2023年12月30日土曜日

年末感謝

  あっという間の一年でした。夏は命にもかかわる猛暑日の連続、冬はというと冬とも思えない寒暖差という異常気象、そんな中で一年が終わろうとしています。 ロシヤ・ウクライナ戦争は、ウクライナの反転攻勢も思ったほどではなかったようで、ウクライナ不利な状況の膠着状態です。EUの支援疲れが、アメリカもウクライナ支援の予算が共和党の反対で議会を通過しない状況です。 さらに、中東ではイスラエル・ガザ戦争が起こり今も続いています。 世界中が混乱状態で新しい年を迎えようとしています。 イスラエルに平和を!いや世界中が平和に!と願います。 クリスマスに「地の上に平和が」と讃美しましたが、人では無理なのでしょうね。

 年末感謝礼拝は、いつものヘブル書の講解説教ではなく、詩篇からの説教です。

2023年12月31日主日礼拝

聖書:詩篇34:1~22

宣教:「完璧な御守り」


<本日のヒント>

新改訳は表題と22節、新共同訳ではヘブル語聖書と同じ23節

34篇はヘブル的技巧で味わい深い アクロスティック(いろは歌)・・・各節の初めがヘブル語のアルファベット順

1.困難な中での賛美(1~2節)

 背景はⅠサムエル21:10~15  アキシュトアビメレク アビメレクは王の称号 サウル王から逃れて、敵の陣地に逃げ込んでいた屈辱的な状況 賛美できるか?  ダビデは羊飼いとして、ゴリアテとの戦い、サウル王のもとでと主を知り、死を信頼することを学んできた。 イザヤの預言からパウロは「彼に信頼する者は失望させられることはない」という。 創世記のヨセフも困難ばかり、しかし信頼は失わない。 困難の中で磨かれ、不純物が除かれ、上を見上げて主を信頼することを学んだ。 だから人々に呼びかけるのが3節。 4~7節はダビデの経験

2.「味わい」(8~10節)

 体験から生まれた言葉が並んでいる 聖書で「知る」・・・知的に知るではなく体験的に知ること  Ⅰペテロ2:3

3.御守りの完璧さ(11~22節)

 ダビデは次のせいだの人へ「主を恐れる」ことを これが主の祝福に与かる鍵 その生き方が3つ ①舌に悪を言わせず、くちびるに欺きを語らせないこと ②悪を離れ、善を行うこと ③平和を求め、それを追い求めること しかしこれには前提が、自分自身が「主」との平和を持っていること そういう人には幸いが・・・18~20節 20節には神の完璧な御守りが  ヨハ19:36 出12:46  過ぎ越しの小羊 「骨を折ってはならない」 十字架のイエスに成就イエスの上に成就した神のご計画と神の完璧な御守りのみ手が信じる者の上にある!

<結論>

1.賛美は感情ではない 意志であり決断

2.34篇を貫いているのは、豊かな神の返り水戸その神への信頼

 「あらゆる時に」「いつも」「すべての」「何一つ」「そのすべてから」「ことごとく」「その一つさえ」「だれも」

に表れている。

  


2023年12月23日土曜日

極寒の中で

  極寒の日が続いて、日本海側や北日本では大雪になっています。急激な変化で日常生活にも大きな影響が出ています。感染症もかなり流行っているとのことです。多くの方がマスクをされている方が多いのにも納得がいきます。私も防寒を兼ねてしていますガ・・・。

 ついにクリスマス礼拝の日がやってきました! 秋の伝道集会の時には、コロナに感染して集会を中止せざるを得ませんでしたので、申し訳ない思いと、なんとしても福音をという思いでこの日を待ち望んできました。 クリスマスには、多くの方の敷居が低くなっていると思いますし、久しぶりにお目に書かれる方々が何人いらっしゃるでしょうか? 楽しみです。ぜひぜひ福音をお届けしたいです。ついに講壇前のろうそくも4本目が点灯します。まことの光なる主をお迎えすることができるのを心から感謝しています。 

2023年12月24日降誕日主日礼拝

聖書:ヨハネ 6:35

宣教:「わたしがいのちのパンです」

<本日の聖書の理解のヒント>

1.虐げられた人々

  背景に「過越しの祭りが近づいていた」とすぐ前の文脈の「五千人の給食」がある。当時の人々はローマに虐げられ貧しい そういう人がイエスのもとにパンを求めて ある神学者のことば「人間の存在を脅かすもので、人間の知恵や努力では、どうしても克服できないものが3つある。 「罪」「死」「虚無」 これらに来るしでいる

2.根本的解決へ

 彼らはイエスに。ミラクルメーカーとしてではなくパンを求めて ヨハネ6:26~27  人はパンのみにて生くるにあらず、神の口から出づる一つ一つのことばによる」       なぜ人は「罪」「死」「虚無」に悩むのか? 日々のパンではなく根本療法をイエスは提示

3.「いのちのパン」

 なくなるパンではなく心の底から満足できるものを 先祖達の経験に基づいて、マナの話を 天からあ(神から)のパンは人を生かした イエスは天(神)からきて人を生かす 過ぎ越しの小羊として罪のない血を流して神のさばきから守られる   

2023年12月16日土曜日

本格的な寒さへ

  寒暖差の激しい12月でしたが、これからはどうやら本格的な冬になりそうです、とはいってもピンときませんが・・・。  12月に夏日になったりすると、体がついていきませんね。 

 待降節も第三週に入り、クリスマスを前に緊張感が増してきます。ホームページにクリスマス礼拝のチラシを掲載してくれました。多くの人の目に留まるといいな! 人の心がクリスマスの向けては、いつもよりは開かれているでしょうから、福音を丁寧に語れますように、と祈ります。  今年は、なぜか「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(ルカ2:14)がずっと響ています。 世界中を見渡すと、あちこちで争い・戦争が起こっていて何と神様の思いとはかけ離れている、と心痛めています。 真実の平和は、人の手は造り出せない、神の助けがなければ無理なんだと、そのために御子がこの世に介入してくださった、これがクリスマスなのに、現実はほど遠い・・・それだけに福音を!

2023年12月17日主日礼拝(待降節第三主日)

聖書:ヘブル人への手紙 7:11~17

宣教:「超律法的大祭司」ヘブル(46)

<本日の理解のヒント>

1.律法に制限されない大祭司(12~14節)

 ユダヤ人の思い: 神を知り神に選ばれし民、アブラハムの子孫、モーセを通して律法を与えられた。その律法にレビ的アロン系の祭司が定めれた、幕屋においても神殿においてもささげものといけにえを祭司のもとへ、それで神に近づくことができる。  律法では祭司職は血筋でけ決まる。そのため、祭司が後退してもいけにえは繰り返される。不完全 完全なものを メルキゼデクがレビ族でないように 律法とは離れた祭司 これこそがキリストの型  イエスはユダ族の出 律法は関係ない

2.とこしえの祭司(15^17節)

 レビ的アロン系の祭司の起源、根拠は律法 死と交代は避けられぬ 一方メルキゼデクの位に等しい祭司は、復活と昇天による

3,詩篇110篇

 メルキゼデクに関する聖書の2つ目の記述 一つ目は創世記の歴史的記述 2つ目はメシヤ預言の詩篇 この背景は不明 新約聖書に最も引用されている詩篇 ①マタ22:43~46  ②ペンテコステの時のペテロの説教 使徒2:35~36

<適用>

メルキゼデクを型とするキリスト


 


2023年12月9日土曜日

ハヌカの祭りの最中

  師走に入り、時は飛ぶように飛んでいきます。イスラエルでは、ハヌカの祭りが今年は12月7日から15日まです。私たちにはなじみのないものですが、イスラエルではとても大切なまつりです。 マカベヤ戦争(マカビー戦争)で再びエルサレムの神殿を取り戻した記念日で、光の祭りです。 苦難のイスラエルにとっては、プルの祭りなど希望を持てるものが歴史的にもあるんですね。私たちにはクリスマスというまことの光を待ち望む素晴らしい時が近づいてきました。講壇の前のろうそくも2つ目が灯ります。 国内を見ても世界も見ても、明るいニュースはなく、暗い悲しいニュースばかりです。 ぜひとも一人でも多くの方に、この機会に福音に触れてほしいものです。 遅くなりましたが、ホームページにクリスマスの案内が掲載されます。

 待降節第二週です。

2023年12月10日主日礼拝式次第

聖書箇所:ヘブル人への手紙 7:11~14

宣教:「不完全から完全へ」ヘブル(45)


<本日の理解のヒント>

1.律法の示しているもの(11節)

 律法とレビ的アロン系の祭司制度の関係 旧約聖書(ユダ人にとっては聖書)の中には、レビ族に関することと祭司の奉仕について詳細な記事が記載されている。 ユダヤ教が目指すものが2つある 

2.レビ的祭司制度の不完全性(11節)

 レビ的祭司制度は不完全であり、完全なものを待ち望む   「他の」・新約には2つのことばがある ①異質別物  ②同質同等 ヨハネ14:6 ヘブル書は②   クムラン洞窟のエッセネ派

3.律法の一新(12節)

 「変わらなければ」・・・18節では「廃止」 11:28では「取り除く」という訳  祭司制度の変更は、律法が無効である 新しい制度が!


<結論>

1.神の真意を知る  ガラ3:23~25

2.キリストの贖いは画期的なもの



2023年12月2日土曜日

待降節に

  今年もあっという間に12月に入り、待降節(アドベント)に入りました。師走と言われる慌ただしい月ですね。 個人的には(言い訳になるとは思いますが)コロナのこともあり、いろいろとペースが狂ってしまい後手後手になってしまい申し訳なく思います。 クリスマスを前に、教会の姉たちが、教会内のデコレーション等の準備をしてくださり、一段と思いを引き締めています。 ひとりでも多くの方に福音を、と願って準備に入っています。良きクリスマスを! 今は、ただルカの福音書のことばが心に浮かびます。「いと高き所に、栄光が、神にあるように。 地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。」(ルカ2:14) 誰もが願うこの平和が今こそ実現してほいいものです。 御子のご降誕の時も、きっとそれとはかけ離れた状態だったでしょうね。

2023年12月7日(待降節第一主日礼拝)式次第

聖書箇所:ヘブル人への手紙 7:4~10

宣教:「レビ人に勝るメルキゼデク」ヘブ(44)


<礼拝説教のヒント>

1.レビ人(4~7節)

 5節の背景は、旧約聖書から考察 レビ族の特異性 12部族中最小の部族 奉仕 (民1:48~53) 民18:23~24  ヨシュ5:12  十分の一・・・民18:21,24  ヘブル7:6  メルキゼデクのについての整理 アブラハムとメルキゼデクの関係は・

2.メルキゼデクの優越性(8セツ)

 3段論法でメルキゼデクがレビ的祭司職のまさることを立証していく 8節の「死ぬべき人間」・・・レビ系の祭司」と後半の「生きていると下賜されている者」・・・単数形 メルキゼデクの対比  メルキゼデクの情報の整理・・・3節参考 レビ的祭司には系図がある・・・死を逃れられない証拠 一方メルキゼデクには!

