2024年11月30日土曜日

アドヴェントに

  いよいよ今年もアドヴェント(待降節)に入りましたね。世間ではいち早くクリスマスムードになっていましたが、キリストの教会も本格的に讃美歌とともにクリスマスへと向かいます。クリスマスツリーや飾りつけも終え、ガラス窓にみことばも貼り、ローソクも準備できました。一人でも多くの方に気づいていただけるといいのですが・・・。今年は22日がクリスマス礼拝です。楽しみですね。 遅くなりましたが、クリスマス礼拝のテーマは「これによりて愛を知る」です。頑張りまーす!! また、来年は元旦礼拝も予定しています。

 教会学校も軌道に乗ってきて、また奉仕者も増えてきて、担当者によりアナログとディジタルの視聴覚教材と、バラエティーに富んできました。そのためでしょうか、子どもたちにもいろんな変化が出てきています。分級での復習もあり、少しでもそれぞれの心、たましいに響いてくれることを楽しみにしています。

 今年は世界中で選挙イヤーでしたね。世界のリーダーにもかかわる重要な選挙、台湾総統選、露大統領、欧州議会選、自民党総裁選。米大統領選、衆議院選、最近では兵庫知事選、と相次いで行われました。気候変動を含めてこれからの地球環境や政治・戦争に影響のあるものも。 望むと望まぬにかかわらず、すでに決まりました。ただ願うのは、正しい心をもって世界のことを考える人で、また平和のために政治を行ってほしいものです。  先日、驚くべきニュースに触れました。それは、マイクロプラスチックがサンゴの骨格に蓄積している、ということでした。 骨格にまで入り込んだマイクロプラスチックは、100年単位でサンゴの体内に残り続ける可能性もありうる、との指摘がある。サンゴの骨格にまで奥深く入り込むと体の外に排出されにくいため、マイクロプラスチックは、サンゴが死滅した後も1000年単位で残り続ける可能性もある、という指摘も。サンゴは海の生態系を支える存在でだそうで、海水温の上昇とともにマイクロプラスチックの影響も大きな課題となっているそうです。  地球環境を真剣に考えなければなりませんが、自国第一主義がどう影響するでしょうね。 蒔いた種は刈り取る、という原則を忘れてはなりません。 戦争といい、地球も人間も破滅するものを何とかして留めようとする政治家が出てきてほしいものです。

 アドヴェントに入っても、礼拝ではヘブル書の学びを続けます。11章の信仰による義人を学んでいますが、この機会に、なかなか触れることの少ない旧約聖書を義人の信仰をもとに学ぶことにしています。講解説教とは少しずれるかもしれませんが、地図や系図等を用いて、旧約聖書に馴染んでほしいと願っています。旧約聖書のダイジェスト版が面白いものになれば幸いです。

2024年12月1日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11章32節

宣教:「信仰によって(14) ダビデ、サムエル」ヘブ(89)

<本日のヒント>

1.ダビデ

 霊的暗黒時代から王国時代へ ダビデ・・・イスラエル第二代の王 羊飼いの少年から王へ 羊飼いの体験が後のダビデに影響、特に詩篇23篇にも表れているように、深い神理解にも 歴史的には初代のサウルの不従順により、ダビデへ  重要な一大事はゴリアテ事件 以来戦いのたびに勝利で名を挙げていくが、王からねたまれて逃亡生活へ その中でも際立つ信仰的行為  Ⅰサムエル24:1~7  主への信頼と従順

2.サムエル

 幼子のイメージが強いかも、しかし、サムエルはヘブル人の信仰の歴史上特筆すべき人物 最後の士師、最初の預言者  幼くしてエリのもとで エリの息子たちは正しい道を歩まず「神の箱」を奪われる 希望の持てない民は王を求める 王政への移行へ(Ⅰサム8:7)  サウル王の誕生   さらに新しい王へ     詩99:6 新約聖書にも名前が度々登場する信仰の人

3.預言者たち

 「予見者」(Ⅰサム9:9)「先見者」(アモ7:12)とも呼ばれた。  預言=神のことばを預かる  モーセとアロンの実例から(申命18:18〉  申命記34:10  Ⅰサム3:1 本格的な預言者は、サムエルから  Ⅱペテ1:20~21  サムエルの預言学校の設立(Ⅰサム19:18~20〉そこで学んでいるのは、律法とその解釈

<結論>

  歴史を導く神




2024年11月23日土曜日

地にも平和を

  季節が急に進んでいきなり冬になりました。例年通りなのかもしれませんが、寒暖差が大きく、急に寒さが募ってきました。体調を壊している方もいらっしゃるかもしれないでしょうね。富士山も北国も雪が降リ始めたようです。 日課の朝の水まきも、土の湿り具合との関係でしなければなりません。寒さに強いものあれば、そうでないものも、それぞれふさわしい状況を作ってあげなければなりません。 人も同じで肉体の健康と霊的健康もどちらも必要ですね。それぞれに相応しい栄養が必要です。

 巷では、クリスマスソングが流れています。明るく楽しい音楽で何となく元気になれそう。 頭の中で讃美歌の「地に平和を」という言葉が何度も浮かんできます。神様の思いであり、人類の思いでもあるのに、悲しいかな、現実は正反対の方向へどんどん進んでいます。知恵も科学も進んでも、人類には造り出せないことなのでしょうか? 主の祈りでも「みこころが天で行われるように地でも行われますように」と祈ります。神様によらなければ、真の平和はないのでしょうね。だから「地にも平和を」と讃美するのでしょうね。   次主日からいよいよ待降節です。楽しみです。真の平和を知る者として、御子のご降誕を祝える幸いをかみしめたいですね。  世界の状況は、第三次世界大戦になりかねない状況が進んでいます。20世紀の悲しい二度の世界大戦を経験しているにもかかわらず、行き過ぎた自国第一主義を標榜する国が増えていく、平和や平等はどうなるのでしょうか?   

 礼拝でのヘブル書の信仰による義人・偉人を学んでいます。ユダヤ人同士なら名前だけで分かり合えるのに、旧約聖書に通じていない我々は学び直すいい機会だと思っています。そういう意味では、講解説教から少しそれるのすが、それでもこの機会を通して旧約聖書になじんでほしい、と願っています。

2024年11月24日主日礼拝式次第 

聖書:ヘブル人への手紙11章32節

宣教:「信仰によって(13) バラク、サムソン、エフタ」ヘブル(88)


<本日の手助け>

1.バラク(32節)

  聖書には2人のバラクが  ①民8章のモアブの王 これではない ②士師記4:6~に登場する 民の悪に対して神のさばきでカナン人の王ヤビンに ヤビンは鉄の戦車900両をもち20年間イスラエルを圧迫 イスラエルは女預言者デボラがさばていた バラクは主の召しを受けても女預言者に依存?するような優柔不断 でも主の命に従う 突然の大雨で平地はぬかるみ戦車は混乱し大敗 ケニ人へベルの妻によりシセラは死ぬ。

2.サムソン(32節)

 堕落した民をさばくために神は、ペリシテ人をお用いになる 士師記13~16章  サムソンはナジル人 ナジル人は①ブドウの実やぶどう酒、強い酒を避ける ②穢れたものを避ける ③髪の毛を切らない  サムソンは悉く破るような者 デリラの誘惑に負けて力の秘密を明かしてしまう。 ペリシテ人の手に   最後に主への信頼で勝利を 

3.エフタ(32節)

  歴史的順は、サムソンの前 士師記11~12章  ギルアデ人遊女の子 正妻の子らから追放 ごろつきが集まる アモン人からの戦いで長老たちからの加勢の要請  主の霊によって勝利を 悲しい結末が 

<結論>

1.神のお用いになる人とは

2.エフタの娘の全焼のいけにえについて

2024年11月16日土曜日

トリプルレッド 

  アメリカではトランプ氏が次期大統領に決まり、上院下院ともに共和党が占めて、トリプルレッドになりました。これで安定した政権運営はできるのでしょうが、政権内の陣容にも驚きが続いていて、今後ますます格差が広がるのではないか、心配しています。 人権と移民の問題等も。世界情勢にも影響が 信仰的には福音派の主張が守られた、ということなのでしょうが、福音派の宗教右派が力を持っいることが露わになっただけで、個人的にはこれからが心配です。

 日本との関係でも今後どうなるのかは、不明です。 石破政権も過半数割れで、よく言えば、国民の意見が反映されやすい状況にはなったものの、来年の参議院選挙のことを見据えて国民のことよりも、自分の党のことを優先してはいないか、よく吟味する必要がありそうです。 

 11月の半ばを過ぎても、まだまだ温かい日が続いていますが、朝晩の冷え込み、日の出日の入りの時間が遅くなり、秋らしくなってきました。 赤道近くの海水温が高いようで、まだまだ台風が発生しています。これだけ海水温が冷えないのはなぜでしょうか? 相当なエ年ルギーが海になだれ込んだのでしょね。 とはいえ明日からは急速に例年並みになり冬になっていくのだとか、体調を崩しやすい時期です。感染症も流行しているようですし、秋の花粉でくしゃみが出て、マスクが必要です。   あっという間に、アドベントが目の前です。 この素晴らしい時を、一人でも多くの方々に提供できますように!

礼拝では、ヘブル書の連続講解を続けています。11章に入り信仰の義人を学んでいます。名前をあげるだけですが、旧約聖書で育ってきていない我々にとっては,なかなか理解が及ばない。そこで講解の土台となる旧約聖書の箇所を丁寧に解説していくつもりです。これでもっと聖書になじんでくださればいいな。と願っています。族長時代から士師記の時代へ入ります。

2024年主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙11章32節

宣教:「信仰によって(12) ギデオン」

<本日の理解のヒント>

1.士師記(32節)

 修辞疑問文から始まる。 答えは言うまでもない明らか。 最初の人物はギデオン 彼については、士師記6章~8章に その前に士師記についてヨシュアの死からサムエルの出現まで(BC1220~1050年くらい) 約束の地に入って12部族に領土分割はされたが、一つの共通の信仰が しかし、強力なリーダー不在  ヨシュア以降の第二世代の民 不信仰に対して神のさばきが 民が助けを求める 神が問題解決のために士師を送られ解決 また民が不信仰へ と繰り返し 士師21:25

2.ギデオンの時代背景

 深紅の人ではあるが、完璧な人ではない。 ギデオンって? ギデオン協会は彼に由来 ギデオンとミデヤン人の関係 ミデヤン人はイスラエルとは血縁関係 アブラハムはイサクのためにそばめたちを東方の国へ 歴史的には、ヨセフ、モーセとも 良好な関係だが、ヨシュアの頃から関係悪化 モアブ人とミデヤン人とが、バラクにイスラエルをのろうように、依頼 シティムではモアブ人とミデヤン人の娘による堕落へ(民22:1~6) モーセがエモリ人とミデヤン人を打つ  士師の時代でも、ミデヤン人はイスラエルを苦しめる 

3.ギデオン(32節)

 地図参照 ハロデでの泉  士師記6章に 11節~15節   7:1ハロデの泉のでの事件 ギデオンは臆病者  神の介入 7:1~7 

<結論>

 神の選びと召し


2024年11月9日土曜日

立冬を過ぎて

  立冬を過ぎて季節が急に進んで晩秋に、四季が日本の良さだったのに二季になったようです。これじゃ古来の俳句などのわび・さびの世界は残念ながら生まれないかもしれませんね。 木枯らし一号が吹き、朝晩の冷え込みも本格的になり、紅葉も進んできました。銀杏も期待できそうで楽しみです。神様の秋の恵みが増えそう!

 アメリカの大統領選挙も、共和党のトランプ氏の圧勝でした。個人的には信仰的には共和党で、福音派にとっては喜ばしいのでしょうが、人格的にも、世界情勢的にも不安を感じています。  自国第一主義を標榜しているので、地球環境・気象問題や温暖化やEUとの関係、ロシヤや北朝鮮との関係、イスラエルと中東関係等もどうなっていくのでしょうか。波乱含みです。  アメリカは、大統領、上院、下院とすべてが共和党となり、いろんなことが加速しそうで心配です。いい方向に行くといいのですが・・・。どうか信仰的にも人間的にも健全な政治家が出てきますように、と願います。 キリスト教会にも大きな波及してきているLGBTQ+問題も加速するかもしれません。遅かれ早かれ、日本の教会にも(もうすでに影響が出ている)波及してくるでしょう。聖書信仰とは何か?が問われる課題です! 

 礼拝ではヘブル書を続けて学んでいます。11章の信仰による義人の連続ですが、旧約聖書を学ぶいい機会にしたいと思っています。旧約の講解ではないにしても、ダイジェストで信仰から人物と背景を学べるので、ついつい力が入ります。ヘブル書のお陰で旧約聖書に深く入れ皆が聖書を面白いと気づいてくださると幸いです。旧約聖書に関心と理解が深まりますように!  ひとりでも多くの方に、触れてほしいものです。主の臨在の下での礼拝に期待しています。


2024年11月10日主日礼拝式次第 

聖書:ヘブル人への手紙 11:29~31

宣教:「信仰によって(11) エリ子の城壁」ヘブ(86)

<本日のヒント>

1.エリ子の城壁(30節)

 神の民にとって約束の地カナンへの最初の難関 巨大で難攻不落の城壁が立ちはだかっている。 高さ4~8m,厚さ2~5mで二重 カナンの力の象徴  これを越えなければ約束の地には入れない 詳細はヨシュア貴6章 この難関を前に神の不思議な命令が その意味は、過越し同様民には理解できない ここにヨシュアと民の信仰が問われる。   信仰の本質は11:1

2.遊女ラハブの信仰

 この話は、時間的にはエリコの城壁の前の出来事。 ヨシュアが派遣した2人の斥候を遊女ラハブがかくまう。 ヨシュア2:8~13 エリコと住民には、神による出エジプトとヨルダン川東部の王たちを聖絶したことが伝わっていて恐れが。  その中でラハブだけが、噂の中から神への信仰が芽生えた。それゆえ、2人の斥候を助けた。 その結果、彼女の信仰が彼女をそしてその家族を救うことになる。 信仰のすばらしさ!! それにとどまらず、歴史的にもナを残すことに❕…結論で

<結論>

①信仰とは  ②リーダーの影響 ③遊女ラハブの信仰

  

















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































2024年11月2日土曜日

台風の影響で大雨

  今年最後の3連休だとか、 台風は温帯低気圧に変わりましたが、偏西風の影響で季節外れの大雨になりました。とても午後は出かけることもできませんでした。ようやく夜には雨も上がり、いい天気へと。空気もすっかりきれいになりました。秋ですね。

 今週はアメリカは大統領選挙です、両候補も拮抗しているとか、  アメリカの福音派が容認できない3つの事 ①人工中絶 ②同性婚 ③公立学校祈祷の禁止 からすれば、民主党ではなく、共和党を支持することになるのでしょうが、候補者の人格は問わないのでしょうか? 嘘も平気で大声でいう、それで相手を非難する、こんな人が国のトップに立つのでしょうか? どちらにしても、期待はできない、と思うのは私だけでしょうか? キリストの教会として、真価が問われている気がしますが・・・。誰が選ばれるにしても、世界の状況に大きな影響があるでしょうね。ウクライナ戦争や中東のイスラエルをめぐる問題も・・・気候変動等も。 いずれにしてもこれからは、ますます黙示録の世界に近づくでしょう。

  国内では、衆議院選挙で与党が半数を割り込みました。国民の自民党への怒りが現れたのでしょうか。 かつて学校で、「民主主義は少数意見の尊重だ」と学びました。でもこれまでは意味のない事でしたが、今回はこれが多少は生きることになるかもしれません。期待したいものです。 しかし、LGBTQ+問題については、国連や世界の風潮に影響されそうで心配です。これはキリスト教会にも迫る大きな問題です。これからがどれだけ、神と聖書に忠実であるか?が問われそうです。 どこまで聖書を誤りなき神のことば、として信じているのか? キリスト教会に分裂をもたらしそうです。

 聖書を信じているとは言いながら、真剣に聖書に聴くことをしてなければ、文脈や背景等を抜きに聖書を読んでると、結局、自分の感性で読んでいるだけになってしまうでしょう。

 2024年も11月になり、今年あと残すところ2か月です。クリスマスもすぐです。あっという間です。礼拝では、みことばの深みをお届けするように心がけいます。   ヘブル書の11章の信仰の義人を学んでいます。 族長時代を終えて、出エジプト時代へ  これからは我々が旧約聖書をどれだけ理解しているか?が問われますね。 この機会に講解説教とともに、本文からは離れるけど、旧約聖書になじんでほしいと願って準備しています。

2024年11月3日主日礼拝式次第 

聖書:ヘブル人への手紙 11:27~29

宣教:「信仰によって(10) モーセの信仰」ヘブ(85)


<本日の理解のヒント>

1.モーセの信仰(27節)

 この記事はいつのことか? 2つの可能性 ①同胞を助けようとして殺人者になってしまい、ミデヤンの地への逃亡したとき ②出エジプト 文脈からは28節に過ぎ越し しかし、ヘブル人の記述方法からは  27節 「立ち去る」・・・身も心も ルカ5:28では、取税人レビの態度の例 ・・・エジプトtの決別は?  ②がベター

2.過越し(28節)

 神の時と人の時の違い 神の民が約束の地に戻る条件(創15:16) モーセ 40年のミデヤンの地での神の訓練 80歳で神からの召しが 出3:10、33:11a, 民12:8 パロの前に出る恐れと民の信頼は?  過ぎ越し 出12:23 ヘブル11:28は過去形ではなく完了形・・・記念のあかし

3.紅海渡河(29節)

 29節は主語がモーセから複数形へ   神への信頼なしに出エジプトはない  目の前は紅海、後方はエジプト軍 危機的状況 信仰が問われる 出14:13~14、22,29  3:'7~10


<結論>

1.過越しの小羊の血  2.イスラエルの民の従順と不従順

2024年10月26日土曜日

総選挙です

   いよいよ衆議院議員総選挙です。与党にすれば厳しい戦いでしょうね。与野党が拮抗し政治家にとってのいい薬になって、いい政治を目指せるようになってほしいものです。   国内では年頭の能登の大地震以来次々と災害が起こっています。先日も宮崎にも線状降水帯が発生したとかで、また大きな被害が出ています。これは国内だけでなくヨローッパでは、ドイツ、ポーランド、チェコ、オーストリア等にも集中豪雨による大きな被害が出ているそうです。 こんな中でも各地の戦争も続いていますし、中東ではイスラエルのイランへの報復も行われそうです。(でも互いに全面戦争だけは避けたいようで、核施設への攻撃は避けているようですが)なんとも平和とは反対の方向で、温暖化を加速させるばかりです。悲しいことですが… これが人間の罪の結果でしょうか。

 10月も終わろうとしている中で、朝晩の冷え込みがあり、あちこちでススキも見受けられます。個人的には花粉症が少しづつ出て来て心配です。 

 礼拝では二週続けてヘブル書から離れましたが、また本文に戻り信仰による義人の学びを続けます。 個人的には講解説教を通して、つくづく聖書の読み方というものを考えさせられています。  どこの教会でも聖書通読は強調されてはいると思いますが、聖書理解という点では、どこまで進んでいるでしょうか? ただ読むだけでは物語や筋を理解しただけでおわり、文脈や時代背景を無視した適応になってしまいがちです。 神様のみこころというか、そこでいったい何が言われているのか、という読み方の訓練をしなけれrば、聖書の深みや神様の思いに近づき、聖書から本当の励ましや戒め等を読み取る事にはならないのでは?痛感しています。 しっかりとした信仰者になれますように!聖書の正しい理解こそが、信仰者の成長とリバイバルにつながるのですから!  


