先週は驚きのニュー氏が飛び込んできましたね、シリアのアサド政権の崩壊です。早く崩壊してほしい、と願っていた政権でしたが、こんなにも簡単に崩壊するとは・・・ かつてのイラクの時にはアメリカとの関係でしたが、シリアは13年余りの及ぶ独裁政権であり、激しい弾圧の反体制派との内乱です。 約40万人の死亡者と690万人以上の難民を生み出しました。 これから露わになるでしょうが、ナチスにも匹敵するような激しい、おぞましい弾圧でした。これには、アサド政権を支持してきたロシヤがウクライナ戦争で精いっぱいで、レバノンのヒズボラもイスラエルとの戦いで、イランも手が出せない状況、と驚くべきことが重なったことが要因でしょうが、聖書の世界では、こうして神様のご計画の中で起こってきたことでした、これを思い出しています。大国も神をないがしろにすれば、神は敵国を用いてでもさばかれることを思い出させます。今後民族も違い主義主張の違う反体制派が、うまく国家を形成してくれるといいのですが・・・
被団協のノーベル平和賞受賞は良かったですね。唯一の被爆国であり、被害者たちの核廃絶の願いが世界のうねりとなることを願います。核の恐ろしさを知っているだけに、日本政府ももっと真剣に取り組まなければならないでしょう。まずは日本からでしょう。
アドヴェントも第三週に入りました。いよいよ次主日はクリスマス礼拝です。一人でも多くの方に福音を、と願っています。お祈りください。礼拝ではヘブル人への手紙ですが。11章の信仰によってで、旧約聖書やイスラエルの暦等テキストの背景になるものを深堀しています。これで少しでも、旧約聖書が面白いと思ってくだされば、うれしいのですが。
2024年12月15日主日礼拝式次第
聖書:ヘブル人への手紙 11章32節~34節
宣教:「信仰によって(16) ダニエル}ヘブ(91。
<本日の理解のヒント>
1.ヨシヤ王の後(33節)
「ししの口をふさぎ」は士師記のサムソンを考えるかも知れないが、文脈からは王国時代を終えているので別人を考える。それはダニエルでしょう。そこで、ダニエルの時代背景はというと、南王国末期 ダビデ王朝の20人の王の中で8人だけが善王。その最後の善王はヨシヤ 8歳で即位 北王国の滅亡から早80年が経過 主の目にかなう歩みを(Ⅱ列22:1~2) 宗教改革を アッシリアとの戦いのために北上してきたエジプトの王パロ・ネコとの戦いで、メギドで死亡 次に即位したのがヨシヤの第四子エホアハズ 次は異母兄弟(次男)のエルヤキム(後にエホヤキムと改名される) アッシリアが新バビロニアにより滅亡(BC612) エホヤキム王の頃にバビロン捕囚となった一人がダニエル
2,ししの口をふさぎ(33節)
ダニエル・・・ユダ部族の青年貴族 彼と3人の青年 夢と幻が神の当時の啓示の方法 バビロニアの将来が啓示 3人の王に仕えることに ねたむ者たちの策略によりししの姉へ これがヘブル書のテキスト
3.火の勢いを消し(34節)
これはダニエルの初期の事 ネブカデネザル王の夢の解き明かし 巨大な像 バビロン以降の大国の歴史の啓示 像を拝むことを拒んだ青年たちが王の怒りで火の炉へ投げ込まれる ダニ3:16~18 口語訳では、たといそうでなくても 神の御守りが
<結論>
①異教のただなかで ②新約聖書の評価 ③旧約聖書の評価
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