2024年1月27日土曜日

極寒でした

  暖冬と言わているのに、この一週間は稀にみる寒さでしたね。奈良ではせいぜい雪がチラついた程度でしたが、被災地ではもっと大変だったでしょうね。 今日知ったことですが、現地に派遣されている自衛隊員の方たちは、実に薄給(17万円超?)の上で、中には自腹で装備をしなけらばならないとか、愚痴も言わずに働いてくださっているそうです。 食事もご飯かパンといずれかしか、だとか、全くひどい扱いですね。これでは中途退職者が増えていくのも理解できますね。国防のための団体がこれでは先細りで、その上に少子化が進んでいる。憲法改正も考えさせられますね。これで日本は守れるのでしょうか? 隊員のためにもっと!と思いました。 被災地でも少しづつ、ボランティアの受け入れが始まりつつありますが、懸命にサポートに励んでらっしゃる方々の労苦が報いられるといいですね。災害関連死も心配です。心のケアももっと必要なのでしょうね。 寒さの故でしょうか、火事も多発しています。悲しいことばかりで、心が痛む事件が多いですね。 心がますます病んでいるように思えます。 

 教会としていかにして福音を伝えることができるのか、日々悩んでいます。ただ主を信じ忠実に誠実にみことばにむかい伝えていくこと、神はみことばとともに働いてくださると信じて礼拝に臨みます。

2024年1月28日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:1~6

宣教:「さらにすぐれた務め」ヘブ(50)


<本日の聖書のヒント>

1.天と地の比較(1~4節)

 4:14~7:28までをひと先ずまとめて、次のステップへ 地上の祭司、大祭司と天の大祭司との比較 神からモーセに与えられた律法に勝るイエス 贖いの日が特徴的 しかしキリストはただ一度でこれを成就 大祭司として、ご自身の血とからだをささげ物として 決定的な違い

2.キリストの型・予表(5節)

 レビ的アロン系の祭司 「天にあるものの写し」に仕えている  出25:9 これとヘブ8:5b『型」 実体ではない  ヘブ9:23~24   出25:40

3.さらすぐれた契約(6節)

 型よりも実態で使えるイエスのほうが優れているのは当然 7:22で一度触れた「さらにすぐれた」  6節には2つの「さらに優れた」が用いられているが、別のことば   新改訳2017や新共同訳は使い分けている  「初め」の契約はモーセを通して旧約の信仰の基礎に「契約」は罪びとがきよめられて神に近づく備えが これがレビ的アロン系の祭司によって新約においてはイエスの祭司を通してなされる 霊的で永遠 キリストこそが最高の「仲介者」「間に立つ者」

<結論>

真の大祭司 この人を見よ!

2024年1月20日土曜日

大寒を過ぎて

  「1月は行く・2月は逃げる・3月は去る」と言われるくらい、時の過ぎるのが早いですね。暖冬と言われるのにも拘らず、大寒を迎え列島は寒波に見舞われています。被災者の方々も支援者たちもきっと大変でしょうね。神様のあわれみを祈るばかりです。 ライフラインも道路の寸断もあり、まだまだ時間がかかりそうですね。せめて天気だけはと、願うのは私だけでしょうか。  ウクライナもアメリカの議会承認が得られず、窮地に陥っているとか、このままではロシヤのやりたい放題となりそうで、心が痛みます。 歴史を見るときに必ずしもその都度正義が全うされているとは思えないので悲しいのですが、それぞれに何が起こるかは誰もわかりません。神はあらゆるものをお用いになるお方なのですから、祈ります。 国内でも相変わらず、コロナやインフルエンザもあり、その上今年は花粉症も始まっているそうです。最近やたらくしゃみが出るとおもったら、これか! 今年は早いな。 早く暖かくなってほしいものの、花粉は迷惑です。 寒さで体も知事困ってしまいがちですが、教会活動だけはそうあってほしくはないですね。神のことばと福音は何の制限も受けないはずですから。一人でも多くの方に味わってほしいものです。

 礼拝説教は、ようやくヘブル書も7章を終わり、いよいよこれからキリストの大祭司職の優位性の本格的論議へと進みます。 難しいけど、旧約聖書のお理解の広がりつつ、面白くなってきます。期待しましょう!