3.レビはどこに?(9~10節)

  小前提 アブラハムがメルキゼデクに十分の一をささげたとき、レビはどこに?  

  アブラハム契約は族長に受け継がれ、彼の行為もまた、子孫依影響を与えている

<結論>

 神のことばと啓示

2023年11月25日土曜日

寒暖差が

  秋は確かに進んでいますが、今年は例年よりも寒暖差が大きいですね。体調管理が大変です。報道されないと正しい情報が理解しがたいのですが、相変わらずインフルエンザやコロナも流行中なのでしょうね。 イスラエルとガザでは、暫定的な九千で人質交換が行われるそうです。人質の中でも女性と子どもたちが優先だとか、人の命が失われないことが一番ですから、これからにも注目していきましょう。 ウクライナ情報は、イスラエル問題が起こってい以来あまり報道されませんね。 無時期による攻撃は相次いで行われているようです。アメリカ大統領選挙次第では、今後が大きく変わってくる可能性は大きいでしょう。現在予想される候補者は、どちらも高齢者過ぎませんかね。アメリカ国民はもっと若い人を求めないのでしょうかね。不思議です。 いよいよ11月も終わりに近づき、アドベントも目前に迫りました。 楽しみですね。

礼拝説教は、ヘブル書でいつまで同じところから?なんて声も聞こえてきそうですが・・・確実に前進しています。 いよいよ本格的な著者による創世記の講解説教になります。ユダや人による聖書理解は面白いですね。

2023年11月26日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 7:4~10

宣教:「レビに勝るメルキゼデク」ヘブル(439


<本日の聖書理解のためのヒント>

1.アブラハムの子孫という誇り(4節)

 「その人」とは? 文脈から明白  「よく考える」・・・「観察する」英語のセオリーの語  源 アブラハムとメルキゼデクとの対比  ユダヤ人の意識 系図 さかのぼってアブラハムへ マタ3:9 ヨハ8:33 歴史的にユダヤ人は何度も奴隷に! ヘブル書を除けば、「メルキゼデク」は聖書に何回登場するか? 歴史事件と預言 これからユダヤ人がメルキゼデクをどう理解したか? 

2.族長アブラハムに勝る(4節)

 「族長」・・・「氏族」と「支配」の合成語 アブラハム、イサク、ヤコブを指す事が多い ユダヤ人の尊敬すべきアブラハムがメルキゼデクに十分の一をささげた 創世記14:16~18  メルキゼデクについてわかること3つ 

3.戦利品の対応は(4~5節)

 ヘブル4:7の背景は創世記14章  戦利品ついて、ヨシュア記には規定はあるが  失敗例もある Ⅰサム15章のサウル王  アブラハムは?  メルキゼデクの祭司制とアロン系の祭司制との比較へ  十分の一のささげものに違いが   メルキゼデクの与えたパンとぶどう酒は、最後の晩餐、キリストの受難、聖餐式の型

<結論>

1.メルキゼデクの祭司制はアロンの祭司制に勝る

2.十分の一献金は?

 

2023年11月18日土曜日

12月中旬のよう

  急に寒くなってきました。今日は西日本の日本海側では初雪も観測されたとか、本当に寒くなってきましたね。 インフルエンザやコロナ等の感染症も流行中だそうです。 ご迷惑をおかけしてきた私の症状も、もう少しのところまで来て感謝です。 本当に長引いたな、って思います。 いよいよアドベントも近づいてきました。 今年はどんなクリスマスを迎えることができるか❓祈り求めています。 ひとりでも多くの方に福音を‼と願うばかりです。

 イスラエル問題もウクライナ問題もひどくはなっても、治まるどころではないのが残念です。イスラエルのガザ侵攻に関しての報道も、初めの頃の報道から随分と変わりイスラエル非難へと変わってきています。問題の本質がずれてきているのが心配です。いずれにしても、人の世は何とも悲しい現実だらけです。 主のあわれみが注がれますように!祈ります。

 礼拝説教もヘブル書の7章に入りました。これからがユダヤ教の本質の迫る議論です。ユダヤ人の立場とユダ人の理解が求められるところで、なかなか難しくなってきます。 聖書理解の面白さがましてきます。

聖書の手法を理解すれば、理解が進みます。そのために、今回は本文を離れ、「型」について学びます。

「型」というのは、聖書の中には実にたくさん出てくるものだが、なんでもこれに当てはめるのではなく聖書に明示されているものだけに限定します。

 ユダヤの3大祭といえば、春の祭りの①過ぎ越しの祭り(ペサハ) ②七週の祭り(シャブオット) それに秋の祭りの③仮庵の祭り(スコット) これがキリストの型であり、過越しはキリストの苦難、十字架、復活を 七週の祭りは、ペンテコステ  仮庵の祭りは、キリストの再臨となる。 何とも遠大な神様のご計画です。

礼拝では、6つを取り上げて学びます。

2023年11月19日主日礼拝

聖書箇所:ヘブル人への手紙 7:1~3

宣教:「キリストの型」


<説教のヒント>

1.モーセと幕屋(出25:9)

 律法に定めれている幕屋の重要性 神から細かく指示されている  ヘブ8:5

2.アダム(ロマ5:14)

  人類の代表としてのアダムとキリストの対比 7~18節

3.過ぎ越しの小羊(出12章)

 過ぎ越しの祭りはイスラエルの救い キリストは全人類の救いを

4.マナ

 出16:2~4,31   イエスは何とおっしゃているか? ヨハ6:31~35

5.岩 

 イザヤ8:14では躓きの岩 これをイエスはご自身に ロマ9:33(Ⅰペテ2:6)  メリバとマサでは(出17:5~6) Ⅰコリ10:4

6.青銅のへび

 民21:4~9  これがイエスの救いの型 ヨハ3:14~15

<結論>

ヘブル8:5,10:1


 

2023年11月11日土曜日

立冬も過ぎました

  日々日較差が大きくなってきましたね。とはいえ、まだ25度を越えるような日もありました。 身体にはこたえますね。いやというほど年を感じざるを得ません。個人的なことでは コロナに感染して以来、完治せず、鼻とのどの違和感が続き、ついに耳鼻咽喉科へ行きました。すると、ひどくなっていて蓄膿にもなっているとか、治療をしてもらって薬で様子を見ることになりました。早く治るといいのですが・・・。声は何とか戻りつつありますが、もうしばらくはご迷惑をおかけしますが、おゆるしください。 頑張ります‼

 パレスチナの問題もウクライナも問題も悲しい状況です。いや周辺国を巻き込んで混乱が増しています。人は平和を創り出すことはできませんね。 世界戦争にならないように願い祈ります。 ただ主の介入を待ち望みます。イスラエルに平和を!

主の教会とみことばを宣べ伝える、ことを痛切に感じています。一人でも多くの方を主のもとに! つらく悲しいです。クリスマスを前にして

礼拝でのヘブル書の学びは、確実に進んでいます。ヘブル書は難しいけれど、取り組んで本当に良かったと思います。 これまでの創世記や使徒の働き、また黙示録が生きています。   また、講解説教とはなにかを学ばされています。 実り多いものになることを願っています。

 ヘブル書7章では、本文以外にもその背後にあるいろいろなものを提供しようと考えています。 型などです。

2023年11圧12日主日礼拝

聖書箇所:ヘブル人への手紙 7章1~3節

宣教:「神の子に似た者」ヘブル(41)

<本日のヒント>

1、受肉前のキリスト(3節)

 3節のところから、メルキゼデクを受肉前のキリストという人もいる。 旧約にはそうした場面がある。 創世記16:7~12 「主の使い」とは表現されるが「御使い」とは言わない、違いがある。 他の御使いとは違う存在。神と自分を同一視 他には創21:17~18、22:11~18、出3:2、士師2:1~4、等々  「主を見た」ものが死を恐れる         それももとに、受肉前のキリストではないか  新約には一度も出現していない 主のことば・・・ヨハ8:58

2.「神の子に似た者」

それでは、メルキゼデクはどうか? メルキゼデクには両親は?  誕生日は? 啓示されていないだけ 主の使いの出現は限定的  創世記4:32ヤコブの格闘 

メルキゼデクは?王であり祭司  レビ的アロン系の祭司はイスラエルに対して奉仕を、メルキゼデクはそうではなくすべての人に・・・キリストに通じるものが 

3・メシヤを伝えるために

 罪びとの救いのために、神は道を拓かれた それがキリスト それを聖書という形で知らされた イスラエルの文化社会の中で、ヘブル語で ヘブル文学で 8:5~6

<適 用>

信仰とキリストに対して常にアップデートを

2023年11月4日土曜日

猛暑日が

  11月に入り2023年も残すところあと2か月です。 世のハロウイン騒ぎも治まり、CMでもクリスマスソングへと変わり始めました。 いよいよ教会でも本格的にクリスマス準備へと向かわなけれrば! ひとりでも多くの方に福音を、と願いながら期待しながら祈りつつ頭を悩ましています。いいクリスマスを‼ とはいえ夏日になるような暑さも、と驚きです。 きっとスキー場が困るでしょうね。

 イスラエルの状況はますます深刻さを増しています。地上侵攻が始まっているようで、死者数が正確ではないにしても、双方での死者数は一万人にもなるようです。 人口950万人のイスラエルでは、死者数が1400人にも上るという驚きです。 これからがハマス殲滅のためにもっと激しくなるでしょう。 国内だけではなく、レバノンのヒズボラ、イエメンのフーシ派からの攻撃も、またその背後にあると言われるイランも虎視眈々と、シリヤも、と中東全体が一触即発の状況です。 とはいえ、どこもそこまでは考えてはいないのでは?     イスラエルに平和を‼と祈り願うばかりです。  ウクライナも相変わらず戦闘状態です。ロシヤだけがほくそ笑んでいるのかな? 嫌ですね。

まだ、のどには違和感がりますが、かなり回復してきました。お祈り感謝!

