2024年8月31日土曜日

迷走台風のせいで

  この一週間は、台風10号の迷走でいろいろ大変でした。先週の予想ではとっくに列島を抜けていいはずなのに、全く予想外の動きになりました。その上台風付近ではない遠く離れたところでの大雨(遠隔豪雨)となり、大変な被害が出ています。九州から四国を経て紀伊半島と思いきや、半島へ上陸せずに南下する、台風そのものには動く力はないそうで、高気圧や偏西風が動かしているのだとか、今はそれがないので動きが読めないそうです。当地では流石に週末の雨が有難いものでした。迷走は、台風だけでなくお米にも  あちこちのスパーからお米が消えているようです。政府の対応にも疑問が 大臣の任期も後僅かなのに、ここで一番国民のために、という政治家の意気込みはないのでしょうね。政治の世界も次期総裁をめぐって迷走しています。 日本だけではなく世界中が混乱と迷走で行きつく先が全く読めません。 インドネシアで首都に移転が計画されているのは知っていましたが、今の首都のジャカルタ地盤沈下で水没しつつあるそうです。 ウクライナのロシヤ攻撃は停戦協議を有利に進めるためのものだとか、レバノンのヒズボラとイスラエルの戦争も激しさを増しています。 世界中至る所での戦争や内紛があり、環境破壊と地球の破壊につながっています。悲しいですね。  

早いもので9月に入りました。秋に近づいて涼しくなってくれたらと願いますが、高温が続くとも言われています・・・秋の伝道礼拝も祈っています。

礼拝はヘブル書の講解説教に一息ついてこれまでのこともあり、「律法と福音」についてまとめます。わかっているようでも整理ができていないこともあるでしょうから、ここでいったん整理出来たらヘブル書の味わいにも影響するのでは、期待しています。

2024年9月1日主日礼拝式次第

聖書:ガラテヤ:1~2

宣教:「律法と福音」


<本日の理解のヒント>

1.律法

  シナイ契約・・・旧約の中核をなす十戒 前半の4つは対神関係 後半の6つが対人関係  イスラエルのエジプトでの奴隷状態 10の神のしるし 過ぎ越し 紅海渡河という神のわざ 十戒の前文 神と神の民のとの関係 神の民の生き方

2.律法とキリスト

 法律と律法の違い 福音書でのイエスと律法学者との対立は?  マル7:9~13 ヨハ8:32   ガラ4:4 ヨハ8:34

3.キリストの律法

 旧約には613の律法がある  いくら遵守したら合格か?  マタ 5:17~18 ガラ6:1^2

2024年8月24日土曜日

処暑を過ぎても

  8月も終わりに近づき処暑も過ぎたのに、残念ながら期待したようには涼しくなりませんね、最近の報道では秋も高温だとか、これではとても温帯ではなく熱帯です。関東以北にはゲリラ雷雨の発生もあったようです。何とかならないものでしょうかね。  沖縄の那覇のほうが、本州や北海道よりも最高気温が低かった日のあったとか…一昔前なら考えられないです。 また、モンスタージャイアと呼ばれる渦(?)のせいで台風の発生も増えているとか、全く異常気象による海水温の高さがその一因だそうです。その反面台風のせいで海水がかき混ぜられて、海水温が多少低くなるようなので、台風の被害が出ないなら有難いものですが・・・この世界の不思議さを思います。 神がことばによって天と地を創造された、という事実を改めて思わされます。これが信仰の第一歩ですから。この神が、信じる一人ひとりの神であり、すべてを知っておられる方なのですから、その啓示に対して真剣にならなければいけませんね。

 アメリカの大統領選挙もこれから本格的になりそうですが、こんなにも人格や信仰とは無関係なものとは思いませんでした。 トランプ氏はエルサレムをイスラエルの首都としましたが、彼の言動発言を見ていると、とても信仰者とは思えませんが?  政治は権力闘争なのか? それは日本でも同じですね。(暗いニュースばかりの中で大谷翔平選手の40-40だけが明るいニュースですね。実にすごい選手ですね。)

 先週も暑い中、またいろんな感染症が流行している中で何とか守られて、新しい週を迎えられた事を感謝しています。礼拝で主がなにをなして下さるのかを楽しみにしています。

ヘブル書では11章に入り、「信仰によって」を学んでいます。今回3回目です。 これまでの「信仰」のとらえ方が変わりました。11章は人物伝ではなく、その人がどのように信仰によって生きたかを学んで実に面白いです。

2024年8月25日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11章6~7節

宣教:「信仰によって(3) ノア」ヘブ(78)


<本日の理解のヒント>

1.神の啓示に基づいて(6節)

  6節は「信仰によって」が文頭にない・・・前のエノクの解説  聖書のエノクの評価は、誉ある長寿は年数で測るものではない 神とともに歩む事こそ 信仰・・神に近づく手段 1節の理解が鍵 その神が信仰者とどうかかわるのか  Ⅰヨハ5:10 

2.信仰による義人 ノア《7節)

