2023年7月1日土曜日

自然界からの猛威

  2023年も早くも上半期を終えて、後半に入りました。 あっという間でした。今年も人類の蒔いた種の刈り取りをしているようです。 異常気象のせいでしょうか? 日本では線状降水帯の発生頻度が年々増してきています。全世界では山火事や異常高温、反対に大雨や干ばつが・・・ 二酸化炭素対策が叫ばれているのに、世界中で戦争が多発していて、そのたびに二酸化炭素を出しているのに気がつかないのだろうか? 人とは悲しいものですね。作り出せないのに簡単に破壊していくのは得意なのですから。 命についても言えます。戦争で多くの被害を受けるのは、弱いもの、子どもやお年寄りです。この時でもウクライナでも子供たちの命も失われ続けていますし、アフガンの小児医療が崩壊している そうです。 国内でも毎日のように児童虐待が報道されています。少子化が止まらない中で、年々児童虐待が増え続けているそうです。児童相談所の通告は20万件以上、警察からの通告も11万件以上だとか。 命の尊厳はどこに? 毎日が嘆きばかりです。  聖書だけがそれに答えてくれるでしょう。 神を恐れること、これが人ができる唯一のことです。神を無視している限りは望みはない!

 夏に向かう中でたくさんの感染症が流行しているようです。コロナも第9波に入ったとか、RSウイルス等と人が愚かにも争っている間にも流行しています。 そのためというわけではないのですが、夏の伝道会は見送りで、秋の伝道会に備えます。 

 これまでライブ配信のために、主日礼拝の式次第をのせてきましたが、ライブ配信の終了に伴い、宣教をYou tube 配信に切り替えることになり式次第も終了します。 説教のアウトラインだけにします。 

 礼拝説教はヘブル人への手紙の連続講解が少しづつ進んでいます。 ユダヤ人の著者からのユダヤ人の第二世代のキリスト者で、元のユダヤ教に戻ろうとしている人々への手紙です。 内容は極めてユダヤ的であり、それだけに学びが進むとともに、旧約聖書が立体的になってきます。律法や歴史書はこういう風に読むのだ、とわかってきます。楽しいですね。 うまく伝わっているといいのですが・・・

聖書箇所:ヘブル人への手紙4:8~10  「第二の警告(3)  神の民の安息」ヘブ(26)

<本日の要点>

1.ヨシュア(8~9節)

  ユダヤ教の第二の柱のモーセ イエスはモーセに勝るという文脈なのに、ヨシュアが登場 イスラエルの民もモーセも不信仰・不従順の故に約束の地に入れず、ヨシュアが後継者に 流れとしては当然  ヨシュアについて整理しておこう  

 エフライム族の頭エリシャマの子(民1:10)の子ヌンの子(Ⅰ歴7:27)  名前はホセア(「救い) 後にモーセによって改名(民13:8、16)「主は救い」

若い時からモーセに仕え主に従うことを学ぶ   シンの荒野からシナイの荒野屁に至るまでに3つの事件が  マナ レフィディムでメリバ・マサの事件 アマレク人との戦い

さらにカデシュ・バルネア事件 カナンの地偵察  信仰によるヨシュアとカレブの二人のだけがカナンへ (民14:5~10、30、38、26:65)  ヨシュアとイエスのギリシャ語の綴りと発音も同じ ヨシュアをイエスの型とみなされてきた 著者の強調点はヨシュアは約束の地に導きいれたが、神の意図された安息とは異なっていること

2.安息日

 ユダヤ教において律法には613のミツヴォット(戒律)  248はミツヴォット・アセー(積極的戒律)と365のミツヴォット・タアセー(消極的戒律)  実生活には困難が 

使徒1:12   イエス マタイ11:28 口伝律法からの解放への招き

レビ23章には 7つのイスラエルの守るべき祭りの規定 ①過越し(ペサハ ニサンの月14日) ②種なしパンの祭り(15~21日) ③初穂の祭り(16日) ④7週の祭り(シャブオット シフンの月)  秋の祭りでは ⑤ラッパの祭り(ロシュ・ハシャナ ティシュリの月1日) ⑥贖罪の日(ヨム・キプール 10日) ⑦仮庵の祭り(スコット 15~21日) 年一回

レビ23:1~3 これらに先立って 安息日 毎週の祭り

3.終末的安息

 神の意図はイスラエルだけではなくすべての人の安息  「安息日の休み」・・・「安息日を守る」から「安息日遵守」  ここでは「神ご自身の安息にあずかる」   第三の安息の側面を  黙示14:13  

<結 論>

1.神の約束はhとの幸せのため

2.安息日について  旧約の安息日が新約の日曜ではない

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