ヘブル書の学びも、6章まで終わりました。第三の警告を終えて、いよいよ著者が意図するメルキゼデクの位に等しいイエスの大祭司職の議論です。とっても面白いのですが、そこに至るために知るべきことが多くあります。一つ一つ抑えていきましょう。 ヘブル書の神髄と聖書の世界が展開しますよ。 期待してください。

2023年11月5日主日礼拝

聖書:ヘブル人への手紙 7:1~3

宣教:「いと高き神の祭司」 ヘブル(40)


<本日の理解のヒント>

1.メルキゼデクとは?(1~2節)

  当時のユダ人でさえ、メルキゼデクについての重要性に気づいてはいなかった。しかしこれが、イエスの大祭司の理解に関して欠かせない。 聖書にも少ししか出てこないメルキゼデクについて、聖書の語ることに目をとめていく。    まず、一体、メルキゼデクはなに人?  メルキゼデクは個人名ではなく称号! エブス人の町サレムの王 いと高き神の祭司 彼にアブラハムは戦利品の10分のⅠを与えた メルク(メルキ)は王 ゼデク(ツエデク)は義 義をもって統治している王であり祭司

2.メルキゼデクの不思議さ(3節)

 ユダヤ人が重視する系図とメルキゼデクの比較 聖書には啓示されていないことも多く、著者は沈黙していることに注目  系図もなく両親もいない・・・祭司としては? 出生や死についても啓示されていない不思議な祭司

3.祭司職について

 旧約聖書の祭司職の規定・・・年齢制限が 30~50歳(民4:2~4) 25~50歳(民8:24~25) 終わりだけは決まっている メルキゼデクは?   祝福は上位の者から 「神の子に似た者」・・・キリストの型

<結論>

レビ的アロン系の祭司と律法





2023年10月28日土曜日

十三夜

  十月二十七日は十三夜でした。十五夜は良く知られていますが十三夜はそれほど知られてはいないようですね。中秋の名月、とも言われる日本発生ののもののようです。日の入りも早くなって、秋の空気の澄んでお月さまも綺麗に見えますね。 残念ながらうさぎが餅つきをすることはないようですが・・・ 朝晩の温度差が大きい日々です。 相変わらす、インフルエンザ、コロナ等の感染症の流行は続いているようで、落ち着けません。 

 イスラエル軍のガザ侵攻もいつ始まるか?と心配がつきません。地中海からの攻撃も始まり激しさを増しています。 国情もあり、このまま終えるとは思えないのですが、一人でも被害者が少ないようにと、願い祈ります。 それにしてもいつの時代も(聖書の時代以降終末まで)反ユダヤ主義はやむことはないのですね。 このことが起こってから、ウクライナの情報が乏しくなってしまいましたね。 どちらも、それ以外の地でも多くの命が失われているのですが・・・何とも人とは悲しいものですね。平和を求めながらも、やっていることは正反対のことです。神様はノアの時代同様悲しい思いで見てらっしゃるでしょう。

まだ、体は復調してませんが、だいぶ回復してきました。声ももう少しかな?ご迷惑おかけします。

礼拝のヘブル書の学びは、聖書を学ぶ基本がたくさん学べるように思えます。

先週は誤って今週のヒントを書いてしまいました。済みません!

2023年10月29日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 6:13~20  ヘブル(39)

宣教:「安全で確かな錨」


<本日の理解の助け>

1.誓いは誰を承認に?(16~17節)

  神はアブラハムへの約束の確かさを示した。これは歴史的事実・保証 モリヤの山事件  契約や保証には確かな承認が必要 イスラエルの最高の誓い 誰が確かかを示す 17節の「保証する」…名詞形では契約の仲介者を示す(8:9) 神の誓いは契約 この契約の概念が大切 例は創世記15:9~21

2.約束と誓い(18節)

 神は偽ることはない 神のご性質 神のことばと啓示の漸進 11:40 真の信仰者=この世を逃れてきたものたち   二つの普遍の事柄のゆえに  イザ55:11

3.安全な錨(19~20節)

  聖歌「人生の海の嵐に」の通り、人生には嵐が 小舟と豪華客船との違い  確かな不変の2つの≠安全で確かな錨   新共同訳の「不動のもの」=天の神の御座 キリストは先駆けとして着座して待っておられる

<結論>

①二つの不変な事柄は我々への励まし   ②神の約束の希望こそが確かな錨

2023年10月21日土曜日

富士山も冠雪

  日に日に晩秋を感じる日々になりました。 日の入りが早くなり、寒暖差が大きく、体長不良を感じておられる方もいらしゃる事でしょね。 北国では雪、富士山にも冠雪というニュースが 寒さが肌に感じるようになりました。

 ガザ地区も日々激しさを増し、早くも5,000人以上の死者が出ている、という驚くべき状況です。 イスラエルの地上戦開始も 目前でしょうか? バイデン大統領のイスラエル訪問に合わせたわけではないのでしょうが、ガザ地区の病院での爆発もあり、大統領の予定が大きく狂ってしまいました。 大統領の訪問や安息日もあってイスラエル軍はまだ行動を起こしてはいません。 一人でも多くの方がひなんできるといいのですが、祈るばかりです! でも安息日があければ・・・ 

  旧統一教会への解散請求が出され、これからが本格的になるのでしょうが、実際の解散命令が出るには時間がかかるでしょうね。 様々な方法を用いて財産隠しをし、被害者救済には至らないのでは?とも言われています。これが宗教法人格を持っている団体のすることとな尾でしょうか?・・・ こんなことだから宗教は?と言われるのでしょうね。

 上を見上げなければ希望は見出せません。 

礼拝では、ヘブル人への手紙に戻って学びを進めています。いよいよ著者が目指すメルキゼデクへと入っていきます。大変ですが、面白いですよ。大きなる励ましがりますよ。


2030年10月22日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル人への手紙 6:13~20   ヘブル(38)

宣教:「契約と約束」

翌週の内容で申し訳ありませんでした。修正しました。

<理解のヒント>

1.アブラハムの忍耐

 著者がアブラハムをここで取り上げるのは、2つの理由が ①彼ほど神の約束を受け、その約束を信仰と希望の中で生き抜いた最高の信仰者だから  ②著者が話を中断したのは、メルキゼデクへと移ろうとしたとき   ここで取り上げるのは、創世記22:16~17  モリヤの山事件  アブラハム契約は土地と子孫の約束  やっと100歳で与えられたイサクなのに。ささげよとは? 試みの大きさ  しかし、神のことばを信じるがゆえにアブラハムは、復活信仰へ   ヘブ11:19

2.忍耐の結果

 神のことばに信頼をおくものは、信仰と忍耐が求められる  2つの反応 ①不可能だと判断して現実路線へ  ②信仰をもって前進する  カデシュ・バルネアの12人の斥候事件  パウロは難破している中で 、使徒27:20 

3.神こそ頼れるお方

  旧約によく出てくる誓いのことば「主は生きておられる」  最も厳粛なもの 神の場合、神よりも信頼できるものはない 神のみ 

<結論>

神のことばの確かさ 

 劇団四季は全国各地で開催しているものには、すべて秒刻み、アナウンスも同じ文言が準備されている、何が起こってもすぐに誰にでも対応できるように、そしてすべてを終えるように、とのこと 髪も同じイザ55:8~10


2023年10月14日土曜日

仮庵の祭りのだだ中で

  「中東の火薬庫」と言われる所が再び、その名の通りのことが起こっています。ガザ地区のハマスがイスラエルの大切な贖罪の日(ヨム・キプール 9/24~25)に続く仮庵の祭り(スコット 9/29~10/6)の最中にイスラエルに大きな攻撃を加えました。信じられないことが現実になっています。安息日が明ければイスラエルの地上侵攻が始まりそうです。人口950万人と言われるイスラエルでは大きな命が奪われたことになり、これをきっかけに更なる戦争になりそうですは、何が正解か?わかりませんが、宗教や人種、それに政治が絡んでいるだけに簡単な答えは見つかりません。それだけに祈りが必要です!

 先週から急激に秋が進んで晩秋のようです。日較差も大きく昼間はとても過ごしやすいけど、夜が冷え込んで、体には大きな負担です。それにインフルエンザも流行し、コロナもまだまだです。私自身も9月末のコロナ感染からいまだに声が戻りません。長引いています。礼拝が滞りなく行える事を願い祈っています。再びヘブル書本文の学びに戻ります。

2023年10月15日主日礼拝式次第

聖書:ヘブル:6:9~15

宣教:「わたしは忘れない」 ヘブ(37)


<本日の理解のヒント>

1.神は忘れない(9~10節)

  文脈的には、厳しい警告に続いて今度は牧会者としてのことばが 各邦訳でも「愛する」という言葉が 愛するが故の厳しことばと励ましのことばが ピリ1:6  10節・・・二重否定≠強い肯定 神のご性質が 神は忘れない 民がした愛の行為を

2.3つの救い(11~12節)

 3つの願いが  ①11節 ロマ5:3~5a  ②12a  「怠け者」とは? 5:11「耳が鈍い」と訳されている  ③12b  信仰の先輩に倣う  ヘブル11章ではたくさんのすばらしい信仰の先輩たちが

3.神の約束に関する確信(13~15節)

 信仰の先輩の実例を一人 アブラハム 先週と少し重なるが、彼の生涯が紙への信仰で

<結論>

1.神は忘れない  聖書中の個人の名前  2.信仰の先輩に倣う Ⅰコリ10:14

2023年10月7日土曜日

うろこ雲が

  ここ数日急に気温が下がり、季節が進んで秋を感じるどころか秋の中盤以降のようです。信号待ちをしているとき、空を見上げるとうろこ雲が浮かんでました。つい先日まで半袖で暑い暑い、と言っていたのがウソみたいです。朝晩の温度差が大きく、大変です。インフルエンザも大流行だとか、個人的にはようやく新型コロナから回復してきたところで、心配が増えました。 体育会にはもってこいの秋い日よりでしたね、熱中症の心配もない昔ながらのスポーツデイでしょう。 三連休ですが天気も下り坂のようで、残念ですね。 

世界に目をやれば、イスラエルとハマスも戦闘状態だし、ロシヤとウクライナも膠着状態で、中国と台湾問題も悪い方向へ、それどころか、中国と接する諸国とは問題だらけです。世界各地で理由はともあれ殺し合い行われて、環境的にも人為的にも地球を壊しています。神様の思いをどれほども知らない指導者たちばかりで、悲しいですね。

3週間ぶりに対面の礼拝が捧らるのが嬉しいです!感謝です。

2023年10月8日主日礼拝式次第

聖書箇所:  イザヤ 51:1~2

宣教: 信仰の父 アブラハム

<本日の要点>

1.民族の祖

 アブラハム・・・ユダ人からモーセに次いで尊敬されている人物  世界の大きな3つの宗教ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のすべてにおいて重要視されている 

イスラム? アブラムの長男イシュマエルこそがアラブ人の祖

聖書はアブラハムに対しての評価は、神を信じる者すべてに対してイザ 51:1~2

レビ人・祭司だけでなく系図を重んじ、自分の系図がアブラハムに・・・誇り パウロでさえ自慢・・・ピリピ2:5 

2.アブラムを取り囲む状況

 アブラムはおおよそ今から4,000年前に BC2165年頃にカルデヤのウルで誕生  

創11:27~32 テラはセムの直系  生まれながらに神を知っているものはいない 

聖書の記録は最小のにとどまるが、聖書外のユダヤの思慮期は興味深いものがある アブラムをとr囲む環境は長寿 アダムやノア、メトシェラ等の影響が考えられる

3.新しい歩みへ  

 ヨシュ24:2~3   使徒7:2~3

 人は流れに任せて生きるのが楽でいいが、聖なる招きに応じて生きるのは困難を伴う 偶像から生ける神へ 俗なるものから聖なるものへ   創世12:1~3 &4   これをヘブル書は高評価する 11:8


<適用>

1.創12:4とヘブル11:8  「どこに行くか知らないで」 全面的な神への信頼 

 ロマ8:24 

2.我々にできること、神の恵みを知る者として周りの人や子供たちに継承していくこと



2023年9月30日土曜日

中秋の名月

 9月29日は中秋の名月だそうでした。満月と重なるのは次は7年後とか、珍しいことなんですね。きれいな満月でしたね。 早いもので、もう10月です。本来なら、対面での礼拝と聖餐式と、願っていたのですが、新型コロナウイルスの感染で、熱も十分に下がりきれず、それどころかせき込むことが一向に収まらず、この状況では他の方々に感染させてしまいそうなので先週に続いてライブ配信とすることにしました。申し訳ありません。 次主日には対面礼拝を!