2024年10月27日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11:23~26

宣教:「信仰によって(9) モーセと両親」ヘブ(84)


<本日のヒント>

1.モーセの両親(23節)

 著者の歴史展開は、族長時代から進んで出エジプトへ モーセの両親について、名前は?  本文の背景は出2:1~10  ここには両親の名前はない 名前は6:20に  ヨセフから時代は進んでエジプトでは新王朝が イスラエル人が脅威に 迫害へ 出1章 両親の行動 ①「美しい」・・外面ではない 同じ言葉が使徒7:20に 神の計画 ②王の命令を恐れない

2.成人したモーセ(24~26節)

 両親の信仰と神様の摂理  モーセの生涯は120年(40年ごとの3期に)  最初の40年は、王宮で生活 使徒2:22~23  ヘブル人としての自覚が   「成人したとき」・・・手紙の受信者の状況と考慮して ユダヤ人が尊敬ているモーセと重ねる    イエスのことば・・ヨハネ5:46    26節「キリストの故のそしり」とは原文では「キリストの非難・恥辱」 モーセがキリストの受難を信仰によってみていた それゆえの行動

<結論>

 両親の信仰



2024年10月19日土曜日

衆議院議員選挙公示

  新内閣発足最速での解散で、衆院銀選挙が公示されました。選挙カーがにぎやかになりましたね。 自民党の裏金問題追及を鬼の首を取ったかのように追及する野党、政権交代を目指しているのはわかるのですが、最も大切なこれからの日本をどうしていくのか?という明確なビジョンが伝わってこないのが残念です。 公約ではいい事は語れても、現実に政権を取ったときに財源等で実現可能、混乱した世界情勢の中で日本をどのように導いていくのか?ということをもっと語ってほしいものですね。そうした政策を持った政治家は? どの政党に任せたらいいのか悩みますね。  礼拝が妨げられないといいのですが…明日は祈ってきた秋の特別伝道礼拝です。何よりも神様に喜んでいただける礼拝になるようにと、祈ります。

 被爆二世として個人的には、被団協がノーベル平和賞を受賞したことは喜ばしいことですが、政府の原爆への姿勢は煮え切らないですね。一方では核の使用をちらつかせている国や、核開発へと向かおうとしている国もあり、一触即発の状況です。 AIやドローン攻撃で、イスラエルはハマスの最高指導者の暗殺に成功したそうです。 科学時術の進歩が殺人兵器の進化になっています。 テロリストの残虐性は認めるにしても、殺人をどう理解したらいいのでしょうか? 十戒では、殺人は禁じられているのに! 世はますます悪から悪へと進んでいくのでしょうね。黙示録の学びを終えていてよかった、と藻います。 

2024年10月20日主日礼拝式次第

聖書:マタイの福音書 4:4

宣教:「人はパンのみに生くるにあらず!」

<理解のヒント>

1.イエスのメシヤ性への挑戦

  有名なみことばだが、本来の意味から逸脱して流通している。 文脈は、イエスの公生涯の初めの出来事 荒野の試み サタンによるイエスのメシヤ性への挑戦 荒野での40日40夜の断食直後、空腹を覚えたときに サタンからの攻撃が 結果次第でこれ以降の聖書は役立たなくなるが、イエスの決定的なみことばの引用で

2.人の2つの面

 人は、肉体と霊から マタイ6:25~26 神は人のいのちに関心を


3.人を生かすもの

 イエスのことばは、旧約聖書 申命記からの引用 申命記の理解が鍵 イスラエルの民の荒れ野放浪 神が民を苦しみと飢えを与えて、人の中にあるものを強いらしめられた マナという恵み 神の口から出るすべてのものにこそ   真実な神のことばへの信頼 イエスはただしく引用 神の真実   イザヤ55:9~10 神は約束通りにイエスをメシヤとして罪のの赦し、死者の中からの復活 今も人生かそうとして招いておられる


2024年10月12日土曜日

オーロラが

  太陽フレア発生で日本各地でオーロラ観測もできたとか、日本では見られないと思っていただけに驚きです。もう北欧に行かなくても!なんてね…いろんな異変が起こっていますね 10月に入り季節が進み、朝晩がめっきり冷え込んできて、着る服に悩みますね。秋空やすすき、と秋らしくなってきています。かつては、10月10日が東京オリンッピクの記念で体育の日でしたが、この頃は運動会等での戸外での活動にとてもいい頃です。もう以前ほど熱中症の心配もしなくていいのでは。 過ごしやすくなってきています。 有難いことですが・・・

 一方、日本でも異常気象で大雨で大変な被害が出ていますが、アメリカのハリケーン「ミルトン」の被害は本当にひどいものでした。ほかの地域でも大雨被害も出ています。 異常気象のせいでしょうか? 悲しいかな、人間にはどうにもならない状況が世界規模で起こってきています。 こんな中でもウクライナ・ロシア戦争も終わりが見えず、イスラエルを取り巻く状況も一層緊迫感を増しています。イスラエルには7つ以上の問題があり、イランとの関係では第5次中東戦争にもなりかねません。アメリカも戦争拡大は望んではいないようで、何とかブレーキになってくれればいいのですが・・・大統領選挙の行方も気になるところです。

 いよいよ次主日は、秋の伝道礼拝です。 今年は私の手落ちでご案内が遅れてしまし、ご迷惑をおかけしてすみません。でも、祈りに支えられて迎えることができ感謝です。ようやく教会のホームページに掲載できました。    明日は運動会やスポーツ会のために、出席者が少なく、急遽ヘブル書の連続講解はお休みして、次につながる人物を取り上げることにします。 ヘブル書の次の信仰の義人は、族長を終えてモーセになるのですが、そのモーセに深くかかわる姉のミリアムです。お楽しみに!

2024年主日礼拝式次第 

聖書:出エジプト 2:1~10

宣教:「陰にある大きな働き」


<本日のヒント>

1.弟を助けた女性

 ミリアム・・・レビ族のアムラムとヨケべデの娘(民26:57) エジプトに大きな貢献をしたヨセフだが、時代が進むと忘れ去られ、エジプトからの迫害が  出エジ2:1~8  危機的状況で姉の機転の利いた行動が  王宮での生活から逃亡者としての40年へ   聖書にはないが、兄と姉の思いは?  ヨセフと兄たちとの関係 80年後 出エジ4:27~31 神の召しの前に、尻込み  

2.出エジプトの女性リーダー  

 神は3人をお用いに ミカ6:4  ミリアムの存在 出エジ15:19~20  女預言者としてイスラエル半数の女性のリーダーとして

3.ミリアムの罪

 民12:1 クシュ人・・・ノアの息子ハムの長男の子孫  エジプトあたりに  出エジプトから一年余り カナン偵察の少し前  12:9~10  その理由が2節  実はーセへの反抗 12:10~12

4.ミリアムの死

 出エジプトから40年 新世代へ 民20:1  ミリアムの「死」は? 主エジプトまでの「死」は呪いだが、彼女の死には、全く違う意味が

2024年10月5日土曜日

石破茂氏が

  石破茂氏が、 第102代内閣総理大臣に指名されました。党内野党と言われてきたために、一体どれくらいのことができるのか?と不安に思う人たちもいるようです。 個人的には、楽しみにしてしています。というのは、彼の祖祖父は、新島襄氏から洗礼を受けたクリスチャンであり、明治の伝道者・牧師金森通倫氏です。以来4代目のクリスチャンです。石破氏も信仰をは明確にしておられるようですし、どんな姿勢で政治に向かうのか?と楽しみにしています。いずれにしろ、今後の動向を注視したいものです。

 朝晩が本当に冷え込んできて秋に近づいているようです。花粉も飛んできているようですし、冷え込みでの風邪や咳で悩んでいる人も多いそうです、マイコプラズマ肺炎も流行しているとか…厄介ですね。とはいえ、日本の亜熱帯化とは反対にオーストリアでは大雪で放牧が出来なくなったとか、また。大雨で大洪水も発生しているところも・・・ 

 世界情勢は、一層緊迫感を増しています。 イスラエルがレバノンへの地上侵攻をはじめたとか、また、イランからの激しい攻撃を受け、今後報復の応酬も懸念されます。  ウクライナもロシヤ領内への侵攻をし、プーチンのメンツを潰しています。これでは第三次世界大戦になりかねない状況です。これに限らず、世界中至る所に火種が・・・人の力ではどうにもならないのでしょう。 こんな時こそ、上を見上げれなけれrば! 「時が良くても悪くても、みことばを宣べ伝えなさい!」という主のみことばが響いてきます。 主のことばには力があります。無から有を創造された方、死者の中から生き返らせる力があります!

 礼拝では、ヘブル書の11章に入っています。「信仰によって」旧約の義人たちを学びを進めると、これまでの旧約聖書の読み方とは違った面白いものになっています。 天地創造から個人の召し、族長へと進んできています。 先週のアブラハムのイサクの奉献で、前例のない復活信仰に達していたとは驚きですね。現代でも歴史上に起こったキリストの復活を信じることのできないのに! イサク・ヤコブへと油編む契約が信仰によって受け継がれていくのを学びます。

2024年10月6日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11:20~22

宣教:「信仰によって(8) 族長たちの信仰」ヘブ(83)


<理解のヒント>

1.イサクの信仰(20節)

  イサクの性格は穏やかで争い嫌い。 創世記26章の井戸争い イサクの生涯は、誕生と結婚を中心に展開 双子の誕生 家庭内の混乱  神はどちらを選ばれた❓ いつ? 創5:23~24  ヘブル書が取り上げているのは、晩年の事 結果的にはみこころのままに  「未来のことについて」・・・ヤコブの将来とエサウの将来

2.ヤコブの信仰(21節)

 波乱万丈の人生 複雑な家庭環境の中で育つ パダン・アラムで2人の妻と10人の息子そして娘を 帰途にペニエル体験  エジプトに売られたヨセフのもとで一大勢力へと    ヘブル書は晩年を  ヨセフの2人の息子の養子縁組(創48:5~)  ここに神の導き 右手・・・権威の象徴   結果的にマナセ族よりもエフライム族が繁栄する

3.ヨセフの信仰(22節)

 ヨセフの晩年  創世記50:24~25 ヨセフの遺体はどこに?  シェケム(ヨシュ24:32)

<結論>

 ①長子の権利  ②族長たちの信仰


2024年9月28日土曜日

1000年に一度?

  能登は大変ですね。元日の大地震から、少しづつ復興へと向っていた矢先の大雨による大きな被害と失われた命と、心が痛みます。 仮設住宅でも浸水したとか、被災者の方々のことを思うと言葉にもなりません。今後の仮設建設ももっと考えなければならないかもしれませんね。 1000年に一度の大雨だとか? これまでは数十年に一度だとか言われていましたが、それ以上の計り知れないものが襲ってくrかもしれない、予測不明です。 人とは、悲しいけど本当に無力ですね。 ただ「この世では旅人であり。寄留者」として来たるべき都、素晴らしい都を目指すのがベストの選択だと個人的には痛感しています。政治不信御深まる中で、この度与党の総裁も野党第一党の党首も新しい方が選ばれましたが、本当に国民目線であってほしいですね。 日本の将来をどのように目指しているのか、揺れないものを示してほしい! 少しは期待したいものです。 

 まだ暑さの残っている中で、やたらくしゃみが出るようになり、ひょっとすると花粉かな?と一足早い秋を体で感じています。 朝晩は随分と涼しくなり、日格差の大きい日々となってきました。9月の最終週を迎えているのにまだ、半袖やエアコンで過ごしているんですよね。 これからはやはり収穫の秋に、「時が良くても悪くてもみことばを宣べ伝えなさい」という言葉が頭をめぐっています。 秋の伝道礼拝に向けて一層の祈りと準備に!と思わされています。

 礼拝でのヘブル書の学びは、個人的には実に多くの恵みをいただいています。 神の啓示という素晴らしいものが与えられているのに、なんと自己流の理解や思い込みで信仰生活なるものを送って安定を書いている人が多いことでしょうか? きちんと積極的に神の啓示に向かう必要を改めて教えられています。尽きぬ恵みを見出すために! 人のことばではなく、永遠に変わらない神のことばから汲みだせるようになりたいものです。 自然体の安定した信仰生活になることでしょう。 

 いよいよ9月も最終週を迎えました。 教会学校も軌道に乗ってきました。奉仕者も少しづつなれてきて、次なる奉仕者もと・・・期待しています。  アナログな方法やパソコンを用いた説教も子どもたちも喜び、新たな興味も引き出せているようでうれしいです。お祈りを!さあ礼拝は

2024年9月29日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11:17~19

宣教:「信仰によって(7) アブラハム最大の試練」ヘブ(82)

<説教の参考>

1.アブラハムの試練(17節)

 今回だけでなくアブラハムの生涯は、試練の連続・・・主からの訓練 カルデヤのウルで神の声を聞いてから、神を知り、神の真実に触れ啓示に応えてきた。 試練とともに次第に成長を そして最終テストが訪れ 再難問  アブラハムにとってのイサクの位置づけから アブラハム契約の唯一の継承者として成長してきたイサクは?

2.最大の試練(17~19節)

 神の啓示を受けて、アブラハムのジレンマが  これまで知ってきた神のご性質と今回の啓示は? 創世記22章  同時代に生きたヨブのことばのごとく(13:15)   神からの唯一の希望を全焼のいけにえにとは?  族長時代以前にも死者の復活はない  モデルがないだから信仰が発揮される この時のイサクの年齢はユダヤの伝承では30歳 100歳の老人と30歳の若者がモリヤの地へ  アブラハムの信仰とイサクの従順も

<結論>

1.信仰と試練  2「ひとり子」の理解 イスラムとの違い 3.イサク奉献

 

2024年9月21日土曜日

中秋の名月

  「暑さ寒さも彼岸まで」と言われてきましたが、まだまだ暑さは続いています。月見バーガーのCMが流れ、そんな時期なんですね。今年の中秋の名月は満月でしたね。 こんな静かな日ですが、世の中はそうではないです。 ウクライナ・ロシヤ戦争では、ドローンを使った無人機攻撃となり、これまでとは違ってきています。神は「殺してはならない」と戒めておられるにもかかわらず、機械による意識にも上らない殺人行為が人の意識とは関係なしに行われています。罪責感も薄れるでしょうが。 かつてのSFのよう、スターウオーズでしょうか。  殺人という残虐な行為が知らないところで行われているのです。何という恐ろしい世界になったことでしょうか。   また、ヒズボラのポケベルの同時爆発(イスラエルによる、との見方もある)という通信機器を用いた攻撃、昨日の報道では、ヒズボラの幹部がイスラエルによる攻撃で亡くなったとか、これで報復も避けれないでしょう。中東がさらに大変なことになっています。 至る所での殺し合い、という神を恐れぬ世界では起こっています。  

 国内では猛暑で39度越えるところも、秋雨前線のせいで線状降水帯が発生して、また大きな被害も出ています。元日に地震で被災した能登では仮設住宅が浸水したとか、何とも言葉にもなりません。 人の罪が招いたこととはいえ、神の創造された秩序とはかけ離れた混乱がますます激しくなっている。ますます人は愛は冷めていくでしょうね。 どんな思いで神さまはご覧になっているのでしょうか。 こんな世界だからこそ、「時が良くても悪くとも、みことばを宣べ伝えなさい」という言葉が響いてきます。   秋の伝道会への思いも強くなっています!

礼拝でのヘブル書の11章の学びは、ますます面白さが増してきています。旧約聖書も実に面白い。聖書の読み方が変わってきた、これが聖書なんだと、当たり前のことだけど・・・神の約束啓示の理解が進むと信仰が自由になる!自然体に  楽しみですね。

2024年9月22日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11:13~16

宣教:「信仰によって(6) 族長たち」ヘブル(81)


<本日の理解のヒント>

1.族長の神(13節)

 「これらの人々」とは? 文脈から「死」 「地上では、旅人であり寄留者」という言葉からアブラハム・イサク・ヤコブ  族長・・・一族の長。頭 ヘブr民族の始まり アブラハム契約が息子・孫へさらには一大民族へ継承される  16節 創世記28:13 神の人類へのお取り扱いが変わってくる 個人から民族へ 

2.族長の歩み(13節)

 邦訳を比較して 主張は 族長たちは、信仰によって生き、生きている間信仰を抱き、信仰を持ったまま死んだ 生きている間に成就を見なくとも 神は真実  族長たちは地上を霊的な目をもって見ていたものは、「堅い基礎の上に建てられた約束の都」  地上では旅人であり寄留者 

3.故郷(14~16節)

 出てきた故郷・・カルデヤのウル  さらにすぐれた故郷  カナン・・・天の都の模型  族長たちは、夢みるものではなく、地上のことでも現実派   キリスト者も同じ 天に国籍 たましいに戦いをいどむ肉の欲を遠ざける。生き方が求められる  族長たちの生き方を彼らの神 

<結論>

1.族長たちの信仰から学べる事



2024年9月14日土曜日

実りの秋は?