  ノアと聞いて思い浮かべるものは? 大雨? 洪水? 箱舟? 著者は長いノアの物語をたった1節だけで 「神からの警告」 創6:17  大洪水とは何か?ノアは見たり聞いたりしていないので想像できない それどころか、雨さえも経験してなかったかも 創2:5~6

神からの警告を受けたとき、ノアは? どこに住んでいたか? 神からの啓示なしに対処できない  周りの人の反応    虹 不信仰の世を罪に 

<結論>

 ノアから学べる事

2024年8月17日土曜日

台風被害

  今年は高気圧の重なりのせいもあり、いつまでも猛暑が続いています。辛いですね。台風の発生も少なく、海水温が高いままです。 台風が発生しても、太平洋高気圧のせいで進路も例年とは違って、北上して関東以北の東北地方を横断したり、線状降水帯を発生するなど大きな被害にもつながっています。 これも温暖化のせいでしょうか?  自然界の前には人の力も知恵も微々たるものに過ぎませんね。 先週の雨が少しだけ恵みと思えたのは、私だけでしょうか。 打ち水が効果あった頃が懐かしいですね。 雨が降り台地が潤されてるという循環が、なんと素晴らしい仕組みでしょうか。 今は雨もなく、猛暑で台地がからからに乾いています。人も植物も乾いてしまっています。 霊的にも同じことが言えて、神の恵みから離れた心は乾きっ切りで、あちこちにひずみが出ています。 なんと世界中が愛に飢えて冷え込んでいるでしょうか。 SNSも健全に用いられれば、素晴らしいものですが、匿名ということもあるのか、気楽に誹謗中傷で人を傷つける道具になっています。 国のリーダーを選ぶ選挙でも、政策よりも誹謗中傷合戦と不正と、何とも言い難いものです。悲しい限りです。 主の教会でも、愛し合うことよりも陰口や非難、と悲しい現実が・・・、どれほど主が悲しんでおられることでしょうか? 「主を恐れることは知識の初めである」(箴言)ことなしに、いくら聖書知識や奉仕に励んでもむなしいものです。 主を恐れる者の賛美を主が喜ばれることを、一人でも多くの信仰者が気づくといいのですが!

 先週は久々に一族が勢ぞろいしての礼拝でした。家族がそのまま霊の家族だとは、なんといっても感謝の一言です。 同じ神のことばを分かち合える幸いです。 一人っ子が主にある姉妹と結婚し、主から子供が委ねられ、それぞれが信仰を継承してくれて、その伴侶もみな信仰者で、さらにその子らへと信仰が継承されつつあることを、ただただ神様に感謝するものです。教会学校の役割は大きいですね。 

 礼拝でのヘブル書の講解説教は進んできました。神学的議論を終え、適用に入りました。 3週にわたり、「信仰」について学びました。 聖書の定義する「信仰」…これが主のお喜びになるものですから。  これから信仰の義人・偉人について学ぼうとしています。 ユダヤ人同士ゆえに。名前を挙げれば通じ合えるものですが、異邦人はしっかりと旧約聖書を学ばなければ、著者の真意を計り知れず、表面的な人物伝になりそうです。 注意しながら、学びを進めます。「信仰によって」を鍵ことばに学ぶと実に面白い!


2024年8月18日主日礼拝式次第

 聖書:ヘブル人への手紙 11:4~5

 宣教:「信仰によって(2) アベルとエノク」ヘブ('77)

<理解のヒント>

1.アベル(4節)

 11章の信仰の偉人は、ユダヤ人ならだれもが知っている人物でだが、単なる人物でではない。 天地創造に続いて人物だが、なぜ最初の人ではないのか? アダムは貴重な教訓を得ている・・・皮の衣 この意味と意義は   メシヤへの期待が   アベルとカイン ささげもの 通常のささげもの? 神の評価は? ヘブ11:4   アベルのささげもの ・・・キリストの予表

2.エノク(5節)

 エノクに関しては情報は僅か 365年という短い人生 長寿時代において不幸か? アダムからノアまでの10人中の異例の存在 「死」を見ずして  Ⅰコリ15:52   ミカ6:8


<結論>

①礼拝はささげるもの  ②信仰者の歩み

2024年8月10日土曜日

南海トラフ?

   猛暑の終わりが見えない中で、大地震が相次ぎました。 南海トラフの関連とも言われています。それとは関連はない(?)神奈川県沖での震度5弱の地震も起こりました。 今年は元日から大きな地震が相次いでいます。列島は揺れています。 日本は地震大国です。 地震の予測は難しいそうですが、心配なのは、首都直下地震です。  起こる危険性は高まっているのに、首都機能の地方分散はどういうわけかは全く進んでいませんし、国会でもそういう意見が出てこないのが心配です。本当に日本の将来を考えている政治家はいないのでしょうか。 目先の党利党略の政策ばかりで先の見えていない政治屋が多いですね。 信仰についても同じことが言えます。  礼拝で取り上げているヘブル書も11章に入り、霊的な目が開かれれば、来るべき将来の姿、黙示録の世界が見えてくるはず、そうならないのは近視眼的です。 「信仰」についてよく考えさせられます。 教会では『信仰』という言葉はよく使われますが、どのように理解しているのでしょうかね。  言葉だけが独り歩きしているようです。 信仰が強いとか弱いとか?信仰的とかそうでないとか? 一体何を言っているのでしょうか?  ぜひ11:1で語られる信仰と11章全体に流れる「信仰によって」が理解できるといいですね。  11章が単なる人物伝ではないことがよくわかってきて実に面白い。上手く伝わるといいのですが・・・  まずは、天地創造です!