2023年10月1日主日礼拝

本日は旧約聖書からの人物説教で、有名なノアです。ストーリーはみなご存じでしょう。

    <礼拝のヒント>

1.恵みに生ききる人

 アダムから10代目  時代的背景はアダムの罪の絵協拡大で危機的状況 回帰不能点をこえた しかし神の目には光る人物がいた。 Ⅱ歴16:7   ノアはメトシェラの影響もある

何よりも8節口語訳「しかしノアは主の前に恵みを得た」 子の恵みこそが神の人の聖い生涯の源泉  エペ2:8

2.大洪水

 神のさばきの開始 悪を滅ぼし、全に報いる  アモ3:7 海とっ離れたところで大きな箱を

神の声に聴き従うことは、ときには人々の嘲笑に ヘブ11:7 Ⅱペテ2:5  ロマ10:14

3.箱舟の完成

 マタ 24:35~39

ノア一家が箱舟にひったのち。扉を閉じられたのは神であった。大空の上と下の水が

水が引いてアララテ山のに

<結論>

1.ノアの箱舟はキリストのひな型

2.今は恵みの時

2023年9月23日土曜日

秋雨前線

  秋分の日を迎えて秋雨前線が南下して、急に秋らしくなってきましたね。暑い暑いっ言っていたのが信じっられない、急に涼しくなり秋って感じです、 本来なら本日は秋の伝道礼拝出下が、コロナに感染してしまい、また、インフルエンザも流行しているということもあり、感染拡大を心配して、中止しました。残念です。来会をしようとしておられる方々にはまことに申し訳ありません。次はクリスマス礼拝で! 

ライブ配信は説教のみで行います。短い説教です、旧約聖書の人物でカインを取り上げます。

完全な環境だったエデンの園から追放されて、完全な天と地が敵なるという悲劇に 望みは3:15の女のすえです。

1。カインとアベル

 アダムとエバに嬉しいことが  出産には苦しみが人は苦しんで土にかえる 初子カインの誕生 ひょとするとこの子が「女のすえ」か?と期待も 次いで次男アベルの誕生 兄と弟それぞれ それぞれが主へのささげものを これが問題を引き起こすことに 神が喜ばれるものは何か? ミカ6:6~8 カインにとっては驚愕  

2・人類最初の殺人

 兄が弟を殺す 初めての「死」の体験 罪は罪を  神をだませる?か Ⅰヨハ3:12

他に人がいるのか? カインの妻とは?

<結論>

1.ささげものについて  ルカ21:1~3  

2.ヘブル11:4

3.カインに対する神の態度  カインは罪びとの典型  我々は? 彼の子孫がキリストを十字架に   ヘブル12:34

2023年9月16日土曜日

アレ!

 ついに阪神タイガースが「あれ!」しましたね。18年ぶりのリーグ優勝だそうです。私は阪神ファンではないけど、大変な盛り上がりで経済効果もすごいでしょうね。これでオリックスとの対戦になると、もっとすごいでしょう! 関西ならではの盛り上がりでしょが・・・ 今年はいろんなスポーツで頑張っていますね。WBCから始まり、バスケット、バレーボール、卓球、陸上等でみなすごい、若手の成長が実に楽しみです! 期待でき楽しいですね。

 体感的には、まだまだ秋とは言えませんが。庭にはアゲハ蝶なども飛んでいます。いつになったら秋になるのか?待ち遠しい!

次主日は、いよいよ秋の伝道礼拝です。一人でも多くの方に福音を!という思いですね。祈ります。 教会の窓にもテーマとみことばが大きく書かれました。 多くの方の目に留まるといいな。 お祈りください!

先週は、聖書の中でも最も難解なところの解き明かしをしました。きっと頭が混乱したかもしれませんね。でもどのように聖書を理解するかという、いい学びにはなったと思いますが・・・今週ももう一度復習してから学びを進めたいと思います。

2023年9月17日主日礼拝

聖書箇所:ヘブル書6章4節から11節

宣教:「実りあるものを目指して!」

<本日の聖書の理解のヒント>

1.5~6節の復習

 様々な解釈の中から5つを取り上げて、健全な神学と文脈から判断していく。

①信者とて滅びる ・・行ないによる救いと聖徒の永遠堅持

②受信者は、自称信者に過ぎない ・・・文脈から不適

③警告文は仮定・・・原文には「もし」はない

④報酬と行ないについて・・・文脈にあわない

そこで文脈から考えると、受信者たちは迫害等でユダヤ教に戻ろうとしている そこで迫害から一時避難のためにユダヤ教に、と こうしたことに対する警告が妥当では!

2.自然界の秩序(7~8節)

 前とは違い、絵画的な表現 しかし5~6節を言い換えたもの パレスチナでは、雨季と乾季がはっきりしていて、先の雨と後の雨を期待して、賢くしてないと不作になる

3.ひとりひとりに(9~11節)

 文脈は第三の警告の中 厳しい言葉から優しい言葉に 「愛する人たち」ここにしか出てこない表現   11節の表現は?  ポール・トウルニエのことばが参考に


<結論>

1.神のことばは生きている

2.主の愛



2023年9月9日土曜日

台風の影響で

  今年は台風の情報が多いですね。例年こんなにも夏から列島に接近していたのでしょうか?かつてのイメージでは、野分を知って以来何とはなしに9月になってから台風は来るものと、思っていたから。 関西への直接な影響は少ないとはいえ、九州や関東以北には線状降水帯の発生で大変な雨になっています。少しの雨でも幾分最高気温が下がって嬉しいですね。 秋にも日に日に近づいて来ていますが、まだまだ暑さは続くようです。 秋は収穫のとき、実りあの秋と言われ、楽しみは多いですね。 新型コロナウイルスの影響で控えていた秋の伝道礼拝を9月24日に開催することになりました。  テーマは「なくてはならぬもの」です。どうか、一人でも多くの方とともに主を礼拝するとともに、福音に触れてほしいものです。心から乗ります。

礼拝では、ヘブル書の学びついては学びます。われわれはいわゆるキリスト教については学び知ってはいますが、ユダヤ教についてはほとんど知りませんね。 聖書では、福音書でイエス様が律法学者やパリサイ人ついては、口伝律法への批判がなされたり、サドカイ人の形骸化した宗教生活への批判で、ユダヤ教そのものの実態は見えませんね。ヘブル書を学ぶ上では、このユダヤ教の何たるか?を知ることが大切です。そのために、掘り下げないと中々著者の論点についていけません。でもかえって旧約聖書、いや律法を知るいい機会になります。実際、律法がユダヤ教の根本なのですから。

 今日の聖書箇所は、おそらく聖書中の最も難解な箇所でしょう。多くの解釈がなされ、ある人は12通りの解釈をあげているくらいです。 表面的な読み方で、苦しんでいるいる人もいるでしょう。正しい解釈こそが、鍵になります。 


2023年9月10日主日礼拝

聖書箇所:ヘブル人の手紙 6:1~8

宣教:「救いは失われるのか?」

<本日の聖書箇所の理解のヒント>

1.初歩的なことを後にして(2~3節)

  異邦人とユダヤ人の大きな違い  ユダヤ教徒からキリストを信じるようになった者は、ユダヤ教の中で育ってきた。神のを知り、みこころを知るのによい立場にあった。

神はモーセを通して律法をお与えになったのだから 入門クラスで、口伝律法の問題点を学び越えてきたはず、戻る必要はない  彼らには戻るところはユダヤ教だが異邦人は?

2.警告文とキリスト書の特権(4~6節)

 聖書中最も難解なところ 原文では「不可能です」 「なぜなら」もある 

警告文をよく読むと、キリスト者のすばらしい特権が5つ こんな素晴らしいのに なぜ?