  秋といえば実りの秋と言われますが、今年はどうでしょうか? つい先ごろ令和の米騒動と言われて、スーパーなどからお米が消えてしまう?という報道がなされています。私どもの近辺ではそこまでひどくなないのですが・・・   でも夏以降の異常な高温と雨不足や関東以北の線状降水帯による大雨等で、お米以外の農作物にもきっと大きな影響が出ているのではないでしょうか?  かつては日本は四季でそれぞれの季節の旬の作物が楽しみでしたが…。 食事のたびに世界中で戦争や貧困で食べるものに事欠く人がいる中で、日々豊かな糧が与えられていることを覚えて感謝して祈っています。 でも「大食い競争」的な番組や、様々なところで廃棄されている食の多さには悲しみと驚きを覚ます。 もっと食の大切さと自給率の向上を考え直すべきでは、と個人的には思います。

  礼拝式の中で「みこころが天で行われるよ地でも行われるように地でも行われますように」と祈りますが(言葉だけになってないといいのですが)、現実は主のみこころとは違った状況が続いています。悲しいことですが… 主のみこころをます求めることが教会なのに、みこころではなく自分の思いや願いをかなえるを求めてはいないだろうか? これでは礼拝にはならないでしょぅ。

 かつては日本の教会は伝道に力を入れてきたと思いますが、いつまでたっても人口の1%を越えることはなく、何となく熱意が失われてきたのでは? 今必要とされているのは、もっと信仰者一人一人が聖書をしっかりと学ぶっことではないでしょうか? みことばに根付かない礼拝や教会生活は、何をも生み出さない、もっとみことばを学び、みこころを知る信仰者が起こされることを祈るばかりです。 主の栄光を表す集団になりますように!

 礼拝では、ヘブル書11章の信仰の義人を学んでいますが、アブラハムの学びにはいりました。ユダヤ人なら説明なしで十分なのでしょうが、われわれ異邦人は、旧約聖書に通じていないために、旧約聖書を通して、「信仰によって」学んでいっています。面白いですね。

2024年9月15日主日礼拝式次第 

聖書:ヘブル人への手紙 11:8~12

宣教:「信仰によって(5) アブラハム、サラ」ヘブ(80)

<本日の理解のヒント>

1.アブラハム・・・他国人のように(8~10節)

  偶像礼拝者から神に召しだされて契約をいただいて信仰の第一歩を踏み出したアブラハム アブラハム契約  約束の地に到着したが、先住民がいる 天幕生活・・・いつでも旅立てる 他国人のように 約束の地に入ったにもかかわらず、得たのはマクペラの地の一部 創23:4 アブラハムは信仰の目で 黙示 21:2 

2.アブラハム・・・イサクトヤコブ(9~10節)

  アブラハムは神の契約を通しの地が地上ではなく天の都を信仰の目をもって見ている。 イサクとヤコブとともに 家庭において信仰と神の約束が継承   「都」には原文では定冠詞が 黙示21;2 アブラハムはこれを見ていた 

3.サラの信仰(11~12節)

  創世記からサラの印象は・・・信仰の人? 著者は違う 11節で女性初めての信仰が   創18章  御使いのアブラハムへ値の約束と次のソドムとゴモラ事件 サラはこれを見て神の約束の成就を確信   11節の「子」 原文では「種」(口語訳) アブラハムとサラとで初めて  創22:17   ロマ4:18~21 

<結論>

 啓示と信仰


2024年9月7日土曜日

まだまだ終わってはいない

 ここ数日は幸いにも熱帯夜をまぬかれて、ホッとしています。夜間のクーラーからも解放されえて感謝です。  夕方に風が吹くとホッとできるようになりました。このまま秋へ、と期待したいところですが、最高気温はまだまだ猛暑日が続くそうで、秋らしくなるのは11月になるだとか。 もう四季はなくなってしまうのでしょうか? これでは、風流の俳句なども詠めなくなるのでしょうか?寂しいですね。 早く秋らしい落ち着いた日が来るのを待ち望んでいます。 台風11号がスーパー台風になり大きな被害が出ています。報道されていないが、きっと世界中が狂っているのでしょうね。 温暖化による島国が沈没しかけていると聞いていましたが、その後どうなっているでしょうか。報道がないとわかりませんね。 戦争等も含めて人災がこの素晴らしき地球を壊しているのでは? 

本来なら秋は味覚の秋・収穫の秋と言われていましたが、今年はどうなるでしょうか?  秋といえば、教会では、伝道集会も準備されていると思いますが、主の祝福と霊的収穫がありますように祈ります。

ヘブル書11章で「信仰」というものが、明確に整理できました。信仰とはったい何なのか、ということがはっきりすると、教会内で混乱している「思い込み」や「気分」に左右されるものではないということがすっきりします。安心して信仰生活が送れます!

礼拝では先週は、急遽「律法と福音」というテーマにしましたが、聖書箇所でご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありません。 そのため、今日はヘブル書の学びの前に、その整理をします。

 ユダヤ人の「律法」に対する意識には独特のものがあります。歴史的なものがあり異邦人には理解を越えるものがありますね。しかしユダヤ人であり律法の専門家でもあるパウロの手紙を通して、キリストとの関わりが明確になります。ガラテヤ書が参考です。


2024年9月8日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11:8

宣教:「信仰によって(4) アブラハム」ヘブ(79)

<本日の理解のヒント>

1.律法と福音のまとめ

  律法・・・神から与えられたもの ①アブラハム契約から430年たって与えられえたもので  先のものに勝るものではない。  ②人間のかたくなさのゆえに付加された  ③律法はメシヤ来臨が終着点  マタイ5:17~18 キリスこそが律法の成就者 キリストの律法

2.義人アブラハム(8節

 アブラハムはカルデヤのウルの出身(現在のトルコ)・・・偶像礼拝地 父も彼も しかし、そのアブラハムに神の契約が  創2:1~3 アブラハム契約・・・土地と子孫の約束 

3.神の召し(8節)

  ヘブル書では「召し」  なぜ偶像礼拝者のアブラハムに神の召しが? 聖書は沈黙だが?   新約聖書は、「召し」についてエペ1:4, 2:3,2:12

4.神の約束と真実さ

 ロマ8:24  「どこに行くのかを知らないで」・・・神の指し示す目的地を知らずして 信仰によって行動を Ⅰサム15:22  創25:26、  12:7,17:8

<結論>

 1,アブラハムの信仰から  2.神の声尾を聞く

2024年8月31日土曜日

迷走台風のせいで

  この一週間は、台風10号の迷走でいろいろ大変でした。先週の予想ではとっくに列島を抜けていいはずなのに、全く予想外の動きになりました。その上台風付近ではない遠く離れたところでの大雨(遠隔豪雨)となり、大変な被害が出ています。九州から四国を経て紀伊半島と思いきや、半島へ上陸せずに南下する、台風そのものには動く力はないそうで、高気圧や偏西風が動かしているのだとか、今はそれがないので動きが読めないそうです。当地では流石に週末の雨が有難いものでした。迷走は、台風だけでなくお米にも  あちこちのスパーからお米が消えているようです。政府の対応にも疑問が 大臣の任期も後僅かなのに、ここで一番国民のために、という政治家の意気込みはないのでしょうね。政治の世界も次期総裁をめぐって迷走しています。 日本だけではなく世界中が混乱と迷走で行きつく先が全く読めません。 インドネシアで首都に移転が計画されているのは知っていましたが、今の首都のジャカルタ地盤沈下で水没しつつあるそうです。 ウクライナのロシヤ攻撃は停戦協議を有利に進めるためのものだとか、レバノンのヒズボラとイスラエルの戦争も激しさを増しています。 世界中至る所での戦争や内紛があり、環境破壊と地球の破壊につながっています。悲しいですね。  

早いもので9月に入りました。秋に近づいて涼しくなってくれたらと願いますが、高温が続くとも言われています・・・秋の伝道礼拝も祈っています。

礼拝はヘブル書の講解説教に一息ついてこれまでのこともあり、「律法と福音」についてまとめます。わかっているようでも整理ができていないこともあるでしょうから、ここでいったん整理出来たらヘブル書の味わいにも影響するのでは、期待しています。

2024年9月1日主日礼拝式次第

聖書:ガラテヤ:1~2

宣教:「律法と福音」


<本日の理解のヒント>

1.律法

  シナイ契約・・・旧約の中核をなす十戒 前半の4つは対神関係 後半の6つが対人関係  イスラエルのエジプトでの奴隷状態 10の神のしるし 過ぎ越し 紅海渡河という神のわざ 十戒の前文 神と神の民のとの関係 神の民の生き方

2.律法とキリスト

 法律と律法の違い 福音書でのイエスと律法学者との対立は?  マル7:9~13 ヨハ8:32   ガラ4:4 ヨハ8:34

3.キリストの律法

 旧約には613の律法がある  いくら遵守したら合格か?  マタ 5:17~18 ガラ6:1^2

2024年8月24日土曜日

処暑を過ぎても

  8月も終わりに近づき処暑も過ぎたのに、残念ながら期待したようには涼しくなりませんね、最近の報道では秋も高温だとか、これではとても温帯ではなく熱帯です。関東以北にはゲリラ雷雨の発生もあったようです。何とかならないものでしょうかね。  沖縄の那覇のほうが、本州や北海道よりも最高気温が低かった日のあったとか…一昔前なら考えられないです。 また、モンスタージャイアと呼ばれる渦(?)のせいで台風の発生も増えているとか、全く異常気象による海水温の高さがその一因だそうです。その反面台風のせいで海水がかき混ぜられて、海水温が多少低くなるようなので、台風の被害が出ないなら有難いものですが・・・この世界の不思議さを思います。 神がことばによって天と地を創造された、という事実を改めて思わされます。これが信仰の第一歩ですから。この神が、信じる一人ひとりの神であり、すべてを知っておられる方なのですから、その啓示に対して真剣にならなければいけませんね。

 アメリカの大統領選挙もこれから本格的になりそうですが、こんなにも人格や信仰とは無関係なものとは思いませんでした。 トランプ氏はエルサレムをイスラエルの首都としましたが、彼の言動発言を見ていると、とても信仰者とは思えませんが?  政治は権力闘争なのか? それは日本でも同じですね。(暗いニュースばかりの中で大谷翔平選手の40-40だけが明るいニュースですね。実にすごい選手ですね。)

 先週も暑い中、またいろんな感染症が流行している中で何とか守られて、新しい週を迎えられた事を感謝しています。礼拝で主がなにをなして下さるのかを楽しみにしています。

ヘブル書では11章に入り、「信仰によって」を学んでいます。今回3回目です。 これまでの「信仰」のとらえ方が変わりました。11章は人物伝ではなく、その人がどのように信仰によって生きたかを学んで実に面白いです。

2024年8月25日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11章6~7節

宣教:「信仰によって(3) ノア」ヘブ(78)


<本日の理解のヒント>

1.神の啓示に基づいて(6節)

  6節は「信仰によって」が文頭にない・・・前のエノクの解説  聖書のエノクの評価は、誉ある長寿は年数で測るものではない 神とともに歩む事こそ 信仰・・神に近づく手段 1節の理解が鍵 その神が信仰者とどうかかわるのか  Ⅰヨハ5:10 

2.信仰による義人 ノア《7節)

  ノアと聞いて思い浮かべるものは? 大雨? 洪水? 箱舟? 著者は長いノアの物語をたった1節だけで 「神からの警告」 創6:17  大洪水とは何か?ノアは見たり聞いたりしていないので想像できない それどころか、雨さえも経験してなかったかも 創2:5~6

神からの警告を受けたとき、ノアは? どこに住んでいたか? 神からの啓示なしに対処できない  周りの人の反応    虹 不信仰の世を罪に 

<結論>

 ノアから学べる事

2024年8月17日土曜日

台風被害

  今年は高気圧の重なりのせいもあり、いつまでも猛暑が続いています。辛いですね。台風の発生も少なく、海水温が高いままです。 台風が発生しても、太平洋高気圧のせいで進路も例年とは違って、北上して関東以北の東北地方を横断したり、線状降水帯を発生するなど大きな被害にもつながっています。 これも温暖化のせいでしょうか?  自然界の前には人の力も知恵も微々たるものに過ぎませんね。 先週の雨が少しだけ恵みと思えたのは、私だけでしょうか。 打ち水が効果あった頃が懐かしいですね。 雨が降り台地が潤されてるという循環が、なんと素晴らしい仕組みでしょうか。 今は雨もなく、猛暑で台地がからからに乾いています。人も植物も乾いてしまっています。 霊的にも同じことが言えて、神の恵みから離れた心は乾きっ切りで、あちこちにひずみが出ています。 なんと世界中が愛に飢えて冷え込んでいるでしょうか。 SNSも健全に用いられれば、素晴らしいものですが、匿名ということもあるのか、気楽に誹謗中傷で人を傷つける道具になっています。 国のリーダーを選ぶ選挙でも、政策よりも誹謗中傷合戦と不正と、何とも言い難いものです。悲しい限りです。 主の教会でも、愛し合うことよりも陰口や非難、と悲しい現実が・・・、どれほど主が悲しんでおられることでしょうか? 「主を恐れることは知識の初めである」(箴言)ことなしに、いくら聖書知識や奉仕に励んでもむなしいものです。 主を恐れる者の賛美を主が喜ばれることを、一人でも多くの信仰者が気づくといいのですが!

 先週は久々に一族が勢ぞろいしての礼拝でした。家族がそのまま霊の家族だとは、なんといっても感謝の一言です。 同じ神のことばを分かち合える幸いです。 一人っ子が主にある姉妹と結婚し、主から子供が委ねられ、それぞれが信仰を継承してくれて、その伴侶もみな信仰者で、さらにその子らへと信仰が継承されつつあることを、ただただ神様に感謝するものです。教会学校の役割は大きいですね。 

 礼拝でのヘブル書の講解説教は進んできました。神学的議論を終え、適用に入りました。 3週にわたり、「信仰」について学びました。 聖書の定義する「信仰」…これが主のお喜びになるものですから。  これから信仰の義人・偉人について学ぼうとしています。 ユダヤ人同士ゆえに。名前を挙げれば通じ合えるものですが、異邦人はしっかりと旧約聖書を学ばなければ、著者の真意を計り知れず、表面的な人物伝になりそうです。 注意しながら、学びを進めます。「信仰によって」を鍵ことばに学ぶと実に面白い!


2024年8月18日主日礼拝式次第

 聖書:ヘブル人への手紙 11:4~5

 宣教:「信仰によって(2) アベルとエノク」ヘブ('77)

<理解のヒント>

1.アベル(4節)

 11章の信仰の偉人は、ユダヤ人ならだれもが知っている人物でだが、単なる人物でではない。 天地創造に続いて人物だが、なぜ最初の人ではないのか? アダムは貴重な教訓を得ている・・・皮の衣 この意味と意義は   メシヤへの期待が   アベルとカイン ささげもの 通常のささげもの? 神の評価は? ヘブ11:4   アベルのささげもの ・・・キリストの予表

2.エノク(5節)

 エノクに関しては情報は僅か 365年という短い人生 長寿時代において不幸か? アダムからノアまでの10人中の異例の存在 「死」を見ずして  Ⅰコリ15:52   ミカ6:8


<結論>

①礼拝はささげるもの  ②信仰者の歩み

2024年8月10日土曜日

南海トラフ?

   猛暑の終わりが見えない中で、大地震が相次ぎました。 南海トラフの関連とも言われています。それとは関連はない(?)神奈川県沖での震度5弱の地震も起こりました。 今年は元日から大きな地震が相次いでいます。列島は揺れています。 日本は地震大国です。 地震の予測は難しいそうですが、心配なのは、首都直下地震です。  起こる危険性は高まっているのに、首都機能の地方分散はどういうわけかは全く進んでいませんし、国会でもそういう意見が出てこないのが心配です。本当に日本の将来を考えている政治家はいないのでしょうか。 目先の党利党略の政策ばかりで先の見えていない政治屋が多いですね。 信仰についても同じことが言えます。  礼拝で取り上げているヘブル書も11章に入り、霊的な目が開かれれば、来るべき将来の姿、黙示録の世界が見えてくるはず、そうならないのは近視眼的です。 「信仰」についてよく考えさせられます。 教会では『信仰』という言葉はよく使われますが、どのように理解しているのでしょうかね。  言葉だけが独り歩きしているようです。 信仰が強いとか弱いとか?信仰的とかそうでないとか? 一体何を言っているのでしょうか?  ぜひ11:1で語られる信仰と11章全体に流れる「信仰によって」が理解できるといいですね。  11章が単なる人物伝ではないことがよくわかってきて実に面白い。上手く伝わるといいのですが・・・  まずは、天地創造です!


2024年8月11日主日礼拝 

聖書:ヘブル人への手紙 11:1~3

宣教:「信仰によって(1) 神のことば」ヘブ(76)

<理解のヒント>

1.「信仰」とは?(1~2節)

 1節のリビングバイブルの訳 「信仰をどう定義したらいいでしょう。それは願い事が必ずかなえられるという、不動の確信です。また、何が起こるかわからない行く手にも望み通りのことが必ず待ち受けていると信じて疑わないことです。」  だといいのですが、分かりやすいが、本当?  人間本位のご利益信仰では、   文脈には合わない  信仰=「神の啓示に対する応答」  1節の正しい理解が今後の鍵  「まだ見ていないもの」とは? 黙示録との関連 信仰,狂信、盲信、不信仰との違いは?  10:30との関連 忍耐   「称賛された」=新共同訳の「神に認められました」   受信者への励まし

2.天地創造と信仰(3節)

 文頭の「信仰によって」 最初が「天地創造」!  人ではなくなぜ?  多くの人には神話とも思えるものが 神秘に満るこの宇宙 科学者も起源を求めるが  霊が物質に先行する 無から有の創造 何を意味するのか?  百聞は一見に如かず   しかし、聖書は ヨハ11:40  イザ55:11 エリサベツのことば(ルカ1:45) 

<結論>

1.信仰とは  2.聖書の世界観





2024年8月3日土曜日

ハマスの最高指導書暗殺

  連日の炎熱地獄?の日々ですね。雨が降らないので、地面とその下が冷えることもなく、夜間も30度に近いまま、翌日も早速30度始まりの繰り返し、もう温帯ではなく熱帯です。 命の危険も・・・いつまで続くのか? 早く普通に戻ってほしいな!きっと誰もが思っているでしょうね。   パリ五輪も大変な盛り上がりです、驚いたことにマスコミからは大谷フィーバーは消えています。これがマスコミの姿ですね。よくよく吟味しなければ、踊らされますね。

 パリ五輪の裏でイスラエルによるハマスの最高指導者ハニヤ氏暗殺という蛮行が行われたようです。ガザのみならずレバノンのヒズボラといい、今度はイランとの緊張が一段と高まってきました。イスラエルもイランも直接対決は望んではいないようなので、本格的な戦争にはならないようですが・・・どうなることやら? 中東の火薬庫であることには変わりはありません。

 アメリカの大統領選挙もお金とスキャンダル合戦でしょうか? ジンバブエではスーパーインフレだそうです。 世界は五輪の精神とは全く違っていますね。 

いよいよ2024年も8月に入ります。正月の能登半島地震から復興にはまだまだのようです。祈りを必要とすることが多いですね。

 最近は以前はあまり好きではなかった列王記や歴代誌がやたら面白いですね。人間の生々しい現実が何と言えない。善王と悪王、神の民ですら神を見ていないのが、悲しいですね。今日でも同じです。  本気で主に向かいたいと思わされます。 明日の礼拝でも、神様が何をなさるのか、楽しみです。 2020年の8月2日に始めた「こどもの時間」ですが、4年を経て教会学校へ移行します。 学びを終えた奉仕者も増えつつあり、感謝です。 これまでにないパソコンを使ったもので面白い。 幼子たちに信仰が伝えられますように! 奉仕者も祝され成長できますように!