2024年8月11日主日礼拝 

聖書:ヘブル人への手紙 11:1~3

宣教:「信仰によって(1) 神のことば」ヘブ(76)

<理解のヒント>

1.「信仰」とは?(1~2節)

 1節のリビングバイブルの訳 「信仰をどう定義したらいいでしょう。それは願い事が必ずかなえられるという、不動の確信です。また、何が起こるかわからない行く手にも望み通りのことが必ず待ち受けていると信じて疑わないことです。」  だといいのですが、分かりやすいが、本当?  人間本位のご利益信仰では、   文脈には合わない  信仰=「神の啓示に対する応答」  1節の正しい理解が今後の鍵  「まだ見ていないもの」とは? 黙示録との関連 信仰,狂信、盲信、不信仰との違いは?  10:30との関連 忍耐   「称賛された」=新共同訳の「神に認められました」   受信者への励まし

2.天地創造と信仰(3節)

 文頭の「信仰によって」 最初が「天地創造」!  人ではなくなぜ?  多くの人には神話とも思えるものが 神秘に満るこの宇宙 科学者も起源を求めるが  霊が物質に先行する 無から有の創造 何を意味するのか?  百聞は一見に如かず   しかし、聖書は ヨハ11:40  イザ55:11 エリサベツのことば(ルカ1:45) 

<結論>

1.信仰とは  2.聖書の世界観





2024年8月3日土曜日

ハマスの最高指導書暗殺

  連日の炎熱地獄?の日々ですね。雨が降らないので、地面とその下が冷えることもなく、夜間も30度に近いまま、翌日も早速30度始まりの繰り返し、もう温帯ではなく熱帯です。 命の危険も・・・いつまで続くのか? 早く普通に戻ってほしいな!きっと誰もが思っているでしょうね。   パリ五輪も大変な盛り上がりです、驚いたことにマスコミからは大谷フィーバーは消えています。これがマスコミの姿ですね。よくよく吟味しなければ、踊らされますね。

 パリ五輪の裏でイスラエルによるハマスの最高指導者ハニヤ氏暗殺という蛮行が行われたようです。ガザのみならずレバノンのヒズボラといい、今度はイランとの緊張が一段と高まってきました。イスラエルもイランも直接対決は望んではいないようなので、本格的な戦争にはならないようですが・・・どうなることやら? 中東の火薬庫であることには変わりはありません。

 アメリカの大統領選挙もお金とスキャンダル合戦でしょうか? ジンバブエではスーパーインフレだそうです。 世界は五輪の精神とは全く違っていますね。 

いよいよ2024年も8月に入ります。正月の能登半島地震から復興にはまだまだのようです。祈りを必要とすることが多いですね。

 最近は以前はあまり好きではなかった列王記や歴代誌がやたら面白いですね。人間の生々しい現実が何と言えない。善王と悪王、神の民ですら神を見ていないのが、悲しいですね。今日でも同じです。  本気で主に向かいたいと思わされます。 明日の礼拝でも、神様が何をなさるのか、楽しみです。 2020年の8月2日に始めた「こどもの時間」ですが、4年を経て教会学校へ移行します。 学びを終えた奉仕者も増えつつあり、感謝です。 これまでにないパソコンを使ったもので面白い。 幼子たちに信仰が伝えられますように! 奉仕者も祝され成長できますように!

2024年8月4日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 11:1

宣教:「啓示と信仰」ヘブ(75)


<アウトライン>

1.信仰とは(1節)

 11章は『信仰によって』が文頭でそれぞれのセクションが始まる。 それ先立ち「信仰」が定義される。 「望んでいる事がら」と「目に見えないもの」とは人間の願望や主観的観測ではない。 神が約束されたこと啓示されたもの  ウエスレー兄弟の例

2.神の啓示(1~2節)

 キリスト教は「啓示の宗教」と言われる。 啓示には2種類が ①一般啓示 ②特別啓示

①一般啓示 詩19:1~4 ロマ1:20  ②特別啓示 神ご自身による超越的に 夢・幻・記されたことば等で  実例:旧約聖書では  ①肉体を取って 創18:1 ②夢 創28:12 ヨセフ ③幻 ダニエル   啓示の漸進 究極的にはイエス・キリスト 新約に  Ⅱテモ3:16~17 ヘブ1:1~3   信仰とは神の啓示に対する応答

<結論>1.信仰