2024年12月28日土曜日

年末感謝

  2024年も主に守られて最後の主日礼拝を迎えることができました。今年は、コロナや感染症からも守られて、52週すべての礼拝をささげることができた幸いを覚えています。多くのお祈りを感謝しています。いろんな困難にも直面してきましたが、期待をもってこの日を迎えられました。 素晴らしく感謝なことです。  毎年のことですが、クリスマス礼拝が終わるとクリスマスが終わった、と思うのに巷ではまだまだクリスマスムードが続いていました。それが終わると急に年末・新年を迎える準備です。 今年は年末感謝礼拝に続いて元旦礼拝が待っています。元旦には医療関係者で欠席される方もいますが、皆で一同に会して礼拝をささげられる幸いを覚えます。幼子たちにも信仰が継承されますように!切に願います。  

  小中学の不登校児の数が、34万人を越えているとか、これからの日本はどうなっていくのでしょうか?少子化が加速している中で、この国に将来に希望があるでしょうか?聖書の語るいつまでも残るものは信仰と希望と愛、という言葉を覚えます。これが次年の元旦礼拝の聖句です。

 混乱の2024年を終えて、来る2025年はどんな年になるのか?不安と期待が入り混じっています。ウクライナ・ロシア戦争の行方やシリアの今後(内戦にならないことを願います)、イスラエルを取り巻く状況、中国のアジア戦略等様々な課題が山積みです。トランプ氏の政治力が世界を混乱に巻き込むのか、それよりもアメリカ自身の混乱崩壊にならないといいのですが…

今年最後の礼拝も。ヘブル書です。この学びもあってか、以前はつまらなかった列王記・歴代誌の通読が面白くなってきました。人間を知るいい材料ですね。やはり聖書ですね。

2024年12月29日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙11章32節~35節

宣教:「信仰によって(17) 過酷な中で」ヘブ(92)

<本日の理解のヒント>

1.王国の暦の整理(34節)

 信仰の偉人のリストも歴史も進んでバビロン捕囚にまで来た。 しかし、預言者の活動を知るにはイスラエルの歴史を踏まえることが必須。 レハベアムの時に分裂した北王国と南王国の歴史と預言者を知ることで、神様の思いに近づけるかも 北王国イスラエルはソロモンの家臣であったヤロブアムが王に エルサレムの神殿もなく代わりに金の子牛を神とする 以来北王国は偶像礼拝と暗殺の繰り返し しかし神は預言者を しかしBC721年に滅亡  一方南王国はダビデ契約の継承 20人の王中8人だけが善王 BC587にバビロンによって崩壊  イザヤやエレミヤが活動

2.エリヤ(34節)

 「剣の刃をのがれ・・・」は、歴史的にはエリヤが北王国で活動 アハブ王、アハズ王の頃 ヤロブアムの罪に歩む Ⅰ列17~18章 その後はイゼベルとの対決 エリヤからエリシャへ (Ⅱ列2:1~15) 目指すはモーセ五書の教えに国を戻すこと

3.預言者による奇蹟(34~35節)

 「弱い者なのに強くされ」でも思い出すのは、士師記のギデオンかも しかし、歴s的には後の事聖書には出てこないけど、他にもいたのかも しかし信仰者の拠り所が!   次は奇蹟が エリヤツアファテのやもめの話  エリヤトエリシャともに子供の復活が

<結論>

1.奇蹟

2.神は覚えておられる



2024年12月21日土曜日

冬至

 今年も冬至になり、いよいよ年末を感じるようになりました。今年初の大寒波の襲来が!その前には素晴らしいクリスマスがやってきます。好みや状況は違っても、人の心が一番開かれている時でしょう。世界中で福音が届けられますように! 私たちも待ち望んできたすばらしいひと時です。昨年はできなかったご案内を少しですが、配布することもできました。用いられるといいのですが・・・時が良くても悪くても福音を宣べ伝えること、これが教会の使命です。主に喜んでいただける礼拝が、クリスマスが迎えられますように! ただ祈るばかりです。今年は、Ⅰヨハね3:16から「これで・・・愛を知った」というテーマです。雷の子から愛の使徒へ変えられたヨハネのことばをもとに、神の愛を学びます。まだ信じてらっしゃらない方にも届きますように。 地には平和を

 教会学校も次第に軌道に乗ってきました。アナログ的なものよりも、今の子はディジタルのPCを用いたものには、惹きつけられています。時代なんだなあ。いずれにしろ適切に幼子たちの心に、たましいに届きますように、と願います。 

 寒波も強く、インフルエンザ等の流行しているなかですが、楽しいクリスマスを!