2024年8月4日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 11:1

宣教:「啓示と信仰」ヘブ(75)


<アウトライン>

1.信仰とは(1節)

 11章は『信仰によって』が文頭でそれぞれのセクションが始まる。 それ先立ち「信仰」が定義される。 「望んでいる事がら」と「目に見えないもの」とは人間の願望や主観的観測ではない。 神が約束されたこと啓示されたもの  ウエスレー兄弟の例

2.神の啓示(1~2節)

 キリスト教は「啓示の宗教」と言われる。 啓示には2種類が ①一般啓示 ②特別啓示

①一般啓示 詩19:1~4 ロマ1:20  ②特別啓示 神ご自身による超越的に 夢・幻・記されたことば等で  実例:旧約聖書では  ①肉体を取って 創18:1 ②夢 創28:12 ヨセフ ③幻 ダニエル   啓示の漸進 究極的にはイエス・キリスト 新約に  Ⅱテモ3:16~17 ヘブ1:1~3   信仰とは神の啓示に対する応答

<結論>1.信仰



2024年7月27日土曜日

パリ五輪が

  ついにパリ・オリンピックが始まりましたね。開会式は雨の中でしたが、これまでにない凄い演出でした。 エコ推進国としていろいろと工夫もしているようです。 開会式を見ている限りは、皆穏やかで楽しそうで、世界各地で戦争をしているなんて、思えません。   皆平和がいいことはわかってはいるのに、政治がらみになると途端に変わる。悲しいことですが・・・とはいえ、参加選手には頑張ってほしいものですね。

 アメリカの大統領選挙は大きな転換点になりましたね。バイデン大統領が辞退して、今後の展開がどうなる事やら。 共和党の支持母体のいわゆる福音派の主義主張よりも、信仰とは正反対の汚い言葉が気になります。

 狭い日本にもかかわらず、東北地方では線状降水帯と梅雨前線の影響で大雨になり、沖縄では台風の被害も、それ以外のところでは、体温を越える温度、猛暑の連続で夜も温度が下がらず、熱帯夜の連続です。バランスよく雨が降ってくれたら、と思うのは私だけではないでしょぅが、人の知恵や力が無力であることを突き付けられるだけです。 これこそが被造世界を委ねられたにもかかわらず、罪の故に制御能力を失った結果ですね。  この暑さのゆえに悲しいかな、水の事故も起こっています。 暑さの故に冷静な判断も狂ってきそうですから、気をつけねば! この暑さの中で今年は、参加者のことを考慮して夏の特別集会は中止を選択しました。 時が良くても悪くとも・・・とはいえ、苦渋の選択です。

 礼拝ではいよいよヘブル書も10章の厳しい警告を終えて、いよいよ11章に入ります。神学や教理ではないので、ホッとする反面、文脈を無視した単なる人物伝になりかねない恐れを覚えています。 鍵ことばである『信仰によって」学びを進めます。11章は、初めはヘブル書の流れから、著者の「信仰」の理解を学びます。 誤った信仰の理解がはびこっていることに気がつくはずです。

2024年7月28日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11章1節

宣教:「信仰とは?」ヘブ(74)


<理解のヒント>

1.信仰とは?(1節)

 1節の定義と6節のことば  「望んでいる事柄」とは? 思い込みやご利益信仰にもなりかねない 『信仰』という言葉は、聖書には521回出てくる 新約(ピストス)では「考えていること」「頭(できれば心にも)あること」  旧約では(エムナ)「忠実」「誠実」・・行動によって明らかになるもの   新約のヤコブ署とパウロ書簡が歴史的にも問題に 世界観の違いによる  力強い生き生きした信仰には、この二つが必要!

2.信仰の2つの面

 信仰さえあれば? ヘブル書の文脈 10:35~36 信仰には、神に喜ばれることと耐え忍ぶ二つの面 耐え忍んだ信者に約束されているもの  ロマ8:24,8;28   神のことば、神の啓示こそが「望んでいる事柄」   イザ55:10~11   ヘブ11:1b  「事実」 ルカ1:1では過去のことだが将来の事、現在のことも  霊的な目、信仰の目で  そんな人が? それが11章の人たち 

<結論>

①信仰とは  ②聖書は神の啓示の書












































































































































































































































































































































































































































 

 



2024年7月20日土曜日

命にかかわる暑さ

  梅雨明けもしていないのに、猛暑と熱帯夜と、命にかかわる状況が続いています。  日々救急車のサイレンもよく聞くようになっています。  暑さと夏休みも重なり、水の事故も増えているのが悲しいですね。涼を求めるのはよくわかるが、危険と表裏一体です。   海水温が高まり、プランクトンが減ってきて海の生物にも大打撃だそうです、やはり、ここ数年貝が採れなくなっていたのもわけがわかります。 自然界も回復を願って苦しんでいるのですね。罪の影響が年々ひどくなっていて、回帰不能点を越えないといいのですが・・・ 神の忍耐の前に、人のなすべきことは?

 台風の発生が今年は遅れています。そのために沖縄周辺の海水温が高まったままだとか自然界の役割は人の理解を越えるものですね。 夕立だとか、涼しい日々が訪れることを願います。国内ではコロナが第11波だとも言われるほど、感染力が強いようです。

アメリカの大統領選挙は、歴代こんなに醜いものだったでしょうか?もう少しは人格者が立候補するものと、勝手に思い込んでいました、高齢者の汚い罵りあいに加えて、暗殺未遂事件と、アメリカを始め世界中がもっと混乱へと進みそうです。」信仰とか福音派とか何の意味もないですね。

 教会とはなんとすごいものを委ねられているのでしょうね。 神の啓示という素晴らしいもの、これに対してどれほど信仰者は真剣でしょうか。  神を信じている、神のことばを信じている、とは言っても、それにどれだけ真剣に理解し従っているのか?神を目に前にしているのか?考えさせられます。 教会の役割はとても大きい。 祈りが聞かれるとか、平安だと、そんな薄っぺらなものではない、神が伝えたいものが響いてくる。この国のために、神が主の教会を置いていてくださっているのだと。 福音を宣べ伝えなさい!

 ヘブル書の信仰の人(「信仰によって」で始まる)を学んでいく中で、気づかされることは実に多い。彼らの聞いたもの、見ていたものは何か?に気づくと実に面白い。旧約聖書が単なる人物伝ではないことを著者は見抜いていたんですね。 『信仰によって』の意味は・・


2024年7月21日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙  10:32~39

宣教:「神の約束と忍耐」ヘブ(73)

<理解のヒントと参考箇所>

1.初めの愛に(32~33節)

 苦難の中の信仰者たち 一体どこの教会か? 使徒の働きから判断 サウロの迫害(AD33  年頃)12章大ヤコブの殉教(AD44年頃)主の兄弟ヤコブの殉教(聖書にはない)からすると、エルサレム教会でhない   ローマの教会か? ネロの迫害(AD64) その前のクラウデオの時には追放令が  結論は出ない いずれにしろ「困難ななか」を激しい戦いをしてきていた、それに耐えた初めの愛をおもいだせ、と 

2.教会の特徴(32~34節)

 教会は様々な偏見と誤解を 聖餐式のイエスのことば 兄弟姉妹 信仰によるによる信仰による 皇帝礼拝の拒否(主=キュリオス)   イエスの呼び名は聖書にたくさん出てくるが、パウロは異邦人伝道において、書館において「主」を強調    聖歌521「キリストにはかえられません」と同じ 迫害されているものへの愛の行動

3.3つの鍵(35~39節)

 過去から現在へ 将来の約束を見つめて必要なのは「忍耐」  「忍耐」とは、我慢ではない 神に対する信仰と忠誠を堅く保ち、神のみこころを行うこと  主イエスの姿    Ⅱペテ3:9、   ハバククの預言   ロマ1:17、ガラ3:11 「義人は信仰によって生きる」   道は2つ 落伍して神から離れるか命を落としてもキリストに従う 後者には「まことのいのちを得る(Ⅰテモ6:12)

<結論>

①天における約束  ②3つの励まし



2024年7月13日土曜日

梅雨末期

  いよいよ梅雨末期に入ったけど、大雨の被害が相次いでいます。松山城の土砂崩れにも驚きです。今までは大丈夫だっただけに、こんな被害が出るなんて誰も考えもしなかったでしょうね。また今日からも線状降水帯が発生するところもあるようで被害が出ないことを願うばかりです。 これから梅雨が明ければ暑い暑い夏が待っているようです。 道を歩いていても、ミミズが干からびていたり・・・人も干からびそう! 熱中症患者も心配です。 

 選挙イヤーと言われる年ですが、前半戦が終わりあちこちで大変な変化が出ています。フランスの極右政党の躍進も心配です。元々は反ユダヤ主義を標榜していて、今は表向きには薄めているようですが、実質的にはどうでしょうか?移民問題とともにどう動くか? イスラエルでは、ガザだけでなく、ヒズボラとも本格的になりそうです。 まさに中東の火薬庫になりそうです。

 コロナ以降経済の冷え込み等で、どこの国もグローバリズムから自国第一主義に進んでいきつつあり、民主主義の限界になってきているのでしょうか? これからの世界はますますバビロン化していくことでしょう。終末へまっしぐらかな・・・黙示録の世界が現実味を帯びてきます。  聖書をどう読むか、そこからキリスト者としての生き方を見出すかが、これからは一層大切になりますね。 キリスト者の役割は?

 ヘブル書の学びを通して、ユダヤ的視点と旧約聖書の理解、そして神の視点、鳥瞰的視点を教えられ感動しています。 神様はこんなことをはじめから教えてくださっていたのかと、また信仰の聖徒たちはそれに気づいていたのかと・・・これまで何と小さい世界と自分の信仰とか教会というこ戸を中心にしか見れていなかったと気づきました。 ますます面白さが増してきました! 聖書って、なんと面白くすばらしい書なんでしょうか!! 神s真に感謝です。


2024年7月14日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:26~31

宣教:「背教者へのさばき」 ヘブ(72)


<本日の理解のヒント>

1.故意に犯す罪に対して(28~29節)

 前回の背教者の直面するものに続いて モーセの律法に規定されている神のさばきに基づいて元のユダヤ教へ戻ろうとしているキリスト者への警告が  モーセの律法でもいかなるいけにえをもってしても赦されない罪が3つある。 ①姦淫の罪 ②殺人の罪 ③冒涜の罪 即死刑                 (申命記17:2~6 民15:29~31) モーセに勝るキリストに反逆する者には? 29節には3tの罪が

2.主のさばき(30~31節)

 人間の復讐と神の復讐との大きな違い 神の復讐の目的は   申32:35と36からの引用  先の25節の勧め  突然教会から姿を消す人たち ①救われていなかった ②救われていて、故意に 文脈 では②   「手の中に陥る」・・・権威-権力に服する  Ⅱサム24:14 Ⅱ歴21:13 主のあわれみ 一方ヘブル書では神の恐ろしいさばきに  主を恐れること


<結論>  

 3つの罪

2024年7月6日土曜日

半年が

  早いもので、今年も早くも半年が過ぎました。元日の能登の大地震から始まり、国内外をも含めて混乱の半年だったと思います。 半年たっても能登の復興はまだまだとか、地形的なものもあるのでしょうか?なかなか進みませんね。ここにも人口減少の影響が出てはいないでしょうか?   円安もますます進んで上半期での倒産も4000件を超えています。明るいニュースはないですね。

 英国は14年ぶりの政権交代だそうです。日本でもその期待はあっても、現実には今の野党にその力があるのか?というと期待薄ですね。  豪雨に次いで猛暑が列島を襲っています。もう40度の声も  発熱どころではない病的です。実際熱中症アラートも出ていて、実際救急車の音も毎日よく聞くようになりました。熱中症の方もたくさんいらっしゃるようですが、救急隊員の方も医療現場も大変でしょうね。 他人ごとではない、自分自身も気をつけねば…とかく生きていくのがつらいですね。早く御国に行きたいな! 

 いよいよ東京都知事も決まりますね。関西にいるとあまり実感はありませんが…。それよりも大阪万博のほうが気になります。かつての大阪万博は、浪人中でしたが、日本中が歌を始めとして大変盛り上がっていたように思います。未来に向けての夢をもたらすものであってほしいですね。

 礼拝でヘブル書を続けて学んでいますが、ユダヤ人同士なら通じ合えることなのに、異邦人にはその背景にまで入っていかないと、著者の意図には近づけません。苦労は多いが、実に得る者も多い。以前は気にも留めず、読み飛ばしていたもからもしれないが教えられることも多い。 今までいかに表面的な聖書の読み方しかしてなかったと痛感しています。そのおかげで日々の通読でも、読み方も変わり、驚かされることも増えました。神様の思いに少し近づけたかな? だといいな。 神を信じてはいても、神様の思いを読み取れなければもったいない。信仰生活もつまらない。気分や感情ではない。安定した歩みができる。そうした例をヘブル書の11章からも大いなる刺激を受けています。いずれお分かち出来ると思います。乞うご期待を!

本日から7月です。新たな思いで聖餐式にもあずかりたいものです。  

2024年7月7日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10章26~31

宣教:「ことさらに犯す罪」ヘブ(72)

<理解のためのヒント>

1.赦されない罪とは?

 信仰をいただいても、まじめな人は罪を犯しやすい自分に嘆く、罪対して敏感になった自然な反応だが。カルト的教会ではこの個所を利用しようしがち・・・「赦されない罪」とは? その根拠は福音書 マル12:31~32 この文脈では、聖霊に関するもの 聖霊の業神の力と認めない、これ  キリスト者には、Ⅰヨハ1:9

2.ことさらに(26節)

 ヘブル書の文脈は、真理を知る知識を得た後 古い契約にとどまっているユダヤ教に回帰するのは矛盾 キリストにとどまりなさい ・・・「赦されない罪」とは無関係  「ことさら」とは?無知からではない故意の行動 祝福などない むしろ悲劇が  旧約時代には様々ないけにえがあったが、今は 一度きりの完璧ないけにえが それを拒むなら 一体何が?

3.背教者の直面するもの(27節)

 ここのさばきは、「肉体の死」 旧約から2つの実例 民16:16~19、16:30~35と民26:10 過失でも無知でもない、故意の反乱 「焼き尽くす激しい火」はAD70のエルサレム陥落か

<結論>

1.赦されない罪について  2.救われた生き方


2024年6月29日土曜日

豪雨でした

  昨日は梅雨のさなかの日差しのある一日でした。しかしまた今週には梅雨前線がやってくるとか、線状降水帯の発生が激しくなりその言葉にも慣れてきました。それだけ気候変動が進んでいる証拠ですよね。沖縄では梅雨明けしたとはいえ、まだのところではあちこちに被害が出ないといいのですが…温暖化の影響はどこまで進むのでしょうね? 戦争等による諸物価値上りも続き、また今年も暑い夏になりそうで、冷房等にかかる費用も大変になりそうです。 こうした中で先見の明を持つ政治家は出ないものか、とつくづく思わされます。

  アメリカの次期大統領候補(?)のテレビ討論会もひどいものでしたね。 アメリカの国民はこの二人以外の選択肢はないのでしょうかね? もっと良き政治家が出てほしいものです。 今年は世界中で指導者の選挙が行われていますが、どこの指導者は一緒なのかな? ますます悪に流れていきそうです。残念ですが・・・  最近ぼやきが多くなってきました。

 教会はどれだけ「主を恐れる」ことを知っているでしょうね? 畏敬の念ではなく恐れるべき神としての神を! 愛の神を求めても恐るべき神を見ていないのでは? ヘブル書11章の「信仰によって」生きた先人たちとは違うな! 教会も世の流れに否応なしに影響されてるように思いますね。 悲しいですが…

 教会も7月からは「こどもの時間」が「教会学校」へと移行します。すでに学びを終えた兄による「こどもの時間」も始まり、少しづつ備えが進んでいます。年度途中の変更でいろいろハプニングもあるかもしれませんが。子供たちには信仰継承につながっていってほしいものです。主の祝福を! 

