んでいる事柄」   イザ55:10~11   ヘブ11:1b  「事実」 ルカ1:1では過去のことだが将来の事、現在のことも  霊的な目、信仰の目で  そんな人が? それが11章の人たち 

<結論>

①信仰とは  ②聖書は神の啓示の書












































































































































































































































































































































































































































 

 



2024年7月20日土曜日

命にかかわる暑さ

  梅雨明けもしていないのに、猛暑と熱帯夜と、命にかかわる状況が続いています。  日々救急車のサイレンもよく聞くようになっています。  暑さと夏休みも重なり、水の事故も増えているのが悲しいですね。涼を求めるのはよくわかるが、危険と表裏一体です。   海水温が高まり、プランクトンが減ってきて海の生物にも大打撃だそうです、やはり、ここ数年貝が採れなくなっていたのもわけがわかります。 自然界も回復を願って苦しんでいるのですね。罪の影響が年々ひどくなっていて、回帰不能点を越えないといいのですが・・・ 神の忍耐の前に、人のなすべきことは?

 台風の発生が今年は遅れています。そのために沖縄周辺の海水温が高まったままだとか自然界の役割は人の理解を越えるものですね。 夕立だとか、涼しい日々が訪れることを願います。国内ではコロナが第11波だとも言われるほど、感染力が強いようです。

アメリカの大統領選挙は、歴代こんなに醜いものだったでしょうか?もう少しは人格者が立候補するものと、勝手に思い込んでいました、高齢者の汚い罵りあいに加えて、暗殺未遂事件と、アメリカを始め世界中がもっと混乱へと進みそうです。」信仰とか福音派とか何の意味もないですね。

 教会とはなんとすごいものを委ねられているのでしょうね。 神の啓示という素晴らしいもの、これに対してどれほど信仰者は真剣でしょうか。  神を信じている、神のことばを信じている、とは言っても、それにどれだけ真剣に理解し従っているのか?神を目に前にしているのか?考えさせられます。 教会の役割はとても大きい。 祈りが聞かれるとか、平安だと、そんな薄っぺらなものではない、神が伝えたいものが響いてくる。この国のために、神が主の教会を置いていてくださっているのだと。 福音を宣べ伝えなさい!

 ヘブル書の信仰の人(「信仰によって」で始まる)を学んでいく中で、気づかされることは実に多い。彼らの聞いたもの、見ていたものは何か?に気づくと実に面白い。旧約聖書が単なる人物伝ではないことを著者は見抜いていたんですね。 『信仰によって』の意味は・・


2024年7月21日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙  10:32~39

宣教:「神の約束と忍耐」ヘブ(73)

<理解のヒントと参考箇所>

1.初めの愛に(32~33節)

 苦難の中の信仰者たち 一体どこの教会か? 使徒の働きから判断 サウロの迫害(AD33  年頃)12章大ヤコブの殉教(AD44年頃)主の兄弟ヤコブの殉教(聖書にはない)からすると、エルサレム教会でhない   ローマの教会か? ネロの迫害(AD64) その前のクラウデオの時には追放令が  結論は出ない いずれにしろ「困難ななか」を激しい戦いをしてきていた、それに耐えた初めの愛をおもいだせ、と 

2.教会の特徴(32~34節)

 教会は様々な偏見と誤解を 聖餐式のイエスのことば 兄弟姉妹 信仰によるによる信仰による 皇帝礼拝の拒否(主=キュリオス)   イエスの呼び名は聖書にたくさん出てくるが、パウロは異邦人伝道において、書館において「主」を強調    聖歌521「キリストにはかえられません」と同じ 迫害されているものへの愛の行動

3.3つの鍵(35~39節)

 過去から現在へ 将来の約束を見つめて必要なのは「忍耐」  「忍耐」とは、我慢ではない 神に対する信仰と忠誠を堅く保ち、神のみこころを行うこと  主イエスの姿    Ⅱペテ3:9、   ハバククの預言   ロマ1:17、ガラ3:11 「義人は信仰によって生きる」   道は2つ 落伍して神から離れるか命を落としてもキリストに従う 後者には「まことのいのちを得る(Ⅰテモ6:12)

<結論>

①天における約束  ②3つの励まし



2024年7月13日土曜日

梅雨末期

  いよいよ梅雨末期に入ったけど、大雨の被害が相次いでいます。松山城の土砂崩れにも驚きです。今までは大丈夫だっただけに、こんな被害が出るなんて誰も考えもしなかったでしょうね。また今日からも線状降水帯が発生するところもあるようで被害が出ないことを願うばかりです。 これから梅雨が明ければ暑い暑い夏が待っているようです。 道を歩いていても、ミミズが干からびていたり・・・人も干からびそう! 熱中症患者も心配です。 

 選挙イヤーと言われる年ですが、前半戦が終わりあちこちで大変な変化が出ています。フランスの極右政党の躍進も心配です。元々は反ユダヤ主義を標榜していて、今は表向きには薄めているようですが、実質的にはどうでしょうか?移民問題とともにどう動くか? イスラエルでは、ガザだけでなく、ヒズボラとも本格的になりそうです。 まさに中東の火薬庫になりそうです。

 コロナ以降経済の冷え込み等で、どこの国もグローバリズムから自国第一主義に進んでいきつつあり、民主主義の限界になってきているのでしょうか? これからの世界はますますバビロン化していくことでしょう。終末へまっしぐらかな・・・黙示録の世界が現実味を帯びてきます。  聖書をどう読むか、そこからキリスト者としての生き方を見出すかが、これからは一層大切になりますね。 キリスト者の役割は?