2024年12月22日主日礼拝(降誕節礼拝式)

聖書:Ⅰヨハネ3:6

宣教:「これで・・・愛を知った」


1.愛の定義

 愛という言葉は世に飛び交っても、人それぞれ  「神の愛」が理解できない? 聖書の定義は、Ⅰコリント13章の愛の章 キリスト教式の結婚式ではかならず読み上げられるが、いったい誰に? 新郎新婦に? ここの愛と我々の愛とでは、雲泥の差 この愛は条件付き 人が安心できるのはこうした愛ではなく、無条件の愛 愛の章の「愛」に自分の名前を入れると?  ヨハネはキリストの死を通して「愛」を知った、という。

2.愛の実態

 愛は言葉ではなく行動で 愛の章の「愛」はすべて、動詞 愛の本質は、自分にとって最も大切なものを与えること・・これが愛の本質  ヨハネ15:13 Ⅰヨハネ3:16

3.キリストの十字架と愛

 教会の屋根にある十字架 ローマ時代には最も残酷な死刑 ロマ5:6~8 弱い人間が持つ罪の身代わりとしてキリストは自ら進んで十字架に そして三日の後に蘇られた ヨハネ3:16



2024年12月14日土曜日

シリアが

  先週は驚きのニュー氏が飛び込んできましたね、シリアのアサド政権の崩壊です。早く崩壊してほしい、と願っていた政権でしたが、こんなにも簡単に崩壊するとは・・・  かつてのイラクの時にはアメリカとの関係でしたが、シリアは13年余りの及ぶ独裁政権であり、激しい弾圧の反体制派との内乱です。 約40万人の死亡者と690万人以上の難民を生み出しました。 これから露わになるでしょうが、ナチスにも匹敵するような激しい、おぞましい弾圧でした。これには、アサド政権を支持してきたロシヤがウクライナ戦争で精いっぱいで、レバノンのヒズボラもイスラエルとの戦いで、イランも手が出せない状況、と驚くべきことが重なったことが要因でしょうが、聖書の世界では、こうして神様のご計画の中で起こってきたことでした、これを思い出しています。大国も神をないがしろにすれば、神は敵国を用いてでもさばかれることを思い出させます。今後民族も違い主義主張の違う反体制派が、うまく国家を形成してくれるといいのですが・・・

 被団協のノーベル平和賞受賞は良かったですね。唯一の被爆国であり、被害者たちの核廃絶の願いが世界のうねりとなることを願います。核の恐ろしさを知っているだけに、日本政府ももっと真剣に取り組まなければならないでしょう。まずは日本からでしょう。

 アドヴェントも第三週に入りました。いよいよ次主日はクリスマス礼拝です。一人でも多くの方に福音を、と願っています。お祈りください。礼拝ではヘブル人への手紙ですが。11章の信仰によってで、旧約聖書やイスラエルの暦等テキストの背景になるものを深堀しています。これで少しでも、旧約聖書が面白いと思ってくだされば、うれしいのですが。

 2024年12月15日主日礼拝式次第 

聖書:ヘブル人への手紙 11章32節~34節

宣教:「信仰によって(16) ダニエル}ヘブ(91。

<本日の理解のヒント>

1.ヨシヤ王の後(33節)

 「ししの口をふさぎ」は士師記のサムソンを考えるかも知れないが、文脈からは王国時代を終えているので別人を考える。それはダニエルでしょう。そこで、ダニエルの時代背景はというと、南王国末期 ダビデ王朝の20人の王の中で8人だけが善王。その最後の善王はヨシヤ 8歳で即位 北王国の滅亡から早80年が経過 主の目にかなう歩みを(Ⅱ列22:1~2)  宗教改革を アッシリアとの戦いのために北上してきたエジプトの王パロ・ネコとの戦いで、メギドで死亡 次に即位したのがヨシヤの第四子エホアハズ 次は異母兄弟(次男)のエルヤキム(後にエホヤキムと改名される)  アッシリアが新バビロニアにより滅亡(BC612)   エホヤキム王の頃にバビロン捕囚となった一人がダニエル