3.難解の箇所の理解(6節)

 著者は、律法に従って故意に犯した罪と不注意の罪の区別をしている 故意の背教なら悔い改めに立ち返らせることはできない その理由が6節に2つ

この聖書箇所の解釈が分かれる

①「救われた者も背教をしたら、救いを失うのか?」 行ないによる救いか   聖徒の永 遠堅持に反する

②自称信者 文脈に反する

③警告文は,仮定の話だ、とする もし、はない

④報酬と行ないについての話  これは後の話

⑤直接的文脈から  受信者たちは、救われていた人たち 霊的体験をしている  迫害等で苦しい立場に 一時的に、キリストを離れ、ユダヤ教に戻り迫害が収まったらまたキリストへ、と考えていた 著者の意見 キリストの十字架は一度だけ 二度はない

もう一つ ユダヤ教に戻るだけでなくそこにとどまってしまうこともある。

霊的に救われている者たちは、たといユダヤ教に戻っても救いは失わないが、失うものは大きい  霊的成長はストップ 


2023年9月2日土曜日

防災の日

  関東大震災から100年が経つそうです。驚くべきは阪神大震災もとても大きな地震でしたが、関東大震災はその16倍もの地震だったとか、想像を絶するものです。 これkら30年内に襲ってくる確率が70~80%とお言われる地震に対して、国として本気で対処しているのでしょか? 首都機能がマヒしてしまうことは予想されるのに一向に分散しようとはしていない・・・防災を叫ぶ前に、政府としての姿勢と本気度は?    9月に入りました。体感とは違って時は進み、確実に秋へと季節は進んでいます。トンボが飛び、虫の音も聞こえるようになってきています。ブルームーン、スーパームーンという自然現象でした。人の理解や思いを越える大きな力が働いているのでしょう。狂った秩序の背後でも大きな力が、創造の力が保っているのでしょうね。感謝なことです。 とはいえ、台風が次々に発生しているのにまだまだ暑さは続くとか、早く終わってほしいな!体感でも実りでも秋を感じたいものです。この異常な高温のせいで農作物にも影響が出ているようです。無理ないですね。 

 福島の原発の処理水の海洋放出が始まりました。事故以来増え続けてきてどうしようもなくなった結果でしょうが、漁業関係者たちの心配はつらいですね。また、中国からの反発は異常ですね。 まだまだ本質的な事故の処理は手つかずだし、中間貯蔵施設問題や最終的な廃炉の方法も未だに明確にはされていませんね。この小さな国でどうすることができるのか?政治的方針が明確化されないままで、再稼働へと舵を切っているのが心配です。

アダムから始まった罪が次第に蔓延し、やがてはノアの大洪水っを引き起こす原因になりました。今の世も、ソドム化している様でもあり、士師記の時代のようでもあり混乱につきます。神の目にはどう映っているのでしょうね。 神を恐れぬ世界の哀れな状況が・・・

まだ希望があるのでしょう!黙示録の状況そのものではないから、まだ可能性があると信じます。教会ができることは、福音を告げ知らせることです。 教会としては、24日の礼拝を伝道礼拝とします。テーマを「なくてはならぬもの」としました。 普段とは違う、初めての方にもわかりやすい内容を準備していきます。お祈りください。期待してください。

先週は急遽、ヘブル書をお休みして。エノクという人物でしたが、またヘブル書に戻ります。

2023年9月3日主日礼拝

聖書箇所:ヘブル6:1~3 

説教: 信仰のABCとは?

<説教のヒント>

1.やり直しではなく

 ユダヤ教に逆戻りしようとしているものへの励まし 「初歩をやり直せ」とは言わす、後にして、前進しようと  「キリストについての初歩」=「「基礎的なこと」(2節)

ユダヤ教の背景で育て来た者画、キリストを信じるときに受けただろう「入門クラス」の内容」

2.6項目の基礎的内容

 我々の入門クラスとはおおきな違いが ユダ人である者は律法の背景があるので、異邦人とは違う 6項目は1~2節に 6項目だが2項目ずつ3組で考える方わかりやすい

3.具体的な項目

 「死んだ行ない」 ユダヤ教は、律法に基づく 神との交わり・・・血のいけにえ、祭司職、主の聖所  これに口伝が加わっていく。くり返し継続  キリストはただ一度だけ十字架にかかり永遠の救いを完成 もういけにえは必要ない  そんなユダ教に? 

『神に対する信仰」 ユダヤ人がキリストを信じるのは、命がけ 福音に触れ 生きることを知る

「洗いごとについての教え」 複数形 バプテスマだけではない マル:3^4  ユダヤ人には本来バプテスマはない 

「手を置く儀式」=按手 祝福 任命 一体化

「死者の復活」

<結論>

①初歩の重要性 ②成熟のために



2023年8月26日土曜日

秋の訪れが

  まだまだも暑い日々が続いていますね。8月も終わりに近づいてそろそろ2学期も始まる頃ですね。子供の頃、読書感想文や工作等々、できないままで迎えて嫌だったのを思い出します。 とはいえ今は相変わらず夏日と熱帯夜が続いていてつらいですね。でも確実に秋は訪れてきているようで、夜の虫の音が聞こえてきます。神様の造られた秩序は保たれていて、どんな状況でも変わらない、確実に近づいています。 温暖化や戦争、コロナ等にも関係なく、感謝です。  今週も少し雨の恵みをいただきました。ホッとしますね。昔ながらの打ち水を思います。 

本日は、お客様が多く参加されるのでヘブル書を継続することは難しいと判断して、突如人物説教へと変更します。久々ですが、楽しみにしてください。 誰もが知ってはいるが、実はあまり知らない人、エノクです。それに伴い、久々に聖歌588 主とをともに歩む を

2023年8月27日主日礼拝

聖書個所:創世記5:21~24

<本日の要点>

1.エノク

 エノクについて3つの事が ①メトシェラを生んで後、三百年神とともに歩んだ ②エノクの一生365年神とともに歩んだ ③神が取られた これはどういう意味か?  聖書の中に2人だけ死を見ずに天に上げられた人がいる エノクとエリヤ(Ⅱ列2:11)  創世記5章は「アダムの歴史の記録」アダム~エレデまでの6代 ~生まれ、生きて、∼生んでそして死んだ の繰り返し これがエノクの場合は違う 地上の生涯と神の世界が明らかに 

2.エノクの時代背景は?

 アダムから7代目のエノクの時代は? 完全な創造から、まだましかな?  エノクの後を見ると3代後にはノアが 大洪水が  ロマ5:12  アダムの子孫はこれ以外にもいたはず 例えばメルキゼデク しかしすべては堕落  仮に単純計算で創世記の年代を計算することが許されるなら、エノクの時代にはアダムも生きていたことになる  神の祝福がある しかしエノクは違う

3.暗闇に光る星

 神のさばきの迫る暗闇の中で一際光る存在がエノク メトシェラを生んで後、三百年神とともに歩んだ その前は? メトシェラの誕生が大きなきっかけに しかし何一つ情報はない メトシェラは969歳で死ぬ 最年長 彼の死とともに大洪水が  ユダ14~15  エノクには神のさばきの啓示が  ヘブル11:5  

<適用>

1.聖書は神の啓示の書 必要なことは啓示されているので、啓示されていないことには深入りすべきではない

2.携挙について Ⅰテサ4:16~18



2023年8月19日土曜日

セミの声が

 この時期になると蝉の鳴き声が響き渡るようになってきました。台風が高気圧のせいでこれまでとは違う動きで北上する、しかも線状降水帯を発生し、思わぬ所にも雨や雷雨が、雨の降るところと全く降らないところがあり、やはりダムの渇水が問題化してきました。農業用水にも影響する、やがては農作物にも… 大変な秋になりそうです。 報道はあまりされないけど、コロナの感染者数はふえているとか、いつまでつづくのだろうか?この暑い季節にマスク姿も減ってはいません。クラスターの発生も、医療体制はだいじょうぶだろうか?  打ち水で涼しくなる、って頃が懐かしい。

 気温とは関係なしに、季節は確実に進んでいくのでしょう。最高気温が30度を越える日々はいつまで続くのか? せめて平年並みにはなってほしいものですね。 梨や桃が店頭に並ぶのを見ると、神様の定められた季節の移行は壊れてはいないのですね。 天地創造の秩序はすごい‼ 神のことばも変わる事sがない! 私たちの信頼すべきものはここにある。霊的な秋の収穫も祈らなければ! 伝道会とこどもの時間のためにも。

 礼拝のヘブル書も少しづつ進んできました。難しさもありながら、悪戦苦闘しながら聖書、旧約聖書との関係も面白くなってきました。 こうした旧約聖書の読み方はしてこなかったなあ、これが聖書の面白さなのかな!

2023年8月20日主日礼拝

聖書箇所:ヘブル6:1~2  「第三の警告(2) 初歩からの脱却」

  ヘブル(33)


<本日の要点>

1.成熟を目指して(1節)

  旧約聖書の大半は、ユダヤ人向けで幕屋やその奉仕に関すること、いけ にえ等  こうしたことで、神との正しい関係を保とうとする・・・ユダヤ教の基 

レビ的祭儀の大祭司よりもキリストの大祭司のほうが勝っていることを論証しよう、でも受取人たちはついてこれない  テキストは第三の警告の真っただ中  受取人たちへのことばは、パウロのコリントの兄弟へのことばに似ている?Ⅰコリ3:1~2  コリントとヘブル書との翁違いがある。 ヘブル書の兄弟たちにかけているのは知識ではなく、その実践、それが欠けているため停滞から逆行へ 

2.初歩の教え 

 「キリストについての初歩の教えをあとにして」 やり直してとは言わない  初歩の教え=基本的なこと(2節)  これを著者は6項目リストアップ  キリスト教入門の基本的なこととは全く違うのが驚き  ユダヤ人がキリストを信じるために通過する項目 

3.基本的内容

 6項目は2つづつの3組として勧化る方がわかりやすい 今回から次回にかけて学ぶ 

「死んだ行ない」と「神に対する信仰」  まずは「死んだ行ない」  ユダヤ教は行ないによる救いか?  多くは福音書から、パリサイ人やサドカイ人とキリストとの論争から?

問題は、口伝律法  マタ11:28

<結論>

1.聖書解釈の原則  2.口伝律法

2023年8月12日土曜日

沸騰化か?

  今週も猛暑日の連続で、40度近い最高気温のところも随所に。 たった一日のわずかだけど台風6号の影響で雨が降りました。 灼熱の地面も多少は湿ったのかな?これで涼しくなれば嬉しいのですが、梅雨のような蒸し暑さになりました。 国連の事務総長の「地球は沸騰化の時代」に入ったというのもうなづけるものですね。 ハワイのマウイ島の火事もこの高温の影響も大きいようです。

 唯一の被爆国の日本の原爆記念日が巡ってきました。78回目という中で、被爆者の方々は次第に減ってきています。風化するのが怖い、という。 自分自身被爆二世ですが、どうあるべきか? 関係者の思いとそうでない人との思いとはかけ離れているのは、仕方ないのでしょう。 御巣鷹山の事故も、福島のことも、皆同じですね。 悲しいけど避けれないのかもしれません。 世界を見渡せば、核廃絶どころか、核を保有することで核使用を抑制できるといった、きれいごとではないような現状があふれています。 人とはどこまでもどうしようのないものですね。神の哀れみと忍耐がなければ、微塵になってしまうでしょうね。 まだ回帰不能点を越えていないのでしょうか? まだまだ福音宣教の余地が残されている、そう信じています。

2023年8月13日主日礼拝 礼拝説教はヘブル書5:11~14です。学べば学ぶほど、聖書はヘブル的なものだと思わされます。 また、ユダヤ教とは何かを知らずに聖書を知ろうとする(特にヘブル書の理解においては)のが難しいですが、深みを知ればなお面白さが増してくるのも聖書なのでしょうか? 楽しみを分かち合えたら、どんなにいいでしょうか!