礼拝でのヘブル書も70回目に入りました。皆よく忍耐してますね。この学びを通していかに旧約聖書を知らないか、を痛感しています。皆そうでしょうか? 11章に入ってもそれは続きますが・・・

教理の学びを終えて、適用に入ってきました。この適用は、今の我々にも通じるものがあります。期待して

2024年6月30日主日礼拝式次第

 聖書:ヘブル人への手紙 10:19~25

 宣教:「信仰の実践へ」ヘブ(70)

 

<本日の理解のヒント>

1.聖徒の特権(19~21節)

 ここは前の9:1~25との対比 地上の大祭司は年に一度だけ至聖所に キリストの贖われた聖徒たちは違う 聖所と至聖所の間の仕切りの幕  創世記3:24 神と罪人を仕切るために置かれたのが炎の剣とケルビム それも模したのが、幕屋・神殿  キリストの十字架は マル15:28 ついに開かれる それゆえヘブル0:19~20 「動物のいけにえの血」ではなく「キリストの血」により イエスこそまことの家の大祭司 信者はその家 教会の概念が 

2.神に近づく(22~25節)

 この4節は原文では一文  主動詞は「近づく」  どのように神に近づくか?を4つ適用 

①信仰の実践(22節) 「注ぎ」とか「洗われ」地上の大祭司を念頭に レビ8:30,

 出40:12~13   適用では Ⅰペテ3:21b   二つのことばは完了形 一度だけ

②希望の告白(23節)

  希望と キリスト者にとってロマ10:10 目に見えるしるしだが同時に義認と聖化  望みが外に マタ7:21 約束された方は真実 

③愛の実践(24節)

 信仰と希望は一人でも可能 愛は相手があって初めて可能に 実践の場が教会  キリスト者には交わりが 新約聖書中最多の命令は「互いに愛し合いなさい」これこそがキリストが生きている証拠

④集会出席の勧め(25節)

 素手の混じ笑いから離脱したものが ここでは完全な離脱を意味する 強化のすばらしさはマタイ18:20 いつもどこにでもおられるとともに再臨の主として その日を待ち望みつつ

この4つを実践すること

<結論>

万人祭司主義と牧師職について

 


2024年6月22日土曜日

夏至

 6月21日は夏至(一年で最も昼の時間が長い一日)でした。中々梅雨明けしない夏のような日々でした。雨になると大雨でした。 これからは本格的な蒸し暑い日々になりそうです。  中国では大雨洪水が起こっていたり、アメリカでは熱波だと伝わってきています。世界中が温暖化のせいで(?)様々な混乱が起きているに違いないでしょう。 人は委ねられたこの世界の管理に失敗したばかりか、人間本位の考えと合理性の追求でますます自分の首を絞める結果になってしまっています。  片や気候変動に加えて各地の戦争や内乱等で、難民がついに1億2000万人を越えたとか、驚きですね。 理由はともあれいつも弱者にしわ寄せが来るのが悲しいことです。

 神様の目から見るとノアの時代と何にも変わっていないのではないでしょうか。「みな、いつも悪いことにだけ傾く」(創6:5)のをご覧になって悲しんでらっしゃるのではないでしょうか? 蒔いた種は必ず刈り取らなければならない、のですから、仕方がないのでしょうか。人の罪のせいで狂った自然界も苦しみの回復を求めているのでしょう。 回帰不能点を越える前に何とか出来るといいのですが・・・ きっと神様も待っていらっしゃるのではないかと思います。

 最近の政治家も目先の対策ばかりで、先を見る目は持ち合わせていないようですね。世界や日本の将来がどうなるのがいいのか、そのために必要な政治を打ち出せる方はいないのでしょうか? 少子化対策に関しても人口妊娠中絶に関しては、何も触れられてはいません。実際どれだけの命が失われているのか、それを救済する(赤ちゃんポスト、特別養子縁組制度等あります)だけでも、神様に喜ばれるでしょうに・・ それさえも国会で議論もされることもなく、的外れな法案ばかりです。 良し悪しは別にしても、アメリカの大統領選挙では、大きな争点なのに。 信仰者も、どこを見ているのでしょうか? 神と神のことばに向いているでしょうか? 人間の眼で現実ばかりを見つめているのでは?  ヘブル書の11章では、「信仰によって」生きた人々が出てきます。この世の基準ではなく、神の目で、神の評価で生きた人々です。学べば学ぶほど面白いですよ。かつては人物伝として学びましたが、講解説教では違ってきますので・・・期待していてください。


 ヘブル書も10章の後半に入りました。 「こういうわけで」という言葉で始まる長かった教理の適用です。 前回から本文の学びをおいて、「教理」についてその重要性と歴史的観点からの学びをしています。

 また先週から「こどもの時間」も教理の学びを終えた方にも奉仕を担当していただいています。もっと増えてくださることを楽しみにしています。7月からはいよいよ教会学校へ移行します。信仰の継承のために!

2024年6月23日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:19

宣教:「健全な教え」ヘブル(69)

<ヒント>

1.教理の役割(19節)

 「こういうわけで」という一言に、著者の苦労の安ど感が読み取れる。長い、しかしこれ以上まとめることのできない「キリストの大祭司論」を終えて、いよいよその適用に  説教とお話し・講演との違いは?   教理に基づく実践へ エペ4:16 テト2:1 ユダ3

2.教会の多様性

 聖書は啓示の書として完結 異端と正統派の違いは? 異端ではないのにキリストの教会には多くの違いが  キリスト教史から   聖書のグレイ・ソーン  モーセの律法との違い  具体例として ルターとカルヴァンの違い  洗礼式、幼児洗礼、聖餐式等の違いはどこから?

3.福音派の弱点

 教理は教会による 礼拝を重ねれば身につくか?  聴衆の心理・・・聞きたいことだけ、鋭いフィルターで振り分け   正しい姿勢は、使徒18:11~12  福音派には、教理アレルギーが 歴史的背景から 宗教改革・・・ルネッサンス、人間中心 心の宗教へ 敬虔主義  福音派もこの流れのなか 2つの危険性が

<結論>

1.教理化の長所と短所 2.新約聖書自体が教理・信条の形成を 3.神のご計画全体

4.正統と異端の区別 5.自分の信仰がはっきり語れる

 

2024年6月15日土曜日

雨が欲しい

  沖縄では梅雨入りし大変な雨になっていますが(そろそろ梅雨明けしそうですが)、それ以外のところでは真夏日を記録するような暑さになっているところもたくさんあります。また熱中症の危険性が日に日に増しています。 暑熱順化が言われだしましたね。身体を季節に合わせる必要があるのでしょう。 年を取ると、体の反応が鈍くなるそうですから。 

 インドでは有権者9億人の総選挙もモディ政権から連立へ、となりそうですね。フランスでは極右政党の台頭等々で現政権も危ういようです、ロシヤや中国のような独裁政権以外は長期政権は難しくなってきていますね。 アメリカも大統領宣教をめぐって、宗教右派の戦いが激しくなってきています。 ますます世界が不安定になりそうです。 神の国とはますます遠くなりそう・・・・・主の介入以外に解決のない状況ですね。  少なくとも主の教会だけは、主のみこころとともに愛の集まりであってほしいものです。みことばに忠実な者に主の祝福を祈ります。この時も困難の中を歩んでいる方や苦しんでいる方に主の御守りを祈ります!

礼拝説教もついに長かった教理の学びから、次の適用へと入ります。教理のない信仰生活はコンパスを持たないあゆみです。

2024年6月16日主日礼拝式次第

聖書;ヘブル人への手紙 10:19

宣教:「教理の実践」ヘブ(68)

<本日のヒント>

1.ヘブル書背景の確認

 ローマ帝国はもともとローマ神話やギリシャ神話の国 国家拡大の政策として、一民族一宗教

ユダヤ人にはユダヤ教が  BC37ヘロデ大王がローマのもとで王位に 死後4人の息子に分割統治(福音書の頃) 内乱と混乱が続き、ローマは属州か ユダヤ色を一掃するために、パレスチナ(ペリシテ人の地)という名に  イエスの誕生 教会の成長 使徒たちの宣教 ローマからすればユダヤ教の一派とみなす AD49 クラウディオのときユダヤ人をローマから追放 AD64年 ネロ帝のとき 大火をキリスト教徒のせいに 偏見や中傷もあり迫害が

2.実践・適用へ(19節)

 「こういうわけですから」・・・これまでの教理に基づいて次のステージへ   ヤコ2:17信仰と実践 正しい実践のために必要なのは、教理  ヘブル書だけでなくパウロ書簡でも同じ教理が先行し、それに基づいてその適用が語られる  ロマの例 

3.神に近づく道

 本署で 御使い礼拝、モーセ、に次いで4:14から特に7:1~10:18 贖罪の教理 新約聖書を持たないユダヤ人は 選ばれし民として与えられし律法を神に近づく唯一の手段として忠実に守ってきた 天の影・型 真の大祭司としてのキリストの出現 ユダヤ教に戻る意味はない

<結論>

1.贖罪の教理の重要性

2.信仰にける教理の重要性







2024年6月8日土曜日

そろそろ梅雨入り

  6月も2週目に入りましたが、毎日暑い日が続いていて梅雨入りはもう少し先になりそうです。温暖化で季節も変わりつつあるようですね。これからどうなるのでしょうか。 紫陽花が美しく咲くころですが、雨が少ないと命取りにもなりかねないですね。農業にかかわる方々のご苦労を思います。 すでに田植えの終わっているところもあれば、田植えを始めているところもあって、雨と水がこれからどれほど必要か?(かつてダム諸量関係の仕事をしていただけに心配になります。) 神様の定められた法則が秩序通りに働けばいいのですが、ひとたび罪によって狂ったものがすでに回帰不能点を過ぎているのかも・・・ 蒔いた種は刈り取る、という原則が。

 世界を見渡すと多くの国で指導者を選ぶ選挙が行われています。 その結果次第で内紛や分裂が加速するかもしれないし、戦争になりかねません。さらに温暖化促進につながるかもしれません。 驚きのニュースが!東京都の出生率ガ0.99になったそうです。 若者たちから結婚願望がますます薄れていく中で、またLGBTsの影響もあり、この国はいったいどこへ向かっていくのでしょうか? 赤ちゃんポストも準備されていたりもするのに、赤ちゃんが生きていけない世の中に、人工妊娠中絶の問題は少しも取り上げられないのはなぜ? バビロン化の進行が本格化してきました。  教会はいったいどういうメッセージを出しているのか、問われます。 信仰者が個人主義になりすぎて、どれだけ本当に神を見上げ神のみこころを求めているのでしょうか? 神の前を生きることを目指したい。地にもみこころが成りますように!と祈ります。

いよいよ礼拝説教もヘブル書の長かった教理の最後になります。本当に多くのことを学べました。旧約聖書の見方も変わりましたね。 感謝です。

2024年6月9日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:11~18

宣教:「キリストの完全ないけにえ」ヘブ(67)

<理解のヒント>

1.繰り返される務め(13節)

 律法成立から神殿崩壊まで日々繰り返される祭司の務め 民28:3~8 3つのささげもの①火によるささげもの ②穀物のささげもの ③注ぎのささげもの これを「レビの苦役」という人がいた  完了することのない  一方キリストは ①完全で有効な 賛美歌121 マ②栄光 

2.勝利者キリスト(13節)

 詩篇110:1からの引用 かつてヘブ7:17~でも テーマは違う パウロの解説Ⅰコリ15:24~28キリストの支配  古い神権政治としての御国は廃止 キリストとともに新しい御国の誕生

3.完全なる新しい契約(14~18節)

 キリストはただ一度で完全ないけにえで、永遠のきよめと完全さを   8:8~で引用されたエレミヤ31:31~からの引用   キリストによる新しい契約  17~18節・・・エレ31:33~34

<結論>

1.聖なる者とされている 2.神権政治 教会は民主主義では無い神のみこころを

2024年6月1日土曜日

新プロジェクトX

  今朝NHKの新プロジェクトXで、「隠岐の島に希望を取り戻せ」を見て感動しました。人口減少、財政破綻寸前からの総力戦でした。 町長を初めとして給与の減額と町役場の幹部、それに続いて一般職員も自主的に名乗り出る。 身を切る、というのは簡単だが、本当に真剣に取り組んだ姿が、街を再生に導いた。 町長は。退職するまで減額のままだったとか。お金や名誉のためではなく隠岐の島の再生のためと身を切る本気の改革でした。 すばらしい! 今の国会のおぞましい姿とは正反対です。 アメリカの元大統領トランプ氏の史上初の有罪評決と指導者には倫理は必要ではないのか?と思わされます。 今は世の中ではそれが通るにしても、いずれは神のさばきの前に。 人に認められるためではなく、神の前に恥ずかしくない歩みをする、と口で言うのは簡単だが、どれだけ神を見ているのかが問われますね。 神の前にも人の前にも、恥じることのない歩みをすることを目指したいものです。

先週は台風と梅雨前線との関係で大変な雨になりました、が週末にはまた夏日になり、体がついていきません。年のせいでしょうか・・・ 。 明日はまた素晴らしい礼拝です。一人でも多くの方に福音を!願いながら、臨みます。主の祝福がありますように!

2024年6月2日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 11:20

宣教:『信仰の人 イサク」

<理解の要点>

1.約束の子

 アブラハムとヤコブの間で、あまり目立たない人物 しかし、神のご計画の中ではとても重要な位置と役割をもつ イサク=笑う 神の与えたもうた名前  創世記17:17 18:12~15 アブラハムやヤコブとは違い平凡 

2.試練と信仰

 平凡な人生にも大変な出来事が 創世記22章の イサクの奉献  アブラハムの信仰の試練とイサクの従順が試される  ヘブ11:17~19  アドナイ・イルエ イルエ=原語では「見る」 神は見ておられた、備えられた 

3.イサクの祝福

 40歳のイサクにのために 伴侶を 創24章 結婚後20年間こどもは与えられず  イサクの祈りにより リベカに双子が  ゲラルの地 父アブラハムの失敗 イサクも同じような失敗をこの地で イサクの富が増すにつれゲラルの羊飼いとの争い それを避ける エサウの結婚が悩みの種に 晩年 長子の権利をめぐりトラブルが 神の約束と介入 

<適用>

1.神は平凡なものの神

2,教理の大切さ


 

2024年5月25日土曜日

台風発生か

  地球温暖化が進んできています。梅雨前線の発生もあり、いよいよこれから梅雨入りでしょうか? 気象衛星等の情報で気象の予測これまで以上に正確になってきています。 今年もいよいよ台風の発生時期になりますが、線状降水帯ということばも耳慣れしましたが、今年も大きな被害をもたらす可能性があります。 人口雨の研究も進んでいるとか、砂漠化対策につながるといいのですが・・・天気のコントロールが果たして人にできるのでしょうか?  これから猛暑へ向かうなかで、電気等への政府の援助も終了するとか、いったいどうなることでしょうか?  また、各地で行われている戦争のせいで温暖化も進み、人の命も奪われている・・・神様から委ねられたこの地球の管理からはほど遠くなってきているようです。悲しい現実だけが降りかかっています。 今の自分たちのことばかりではなく、子や孫の、いやそれ以降の人類(キリストの再臨がもっと先という前提で)のことを考える責任が我々にはあるように思いますが・・・人類の英知が良いほうに用いられるといいのですが。 

  教会の宣教も同じです。神を信じる者というものも今の自分が祝福されることばかりになり、キリストの大宣教命令とは正反対のほうへ向いていることを忘れているのでは? 神に大いなることを期待しろ!といった人もいますが、あまりにも自己中心の信仰というものが横行しているのではないでしょうか? 神の本当の祝福とは何でしょうか? 自己吟味する必要があるでしょう。 

 ヘブル書も、著者のレビ的祭司に勝るキリストの唯一の完全なる贖いの議論も終盤に差し掛かってきました。 もう一息です

2024年5月26日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:5~10

宣教:「メシヤ預言の詩篇から」ヘブ(65)

<本日の理解のヒント>

1.完全ないけにえ(4~7節)

 キリスト者にとってごく当然のキリストの贖いだが 当時のユダヤ人にとってはどうか?  パウロの異邦人伝道に対するユダヤ主義者の反応 エルサレム会議へ その結果「聖霊と私たちは・・・一致しました」と ユダヤ人の意識は、モーセの律法からは離れられない 効力のない動物のいけにえから効力のある唯一のキリストのいけにえ 詩篇40篇からの引用で  地上と天の比較  自発的ないけにえ  ピリ3:6~9

2.メシヤ預言(5~7節)

 ダビデのことばだが、メシヤにしか当てはまらない 聖書のある巻・・・モーセの律法の書  6節 律法は神の啓示の書と同時にキリストの生涯も ヨハ5:46 

3.みこころ(6~10節)

 キリストの受肉の目的の宣言  2つの側面 ①否定的面 ②肯定的面   「言われた」は完了形 この意味するものは! キリストのことばの裏付け  「からだ」の強調は2:14~16を 「聖なる者」とは  一回性と完全性の強調!

<適応>

1.神のみこころ  2.キリストのみ神への道


2024年5月18日土曜日

ペンテコステ

  五月とは思えない気温が続いていますね。半袖の人もよく見かけます。ユダヤの三大祭のうち春の祭りの過ぎ越しの祭りに続いて本日は五旬節です。 神様の遠大なご計画で、その意味するキリストの教会も復活祭とペンテコステと受け継いています。 誰も思いつかなかった方法で、聖霊の働きで教会が誕生するとは! キリストの教会は聖霊様の働きなしにはあり得ませんが、父なる神様、イエス様と違って正しく理解されていない、それどころかむしろ不明確にして混乱しているように思えます。  個人的には聖霊に関する本やテープをむさぼるように求めてきましたが、今となって思うのは結局聖書に戻ってきました。 聖書ほど的確にまた、具体的に聖霊の働きを記しているのはないのですから。使徒の働きの講解を通してまた福音書を通して学ぶことが大きかったように思います。 かつてはカリスマ派的なものを求めたこともありましたが、ようやく健全なことろに落ち着きました!

 神学校の「教会史」の学びで、使徒の働きを通して①教会の本質 ②教会の目的 ③教会の教理 ④教会の活動 ⑤教会の儀式 ⑥教会の政治 ⑦教会の前進のための手段 を整理する、という課題が出されました。 当時はよくわからないままでしたが、今はこれがどれだけ確かで確実なものかよくわかります。

 教団教理の教会論ではなく、聖書の語る「教会」を直接学ぶこと、これが一番なのだと。 実際使徒の働きの講解説教を通して、この課題の重要性がよくわかりました。 聖霊の働きと主の教会の理解が一致しなければ、どんな教会の一致もむなしいことが・・・   

 教会の将来を祈りながら、今できることを模索しています。今年の教会の主題は、「宣教」ですが、まずは、教会に集っている幼子たちに、まず信仰の継承を願い、今の「こどもの時間」から「教会学校」へと移行していくことにします。 予定よりも少し遅れましたが、教理の学びを終えた兄姉の協力のもとに、礼拝の前に「教会学校」を6月から再開することにします。 祝されますように! 聖霊様が望まれますように! 主よ来たりたまえ!

