あっという間の一年でした。夏は命にもかかわる猛暑日の連続、冬はというと冬とも思えない寒暖差という異常気象、そんな中で一年が終わろうとしています。 ロシヤ・ウクライナ戦争は、ウクライナの反転攻勢も思ったほどではなかったようで、ウクライナ不利な状況の膠着状態です。EUの支援疲れが、アメリカもウクライナ支援の予算が共和党の反対で議会を通過しない状況です。 さらに、中東ではイスラエル・ガザ戦争が起こり今も続いています。 世界中が混乱状態で新しい年を迎えようとしています。 イスラエルに平和を!いや世界中が平和に!と願います。 クリスマスに「地の上に平和が」と讃美しましたが、人では無理なのでしょうね。
年末感謝礼拝は、いつものヘブル書の講解説教ではなく、詩篇からの説教です。
2023年12月31日主日礼拝
聖書:詩篇34:1~22
宣教:「完璧な御守り」
<本日のヒント>
新改訳は表題と22節、新共同訳ではヘブル語聖書と同じ23節
34篇はヘブル的技巧で味わい深い アクロスティック(いろは歌)・・・各節の初めがヘブル語のアルファベット順
1.困難な中での賛美(1~2節)
背景はⅠサムエル21:10~15 アキシュトアビメレク アビメレクは王の称号 サウル王から逃れて、敵の陣地に逃げ込んでいた屈辱的な状況 賛美できるか? ダビデは羊飼いとして、ゴリアテとの戦い、サウル王のもとでと主を知り、死を信頼することを学んできた。 イザヤの預言からパウロは「彼に信頼する者は失望させられることはない」という。 創世記のヨセフも困難ばかり、しかし信頼は失わない。 困難の中で磨かれ、不純物が除かれ、上を見上げて主を信頼することを学んだ。 だから人々に呼びかけるのが3節。 4~7節はダビデの経験
2.「味わい」(8~10節)
体験から生まれた言葉が並んでいる 聖書で「知る」・・・知的に知るではなく体験的に知ること Ⅰペテロ2:3
3.御守りの完璧さ(11~22節)
ダビデは次のせいだの人へ「主を恐れる」ことを これが主の祝福に与かる鍵 その生き方が3つ ①舌に悪を言わせず、くちびるに欺きを語らせないこと ②悪を離れ、善を行うこと ③平和を求め、それを追い求めること しかしこれには前提が、自分自身が「主」との平和を持っていること そういう人には幸いが・・・18~20節 20節には神の完璧な御守りが ヨハ19:36 出12:46 過ぎ越しの小羊 「骨を折ってはならない」 十字架のイエスに成就イエスの上に成就した神のご計画と神の完璧な御守りのみ手が信じる者の上にある!
<結論>
1.賛美は感情ではない 意志であり決断
2.34篇を貫いているのは、豊かな神の返り水戸その神への信頼
「あらゆる時に」「いつも」「すべての」「何一つ」「そのすべてから」「ことごとく」「その一つさえ」「だれも」
に表れている。