<本日の聖書理解のヒント>

1.耳が鈍い(11節)

 「この方」とは、メルキゼデク  著者はメルキゼデクについて語り始めると、大きなことに気づき愕然とする。 このテーマは、受取人たちには「耳が鈍い」 耳に異常があるのではない。 「耳が鈍い」・・・「心の動きが鈍い、理解が鈍い」ついてこれない

「解き明かしことが困難です」

2.ユダヤ教の体系

 ユダヤ教とは何か? どれだけこたえられるか? 旧約聖書を読んで、律法は第一義的にはユダヤ人に与えられたもの、律法の半分以上は、神を礼拝するための事 いけにえ、ささげものの規定 奉仕者としてレビ人が選ばれている それが彼らの生活の中心 神殿崩壊が、AD70年 ヘブル書はその前に書かれている この手紙の頃にはユダヤ人は神殿に 

神殿で奉仕するのは、サドカイ派 神殿崩壊後は失職する  その後のユダヤ人たちは、神殿なしの律法を中心する生活へ 律法学者、パリサイ派へ

これがユダヤ教 著者はこのレビ的祭儀体系とメルキゼデクとの対比へ

3.信仰の停滞(11~14節)

 信仰の成長に知識は必要 しかし知識だけでは成長・円熟はしない  知識と実践の二つが欠かせない  受取人たちは、「初歩」にとどまっている  「初歩」・・・文法でいえば、ABCというアルファベット、物理では自然界を構成する4大元素   入門レベル 

救われてはいても、そこでとどまっていては,堅い食物 「義の教え「には通じていない

「義の教え」=義認ではない 神との正しい関係


<結論>ha

神学は必要か? 無神論、有神論、不可知論 すべての人は,すでに進学を持っている

神学の体系的な学びなしの健全な礼拝も健全な信仰の成長もない


2023年8月5日土曜日

台風は

  相変わらず命にかかわる暑さと熱帯夜が続いています。一昨日に雨雲が広がり、十数滴程度の雨粒のお湿りがった程度でした。夕立が欲しいのに・・・沖縄のほうでは台風が迷走していて、一度は通過した台風がまた戻ってこようとしています。停電も発生し、飛行機も船も運航できず、食糧にも事欠くようになっています。 勝手ですが、少しだけ台風の風と雨がもたらされるといいのに! この暑さは秋にかけても続くようです・・・ 

こどもたちの間で流行っているRSウイルスやヘルパンギーナなどは、医療法がなく日にち薬だそうですね。 考えてみると、神様が人に与えてくださっている自然治癒力の凄さを思いますね。人の力でできないものも神には癒す力がある、証拠ですね。 以前聞いたのは、薬とは毒をもって毒を制す、と人間が身体に負担がかからないように創り出されたものだとか、自然の中には、神様の知恵があふれているのですね。 

ヘブル書では。いよいよアロン系の大祭司とキリストとの対比に入ります。

 2023年8月6日主日礼拝 

聖書 ヘブル5:1~10

「アロン系の大祭司とキリスト」

<要点>

1.律法の大祭司の資格(1~4節)

  律法の示す大祭司の資格が4つ取り上げられる 

  ①神と人との間に立つ  人間である   ②「罪のために、ささげ物といけにえをささげる」  ③「思いやり」   ④神からの召命が

2.キリストの大祭司職1(5~6節),

   キリストの大祭司職の証明は、先の4つの順ではなく ④・・・①・・・②・・・③の順で

   律法の示すものをそのまま全うしている。 詩篇2:7 メシヤ預言  「生まれた」神  の子の宣言   イエスの大祭司・・・十字架と復活 更には昇天との関係が  6節は詩篇110:4から これもメシヤ預言  アロンとは違うメルキゼデクの位に等しい大祭司

3.キリストの大祭司職2(7~10節)

  ①大祭司は人 ②キリストのいけにえは  「祈りと願い」 大きな叫び声と涙

  ③イザヤの預言・苦難のしもべ  アロンの大祭司に勝る永遠の大祭司がキリスト!

<結論>

メルキゼデクとは?

 



2023年7月29日土曜日

連続猛暑日はいつまで?

  二つの高気圧が重なって、異常な・災害的な暑さ(最高気温が40度近い、熱帯夜も)が続いて熱中症も多発しています。戸外でも室内でも夜間でも、また、水の中でも熱中症だと、安全なのは一体どこ? 生きていくのが大変です。 何とか守られて一週間を過ごせていますが、あっという間でした。 愛する兄弟姉妹、子どもたちがこの一週間が守られたのは、ただただ感謝です。 この一週間も心騒がす事件が相次いでいて悲しいですね。 暑さのせいだけではないでしょうが、人の心はどうなっているのでしょうか? セミの声も大きくなっています。こんな時昔のように適度な夕立が来てれて涼しくなるといいな! いずれにしろ早く暑さが治まってくれることを願うばかりです。 夏休みに入って人の動きも多くなっているせいでしょうか、コロナの感染者も死者数も増えているそうです。 実際この暑さの中でも、マスクをしている人が増えてきていますね。これからは帰省の時期にもなりますね。何はともあれ、安全であってほしいものです。 

 礼拝では、ヘブル書の学びが続いていますが、5章に入りいよいよ大祭司になってきました。旧約聖書における大祭司の位置と役割を知ることがヘブル書の理解に役立つとおもいます。しばらくは、旧約聖書との兼ね合いで進めていきます。このことが旧約聖書の理解と聖書全体の理解につながることを願って!

2023年主日礼拝

聖書箇所は ヘブル書5:1~4

<本日の要点>

1.大祭司(1節)

 律法に記されている大祭司(アロン系の)とキリストの大祭司の比較へと進むが、その前に律法に記されている大祭司について理解をすることが鍵。 1節のわかりやすい訳は、新改訳2017 「大祭司はみな人々の中から選ばれ、人々のために神に仕えるように、すなわち,ささげ物といけにえを罪のために献げるように任命されています。」  ここに神の方法と意図がある。 神と人とをつなぐために、大祭司を人々の中から 初代の大祭司(アロン)の選ばれ方は? 民17章に   ヘブル1:4   「罪のために,ささげ物といけにえとをささげる」・・・贖罪の日(新改訳2017では、「宥めの日」へと変更)第7の月(ティシュリの月の10日)レビ16章 

2.仲介者を通して

 なぜ、人はいけにえをささげなければならないのか? 日本的と違い イザ59:1~2 パウロによれば、ロマ5:12 神に近づくのに仲介者が必要…大祭司   いけにえをささげればどんな罪も赦されるのか? レビ4:2 民15:22~31 申17:22  ダビデの例は?    問題は、「故意に犯した罪」

3.祭司職

 祭司職の重要性は、軽んじたための失敗例が明らかにしている。 ①レビ10章 ナダブとアビフ ②コラの事件  民16章  ③サウル王 Ⅰサム13章 ④ウジヤ王 Ⅱ歴26章 26:19

<結論>

レビ的大祭司の限界

2023年7月22日土曜日

梅雨明けしたけど

  命にかかわる猛暑日が続く梅雨でしてたが、遂に明けました。かつては嬉しかった梅雨明けですが、これからは本格的な猛暑と熱帯夜になるかと思うと、素直には喜べない。 熱中症も室外だけでなく室内でも、水中でも、夜でも起こりうるって、怖いですね。  そればかりではなく、こんな中で夏休みに入ると水の事故が心配でしたが、現実のものとなりました。孫と同じくらいの年齢なので他人ごととも思えません。 親御さんの気持ちを思うと辛い。 それ以外でも子供の事故や虐待も続いています・・・暑さのせいではないのでしょうが、わけのわからぬ事件も相次いでいます。人は心を失ったのでしょうか? 世界中を見渡しても、神を離れた人間に希望はない、回帰不能点を越える前に神の救いを! 福音だけが人を活かす!福音宣教こそが唯一の鍵です。 礼拝では、神のことばだけを語ります。

礼拝ではヘブル書が少しづつ進んできて、いよいよ5章に入ります。 この学びを通してしみじみわれわれ異邦人は、神の契約をいただいてはいないな、と思わされています。ユダヤ人のみに委ねられているからこそ、ユダヤ人の理解に近づかない限り正しい理解はできないと思わされています。 いよいよユダヤ教の3本柱の3番目に入ります。 これからが本格的になります。 アロンの大祭司職に勝るイエスの大祭司です。  きょうはその前にレビ族、祭司、大祭司を旧約聖書から学んでいきます。 これらのことはユダ人ならだれもが知っていることですので、そこをもとにしてヘブル書本文の学びを目指します。

<本日の要点>

1.レビ族

 レビ族はイスラエル12部族の中でも、特別な存在。 レビとは? ヤコブとレアの第三子として誕生 妹のディナがレイプされたとき(創34章)兄のシメオンとともにシェケムの子らを殺害、略奪したため父から非難(34:30) 父の臨終の床でも責めを(49:5~7)  後にはシナイ山の荒野での金の子牛事件では、レビ族はモーセにつく(出32:26~29) これで呪いから祝福へ  荒野を旅する民が統率された理由 ①12部族が各部族ごとにまとまっていた ②民の中心いるお方(幕屋におられる)への奉仕者としてレビ人が召される 民3:11~13  過ぎ越し(出4:22)  民3:40^41レビ人がイスラエルの初子へ 荒野の旅では最小の人数 土地の所有は許されない 

2.レビ的祭儀の体系  

 モーセもアロンもレビ族 ユダヤ教は祭儀で それに奉仕するのがレヒ族   レビ族は神により3つの階級に 大祭司、祭司、レビ人(出28:1~3)  大祭司は、アロンと4人の子に 長男と次男は神のさばきで死に、エルアザルとイタマルへ  レビ族はゲルション、ケハテ、メラリの氏族 ゲルション氏族は、天幕の入り口の幕の天幕、覆い、庭の入り口の幕にかかわる奉仕に、 ケハテ氏族は、祭司を除いて契約の箱、机、燭台、祭壇、聖具にかかわる奉仕  メラリ氏族は、壁板、横木、柱、台座にかかわる奉仕  移動がスムーズに可能  民1:50~54 レビ人はその奉仕の報酬として十分の一を (民18:21)

3.大祭司

 罪ある人間は聖い神の前に出ることはできない そのため神は祭司制度を 全人類の代表としてイスラエルを祭司に(出19:4~6) 神の宝、祭司の王国、聖なる国民 神のご性質の反映(レビ11:44~) 分離の意味するものは?  アロンのレビ的祭司体系 その頂点が大祭司 普段は祭司と同じ 聖所に入る時だけは特別な衣装を(民27:21、申33:8,10)  贖罪の日(キム・ヨプール)

<結論>

1.神は秩序の神  2.贖いの日

2023年7月15日土曜日

もはや異常ではない

  狭い日本で猛暑で40度に迫るところもあれば、線状降水帯の発生で一日でひと月分の大雨になり大きな被害を生じているところもある。 毎日・毎週同じ状況が繰り返されていて、もはや異常ではなく日常になってきています。 温帯から熱帯へと近づいている。 生態系がかなり変わってきているのように思えます。 あちこちで体温を越える温度になっています。  アテネでは40度をこえているとか・・・  エルニーニョ現象とラニーニャ現象が同時発生の可能性もあるとか、もしそうならもっとひどい被害が起こっても不思議はない。 こうした状況が世界的になって人間に何の影響もないとは言えないでしょう。 毎日のように人の命が奪われる事件が起こる。人が壊れていくようです。  アメリカでは、世界的にLGBT問題が急速に広がる中で、反LGBT法案が次々に出されて、大きな創造になっています。次の大統領選挙の大きな争点になることは間違いありません。 民主党と共和党の主張が何処までも分裂を引き起こしていくのですね。 キリスト教の歴史を見ていく中で、イギリスから信仰の自由を求めて新大陸を目指した清教徒たちが夢見たものが、またそこで築いてきたものが、こんなことになってくるとは考えはしなかったでしょう。 信仰の自由は何をもたらすのでしょうか?