2024年5月19日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10:4~10

宣教:「完全ないけにえとなるために」ヘブ(64)


<考えるためのヒント>

1.律法におけるいけにえ(4節)

 レビ的祭儀制度は神からのもの レビ記の4ついけにえとその意味は その実践のために祭司が 人の罪性が災いに  同じ物を繰り返しささげる

2.神を満足させる完全ないけにえ(5~7節)

 これまでの論証にさらに、神が喜ばれる完全ないけにえ、とは何かを詩篇から ヘブル語の詩篇とヘブル書の引用との違い  著者はダビデだが  LXXからの引用 詩40:6との違いは 「耳」と「からだ」? 詩40の背景    詩66:13~17  

Ⅰサム15:22  詩51:16~17    ヘブル10:6~7で際立つのは、キリストの自主性 ヨハ10:18

3.キリストの来臨(5~7)

 ヘブル書の著者は。詩40:6~8をダビデのことばとしてではなく、キリストのことばとして引用  ヘブル10:5 「ですからこう言われました」 の「言われました」を過去形にするか現在形にするか? 

<結論>

1、新しくされていることの意識

 本書は、古いものを引きずりながら、完全に新しくなりきれていない人が対象 適用は

2.礼拝について



 

2024年5月11日土曜日

母の日です

  今日は「母の日」です。教会学校から始まったと言われるすばらしい行事です。 個人的には母を天に送ってからというもの、後悔先に立たずです。 もっといっぱい母になにかをしてあげればよかった、と後悔をする日です。 一人っ子ということもあり、愛を注いでくれたのに、親の心子知らず、と当時は何にも気づかず、きっと母を悲しませたことでしょう。申し訳ないです。  ただ、同じ信仰をもってくれたこと・もう一度会えるという希望であり、親孝行でしょうか。  お母さんがお元気な方には、今が最高のチャンスですよ、と言いたいですね。   このところ連日の夏日で、季節感が狂ってしまいますが、つつじがきれいに咲いていますね。 一色ではなく色とりどりできれいです。神様の絵具箱が素晴らしい!

静かに時がすすでいる中でも、世界中は混乱がますます進んでいますね。ロシアではプーチン大統領の5期目が始まり、ウクライナに対して一層攻勢に出てきました。無人のドローンという、人間の良心すらごまかせるもので多くの命を奪う。 また、イスラエルのガザへの攻撃に対して、バイデン大統領の発言も、トランプ氏の発言も次の大統領選挙に向けて国内を二分しそうですね。 平和とははんたいですね、悲しい。 主よ来たりたまえ、と祈るばかりです。

 礼拝説教もいよいよヘブル人への手紙も10章に入ります。長かった著者の教理による説得もあとわずかです。本当に著者の聖書理解の驚かされますし、素晴らしい教理の展開にも。それと同時に、いかにヘブル人の聖書理解とはかけ離れたところでの聖書理解しかしてなかったと気づかされています。今は以前よりも聖書が理解でき神様のもとに近づけたかな? 感謝なことです。

2024年5月12日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 10章1~4節

宣教:「後に来るすばらしいもの」ヘブ(63)

<ヒント>

1.信仰の目(1節)

 ユダヤ人は聖書の前半の旧約聖書だけでメシヤを 異邦人は聖書の後半の新約聖書から、いわば解決編からイエスをメシヤと これだけの差がヘブル書が難しい理由 解決編だけで十分だと旧約なしでもいい、なんて考える人も  大きな損失が  そのため、このヘブル書の著者の、教理展開が難しく感じるが、著者と受取人との間では実にスムーズ パウロも旧約聖書からイエスをメシヤと 福音の理解へと 旧約聖書を丁寧に学べば、解決編に至る! すばらしい宝石が 「律法には後に来るものの影」が その実物、実体へ 素晴らしいものだと レビ的祭司制度では到底到達できなかった、すばらしい実体が!

2.影と実物(1節)

 ここでの「律法」とは、モーセの律法の中の犠牲制度、祭儀制度の事 神への「道しるべ」 食べ物、飲み物、祭りや安息日の規定  コロ2:16~17  「後に来るすばらしいもの」キリストによる罪の完全な赦しの恵み 10:37 6:5 ヘブル的思考では。未来のことではなく、事態の未完了 「実体」=「真のかたち(口語訳)」 コロ1:15~19   ピリ 2:6~11

3.信仰によって(2~4節)

 古い契約の制度では、罪の完全な解決には至らない 日々のいけにえと「贖いの日」の繰り返し 律法自身が不完全性を  3節の「思い出す」=神の怒りの対象  旧約の人々も 詩篇51:16~17  「キリストの血のみ」

<結論>

1.古い契約下と新しい契約 2.罪の赦し  3、なぜレビ的祭儀制度が?


2024年5月4日土曜日

こどもの日

  ゴールデンウイークも後半になりました。予報もずれて、まるで夏のような日々です。中三日の休みを取ると、10連休にもなる人もいるそうです。そのせいかたくさんの方が移動されていますし、円安のせいもあるのでしょうか?インバウンドも多いようです。 能登半島では正月の帰省で地震の被害に遭われた方もいらっしゃたようですが、渋滞等もあり旅先や帰省先で事故などがないといいのですが・・・ただでさえ少子化と言われているのに、あちこちで子供たちの事故が相次いでいるのが悲しいです。 皆健やかに育ってほしいものです! 今日は「こどもの日」です。

  個人的には近場だけで過ごし、タケノコ掘りくらいかな、とはいえ今年はとれないな、雨上がりだからと期待しても今のところは僅かです。 海水温の上昇で貝採りもできず、タケノコもだめなら、楽しみがな~い。悲しいな!

 教会学校への移行に向けて少しづつ準備が進められています。子供たちの成長に合わせた聖書と教材の準備、年間スケジュール、スタッフ悩めるところです。 6月開始を目指していきます。 

ユダヤの律法では、少年は5歳で聖書の学びを始め、10歳になると律法の伝承の学び始めるべきと規定していた(『パウロの生涯と神学』)ようです。世の教えの影響を受ける前に、神のことばを中心に置けるようにしたいものです。 辛いことですが世界には、学ぶ権利も奪われている子どもたちもたくさんいます・・・

 中東戦争は打開策があるといいのですが…立場や主義主張の違いがあり、難しいかな? イスラエルを取り巻くアラブ諸国からのイスラエルの攻撃も続いているようです。一度負けると国家消滅という危機感がある国とそうでない国とでは意識も対応も大きく違うでしょう。何とも言い難いです。 とはいえすべてが守られて自由に礼拝をささげられることに感謝を覚えて臨みます。 良き礼拝となりますように! ひとりでも多くの方が参加できますように!


2024年5月5日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 9:23~28

宣教:「死の後の希望」

<理解のヒント>

1.キリストが天の幕屋へ(23~26節)

  地上の幕屋、レビ的祭司祭儀は、天の写し、影、型 キリストは実体の天の幕屋へ ご自身のためだけでなく、罪びとが神のみ前に出る道を拓く ヨハ14:6 天における2つの面  ①全世界がひれ伏す ②すべての人に仕える姿 マタ20:28 永遠の王と永遠のしもべの姿

2.厳粛な事実(27~28節)

 「人間には一度死ぬことが定まっている」 「死後にさばきを受けること」も  異邦人は「死」が何かわからず、また原因もわからないが、ユダヤ人は違う 「律法では5歳で聖書の学びを始め、10歳で律法の伝承を学び始める」 死とさばきは当然のこと  キリストのただ一度の贖いとの比較へ キリストは死を見なかった、というわけではない しかし罪人とは違う死の意味 イザ53:10~12

3.キリストの再臨(28節)

 キリストのささげものは完璧 神は受け入れ、復活を  キリストの十字架の死、復活、昇天は過去の事実 再臨は未来、しかしいつ起こっても不思議ではない、確実に起こること

これが初代教会の希望であり、すべてのキリスト者の希望

贖いのための誕生とさばきとしての二度目の来臨 さばきの二面 信者と不信者への対応の違い  キリスト者も救われたとはいえ、完全になったわけではない。 Ⅰヨハ1:7~10 

<適応>

1.セカンドチャンスについて

2、過去と再臨の間

2024年4月27日土曜日

ペサハの中で

  ゴールデンウイークが始まりました。今年は円安が急速に進んでいて、コロナ前とは全く事情が違いインバウンドが増えてきているようです。 その上気温も高い傾向になりそうです。 涼しいはずの北海道でも28度を越えているとか、かつてはこれは沖縄だったのでは? この連休中も高温が続くのでしょうか? このままいくと、夏はどうなる事やら・・・ 

今はイスラエルは、ペサハ(過ぎ越しの祭り)の最中です。22日の初日に狙っていたようにヒズボラからの攻撃がありました。 中東での緊張状態は続いています、がイスラエルもイランも直接の本格的戦闘は避けたいはずでしょうから一挙に進むとは思えませんが、暗雲立ち込める状況は変わりません。  皆が平和を望みながらも、人の力では何もできないのでしょうね。 一日も早く神の国が来ますように!と祈ります。


2024年4月28日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 9:23~28

宣教:「模型と本物」

<本日の聖書のヒント>

1.天の幕屋はきよめられる必要があるのか?(23節)

 23節は前節からの連続 「天にあるものにかたどったもの」=天の幕屋の写し、影、型である地上の幕屋 幕屋は神の臨在の象徴  神は罪を嫌い罰するから 聖なる神に人は近づけない   「贖い」とは? 贖いを民に教えるための視聴覚教材として地上の幕屋 人は自分で贖うことはできない 代理贖罪 罪は死に値する 23節の後半に疑問?天の幕屋はきよめられる必要があるのか?  ある解釈は、御使いの堕落のゆえ  地上の至聖所での大祭司の奉仕の姿から 地上ではそうだが 天では? キリストの贖いは実体 キリストの死は神を満足させた キリストのみわざのこと

2,神の御前に(24節)

 地上の幕屋の意味は 天の霊的真理を地上で伝えるには 人間は自分にとって価値のある尊いものを神に支えるることで、神に近づこうとする 愛と献身  その根本を忘れて形式主義に  Ⅰサム15:22 神への完全な従順 キリストこそがその従順を全うされた

3.ただ一度の(25~26節)

 地濃の大祭司とキリストとの対比 ①「年ごと」と「ただ一度」  ②「自分の血でない血」とキリストの「ご自身の血」

<結論>

神の約束・遺言書の有効性


2024年4月20日土曜日

初夏のよう

  4月の下旬に入ったばかりなのに、最高気温が25度前後というまるで初夏のようです。半袖の人も多いのですが、それよりも個人的にはなんといっても花粉がすごい。桜とヒノキの花粉の状況が近いとか、もうしばらくの辛抱かな? それに黄砂も加わってとんでもないことに。中国本土はこんなもんではない。今年は中国は雨が少ないそうで、例年に増して黄砂がすごいとか、どうしようもないのでしょうか? 身体にも危険が・・・来週にも再来の可能性もあるようです

 イスラエルとガザの戦争、イスラエルを取り巻くアラブ諸国の反イスラエル側との緊張関係が強まってきています。イランとの本格的な戦闘状態には双方が避けているようですが、今後も緊張関係は続くでしょうね。 このせいもあってか、ウクライナ問題があまり報道されていませんが、この時にも人の命が奪われているという悲しい状況は続いています。ロシアはEU等の経済制裁にも拘わらず、かえって内需が拡大しているとか、またエネルギーもあり、戦争は続くようですね。 人とは悲しいものですね。身近な人が亡くなるのは辛く悲しいのに、遠くの人や関係のない人の命には無関心なんですよね。 無関心ほど、恐ろしいものはない。 

祈りの友から、心痛むニュースが次々と届いて言葉にもなりません。祈りは、神様を動かす打ち出の小槌ではないので、祈りによって事態の解決ができるわけではないだけにもどかしいですね。 祈りは聞かれる、それは神のみこころににかなえばであって、私たちの願いが叶うことではない、とわかってはいてももどかしい。 信仰がないから祈りが聞かれない、と責める必要はないので、主の御守りを祈るばかりです。心痛めながら週を越えます。 思いを新たに新しい週を迎えられますように! 

今年度の教会の主題聖句を日に何度も思い起こし、どうすれば、また何をすればと祈るばかりです。一人でも多くの方に福音を!また、ヘブル書の適用としての、信仰の挫折で苦しんでいる方々が復帰できるようにと祈ります。

いよいよ今日からヘブル書の講解に戻ります。まず自分が総会以前(ヘブル書)に戻ることから始めます。 ヘブル的思考とユダヤ的背景からこの手紙を学ぶことで、聖書が一層輝きが増してきて、主にある幸いを感じます。さあ頑張りましょう!

2024年4月21日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 9:15~22

宣教:「契約の血」 ヘブ(60)

難しい内容で時間の関係でひょとすると第三ポイントは次回に回さざるを得ないかも?覚悟のうえで臨みます。

<理解のヒント>

1.永遠の資産にあずかる(15節)

 「こういうわけで」とこれまで語ってきたことを踏まえて キリストが仲介者に 「仲介者」とは? 神と人との間に立ちとりなす 神と人との妨げ、障壁=罪 それを取り除いて モーセの律法は恩恵を与えるもの 罪に違反を贖う手段もある  新しい契約の時を待つ必要が 聖餐式の時のキリストのことば・・・マル14:24

2.遺言書の批准(16~18節)

 ニコデモとイエス様の会話 ヨハ3章 「風」と「霊」の関係 ギリシャ語で同じ言葉 これと同じ事がヘブル書でも 「遺言」と「契約」の関係 「 遺言」はいつでも書けるが。効力を発揮するのは死亡してから これが神の契約にも  古い契約の履行中にエレミヤを通して「新しい契約」をたてると 契約の効力発揮は、批准による いけにえとの関係 創世記15:7~20 契約の方法 キリストの死により批准 

3.地を注ぎだすことと罪の赦し(18~22節)

出24:3~8  この背景の解説  21節から 契約の批准から地によるきよめの問題へ 出40章の聖別から  「血」と「贖い」の関係

<適用>

 血の重要性

 


2024年4月13日土曜日

桜満開

  四月に入り桜も綺麗に咲き誇り、その中で新学期も入学式も行われたようですね。いよいよ新年度って感じですね。 そんな中でも、祈りの友からのつらい祈りの課題が次々と届き、その状況に驚き言葉さえも出ない日々です。言葉で「祈っています」というのはやさしいけど、その責任は重く厳しいものです。「祈りは聞けれる」とはいっても、願いが叶うということではなく、みこころにかなえば成就する、ということですが、苦しいものの思いは、どこにどうすればいいのでしょうね。でも神はそれを知ってらっしゃいますし、見守っておられることは確かです。それを信じて主のあわれみにすがるのみです。 「祈祷は祈闘である」と言われた牧師がいますが、本当だなと痛感しています。 こどもの時間から教会学校への準備も思ったようには進まず、祈りと協力者、そして教会の理解が大切です。教会の祈りがなければ・・・

 イースターの伝道礼拝に次いで、新年度の教会の主題聖句と2週にわたりヘブル書から離れていましたが、また再開です。その前に11章の信仰の人を取り上げます。今回は「サラ」です。 創世記を学んでいた時には、サラが信仰の人だとは思ったことがありませんでしたが、ヘブル11:11~12を見ると驚きです。人の見る目と神の見る目の違いを痛感します。 創世記はサラよりもアブラハムに重きが置かれていますので、アブラハムの陰に隠れていますね。 改めてじっくり取り組むと、また面白い!

2024年4月14日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル書 11:11~12

宣教:「信仰の人 サラ」

1.旅立ち

家父長制の時代に聖書に女性の名前が出るのも珍しいが、その年齢が記されているのはの皿の事、サラだけのこと。 127年の生涯(創23:1)  サラはアブラハム抜きには語れない。夫婦だから でも二人は異母兄妹(創世記20:12)という関係 モーセの律法のずっと前のことだから  年の差10歳 カルデヤのウル(月礼拝の地) ヨシュ24:2  使徒7:2~3  具体的な血が示されないままに、神のことばに従って旅立ち  この時同行者がいる父のテラ、兄弟のナホルとその家族、もう一人の兄弟のハラン(この時には亡くなっている)の息子、甥のロト  創31:13、Ⅱペテ2:7から  ここに家族伝道の姿が アブラハムとの字ような環境にある我々にもヒントが

2.旅路の途中

 ウルからハランへ 一財産を築けるほどの長期間 父テラの死後 神の顕現で再出発アブラハム契約が 3つ ①子どもの祝福 ②土地の祝福 ③アブラハムを祝福する者の祝福  要は「子」  それなのに何十年もその兆しすらない  世のしきたりに従い ハガルをアブラハムの側室に  身ごもったハガルの態度の変化にいら立つ いじめと追放 神の介入でサラのもとへ イシュマエルの誕生 

3.信仰によって

 これでもまだ 諦めが忍び寄る イシュマエルか? 神の顕現 創世記18:9~15 男の子、イサクという確かなことば  サラの不信仰の笑いを喜びの笑いイサクへ 神のことばは菅らず成就する 90歳でイサクの誕生 

2024年4月7日日曜日

新年度に入りました

  慌ただしい一週間が過ぎました、新年度に向けての準備等トラブル続きで、ストレスMaxです。ついにはパソコンの異変で週報印刷もできず、涙・・・つい先日はワードの問題、今回は原因不明です。誰か助けて! 花粉もヒノキになり症状も変わってきました。困ってらっしゃる方も多いでしょうね。 桜の美しい時期と花粉とが重なり楽しめませんね。
 
立法府の情けないニューズにうんざりです。何と不正直な議員が多いことでしょうか。ただ一言、ごめんなさいが言えないのは罪人の証拠ですね。

新年度最初の礼拝は、教会の主題聖句です。Ⅱテモテ4章の「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても」です。いつもの講解ではないのですが。色々考えさせられましたね。

2024年4月7日主日礼拝式次第
聖書:Ⅱテモテ 4:1~4
宣教:「みことばを宣べ伝えなさい」

<本日のヒント>
1.若き伝道者テモテ
 パウロ殉教寸前の手紙 テモテへの励まし テモテには大きな信頼を 使徒の働きやパウロ書簡から
2.若き伝道者テモテ  
 直接的にはテモテへだが、イエスの大宣教からも明かなように  すべてのキリスト者への命令 3つの危険が
3.真理・健全な教えから
 世と教会の関係 心理から反れた教え ラオデキヤの教会の姿

<結論>
伝道に方法論はない 全ての火谷チャンスが 教理の確立

2024年3月30日土曜日

黄砂到来

  寒暖を繰り返しながら年度末になりました。あっという間の一年でした。桜の開花もまじかでしょうが、花粉もスギとヒノキも始まり、それに黄砂も到来してきました。大変だ!2030年問題と少子化等を考えながらの教会形成には頭を痛めます。神学教育をさせていただいた学び舎の入学者は4名だとか、神と教会に仕えていく者が減っていくのも心配です。外のことも心配ですが、自分自身と教会の将来をずっと考えています。 神を信じてさえいれば何とかなるのならいいのですが・・・そうはいかないのが現実ですね、祈りとともに、あるべき教会を求めて、ともに歩んでくださる方が起こされるように、と願うばかりです。 今は少人数ですが、それだけに宣教(教理による信仰の確立)と信仰継承を両立を今は励むばかりです。  教会学校再生へ、教理の学びを終えた方々とともに始めていきたいと願っています。幼子たちが主を信じて喜ぶ姿を夢みながら!

