2025年1月25日土曜日

水漏れ

  今月の初めの3階からの水漏れの後始末は、先週の月曜日に取りあえず天井の大量(ほぼ半分くらい)の修理だけが完了しました。交換した断熱材も相当の汚水を含んでいましたね。 それ以外の汚水が教会へとこぼれたのだと、ぞっとしました。まだ外部的には、床のカーペットの全面交換や保険会社とのやり取り等で暫くは落ち着きません。 この間の仲介会社の不誠実な姿勢と言葉に、怒りを覚えました。悲しかったですね。 いつになったら通常の集会が再開できるでしょうか? 一日も早い再会を楽しみにしています。 新しい方をお迎えできるようになりたいものです。昨年末の大掃除で外向けの窓に貼っていた「みことば」と集会案内も更新できましたよ!

 アメリカではトランプ大統領が返り咲きしました。早速大量の大統領令を出しましたが、なかには民主主義を、三権分立を脅かすもの、分断を加速させるものになるかもしれません。 今後のアメリカはどうなっていくのでしょうか? ただ一つだけ世界的な多様性促進のなかで、「人間は男と女の二性だけだ」と断言したことだけは、驚きでした。これが信仰からなのかどうかは定かではありませんが、これからの世界中からの風当たりは強くなるでしょうね。

 一月二月三月はあっという間に過ぎ去ると言われます。インフルエンザも大流行のようですが、少しづつ間違いなく季節は進んでいるようです。スギ花粉も飛び始めたとか、大変だ!

 狭い中でかろうじて、礼拝と教会学校を続けられていることを感謝しています。 奉仕者と参加者のために祈ります。信仰継承と各自の成長を待ち望みつつ!

礼拝ではヘブル書から離れて、神について、神のことばについて学びを進めています。今回は、人間の尊さとは何か?について、進化論の立場と神の啓示である聖書の比較を含めて学びます。

2025年1月26日主日礼拝式次第

聖書:創世記1:26~28

宣教:「神のかたちに」

<本日のヒント>

1.神のかたち

 人間とは特異な存在 他の生き物との違い 何が人を尊いものとするのか? 創世記  1:26~28、2:7  聖書の人間に関する最初の記述 神の啓示 人間の存在意味を ①神のかたちに ②土地の塵から造られた人に「いのちの息」を ③完璧なものだ 人に神格が神の霊が人を生かす 人間は神なしには生きれない 

2.進化論では

 今日学校教育の現場でも「進化論」が教えられている しかし、人間の尊さを教えられるのか? 進化論の根本は、偶然の中で人は登場し、偶然の連続で生きていく 「命は地球よりも尊い」とはいうものの、どこに根拠をおくのか 人の命の尊さは、どこに? 進化論に答はない  偶然に意味はない 

3.神が認めている

 もうすこし命について 進化論では命は相対的 時代、国によっても異なる  自分の命と他人の命とでは   胎児の例   聖書では確かなる根拠を 絶対他者の神が イザ43:4  根拠は人ではなく、神にある 

<結論>

 神の啓示なしには人の尊さはない

2025年1月18日土曜日

30年が過ぎた

  あの阪神淡路大震災から30年が過ぎました。あの大災害から早くも30年が過ぎたのですね。以来たくさんの大きな地震にも襲われてしまい、次第に忘れられていくのでしょうか?風化させてはならない、と被災者の方々は思ってらっしゃるでしょうね。今でもあの時の揺れを思い出します。被害のなかった私でも身体が覚えているんですね。 被災に遭った被災地が一日でも早く復興できますように、と祈るばかりです。 

 明日はアメリカのトランプ氏の大統領就任式です。  分断の象徴がどうなるのでしょうか。その前にイスラエルとハマスが停戦へ一歩進んだ事だけは喜ぶべきことでしょう。まだまだ、問題は山積みですが・・・。

 相変わらずと言っては不謹慎かもしれませんが、インフルエンザや風邪が大流行です。 40都府県に警報レベルだとか、薬モ不足しているようですし、医療機関も医療関係者も大変でしょう。祈りが必要です。

 教会の水漏れの影響は、あの日のままです。保険会社へ連絡が、言っているようで連絡待ちで、とりあえず、月曜日には大工さんの天井の見積もりだそうです。かなり大掛かりになりそう。 もうしばらくは、不自由な状態は変わりません。床のじゅうたんも全面取り換えでしょうし、まだまだしばらくは落ち着きません。 