人と自然界の問題の根本はやはり聖書にある! 古典だけど神のことばであり、今も生きておられる神、そのみこころを知ることができるのは、この神のみ言葉しかないのです。希望は、聖書にある! 

 教会図書に『聖書から出た日本語100』を追加します。なかなか面白いですよ。

 礼拝でのヘブル書の学びは、実に面白い。ヘブル的であり、そこに踏み込めば踏み込むほど、他人ごとではない。多くのことが今の自分に迫ってきます。ここに神のことばの力があるのですね。 今回からはいよいよユダヤ教とは?また、何が問題なのかに触れながら本質に入っていきます。

2023年7月16日主日礼拝  「第二の警告(4) 偉大な大祭司」

<説教の要点>

1.比類なき偉大さ(14節)

  イエスを「偉大な大祭司」と紹介する。 すでに2:17でも大祭司であることは語られているのに ここではさらに修飾語が  「もろもろの天を通られた」 これはパウロの体験Ⅰコリ12:3でいうようなものとは違う。 むしろ地上の大祭司アロンとの比較 少なくとも2枚の幕を通る しかしイエスは天の聖所に ヘブル語で大祭司をコヘン・ガドル 偉大な祭司これだとイエスは「偉大な偉大な大祭司」となる。 こんな方が我々と友井にいてくださる

2.大祭司の役割とイエス(15節)

 神は罪びとが近づけない  神と人の間には仲介者が必・・・祭司が  神を知り人を知る存在 イエスは神であり、完全な人 イエスの生涯がそれを示している  イエスの遭われた試みは我々のものとは違う。イエスのあったもの Ⅰヨハ2:16 「目の欲、肉の欲、暮らし向きの自慢」  最初のアダムはサタンの試みに失敗したが、最後のアダムは勝利する!

3.恵みの座(16節)

 イエスの御業がわかると、われわれは?幕屋・至聖所には「贖いふた」  イスラエルが神を意識したのはこの「贖いのふた」 大祭司が年に一度「贖いの日」に自分とイスラエルの罪のために、いけにえの地をふりかけ、「贖い」をした。(レビ16:11~17)  「贖いのふた」がイエス・キリストの型 

<結論>

イエスは同情心に富むお方 あわれみ深いお方 助けを与えるお方





2023年7月8日土曜日

災害級大雨

 先週に引き続き今週も梅雨前線の影響で、九州を中心に災害級大雨の予報が出ています。 喜ばしくない記録的な大雨で被害も心配ですね。 最初の人類の罪の結果と人類の委ねられた自然界に、今逆に支配されているようです。 これは日本だけのことではなく、今朝の情報では地球全体が高温で火傷状態です。 ヨーロッパや北極でも高温で氷山が溶け、湖も干上がり、田畑の植物も水がなく枯れていく、このままでは食物の危機です。 アルプスの氷も・・・  片や大雨とどうにも人間には打つ手もない! 以前は梅雨明けが待ち遠しかったのですが、今や猛暑日と異常な熱帯夜の連続がくるのが怖い。電気代も上がる中でエアコンか、つらい状況が続きそうです。 コロナ対策の反動で感染症もいろいろ発生していて、弱い者を直撃してます。他人ごとではなく年配者も心配ですし、小児科も大変なようです。 暗いことばかりで申し訳ないですね。 西大寺での安倍元総理の事件からも一年が経ちましたが、その事件の一因ともいわれている旧統一教会問題も進展はないように思えます。宗教二世問題(エホバの証人も含めて)も公になってはいますが、救済の道もまだまだです。  個々の問題の対症療法はできたとしても、すべての問題の解決は人には無理です。 希望はキリストにあり、鍵はみことばに! 梅雨の最中ですが、礼拝をささげられる幸いを感謝しています。 礼拝での解き明かしは次第に、難解なところに近づいてきています。これまではあまり気にせずに来たけど、いよいよユダヤ的なことや聖書全体、文脈等が面白いほど絡んできています。これが聖書なんだと! 感動しています。 すばらしさをお届けしたいな。

2023年7月9日主日礼拝

聖書箇所:ヘブル人への手紙 4:11~13 ヘブル(27)
宣教 「神のことば」

<本日の要点>
1.力を尽くして(10~11節)
  神が天地創造の後に完全休息されたように、勤勉な労働の後にも信者にも安息が 地上の戦いを終えて解放され信仰による安息が!  出エジプトの民は信者にとって反面教師 信者は何をしても守られるわけではない 救いと魂の平安との関係 ダビデの罪とその後の実生活がその例

2.神のことば(12~13節)
 「神のことば」とはいえ、ヨハネの福音書のロゴスではない。  ユダヤ人の考え方「一度話された言葉は独立して存在する」  イザ55:8~11  神から発せられたことばを文字化されたものが聖書 信頼   講解説教の重要性   神のことばの5つの特徴 ①「生きている」  ②「力がある」  ダイナマイトの語源ではなくエネルギーの語源   エペソ1:19~20での2つの「力」の違い  コロ1:20  ③「両刃の剣よりも鋭い」 エペ6:17  ④「たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通す」  二分説か三分説か?    ⑤「心のいろいろな考えやはかりごとを判別する」
13節 「さらけ出されている」・・・レスリング用語

<結論>
 神のことばには力があるが、それ知るには体験するには信仰をもって受け入れることが!

2023年7月1日土曜日

自然界からの猛威

  2023年も早くも上半期を終えて、後半に入りました。 あっという間でした。今年も人類の蒔いた種の刈り取りをしているようです。 異常気象のせいでしょうか? 日本では線状降水帯の発生頻度が年々増してきています。全世界では山火事や異常高温、反対に大雨や干ばつが・・・ 二酸化炭素対策が叫ばれているのに、世界中で戦争が多発していて、そのたびに二酸化炭素を出しているのに気がつかないのだろうか? 人とは悲しいものですね。作り出せないのに簡単に破壊していくのは得意なのですから。 命についても言えます。戦争で多くの被害を受けるのは、弱いもの、子どもやお年寄りです。この時でもウクライナでも子供たちの命も失われ続けていますし、アフガンの小児医療が崩壊している そうです。 国内でも毎日のように児童虐待が報道されています。少子化が止まらない中で、年々児童虐待が増え続けているそうです。児童相談所の通告は20万件以上、警察からの通告も11万件以上だとか。 命の尊厳はどこに? 毎日が嘆きばかりです。  聖書だけがそれに答えてくれるでしょう。 神を恐れること、これが人ができる唯一のことです。神を無視している限りは望みはない!

 夏に向かう中でたくさんの感染症が流行しているようです。コロナも第9波に入ったとか、RSウイルス等と人が愚かにも争っている間にも流行しています。 そのためというわけではないのですが、夏の伝道会は見送りで、秋の伝道会に備えます。 

 これまでライブ配信のために、主日礼拝の式次第をのせてきましたが、ライブ配信の終了に伴い、宣教をYou tube 配信に切り替えることになり式次第も終了します。 説教のアウトラインだけにします。 

 礼拝説教はヘブル人への手紙の連続講解が少しづつ進んでいます。 ユダヤ人の著者からのユダヤ人の第二世代のキリスト者で、元のユダヤ教に戻ろうとしている人々への手紙です。 内容は極めてユダヤ的であり、それだけに学びが進むとともに、旧約聖書が立体的になってきます。律法や歴史書はこういう風に読むのだ、とわかってきます。楽しいですね。 うまく伝わっているといいのですが・・・

聖書箇所:ヘブル人への手紙4:8~10  「第二の警告(3)  神の民の安息」ヘブ(26)

<本日の要点>

1.ヨシュア(8~9節)

  ユダヤ教の第二の柱のモーセ イエスはモーセに勝るという文脈なのに、ヨシュアが登場 イスラエルの民もモーセも不信仰・不従順の故に約束の地に入れず、ヨシュアが後継者に 流れとしては当然  ヨシュアについて整理しておこう  

 エフライム族の頭エリシャマの子(民1:10)の子ヌンの子(Ⅰ歴7:27)  名前はホセア(「救い) 後にモーセによって改名(民13:8、16)「主は救い」

若い時からモーセに仕え主に従うことを学ぶ   シンの荒野からシナイの荒野屁に至るまでに3つの事件が  マナ レフィディムでメリバ・マサの事件 アマレク人との戦い

さらにカデシュ・バルネア事件 カナンの地偵察  信仰によるヨシュアとカレブの二人のだけがカナンへ (民14:5~10、30、38、26:65)  ヨシュアとイエスのギリシャ語の綴りと発音も同じ ヨシュアをイエスの型とみなされてきた 著者の強調点はヨシュアは約束の地に導きいれたが、神の意図された安息とは異なっていること

2.安息日

 ユダヤ教において律法には613のミツヴォット(戒律)  248はミツヴォット・アセー(積極的戒律)と365のミツヴォット・タアセー(消極的戒律)  実生活には困難が 

使徒1:12   イエス マタイ11:28 口伝律法からの解放への招き

レビ23章には 7つのイスラエルの守るべき祭りの規定 ①過越し(ペサハ ニサンの月14日) ②種なしパンの祭り(15~21日) ③初穂の祭り(16日) ④7週の祭り(シャブオット シフンの月)  秋の祭りでは ⑤ラッパの祭り(ロシュ・ハシャナ ティシュリの月1日) ⑥贖罪の日(ヨム・キプール 10日) ⑦仮庵の祭り(スコット 15~21日) 年一回

レビ23:1~3 これらに先立って 安息日 毎週の祭り

3.終末的安息

 神の意図はイスラエルだけではなくすべての人の安息  「安息日の休み」・・・「安息日を守る」から「安息日遵守」  ここでは「神ご自身の安息にあずかる」   第三の安息の側面を  黙示14:13  