受難週の中で、主の御苦しみを例年以上に感じています。こんな者のためにあんなにも耐えてくださったこと、感謝に耐えません。 今日は復活祭です! 何という素晴らしい日でしょうか。 礼拝では、これぞ福音というものをお伝えしたいと思っています。福音のすばらしさが忠実に語れるように、と願います。タイトルは「いのちの君」です。一人でも多くの方に聴いていただきたい!と願いを込めて。

2024年3月31日主日礼拝(復活祭)

 聖書:使徒の働き 3:14~15

 宣教:「いのちの君」

<本日の要点>

1.歴史上の事実

 イエスの弟子の筆頭格のペテのことば キリストの復活の生き証人としてのことば ルー・ウオレース 

2.聖書が語る「死」

 「死」をどうとらえるか? それに対し、聖書は「死とは肉体とたましいの分離」 創35:18 死の原因は? ロマ3:23  死と死語のさばき(ヘブ9:27) 聖であり正しい神の前に絶望的 

3.聖書の語る「死」の解決

 神の歴史に対しての直接介入 ヘブ2:13~14 キリストの十字架の意味  Ⅰペテ3:18  ヨハ11:25 

2024年3月23日土曜日

受難週の始まり

  今年も受難週を迎えることになりました。主の受難について年々思うことが変わってきています。よくもここまで耐えてくださったと、感謝に耐えません。そばにいた弟子たちも頼りにならず、身も心もお辛かっただろうと。

 今年は年度内に二度の復活祭という年です。素晴らしいことですが、年度末ということもあり教会総会と重なり慌ただしいですね。 今年の復活祭のテーマは「いのちの君」です。近年では、ロシヤのウクライナ侵攻といい、イスラエル・ガザ戦争といい、命が無駄に失われているのが悲しいですね。 世界中が戦争とまではいわないまでも、分断という悲しい現実が立ちふさがっています。 教会にすらサタンが忍び込んできて主の教会としての輝きを失わせています。 エデンの園でサタンが分断を持ち込んで以来、罪が支配している世界中に分断があふれています。 聖霊の働きでバラバラになっていた世界が一つにされて教会が誕生したのに、その主の教会が再びサタンによって分断の道へ、  今こそ神のことばと信仰へ立ち返る時でしょう。

2030年問題も大きく立ちふさがりそうですが、信仰をもって前進したいものです。

礼拝ではヘブル書も9章に入り、出エジプト後の荒野の幕屋について学び終わりました。本当に本書がユダヤ的なものと、また、自分がいかに異邦人であり旧約聖書を読み飛ばしていたかを痛感しています。理解が進めば、イエス様の仰っていることや新約聖書の理解も深まってきます。これが聖書なんだと!


2024年3月24日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 9:11~16

宣教:「贖罪の日とキリスト」

<本日の理解のヒント>

1.すでに成就したすばらしい事がら(11節)

 シナイ契約で律法に示されてきたことの成就者としてのキリスト 「新しい契約」が到来した キリストの十字架、復活、昇天  信じる者の心を新たにし、キリストの律法を刻んでくださる そしてペンテコステと これらはアロン系の大祭司の「贖いの日」によってではない ヨハ2:18~22  

2.赤い雌牛による(13節)

 これまでの贖罪の日には出てこない、赤い雌牛の灰  これについては民19章  死体に触れることによる汚れからのきよめ 牛は普通、黒かぶち、赤い牛とは? タルムードの中に興味深い記事が  贖罪の日に赤い雌牛を ユダヤ教が踏襲

3.キリストの血によるきよめ(14節)

 鍵ことばは、「血」と「注ぎかける」  「血」の重要性  注ぎだされた血のみが有効

しかし、キリストの死因は、失血死ではない  最後の晩餐のことばが意味するもの

<結論>

キリストの血潮と死んだ行ない


2024年3月16日土曜日

もう13年

  東日本大震災から早13年が過ぎました。復興の度合いには地域ごとのばらつきがあるでしょう。 それにしても早いものですね。原発の処理もまだまだ未知数です。あれ以来どれだけの大きな地震被害が出ていることでしょうか。被災者の方々にとっては、いつも現在なのですよね。今年の元日の能登半島地震もまだまだ大変でしょう。 つらいですね。

 少しづつ温かさが増してきていて、春が近づいているのでしょう。毎日花粉で悩まされています。 土筆は昨年はもうそろそろでしたが、今年はまだです。明日また調べます。土筆から筍とが春の楽しみです。

いよいよ教会も年度末を迎え、教会総会の時期です。 2030年問題も他人事ではなく、当教会もいろんな現実的な問題を抱えている中での総会です。一致と希望の総会になりますように! 

パソコンのトラブル(未熟さ)でご迷惑をおかけしています。

明日の礼拝も主の臨在と祝福の中で行われますように!

2024年3月17日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 9:1~10

宣教:「祭司の奉仕と幕屋の限界」

<本日の聖書のヒント>

1.祭司の務め(6節)

 原文では6~10節は長い一つの文。6~7節では、祭司と大祭司の務めの違いを 残りの3節は、その意味が  聖所には祭司のみが 祭司は聖所で何を? 出エジとレビから 

出27:20~21 メノラーの油と芯の交換 香をたく(出30:7~8) 安息日にはパンを供えるパンは12個 意味は?  ルカ1:8~12 ゼカリヤ 

2..大祭司の務め

大祭司には他に祭司とは違う務めが 至聖所での奉仕 年に一度だけ  レビ16:2 大祭司の服装 レビ16:4 血を携えること 2つの奉仕が  アザエルの山羊について 

3.幕屋の限界性

 幕屋は神の啓示による 地上の幕屋は一時的なもの 聖所は祭司を、至聖所は大祭司を 地上の幕屋はレビ的祭司 天上のまことの幕屋はメルキゼデクの位に等しい大祭司を 

<結論>

1.アザゼルの山羊レビ16:21

2.地上の幕屋と天上の幕屋

3. ガラ3:23~26


2024年3月9日土曜日

まだまだ寒い

  先週も書きましたが、今年度は復活祭が二度祝われます。そのため、その前の受難週や年度末の教会総会と慌ただしい日々が続きます。季節ガラ健康もさることながら霊的にも守られて、何とか落ち着いて祈りつつ備えていきたいものです。

 アメリカの大統領選挙も、いよいよ現職と前職との戦いになりそうです。何よりも恐ろしいのは、宗教右派のこともあるですが、この背後で暗躍する闇の力による「分断」です。どちらが当選しても、この分断は解消できそうにはありません。大きな溝を作り、国をだめにしていくでしょう。バビロン化の始まりでしょう。国内でも不誠実な政治家だらけです。 中国といい中東といい、危険が大きい。神の目からすれば。きっとノアの時代と同じでしょね。「いつも、みな、悪いことにだけ傾く」人間は何なのでしょうか?  人にはなにもできないことだけが明かになるだけ。神によらなければ、どうしようもない。

 2024年3月10日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙9:1~5

宣教:「幕屋の至聖所」

<本日の聖書の理解のヒント>

1.至聖所・金の香壇(3~4節)

  聖所の位置関係の確認  聖所の奥の入り口に『第二の垂れ幕」が  「第一の垂れ幕」というものは出てこないが、幕屋の入り口の垂れ幕  第二の垂れ幕の後ろには「至聖所」(聖の聖、holy of holy)が 至聖所のには、2つのものが ①金の香壇 ②契約の箱 ①に関して2つの疑問が 香壇の位置について 本文では至聖所の中 図では外 どちらが? 至聖所での奉仕が許されているのは、大祭司のみ これに反した王がいる Ⅱ歴26:16~19  もう一つの疑問 出30:1&6からは? ヨセフスによれば、聖所に ソロモンの神殿では中に、と決定しがたい 大祭司のみ レビ16:18 出30:10 から至聖所の外?  大祭司は香壇は至聖所の外にあり、香炉をもって出入りする、とかんがえては?   香壇は、「いのり」聖徒の祈りと深い関係が ロマ8:26~28

2.契約の箱(4節)

 いろんな呼び名が ヨシュ3:3、Ⅱサム15:24、Ⅰ歴15:12   神が幕屋を造るように命じられた時最初に命じられたのが、「契約の箱」  サイズは2,5キュビトx1,5キュビトX1.5キュビト 表面は金で覆われて 中には、二枚の石の板(出25:11~21)    他には、マナの入った金のつぼ 芽を出したアロンの杖(民17章)  贖罪蓋

<結論>

ユダヤ人は4~5歳から聖書を学び始め、12歳で伝承を学ぶという 著者や受け手はそうした背景を持つ すでに幕屋のない時代でも理解が 

異邦人のわれわれには、どう関係するのか?


2024年3月2日土曜日

弥生に

  年を取るにつれて時が過ぎるのが早くなってきているように思います。あっという間に、はや三月弥生です。事務処理が滞っていていろいろとご迷惑をおかけしていることも多々あり誠に申し訳なく思っています。 もうしばしお待ちください。 教会の中でもいろいろ変化があります。これから新年度に向けても慌ただしくなっていくことでしょう。 今年度は年度末の主日が復活祭(イースター)ということもあり、伝道礼拝をおこないたいので、教会総会を繰り上げなければなりません。 いろいろとスムーズに進めなければ、と思って気を引き締めています。 教会の今後のことも大きな祈りの課題です。 次年度からと考えていることも、なかなか進んでいません。目の前の一つ一つを進めていくしかないのですが・・・。

世のニュースも国会議員の不祥事で、不正直、不真面目でいい加減差だけが目立ち、悲しくなります。罪びとの姿が浮き彫りです。 こんな人たちにこの二本を任せておけるだろうか?と、きっと多くの方が思っておられるでしょうね。 どうにもできない、どうにもならないもどかしさだけが募ります。 そのせいか?大谷翔平選手だけが明るい話題になっています。これはこれでどうなのかな? 

礼拝で取り組んでいるヘブル書は、さらに難解なところへと進んでいきます。それだけに理解が進んだ時の感動があるのですが、実に大変です。 本日からは、幕屋についてになりますが、字面からだけではわからないことばかりで、写真等を用いていきます。これらがいかにキリストと結びつくか。楽しみですよ。 イエス様のことばや黙示録がこういう意味だったのか、と感動です! 楽しみにしてください。


2024年3月3日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 9:1~10

宣教:「より優れた幕屋」ヘブ(55)

1.荒れ野の幕屋(1節)

 聖書の章・節の区切りは後代の人工的なものゆえ、便利な反面妨げにも 9章は8:13の続きである

「新しい」というのは、教会向けではない 古いものを持っているユダヤ人向け 古い契約は、天の写し、影、型に過ぎず、不完全 神がそれに代わるものを 幕屋…出エジプト後の荒野で造るように命じられたもの 詳細は出エジプト記   出エジ25:8 民の自由意思により とどめなければならないほど

2.幕屋の概要(1~2節)

 ユダヤ人ならだれもが知っているの詳しい内容はないが異邦人には?  著者の意図知るためにも理解を進める 幕屋の構造の解説 庭 聖所 至聖所 の解説 

3.聖所(2節)

 聖所の内部 机 燭台(メノラー、七枝の燭台)

<結論>

神が幕屋をシナイ契約で示されたわけ 天にあるまことの幕屋の「写し」「影」『型」


2024年2月24日土曜日

二月も終わりに

  二月も最終週に入りましたが、温暖化のせいもあり、寒暖差が厳しい日々です。東京では、まるで夏のような気温の日から翌日には真冬に戻ったとか、北日本では大雪で混乱が起こる反面スキー場には雪がないという悲劇も・・・日本は四季があって美しいと、言われてきましたが、今やそれが崩れつつあるようです。これからは梅や桜の季節ですが、いつまでも続いてほしいものです。

 コロナ以降教会活動も内省的になり、どこか、何か元気を失っているようですが、本来の宣教に力が欲しいものです。 みことばを忠実に語ることは、もちろんキリスト者は霊的に成長し、もっと救われる人が起こること、また、信仰を回復していく人が起こされることが教会の大切な役割です。

 とはいえひとたび世界に目を向けると、ロシヤのウクライナ侵攻から早二年、いまだに決着がつきそうにはない。長引く中で支援疲れも各国に支援疲れが起こってきているようで、またリーダーが変わると支援打ち切りも? 何とも先が見えない。国連の常任理事国がやりたい放題では、どうしようもないのか? 苦悩の日々です。 今この時にも命が失われている、のが怖いですね。 若者の将来が絶たれ、戦場に、そして命を奪われる、こんな愚かなことを人間は何度繰り返せば気づくのでしょうか? 一世紀に二度も大戦を経験しているのに・・。その他にも今やどこもがバビロン化していっているようです。(黙示録の世界に近い) 愛が失われて行っている。 教会は?  神前には問われますね。

 礼拝でのヘブル書は、本当に難しいだけに苦労は大きいですが、学べば学ぶだけ旧約聖書の背景を知ると同時に、神の業がよくわかります。著者の立場に立てば得るものが多いです。

2024年2月25日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:7~13

宣教:「新しい契約」ヘブ(54)


<本日のヒント>

1.罪がぬぐい去られる(12節)

 神のご性質が明かにされている。 罪の赦し・・・ 人類の誕生エデンの園でも 出34:6~7 ミカ7:18~19  イザ43:25   こうした中でも(シナイ契約が履行中に)真の福音が!

2.契約の概念

 古い契約は、神とイスラエルの民との間 救い主の約束  異邦人にはどう関係するのか?   使徒15:28~29 エルサレム会議  新約聖書はイエスこそが救い主 当時の外交の宗主国の理解がヒントに

3.新しい契約へ(13節)

 新しい契約で古いものは消え去る  マル13:1~2 AD70年の神殿崩壊とともにサドカイ派は失職 形骸化した機能不全の神殿の中心のユダヤ教が終焉  キリストの受難十字架。復活により新しい契約へ

<結論>

新しい契約について

2024年2月17日土曜日

春一番が

  春一番で各地が大荒れになりました。 キャンディーズの曲では、春一番は何となく明るいイメージですが、実際の春一番は人の命にもかかわる恐ろしいものです。その翌日以降はまた、寒気が戻って寒暖差が大きい日々です。本当に身体がついていきません。きっと多くの方がそう感じているでしょうね。これが2月のだそうですが…  

 国内の政治も国会も裏金問題で混乱、政治家への信頼が失墜しましたね。何度も同じようなことを繰り返しているばかりで、全くのところ成長も改善もされない。罪のなせる業でしょう。世界に目を向けても、分断だらけですね。嘆きばかりです。サタンの思うままに人の罪がこの世を混乱に導いているようです。 詩篇73篇の嘆きと同感です。しかし、神を欺けるはずはなく、詩篇の記者と同じく「神の聖所」にこそ鍵があることを信じます。

 これからどんな年になっていくのでしょうね。恐ろしくもあり、また特別なことも起こることも期待しています。

季節が進むと花粉が怖いですね。マスクが手放せなくなります。

 礼拝説教もヘブル書8章です。ヘブル書の難しさはユダヤ人からユダ人への手紙であることにあります。異邦人である我々には、ユダヤ教や旧約聖書の理解が、とても及びもつかないことです。でもじっくりと取り組むことでそれらに光が与えられて、きっと面白さが増してくると思います。ぜひ、頑張ってほしいです。

2024年2月18日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:7~13

宣教:「新しい契約の特徴」ヘブル(53)


<理解のヒント>

1.人々の心の中に(7~10節)

 ここには新しい契約に関して3つのことが語られている。 ①神の律法が人々の心の中に書きつけられる 古い律法、モーセの律法は、シナイ山で二枚の石の板に神の指によって記された。 ユダ教ではもう一つ「口伝律法」も与えられた、と言われている。(タルムード)

新しい契約は、人々の心の中に記される   ユダ人には、申命記6:6~9 テフィリン 実行していたが エレミヤの預言をエゼキエルがもっと明確にエゼキ11:19~20  人の心が変えられることが鍵

2.すべての者が神を知るようになる(11節)

 「知る」…これが聖書を理解する鍵 「知る」は2つ ①「知的理解」 ②経験的理解  イスラエルの歴史から、ユダヤ人は? Ⅰサム2:10 士師2:10 ホセ4:1,6.6:6  「主を知る」=誠実

3.新しい契約の普遍性(11節)

  11節の預言は、エレミヤの時代には到底考えられない パリサイ人は律法重視 守れない者を「地の民」とし、排除  神にはそれはない  それが成就したのがペンテコステ

<結論>

1.分断 2、神を知る

2024年2月10日土曜日

旧正月

   暦の上では、旧正月です。寒さも厳しい日々が続いていますが,来週には4月の暖かさにもなるとか、でも今度は花粉症が気になります。 能登のほうでも、厳しい状況は続いていますね。道路やインフラが回復するまでにはまだまだ時間がかかるのでしょうね。そうした中でも、やはり主の教会も打撃を受けていることは、想像していましたが、先日PBAからの情報で「石川県には、20を越える協力協会・団体があり、地震発生からわずか数日の1月5日に、「能登地震キリスト災害支援会(=能登ヘルプ)」が発足した」そうです 。被災者の方々はみな大変ですが、主にある教会も試みの中にあり、祈りと支援を必要としています。