 ヘブル書の学びを通して、ユダヤ的視点と旧約聖書の理解、そして神の視点、鳥瞰的視点を教えられ感動しています。 神様はこんなことをはじめから教えてくださっていたのかと、また信仰の聖徒たちはそれに気づいていたのかと・・・これまで何と小さい世界と自分の信仰とか教会というこ戸を中心にしか見れていなかったと気づきました。 ますます面白さが増してきました! 聖書って、なんと面白くすばらしい書なんでしょうか!! 神s真に感謝です。


2024年7月14日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:26~31

宣教:「背教者へのさばき」 ヘブ(72)


<本日の理解のヒント>

1.故意に犯す罪に対して(28~29節)

 前回の背教者の直面するものに続いて モーセの律法に規定されている神のさばきに基づいて元のユダヤ教へ戻ろうとしているキリスト者への警告が  モーセの律法でもいかなるいけにえをもってしても赦されない罪が3つある。 ①姦淫の罪 ②殺人の罪 ③冒涜の罪 即死刑                 (申命記17:2~6 民15:29~31) モーセに勝るキリストに反逆する者には? 29節には3tの罪が

2.主のさばき(30~31節)

 人間の復讐と神の復讐との大きな違い 神の復讐の目的は   申32:35と36からの引用  先の25節の勧め  突然教会から姿を消す人たち ①救われていなかった ②救われていて、故意に 文脈 では②   「手の中に陥る」・・・権威-権力に服する  Ⅱサム24:14 Ⅱ歴21:13 主のあわれみ 一方ヘブル書では神の恐ろしいさばきに  主を恐れること


<結論>  

 3つの罪

2024年7月6日土曜日

半年が

  早いもので、今年も早くも半年が過ぎました。元日の能登の大地震から始まり、国内外をも含めて混乱の半年だったと思います。 半年たっても能登の復興はまだまだとか、地形的なものもあるのでしょうか?なかなか進みませんね。ここにも人口減少の影響が出てはいないでしょうか?   円安もますます進んで上半期での倒産も4000件を超えています。明るいニュースはないですね。

 英国は14年ぶりの政権交代だそうです。日本でもその期待はあっても、現実には今の野党にその力があるのか?というと期待薄ですね。  豪雨に次いで猛暑が列島を襲っています。もう40度の声も  発熱どころではない病的です。実際熱中症アラートも出ていて、実際救急車の音も毎日よく聞くようになりました。熱中症の方もたくさんいらっしゃるようですが、救急隊員の方も医療現場も大変でしょうね。 他人ごとではない、自分自身も気をつけねば…とかく生きていくのがつらいですね。早く御国に行きたいな! 

 いよいよ東京都知事も決まりますね。関西にいるとあまり実感はありませんが…。それよりも大阪万博のほうが気になります。かつての大阪万博は、浪人中でしたが、日本中が歌を始めとして大変盛り上がっていたように思います。未来に向けての夢をもたらすものであってほしいですね。

 礼拝でヘブル書を続けて学んでいますが、ユダヤ人同士なら通じ合えることなのに、異邦人にはその背景にまで入っていかないと、著者の意図には近づけません。苦労は多いが、実に得る者も多い。以前は気にも留めず、読み飛ばしていたもからもしれないが教えられることも多い。 今までいかに表面的な聖書の読み方しかしてなかったと痛感しています。そのおかげで日々の通読でも、読み方も変わり、驚かされることも増えました。神様の思いに少し近づけたかな? だといいな。 神を信じてはいても、神様の思いを読み取れなければもったいない。信仰生活もつまらない。気分や感情ではない。安定した歩みができる。そうした例をヘブル書の11章からも大いなる刺激を受けています。いずれお分かち出来ると思います。乞うご期待を!

本日から7月です。新たな思いで聖餐式にもあずかりたいものです。  

2024年7月7日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10章26~31

宣教:「ことさらに犯す罪」ヘブ(72)

<理解のためのヒント>

1.赦されない罪とは?

 信仰をいただいても、まじめな人は罪を犯しやすい自分に嘆く、罪対して敏感になった自然な反応だが。カルト的教会ではこの個所を利用しようしがち・・・「赦されない罪」とは? その根拠は福音書 マル12:31~32 この文脈では、聖霊に関するもの 聖霊の業神の力と認めない、これ  キリスト者には、Ⅰヨハ1:9

2.ことさらに(26節)

 ヘブル書の文脈は、真理を知る知識を得た後 古い契約にとどまっているユダヤ教に回帰するのは矛盾 キリストにとどまりなさい ・・・「赦されない罪」とは無関係  「ことさら」とは?無知からではない故意の行動 祝福などない むしろ悲劇が  旧約時代には様々ないけにえがあったが、今は 一度きりの完璧ないけにえが それを拒むなら 一体何が?

3.背教者の直面するもの(27節)

 ここのさばきは、「肉体の死」 旧約から2つの実例 民16:16~19、16:30~35と民26:10 過失でも無知でもない、故意の反乱 「焼き尽くす激しい火」はAD70のエルサレム陥落か

<結論>

1.赦されない罪について  2.救われた生き方