今年も受難週を迎えることになりました。主の受難について年々思うことが変わってきています。よくもここまで耐えてくださったと、感謝に耐えません。そばにいた弟子たちも頼りにならず、身も心もお辛かっただろうと。
今年は年度内に二度の復活祭という年です。素晴らしいことですが、年度末ということもあり教会総会と重なり慌ただしいですね。 今年の復活祭のテーマは「いのちの君」です。近年では、ロシヤのウクライナ侵攻といい、イスラエル・ガザ戦争といい、命が無駄に失われているのが悲しいですね。 世界中が戦争とまではいわないまでも、分断という悲しい現実が立ちふさがっています。 教会にすらサタンが忍び込んできて主の教会としての輝きを失わせています。 エデンの園でサタンが分断を持ち込んで以来、罪が支配している世界中に分断があふれています。 聖霊の働きでバラバラになっていた世界が一つにされて教会が誕生したのに、その主の教会が再びサタンによって分断の道へ、 今こそ神のことばと信仰へ立ち返る時でしょう。
2030年問題も大きく立ちふさがりそうですが、信仰をもって前進したいものです。
礼拝ではヘブル書も9章に入り、出エジプト後の荒野の幕屋について学び終わりました。本当に本書がユダヤ的なものと、また、自分がいかに異邦人であり旧約聖書を読み飛ばしていたかを痛感しています。理解が進めば、イエス様の仰っていることや新約聖書の理解も深まってきます。これが聖書なんだと!
2024年3月24日主日礼拝
聖書:ヘブル人への手紙 9:11~16
宣教:「贖罪の日とキリスト」
<本日の理解のヒント>
1.すでに成就したすばらしい事がら(11節)
シナイ契約で律法に示されてきたことの成就者としてのキリスト 「新しい契約」が到来した キリストの十字架、復活、昇天 信じる者の心を新たにし、キリストの律法を刻んでくださる そしてペンテコステと これらはアロン系の大祭司の「贖いの日」によってではない ヨハ2:18~22
2.赤い雌牛による(13節)
これまでの贖罪の日には出てこない、赤い雌牛の灰 これについては民19章 死体に触れることによる汚れからのきよめ 牛は普通、黒かぶち、赤い牛とは? タルムードの中に興味深い記事が 贖罪の日に赤い雌牛を ユダヤ教が踏襲
3.キリストの血によるきよめ(14節)
鍵ことばは、「血」と「注ぎかける」 「血」の重要性 注ぎだされた血のみが有効
しかし、キリストの死因は、失血死ではない 最後の晩餐のことばが意味するもの
<結論>
キリストの血潮と死んだ行ない
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