 国内外は不安定な状況続いていて、いつどこで何が起こっても不思議はありません。  アメリカのバイデン大統領には、もともと認知症の疑いもあると言われていましたが、今回は記憶に衰えが見られるとか、また、海外の要人の名前を間違える?なんてこともあり、こういう人が核のボタンを持っているとは、今後心配ですね。 かたやトランプ氏は「もしトラ」どころではなくなりそうな勢いです。 これからの世界情勢は、中東を含め混乱を極めるでしょうね。 こうした中でも神様のご計画は間違いなく進んでいくのですから、黙示録を忘れないようにしたいものです。 聖書からこの世の動きを見るか、現実から聖書を見るか、で全く違ってきます。 神のみことばと信仰とが問われる所ですね。 

 コロナ以降景気が回復している株価も上がっているとは言え、あちこちで閉店しているところを見かけます。円安や諸物価高騰に人手不足が重なり、個人商店はなかなか厳しいようです。 お寿司屋さんやラーメン屋さんもたくさん店じまいに追い込まれているとか、厳しいですね。 

 礼拝でのヘブル書の学びは、個人的には大変大きな恵みを受けています。旧約聖書の読み方にチャレンジを受け、本当に面白くなってきました。 これこそが聖書なのだと!   ヘブル書もいよいよ、アロン系の大祭司とキリストの大祭司との比較に入ってきました。新約からだけではとても理解できないものだけに、深く興味深いものです。慎重に丁寧に学びを進めていきます。

2024年2月11日(信仰の自由を守る日)主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:7~13

宣教:「契約の新旧交代」


<本日の理解のヒント>

1.シナイ契約の限界(7~8節)

  著者は「シナイ契約」は不十分であった、という その契約は不完全なものか?そんなことはない、神がモーセに示されたものは「天にあるものの写しと影」 5節 著者が言う「欠け」とは何か? 9節のエレミヤのことばに鍵が   神の前に人は近づけず、間に祭司をたて、人はささげものといけにえをもって贖いを必要としている 際限ないくり返し  地上の幕屋・神殿と祭司と天における幕屋と祭司の比較 

2.新旧交代(8節)

 「それ」とは何? 訳文の比較をするとわかることは、この訳語は、不適切 どの訳語でも「人々」等言う複数形 問題は人の側に 律法は良いものでも、人に問題があれば    8節後半で神が「新しい契約」を  シナイ契約が古い契約と  13節

3.新し契約(9節)

 「イスラエルの家」と「ユダの家」 王国分裂 新しい契約は12部族全体に対して  エレ7:23~25  神が求めるもの・・・神の道を歩むことエレミヤの活動期 

<結論>

契約とイスラエル


2024年2月3日土曜日

如月に

  あっという間に如月です。奈良でもインフルエンザの感染が大流行とか、コロナもRSウイルスと今年はいつもよりも危険に満ちていますね。 先週はライブ配信に失敗してご迷惑をおかけしました。 後日配信したものの、今度は音声がはいっていない、という失敗の連続でした。 改めて今週にもう一度配信したいと思っています。お許しください。お待ちください。

 今年は世界中でいろんな選挙があり、国際政治に大きな影響を与える可能性が大きく、いったいどうなるのか?心配です。  アメリカでは「もしトラ」いまや「ほぼトラ」とも言われていますし、もしトラならどんな大変なことになるのか、ということが報告されているそうです。それにもかかわらず、アメリカの国民の半数以上はトランプ氏を支持しているようです。支持母体というかアメリカの福音派の宗教右翼の影響が多いようです。 先日二回目を読み終えた「読むだけで分かるキリスト教の歴史」(青木保典著)にこのあたりのことが分かりやすく書かれていて、納得が行きました。ぜひ一度はお読みいただきたい本です。 事情は分かってもどうしようないのが残念です。それどころか国内の政治でさえ、惨憺たるものです。 (安倍元総理は外交は実によくされていたようですが、旧統一教会との関係等暗部も多かった 今となっては検証のしようもないのですが)今の日本の政治家で彼以上の外交手腕の持ち主がいるでしょうか? 祈るしかない!ただ平和が,穏やかな日々が、と願うばかりです。  コロナ以降教会活動も内向きになってしまいました。 教会の本質に立ち戻り、宣教の業に、と願っています。

 礼拝でのヘブル書の学びは、難解ですが、反面実に面白く旧約聖書の理解が深まります。感謝です。一人でも多くの方にお届けできればと願っています。これが聖書の読み方だと分かれば興味も沸くでしょう。今日はうまく配信ができるようにと願っています。

2024年2月4日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:7~13

宣教:「古い契約から新しい契約へ」ヘブ(51)

<本日の理解の助け>

1.古い契約(7節)

 古い契約の不完全性ゆえに新しい契約が必要となる  「契約」の概念の整理が必要 契約において、神と人とでは対等ではない 神が主導権を取って人に 受け入れるか、拒むかのいづれかしかない 遺言状に似ている  「古い契約」はユダヤ人ならだれもの知っているシナイ契約  出24:1~8  神とイスラエルとの関係は特別のものに 律法に従うことが条件  この古い契約が履行されている中で神は新しい契約を預言者を通して

2、王国の歴史(8~12節)

 ここはエレミヤ31:31~34からの引用 「新しい計約」は著者が創作したのではなく、数百年前に神からのものだ  この預言の背景について  エレミヤは紀元前627から40年缶ユダ王国で活動 この時の王がヨシヤ  王国の暦について ダビデからソロモンへ レレハベアムの時に南北に分裂 20人の王を 紀元前587に新バビロニヤ王国のよって崩壊 王はみなダビデのようではない

3.ヨシヤ王と預言者エレミヤ

 マナセは偶像礼拝に積極的 最悪の王 アモンも継承 その子ヨシヤが8歳で王に その18年目に神殿で「律法の書」が発見され、宗教改革へ  過ぎ越しの祭りの復活  ヨシヤ王の13年目預言者としてエレミヤが預言者として  彼は北の崩壊 これから南王国の及ぶバビロニヤの勢力 神のさばきと回復を 涙の預言者として語る  ヘブル8:13がこれについて

<結論>

神の約束と誠実さ



2024年1月27日土曜日

極寒でした

  暖冬と言わているのに、この一週間は稀にみる寒さでしたね。奈良ではせいぜい雪がチラついた程度でしたが、被災地ではもっと大変だったでしょうね。 今日知ったことですが、現地に派遣されている自衛隊員の方たちは、実に薄給(17万円超?)の上で、中には自腹で装備をしなけらばならないとか、愚痴も言わずに働いてくださっているそうです。 食事もご飯かパンといずれかしか、だとか、全くひどい扱いですね。これでは中途退職者が増えていくのも理解できますね。国防のための団体がこれでは先細りで、その上に少子化が進んでいる。憲法改正も考えさせられますね。これで日本は守れるのでしょうか? 隊員のためにもっと!と思いました。 被災地でも少しづつ、ボランティアの受け入れが始まりつつありますが、懸命にサポートに励んでらっしゃる方々の労苦が報いられるといいですね。災害関連死も心配です。心のケアももっと必要なのでしょうね。 寒さの故でしょうか、火事も多発しています。悲しいことばかりで、心が痛む事件が多いですね。 心がますます病んでいるように思えます。 

 教会としていかにして福音を伝えることができるのか、日々悩んでいます。ただ主を信じ忠実に誠実にみことばにむかい伝えていくこと、神はみことばとともに働いてくださると信じて礼拝に臨みます。

2024年1月28日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:1~6

宣教:「さらにすぐれた務め」ヘブ(50)


<本日の聖書のヒント>

1.天と地の比較(1~4節)

 4:14~7:28までをひと先ずまとめて、次のステップへ 地上の祭司、大祭司と天の大祭司との比較 神からモーセに与えられた律法に勝るイエス 贖いの日が特徴的 しかしキリストはただ一度でこれを成就 大祭司として、ご自身の血とからだをささげ物として 決定的な違い

2.キリストの型・予表(5節)

 レビ的アロン系の祭司 「天にあるものの写し」に仕えている  出25:9 これとヘブ8:5b『型」 実体ではない  ヘブ9:23~24   出25:40

3.さらすぐれた契約(6節)

 型よりも実態で使えるイエスのほうが優れているのは当然 7:22で一度触れた「さらにすぐれた」  6節には2つの「さらに優れた」が用いられているが、別のことば   新改訳2017や新共同訳は使い分けている  「初め」の契約はモーセを通して旧約の信仰の基礎に「契約」は罪びとがきよめられて神に近づく備えが これがレビ的アロン系の祭司によって新約においてはイエスの祭司を通してなされる 霊的で永遠 キリストこそが最高の「仲介者」「間に立つ者」

<結論>

真の大祭司 この人を見よ!

2024年1月20日土曜日

大寒を過ぎて

  「1月は行く・2月は逃げる・3月は去る」と言われるくらい、時の過ぎるのが早いですね。暖冬と言われるのにも拘らず、大寒を迎え列島は寒波に見舞われています。被災者の方々も支援者たちもきっと大変でしょうね。神様のあわれみを祈るばかりです。 ライフラインも道路の寸断もあり、まだまだ時間がかかりそうですね。せめて天気だけはと、願うのは私だけでしょうか。  ウクライナもアメリカの議会承認が得られず、窮地に陥っているとか、このままではロシヤのやりたい放題となりそうで、心が痛みます。 歴史を見るときに必ずしもその都度正義が全うされているとは思えないので悲しいのですが、それぞれに何が起こるかは誰もわかりません。神はあらゆるものをお用いになるお方なのですから、祈ります。 国内でも相変わらず、コロナやインフルエンザもあり、その上今年は花粉症も始まっているそうです。最近やたらくしゃみが出るとおもったら、これか! 今年は早いな。 早く暖かくなってほしいものの、花粉は迷惑です。 寒さで体も知事困ってしまいがちですが、教会活動だけはそうあってほしくはないですね。神のことばと福音は何の制限も受けないはずですから。一人でも多くの方に味わってほしいものです。

 礼拝説教は、ようやくヘブル書も7章を終わり、いよいよこれからキリストの大祭司職の優位性の本格的論議へと進みます。 難しいけど、旧約聖書のお理解の広がりつつ、面白くなってきます。期待しましょう!


2024年1月21日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 8:1~4

宣教:「わたしたちの大祭司」



<本日の理解のヒント>

1.神の右の座に(1~2節)

  ここで著者は先に進まず、4:14~のまとめを 原文では結論を語り、それから説明に

新共同訳や新改訳2017がそれに沿「滞納っている 私たちの大祭司がどれほど素晴らしいのか! その大祭司は・・・「大能者の御座の右の座に」  地上での御業を完了した  旧約の詩篇110篇にもそれが語られている  新約に4回引用(マタ22:44~45、マル12:36~37、ルカ20:42~44)でキリストの祭司的王性について、もう一つは使徒の働きでペンテコステにおけるペテロの説教 キリストの復活と昇天が  

2.天における務め(2節)

 著者は、地上の幕屋と天の幕屋とを比較する  エルサレムの神殿が破壊されるのがAD70年 それ以前には日々神殿で奉仕する祭司たちの姿を目のあたりしする、それを思い浮かべながら語る。  地上の幕屋は天の芯の幕屋の型 地上の幕屋はモーセによって、人の手によるもの 天のか幕屋は人の手によるものではない 異次元の実体

3.2つの大祭司の違い(3節)

 祭司の不可欠な務めは、5:1 ささげものといけにえをささげるっこと  地上の祭司は律法の規定に従ってささげる  イエスが祭司というのなら、それは何か? 7:1参照  8:4 イエスは地上においては幕屋での奉仕はできない、事実福音書はそれを記していない しかし、型ではない天における真の幕屋において、イエスは祭司としてのの務めを


<結論>

律法は神からのもの 人に罪の意識を、罪の赦しのためにささげものといけにえとが 繰り返し 不完全  キリストはただ一度だけで完全ないけにえ8ご自身の血とからだとをささげて神の赦しを完了 このお方が私たちの大祭司 

2.


 

2024年1月13日土曜日

通常を目指して

 週末は急に冷え込んできました。寒暖差も大きくなって体調の管理が大変ですね。被災者のことを考えると、贅沢なことは言えないですが。能登では相変わらず地震は続いていますし、きっと揺れる度に恐怖を覚えるでしょうね。 被災地の写真を見るたびに、悲惨さが伝わってきますし、津波と火事の恐ろしさが増します。  この地震で海岸線が隆起したそうで驚いています。歴史的には地層を見ると、隆起したことは知ってはいたけど、こんな短い時間で目で見るなんて!
 今年は特に世界的には20以上の国と地域で重要な選挙が行われるそうです。 昨日行われた台湾の総統選挙をはじめとして、これからの世界の行方を大きく左右するかもしれないアメリアの大統領選挙やロシヤの大統領選挙等。 世界が平和で安定したほうに行けばいいのですが、現実には分断だらけで戦争が多発しています。これからはもっと複雑になっていくのでしょう。  イエスは福音書で終末に起こることとして。「戦争のことや戦争のうわさ」を取り上げて、「これらは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。」(マタ24:11)と仰っています。 黙示録によれば、神の終末(完成)に向けてはこんなものではない、もっと激しいものだから、目先のことに振り回されないようにしなければなりませんね。

 教会の道路側の窓に書いているみことばが変わりましたよ! 「この方は恵みとまことに満ちておられた。(ヨハネ1:14b)です。
 
年々時の経つのが早く感じるものですが、今年は特に早く感じています。礼拝にも早く元のペースに戻りたいのですが・・・。ヘブル書の学びを通して、いろいろと多くのことを学んでいます。どれだけお伝えできるか?

2024年1月14日主日礼拝
聖書:ヘブル書:26~28
宣教:「完璧な大祭司」

<本日の説教のヒント>
1.必要な大祭司(26節)
  ここでこれまでのまとめに キリストについてどんな修飾語が用いられているか?
 一つ一つが御子のご性質を示している。 地上の幕屋に仕えるレビ的アロン系の祭司は、律法による 神の命によりアロンの直系 生まれながら罪を持つもの 死を免れ得ない者
「罪のない」新改訳2017では「敬虔で」、新共同訳では「聖である」 イエスの愛弟子のペテロも総督ピラトでさえも罪のないことを認めている これらのご性質を持つお方だからダビデの預言したメルキゼデクの位に等しい祭司であるイエスこそが罪人の救いに相応しい
2.贖いの日(ヨム・キプル)(27節)
 律法に規定されているレビ的アロン系の祭司はささげものといけにえを 一年に一度特別な日が 「贖罪の日」「贖いの日」ユダヤ歴の第七の月(ティシュレー)の10日 (今の9~10月) レビ23:26~32 断食をし、罪ときよめのための日 レビ16章に基づいて
大祭司だけが一年に一度だけいけにえの血を携えて至聖所にアザゼルの山羊に罪を負わせて野に放つ    ガラ3:24
3.ただ一度で(27~28節)
 レビ的アロン系の大祭司と違ってキリストは  キリストはご自分の民と一つとなられ、試練と苦難には同情されはするが、罪の支配は受けない  キリストは大祭司として、ご自身の血とからだをいけにとしてささげられた  「罪のきよめを成し遂げ」(1:3)「民の罪のためになだめをなさった」(2:17)
 イザヤ53章の主の受難のしもべとして  「ただ一度で」完ぺきな贖いを成し遂げられた
この方こそがメルキゼデクの位に等しい大祭司

<結論>
1.アザゼルの山羊  2.神の変わらぬ誓い




2024年1月6日土曜日

不穏な幕開け

  新年あけましておめでとうございます! 新年早々、震度7強の能登半島地震に始まり、羽田空港のJALと海保機の事故と不穏な幕開けとなりました。このため欠航も相次ぎ、帰省や旅行等の人たちにも大きな影響が出ています。 それとは別に炎上したにもかかわらず、JAL側には死傷者は出ず、CAの対応に海外から称賛の声も出ているとか、まさに奇蹟的ですね。すばらしい!日ごろの訓練の賜物でしょう。  地震に関しては、南海トラフや首都直下型地震等がよく取り上げられているのに、大きな地震はそれ以外のところで発生しているのは驚きです。 地震の予測はできないのでしょうか?  何よりも地震による首都機能のマヒについて、政府を初めとして国会議員はどう考えているのでしょうか?はなはだ疑問ですね。必ず起こるのなら首都機能の分散を積極的に進めるべきでは、と思いますが・・・      こうした悲劇的ニュースが走り、ウクライナやイスラエルの情報が消えてしまっていますが、相変わらず、ミサイルや爆弾で命の危機は去ってはいません。祈りが必要です。

昨年のクリスマス礼拝以来ヘブル書からは離れていましたが、今日から再びヘブル書に戻ります。 果たして前回までの内容を覚えているでしょうか? 自分自身すべてをヘブル書に戻すことから始まりました。メルキゼデクの位に等しい祭司に関して、詩篇100篇の引用の途中でした。

2024年1月7日主日礼拝(新年礼拝)

聖書:ヘブル人への手紙 7:17~25

宣教:「誓いと契約」


<本日の理解のヒント>

1.希望への道(17~19節)

 著者の引用の詩篇100:4は、旧約聖書中二回しか出てこないメルキゼデクの記述 こちらは預言 御子の型  律法を越える御子の出現は、すべてを変える。 「一方で」「「他方で:と古いモーセの律法による祭司職と新しい祭司職の比較へ 「前の戒め」の役割の不完全さ  神のせいか? そんなはずはない、詩篇73に鍵が

2.誓いと保証(20~22節)

 カギになる言葉は「誓い」 13節以来語られてきた「誓い」が  神は契約の主だが、上岐自身はそれに拘束されない 契約には、祝福とともに罰則も  キリストがその両方をその身に負うことを誓われた 御子の謙遜、恩恵 詩篇110:4こそが御子の祭司職が永遠であることを 

3.変わる事のない大祭司

 アロン系の大祭司は世襲で永続的 死を避けれない 不完全  ヨセフスの記録ではアロンか第二神殿の崩壊まで(AD70年)までに83人 キリストの大祭司は切れることのない一貫したもの  「完全に」  キリストは着座してとりなしを キリストのとりなしについてロマ8:33~34 古くはイサ53:12 ペテロの例ルカ22:32

<結論>

1.キリストの復活

2.万人祭司