2024年1月21日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:1~4

宣教:「わたしたちの大祭司」



<本日の理解のヒント>

1.神の右の座に(1~2節)

  ここで著者は先に進まず、4:14~のまとめを 原文では結論を語り、それから説明に

新共同訳や新改訳2017がそれに沿「滞納っている 私たちの大祭司がどれほど素晴らしいのか! その大祭司は・・・「大能者の御座の右の座に」  地上での御業を完了した  旧約の詩篇110篇にもそれが語られている  新約に4回引用(マタ22:44~45、マル12:36~37、ルカ20:42~44)でキリストの祭司的王性について、もう一つは使徒の働きでペンテコステにおけるペテロの説教 キリストの復活と昇天が  

2.天における務め(2節)

 著者は、地上の幕屋と天の幕屋とを比較する  エルサレムの神殿が破壊されるのがAD70年 それ以前には日々神殿で奉仕する祭司たちの姿を目のあたりしする、それを思い浮かべながら語る。  地上の幕屋は天の芯の幕屋の型 地上の幕屋はモーセによって、人の手によるもの 天のか幕屋は人の手によるものではない 異次元の実体

3.2つの大祭司の違い(3節)

 祭司の不可欠な務めは、5:1 ささげものといけにえをささげるっこと  地上の祭司は律法の規定に従ってささげる  イエスが祭司というのなら、それは何か? 7:1参照  8:4 イエスは地上においては幕屋での奉仕はできない、事実福音書はそれを記していない しかし、型ではない天における真の幕屋において、イエスは祭司としてのの務めを


<結論>

律法は神からのもの 人に罪の意識を、罪の赦しのためにささげものといけにえとが 繰り返し 不完全  キリストはただ一度だけで完全ないけにえ8ご自身の血とからだとをささげて神の赦しを完了 このお方が私たちの大祭司 

2.


 

2024年1月13日土曜日

通常を目指して

 週末は急に冷え込んできました。寒暖差も大きくなって体調の管理が大変ですね。被災者のことを考えると、贅沢なことは言えないですが。能登では相変わらず地震は続いていますし、きっと揺れる度に恐怖を覚えるでしょうね。 被災地の写真を見るたびに、悲惨さが伝わってきますし、津波と火事の恐ろしさが増します。  この地震で海岸線が隆起したそうで驚いています。歴史的には地層を見ると、隆起したことは知ってはいたけど、こんな短い時間で目で見るなんて!
 今年は特に世界的には20以上の国と地域で重要な選挙が行われるそうです。 昨日行われた台湾の総統選挙をはじめとして、これからの世界の行方を大きく左右するかもしれないアメリアの大統領選挙やロシヤの大統領選挙等。 世界が平和で安定したほうに行けばいいのですが、現実には分断だらけで戦争が多発しています。これからはもっと複雑になっていくのでしょう。  イエスは福音書で終末に起こることとして。「戦争のことや戦争のうわさ」を取り上げて、「これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。」(マタ24:11)と仰っています。 黙示録によれば、神の終末(完成)に向けてはこんなものではない、もっと激しいものだから、目先のことに振り回されないようにしなければなりませんね。

 教会の道路側の窓に書いているみことばが変わりましたよ! 「この方は恵みとまことに満ちておられた。(ヨハネ1:14b)です。
 
年々時の経つのが早く感じるものですが、今年は特に早く感じています。礼拝にも早く元のペースに戻りたいのですが・・・。ヘブル書の学びを通して、いろいろと多くのことを学んでいます。どれだけお伝えできるか?