本日の礼拝もヘブル書の講解ではなく、先週の続きで神について、特に「神のことば」についてです。

2025年1月19日主日礼拝式次第

聖書:ヨハネ 4:24

宣教:「神のことば」

<ヒント>

1.神は霊である

  ヨハネ4:24を読んで理解できるだろうか? 「霊」についての理解は? 巷では「テレビにしろ雑誌にしろ、占いのコーナーが盛ん。「霊感が強い」とか「霊を感じる」等の声も しかし、先週の神のご性質を考えると、聖書でははっきりしている。無の中に存在されている神、無から有を創造 物質ではない 「霊」は「風」や「息」と同じ言葉 創2:7「いのちの息」 象徴的 神の息が人に入り、人は生きる 神の霊が土地の塵から造られたものを活かす 神格の授与  ここに命の尊さが

2.啓示と信仰

 霊の神と物質の人との交わりが可能か? 神の手段は「ことば」 「ことば」はまず、コミュニケーション・ツール 啓示となる  啓示を通して人の存在の意味が   神は無計画。無秩序な方ではない  アモ3:7~8 イザ55:8~11 真実な神のことばを信じる=信仰 ヘブル書の11章の信仰の偉人たちはその例

3.人となられた

 次に「ことば」は驚くべき力を持ったもの 天地創造は神のことばによる   ヨハ1:14 「住まわれた」=「幕屋を張る」  『幕屋』はヘブル書で学んだ通り 神がイスラエルの民の中に住むためのもの   「ことば」なるひとり子の神が有限なものとしてこの世に住まわれた  1:18 「父のふところに」 父なる神と御子の親しい交わり 御子が父なる神の啓示を

<結論>

①神は生きておられる ②ヘブル4:12

2025年1月12日日曜日

乾燥から

 今日は遅くなりました。ここ数日は寒さが堪えますね。先週は、教会の上の3階からの大量の水漏れがあり(これで3度目ですが)大変なことになってしまいました。排水管が外れていたとかで天井も床のカーペットも大量の排水のせいで濡れたままです。備品にも影響があります。 これからがいろいろあり、大変です。 今日は欠席者も多かったこともあり、何とか礼拝をささげることができましたが、天井と床の張替え等でしばらくは苦労も多くなりそうです。

 昨日は奈良でも雪がちらつき、多少の積雪(?)がありました。このところの冷え込みと乾燥であちこちで火事も起こっていますね。 一方、北国では急激な大雪での混乱と雪下ろしによる死傷者も出ています。 雪下ろしは、毎年のことですが、科学的ないい方法はないのでしょうかね。人力以外では無理なのかな?  また、雪のせいでの交通事故も悲しいかな起こっています。

 乾燥といえばロサンゼルスでは大変な山火事で、死傷者も出、たくさんの家屋が焼失しています。自然の猛威の前になすすべもないといったところでしょうか。 それ以外にも20日に大統領に就任するトランプ氏の発言に、恐れを覚えます。民主的な方法で選ばれたとはいえ、その手法は、大国が占領して傘下に置いて脅迫的に支配するのと似ています。宗主権条約的です。これから世界はどうなっていくのでしょうね。それよりもアメリカそのものは?

 日本は少数与党ということで、いろいろ言われています。何よりも石破首相が残念だったのは、敬虔なキリスト教徒と聞いていたのに、神社に詣でたり、伊勢神宮に詣でているのを見て、正直がっかりです。まじめなお方のようですから、政治に関してはまじめに取り組んでくださることを願うばかりです。

教会学校も軌道に乗ってきました。アナログの紙芝居的なものと、若者のディジタル化した映像と面白い取り合わせですが、子どもたちも楽しんでいます。視聴覚教材の重要性を思います。フォローアップの分級も楽しんでいます。何よりもしっかりと神様のことが伝わりますように!

本日はヘブル書の講解説教をお休みして、「神を恐れる」というテーマにしました。昨年来考えていることでもありますが、教会には神をを信じている人は多いが、本当に神を恐れることを知っているのだろうか?と思っているからです。そこでソロモンのことばを基にして学びを進めました。

2025年1月12日主日礼拝

聖書:伝道者の書 12:13~14

宣教:「神を畏れよ!」

<本日の要点>

1.神を恐れる!