2,ししの口をふさぎ(33節)

 ダニエル・・・ユダ部族の青年貴族  彼と3人の青年 夢と幻が神の当時の啓示の方法 バビロニアの将来が啓示 3人の王に仕えることに ねたむ者たちの策略によりししの姉へ  これがヘブル書のテキスト

3.火の勢いを消し(34節)

  これはダニエルの初期の事 ネブカデネザル王の夢の解き明かし  巨大な像 バビロン以降の大国の歴史の啓示   像を拝むことを拒んだ青年たちが王の怒りで火の炉へ投げ込まれる ダニ3:16~18  口語訳では、たといそうでなくても  神の御守りが

<結論>

①異教のただなかで  ②新約聖書の評価 ③旧約聖書の評価




2024年12月7日土曜日

寒気が

  昨日カトリック幼稚園のクリスマス会を参観してきました。讃美歌や子供讃美歌が流れる中での降誕劇が上演されていました。神学的なことは別にしても、流れている讃美歌から歌詞を思い、御使いのことばなどを思い出すと,何と神様はすごいことをなさったのだろうか!と思わざるを得ませんでした。 毎年毎年のことであり、また、よく知っていることなのに、改めて感動しましたね。そういう思いをもってアドヴェントを過ごしたいな、と思っています。

 寒さが募ってきて、また、インフルエンザも流行している中、体調管理が大変ですね。今日から日本海側には急激に寒気が下ってきそうです。近所では冬タイヤへの交換が盛んに行われています。冬本番です!   寒いと言えば、お隣の韓国は大変なことになっていますね。ユン大統領の非常戒厳令をめぐって弾劾にもなりかねない大混乱です、何とか弾劾は回避されそうですが、政治的混乱は収まりそうにありません。そうした政治的混乱は、韓国に限らず、フランスやドイツでも同じです。日本もかな? アメリカも次期大統領はすでに動き始めていて、来年からの成果的混乱を予想させそうです。民主主義の限界というか、民主主義とは何かが問われています。主義主張の違いは避けられないが、悲しいことに今は分断だけです。来年からは世界はどうなるのでしょうか? 地には平和を!祈ります。

 アドヴェントに二週目に入ります。礼拝では続けてヘブル書を学びます。11章の信仰の偉人を学んでいますが、旧約聖書に触れていくいい機会だと思って続けています。士師記から王朝時代に入り、今回はソロモンです。良く知られている人ですが、歴史的にも家族的にも信仰的にも学びたいですね。メシヤのラインにも

2024年12月8日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11章32~34節

宣教:「信仰によって(15) ソロモン」ヘブ(90)

<本日のヒント>

1.王国の歴史(32節)

  サムエル記・列王記・歴代誌はもともとはそれぞれ一つの書 サムエル記・・・サムエルの誕生~サムエル~サウル~ダビデ王、 列王記・・・ダビデ王の晩年~王国分裂~ユダ王国滅亡    歴代誌・・・アダム~ユダ王国の最後の王まで  重要年代: BC1000・・ダビデ王即位、BC922・・王国分裂、BC722・・・北王国滅亡 、BC587・・・南王国ユダ滅亡

2.国々の制服(33節)

 ヘブル書ではここからはもう名前は出てこない 民21:21~35 カナン先住民を倒し、いよいよ約束の地に イスラエルの周辺には当時大国はない 「聖戦」はここだけ すべてのものは、神のもの 地上王国の最高峰はソロモン王の時代 

3.ソロモン

 Ⅰ列4:32 親子関係は、母親はバテシェバ、最初の子は死に、エルサレムで4人の男子を生むその第4子がソロモン  Ⅰ列3:3、Ⅱ歴1:1  彼の知恵と信仰のあかし・・・Ⅰ歴3章に シェバの女王来訪にも 国内の治安 外交面(婚姻会計)で大失敗 Ⅰ歴11:1~3,4   神殿建設と宮殿建設 しかしこれが王国分裂の一因に

4.ソロモンの信仰

 Ⅰ列3:3 神からの啓示は夢で  神の代理人としての王 神権政治 祝福のもと

<結論>

 ①ソロモンの信仰  ②メシヤの系図とソロモン