数十年に一度とも言われる大寒波が火曜日あたりに襲来しようとしています。温暖化といわれながら、夏は猛暑日が冬には大寒波と、人間には正反対の制御不能の状態が襲ってきます。最初の人アダムの罪の結果が、被造物の自然界にも及んでいる証拠ですね。ロマ書に記されている通りです。コロナといいインフルエンザといい、なかなか収束を見ないつらい冬です。この3年ほどでいったいどれほどの命が失われたでしょうか? 驚くほどの数です。 この寒さの中で命が守られますように!と祈るばかりです。 中国では春節も始まりましたので、感染がどうなるのでしょうか?心配です。 ウクライナも朝鮮半島もこの寒さは及んでいるでしょうね。 世界も自然界もまた人も回復を待ち望んでいるのです。 やがてキリストの再臨によってもたらされる新天新地こそが、信仰者の希望です。 礼拝でヘブル書の学びが進んでいます。難解な書に挑んでいますが、聖書の深みを痛感できます。1世紀の信者たちの理解に近づきたい、と願いつつ!
2023年1月22日主日礼拝式次第
前奏
招詞 詩62:6~8
讃美 20
主の祈り
祈祷
使徒信条
こどもの時間
感謝祈祷
献金
讃美 331
頌栄 544
祝祷
報告
<本日の要点>
1.詩8篇5節(7~8節)
詩8:5とヘブル書との違いは? ヘブル書はヘブル語聖書本文からではなくLXXから
ヘブル語聖書では「人間は、エロヒムよりも少し低くつくられた」で 「エロヒム」は威光、威厳をあらわす複数形 固有名詞ではなく普通名詞としては神々という偶像 また、神のお名前「主」とともにも用いられて「神」と訳されることもある 詩8:5はエロヒムではどちらの意味にも LXXは「御使い」 著者はそれで御子との比較に 詩8篇・・・「神よりも少し低く造られた人間でも」神は世界をおさめさせようとしている 現実は?
2.しばらくの間(8~9節)
神様の方法・・・みこころに失敗したら代わりの者をお立てになる 詩篇8:5を成就できる人は? 神の方法は 「しばらくの間」御子を「御使い」よりも低くされた・・・地上の生涯の間だけ ヘブ2:8は詩8:6から
3.紛れもない事実(8~9節)
神のご計画と現実のギャップ まだ実現していない しかし、御子はすでに神の右の座に 全貌はまだ 9節・・・既に起きた事を イエスという歴史的な個人名が 神の御子はナザレのイエスとしてこの地上を生きた もう一つ まだ見てはいないこととの対比 これだけ確かな過去の事実なら、未来のことも
<結論>
1.整理すると3つの基本的な事実
①神は人を神よりも少し低く造られ子の世界をおさめさせようと
②人は罪を犯し、勝利を失い挫折と敗北を
③こうした人間を救うために御子の受難を通して、人をあるべき姿に
2.著者に伝えようとしていること
①人間の理想像
②人間の現実
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