2024年1月14日主日礼拝
聖書:ヘブル書:26~28
宣教:「完璧な大祭司」

<本日の説教のヒント>
1.必要な大祭司(26節)
  ここでこれまでのまとめに キリストについてどんな修飾語が用いられているか?
 一つ一つが御子のご性質を示している。 地上の幕屋に仕えるレビ的アロン系の祭司は、律法による 神の命によりアロンの直系 生まれながら罪を持つもの 死を免れ得ない者
「罪のない」新改訳2017では「敬虔で」、新共同訳では「聖である」 イエスの愛弟子のペテロも総督ピラトでさえも罪のないことを認めている これらのご性質を持つお方だからダビデの預言したメルキゼデクの位に等しい祭司であるイエスこそが罪人の救いに相応しい
2.贖いの日(ヨム・キプル)(27節)
 律法に規定されているレビ的アロン系の祭司はささげものといけにえを 一年に一度特別な日が 「贖罪の日」「贖いの日」ユダヤ歴の第七の月(ティシュレー)の10日 (今の9~10月) レビ23:26~32 断食をし、罪ときよめのための日 レビ16章に基づいて
大祭司だけが一年に一度だけいけにえの血を携えて至聖所にアザゼルの山羊に罪を負わせて野に放つ    ガラ3:24
3.ただ一度で(27~28節)
 レビ的アロン系の大祭司と違ってキリストは  キリストはご自分の民と一つとなられ、試練と苦難には同情されはするが、罪の支配は受けない  キリストは大祭司として、ご自身の血とからだをいけにとしてささげられた  「罪のきよめを成し遂げ」(1:3)「民の罪のためになだめをなさった」(2:17)
 イザヤ53章の主の受難のしもべとして  「ただ一度で」完ぺきな贖いを成し遂げられた
この方こそがメルキゼデクの位に等しい大祭司

<結論>
1.アザゼルの山羊  2.神の変わらぬ誓い




2024年1月6日土曜日

不穏な幕開け

  新年あけましておめでとうございます! 新年早々、震度7強の能登半島地震に始まり、羽田空港のJALと海保機の事故と不穏な幕開けとなりました。このため欠航も相次ぎ、帰省や旅行等の人たちにも大きな影響が出ています。 それとは別に炎上したにもかかわらず、JAL側には死傷者は出ず、CAの対応に海外から称賛の声も出ているとか、まさに奇蹟的ですね。すばらしい!日ごろの訓練の賜物でしょう。  地震に関しては、南海トラフや首都直下型地震等がよく取り上げられているのに、大きな地震はそれ以外のところで発生しているのは驚きです。 地震の予測はできないのでしょうか?  何よりも地震による首都機能のマヒについて、政府を初めとして国会議員はどう考えているのでしょうか?はなはだ疑問ですね。必ず起こるのなら首都機能の分散を積極的に進めるべきでは、と思いますが・・・      こうした悲劇的ニュースが走り、ウクライナやイスラエルの情報が消えてしまっていますが、相変わらず、ミサイルや爆弾で命の危機は去ってはいません。祈りが必要です。

昨年のクリスマス礼拝以来ヘブル書からは離れていましたが、今日から再びヘブル書に戻ります。 果たして前回までの内容を覚えているでしょうか? 自分自身すべてをヘブル書に戻すことから始まりました。メルキゼデクの位に等しい祭司に関して、詩篇100篇の引用の途中でした。

2024年1月7日主日礼拝(新年礼拝)

聖書:ヘブル人への手紙 7:17~25

宣教:「誓いと契約」


<本日の理解のヒント>

1.希望への道(17~19節)

 著者の引用の詩篇100:4は、旧約聖書中二回しか出てこないメルキゼデクの記述 こちらは預言 御子の型  律法を越える御子の出現は、すべてを変える。 「一方で」「「他方で:と古いモーセの律法による祭司職と新しい祭司職の比較へ 「前の戒め」の役割の不完全さ  神のせいか? そんなはずはない、詩篇73に鍵が

2.誓いと保証(20~22節)

 カギになる言葉は「誓い」 13節以来語られてきた「誓い」が  神は契約の主だが、上岐自身はそれに拘束されない 契約には、祝福とともに罰則も  キリストがその両方をその身に負うことを誓われた 御子の謙遜、恩恵 詩篇110:4こそが御子の祭司職が永遠であることを 

3.変わる事のない大祭司

 アロン系の大祭司は世襲で永続的 死を避けれない 不完全  ヨセフスの記録ではアロンか第二神殿の崩壊まで(AD70年)までに83人 キリストの大祭司は切れることのない一貫したもの  「完全に」  キリストは着座してとりなしを キリストのとりなしについてロマ8:33~34 古くはイサ53:12 ペテロの例ルカ22:32

<結論>

1.キリストの復活

2.万人祭司