 新改訳は「恐れる」だが、新共同訳は「畏れる」を用いている。畏怖の念・・人間の力を越えるものをおそれ、尊敬と崇拝の念   日本の教会は、宣教師たちの大きな働きに助けられたが、言葉のギャップありまた、イエスの救い、というものに重きを置かれた。開拓教会でも同じ そのため神の愛、罪の赦しが中心であり、神を信じることで終わってはいないだろうか。 そのため、旧約聖書が理解できない。神を恐れる、ということが身についていない? 神に対して馴れ馴れしい、ということが・・・しかし神から知恵を与えられたソロモンは言う、「神を畏れよ。これが人間にとってすべて」だと。 そのためには神を知ることが一番。

2.初めに

 創世記1:1 「初めに」  宇宙には「始まり」があった。 「初めに」…永遠の無から時間と空間が創造された 大切なのは、誰が、何のために、 創造者がどういうお方か 全ての存在の源が神に

3.創造者なる神とは

 神について8項目を  ①神は存在していいる 神の存在こそが鍵 ②永遠なるお方 時は神の創造から始まる しかし神は時に縛られない ③不変なるお方  永遠から永遠に至るまで  ⑤全知全能 被造物はすべて神のご性質を示している 神の知恵、意志、力で宇宙が創造された ⑤唯一絶対 全能者が複数いるなら矛盾、排除できない ⑥ 神格(ペルソナ)人格 神のご性質に似せて人が創造された ⑦聖にして義なるお方 旧約聖書は、神のご性質の啓示 トーラーに ⑧愛なるお方 これがなければ人は絶望しかない これが神が啓示されたご自身について

<結論>

この米のご性質をバランスよく理解する  神無き人間は希望も目的もない進化論に



2025年1月4日土曜日

新年礼拝

  2025年が明けました。今年は元旦礼拝から始めることができて感謝です。一族が揃っての礼拝は最高、感謝に耐えませんね。信仰が継承されて行くことと神様のお役にたつ者になることが信仰をいただいてからの願いでしたから、ひとまず一歩です。 幼子たちにも継承されますように! 元旦礼拝は幼子にもわかるように、と思ったのですが、うまくはいきませんでした。申し訳ないです。 来年はもう少し考えましょう。 今年も早いもので三が日があっという間に過ぎて、新年礼拝を迎えています。今年最初の主日礼拝で、聖餐式も執り行います。最高

 今年はどんな年になるのでしょうか?昨年のような猛暑の連続、極寒の冬なんでしょうか?それとも、四季の移ろいが戻るのでしょうか? そうあってほしいものです。 それとは別に、世界を見渡すときに不安要素だらけですね。戦争やそうでなくとも一触即発の状況もあります。食糧危機、飢餓、難民、LGBTQS等々、地には平和!とはならないのでしょうか? 礼拝ではまた、ヘブル書を続けます。

2025年1月5日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙11章32節~35節

宣教:「信仰によって(18) 拷問にも」ヘブ(93)

<本日の理解の参考>

今日はテキストの背後の理解を中心に聖書研究的かも

1.中間時代(1)

  旧約聖書と新約聖書に連続性は? 旧約聖書には出てこない言葉が新約聖書にはたくさん出てくる 会堂、サドカイ派、パリサイ派、など これらの発生が旧約と新約の間の焼く400年間の中間時代に イスラエルの歴史の確認 周辺の大国の台頭との絡み アッシリヤ‥新バビロニヤ・・ペルシャ・・ギリシャ・・ローマ  ギリシャの大きな貢献 新約聖書のギリシャ語もその一つ ギリシャの混乱の後、イスラエルはエジプトのプトレマイオス王朝からセレウコス王朝シリヤの支配下へ 

2.中間時代(2)

 ヘブル書11章34節以降にはこの中間時代の出来事が 中間時代=無啓示時代 神の約束との関係で 中間時代は大きな変化が エルサレムの神殿の崩壊 離散の民 会堂 礼拝の中心の変化が サドカイ派、パリサイ派、 エルサレムの神殿を失い、会堂を中心に いけにえから律法教育中心へ

3.マカベヤ戦争(35節)

 正典(カノン)・・・聖典ではない 正しい計り、基準 新共同訳聖書には、教会が聖典とは認めていない外典(アポクリファ)を続編として入れているものがある。第二聖典扱い。 この外典には歴史的な記述もあり参考に 中間時代  ギリシャのセレウコス王朝シリアのアンティオコス4世・エピファネス  エルサレムの神殿にゼウス像を これに対し正統的なユダヤ教徒たちが立ち上がる。ハスモン家のユダス・マカバイオスの指導の下に反乱が 戦い続けて勝利を BC142~AD37 ユダヤの独立、統治 これを記念してハヌカの祭り(光の祭り)・・・  ヨハネ10:22では「宮きよめ」と 今日まで続いている ヘブル11:35 拷問…特別な言葉が それに耐えて信仰の目をもって生き抜いた人たちがいた

<適用>

 聖書信仰には歴史的な理解も必要