<結 論>

1.神の約束はhとの幸せのため

2.安息日について  旧約の安息日が新約の日曜ではない

2023年6月24日土曜日

紫陽花もきれいに

  6月もいよいよ最終週になりました。 先々週と先週の礼拝時には、講壇の傍の花瓶にはきれいな紫陽花が咲き誇っていました。 神様の作品に感動を覚えますね。 夏至も越えて日の入りが長くなってきて、いよいよこれから暑い夏になっていくのでしょう。 

 政府の少子化のことばとは裏腹に毎日のように、幼子や子どもたちへの虐待等が報道されています。悲しい限りですね。 学校での性教育と言っても、いのちそのものに関しては正しくは教える根拠がないために、残念ながら性器教育や避妊方法しかできていないのが現実でしょう。 いのちはどこから、だれのものか?を理解できない限り神への反抗だとは気づかないでしょうね。 LGBT法案もいわゆるキリスト教国と言われてきた国々も、聖書からは離れて世と歩調を合わせていっています。それが先進国だとでも言わんばかりに・・・その流れは止めることは出来ないのでしょうか? 広島でのG7は日本政府への圧力になったのか? しっかりとした議論もなしに、法案の成立へ。  一方で高齢国家の日本では認知症者の行方不明者の数が、18000人を越えたとか、これからどうなっていくのでしょうかね。 そうならないうちに、行く先をはっきりさせておかなければならないのでは? 福音宣教は緊急課題です。 

 礼拝説教はヘブル書4章に入りました。 学べば学ぶほど聖書とは、深いもので異邦人世界とは程遠いものであることを痛感します。それだけにユダヤ人の世界に近づいていくときに、驚かされますね。 こんなにまで素晴らしいものを託していてくださっていたとは! 恵みとはこういうものなのですね。 次第にユダヤ教の3本柱に向かいます。

2023年6月25日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩125:1~2

讃美   5

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 239

聖書  ヘブル人への手紙 4:1~7 ヘブ(25)

宣教  「第二の警告 決断の日」

讃美 501

頌栄 544

祝祷

報告

<報 告>

・ダストボックスの献品がありました!感謝です。


<本日の要点>

1.益になる(1~2節)

 2節の「福音」という名詞は原文にはない。 それどころか、ヘブル書全体にもない。本文は「福音を解き明かされ」という動詞の受身形が  良い知らせ 出エジプトの民にとっての「良い知らせ」「福音」とは、出エジ19:3~6 それにもかかわらずヘブ4:2b 益にならない  神のことばには力があるはずなのに ここが鍵!

2.創造の安息(3~5節)

 モーセの時代の民の失敗にも拘らず、まだ残っているとは? 「安息」の内容が変わっている詩篇95篇からの引用 救いと安息 創世記2:1~3 創造の7日目の特異性 「夕」がない! ヨハ 5:17

3.決断の日(6~7節)

 荒野の悲劇から数百年後にも似たような危険と約束が  「きょう」という日 決断の日

<結論>

 ・啓示の漸進性    「きょう」という日


2023年6月17日土曜日

陽が長くなりました

  先週は天気の移り変わりが激しい週でしたね。 梅雨のさなかで、早い台風の影響で線状降水帯が発生し、一月分以上の雨が一日で降るところもありました。 そして週末には真夏のような日差しと気温でした。冷たいものが欲しくなります。 結果、身体に無理が来ている感じがします。

 トルコの大統領選挙でも再選が決まり、ロシヤとの関係やEUとの関係も微妙です。ウクライナは反転攻勢に出ているとか、ダムの破壊によりたくさんの地雷が流れ出てきました。これを見ると、戦争が終結しても戦後処理も大変だなあ、って思わされます。さらには、ベラルーシに戦術核の配備が、という恐ろしい記事も   一方 国内ではLGBT法案?が通過しましたね。これが公認されていくのと、少子化とは相容れないのでは、と思うですが?  ジェンダーの定義も不明確な中での法案(世界の流れに合わせているだけでは?)、根本的な優生保護法に関して何一つ言及されないのが不思議です。 この国だけでなく世界中が、ソドム化バビロン化していくのでしょか? どこに希望を見出せるのか? 本気で考えなければなりません。 人を創造されたお方の思いを読み取らなければ、解決はないでしょうね。 まだまだ混沌としていくでしょう。とこしえに代わることのない永遠の神のことばに耳を傾けることを忘れないようにしなけらば! 

本日は「父の日」です。今となっては感謝を伝える父もいないのが寂しいですね。

 かつては伝道説教が楽しみでしたが、いまやみことばそのものを解き明かすもののにひきつけられるようになってきました。それと同時に、聖書が面白く立体的になってきました。神が活き活きと働いておられるのが、よくわかるようになってきましたね。 礼拝に活かしていければ、と思っています。

 これまでの「ライブ配信」を終了し、宣教をYou tube で配信します。URLが届くと思います。

ヘブル書も4章に入ります。次第に著者がなぜ、御使い礼拝、モーセに続いて、大祭司についての深い議論を取り上げるのか、を次第に明確にしていきます。 いよいよ旧約聖書へ深く入ります。

2023年6月18日主日礼拝式次第

前奏

招詞  イザヤ 40:28~31

讃美  69

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  507 

聖書  ヘブル人への手紙 4:1  ヘブ(24)

宣教  「神の安息へ」

讃美  294

頌栄  543

祝祷

報告


<本日の理解のヒント>

1.辞書的意味よりも文脈 

 新約聖書の多くは手紙。必ず意図と目的がある。 それを理解する鍵の一つは、繰り返しのことば  4章の初めの13節で繰り返されるのは、「安息」  辞書的意味で本書を理解しようとすれば混乱する   

  聖書でよく使われることば「救い」を例に挙げると、Ⅰテモ2:15  「救い」の意味は?  聖書では「救い」は、新生があり、次に聖化がそして来るべき栄化が  これらすべてが救い  どの意味で語られているかは文脈で判断を

2.3つの安息

 モーセの時代の「安息」・・・カナンの地に入ることだが、 これでヘブル書を読むと混乱  著者は3つの「安息」を念頭に置いている  ①カナンの地  創世記12:1~3、15:3~16  ②創造における安息 創世記2:2a  7日目の安息  ③終末的安息 これを念頭に話を展開 

3.詩篇95との関係

 詩篇95 モーセの時代の失敗をもとに、ダビデの時代の失敗 それにもかかわらず、まだ残っている「安息」について著者は言及していく 


<結論>

1.文脈の重要性  2.旧約聖書の教訓


2023年6月10日土曜日

台風再来

  よく雨が降るな! まるで梅雨もみたいだなって思ったら、よく考えてみると既に梅雨入りしているんですね。それじゃ仕方がないかな・・・。 洗濯物も乾きにくい、いやな時期ですね。   梅雨前線がゆっくり動く中で、今回は台風3号の影響で週末から大雨になりそうです。直撃はなさそうですが、またまた線状降水帯の発生の危険性もと・・・前の時には被害に遭わなかったとして、地面の下には水もいっぱい含んでいるでしょうから、心配ですね。 ノアの時のようなことは起こらないにしても、自然の前には人は無力ですね。祈るのみです。 

 先週もまた幼子の命が奪われる悲しい事件が起こりました。 政府は少子化対策を謳ってはいますが、現実にはこうした悲しい事件が度重なっています…辛いですね。 自分の孫たちのことも日々祈るのは、信仰を継承すること、あらゆる悲しい出来事に遭わないこと、信仰の家庭を作っていき神の国を形成していくことです。 何よりも命が守られてほしいものです。

季節外れのインフルエンザの流行もあり、コロナの感染者数も増えている、はしかの流行も? マスクから解放されるとともに、いくつもの危険性が待ち受けています。 安心できる日はいつのことやら? 

 教会活動も少しづつ再開していきたいとは思ってはいます。 これまでの、ライブ配信を終了し、宣教のところだけを配信するようにしたら?と考えています。 礼拝後の霊的な交わりも少しづつ回復できたら! 

先週は急遽久々の人物説教でしたが、今週から再びヘブル人への手紙の講解説教に戻ります。

今回もヘブル人への手紙そのものよりも、当時のユダヤ人がどのように出エジプトを見ていたかということに注目していきます。 面白いと思いますが・・・ そのほうが本文の理解の助けになるはずですから。


2023年6月11日主日礼拝式次第 

前奏

招詞  詩 66:1~4

讃美  55

主の祈り

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 267

聖書  ヘブル人への手紙 3:15~19  ヘブ(23)

宣教  「新しい出エジプト」

讃美 326

頌栄 542

祝祷 

報告


<本日の要点>

1.過越し(15~19節)

  15節の引用は詩篇95篇17b~18から  モーセの時代、詩篇のダビデの時代、そしてヘブル書の時代、と3つの時代に共通している危険 そしてそれは現代にも通じるもの ユダヤ人にとって、過越しは大きな出来事で 種なしパンとも深い結びつきが  彼らにはこの「過越し」を永遠に守るように、命じられている

2.新しい出エジプト

 著者も使徒たちも、イエスを新しい出エジプトのリーダーとしてみなしている。      ルカ9:31テで ルカは「ご最期」にExodusと表現 文脈的には、山上の変貌         パウロはⅠコリ5:7   ペテロはⅠペテ1:18~19 「むなしい生き方」とは?  出エジプトとの関わり

3.モーセとキリストの出エジプト

 Ⅰコリ 10:1~4 バプテスマ=一体化 パウロの強調は「みな」 モーセは岩をたたいて水を出す キリストは天からご自身の身体を打って天から聖霊を下す  キリストこそが新しい出エジプトのリーダーである そのキリストを拒むなら何が? それが著者の警告に

<結論>

1.歴史から学ぶこと

  モーセはエジプトからの解放がキリストは罪と死からの解放の出エジプトの型

2.信仰によって

 エジプトにいたイスラエル人は、過越しを見ていはいないが、経験して約束の地を目指す

 キリスト者はキリストの十字架と復活を見ていはいないが、信仰によって信じている




2023年6月3日土曜日

6月になり

  6月になり衣替ですね。こどもの頃から衣替えをすると寒くなった記憶があります。今年は台風2号が梅雨前線を刺激し、今では耳慣れた線状降水帯を発生し大雨と多くの被害をもたらしました。 空からの写真では、川からの増水で周りの田畑にあふれ、まるで池の中に家が浮かんでいるような恐ろしい光景です。これも見慣れてきて怖いくらいです。 元々は完全に造られた自然界が、人の都合や目先の利益優先で破壊されてきている、蒔いた種を刈り取るという起こるべきことが今の時代に起こっているのでしょうか。 神は完全なものを提供し、人は罪によりそれを破壊する、これが歴史なのでしょうか。 これからますます終末に向けても激しくなってくるのでしょうか?  先週は生まれたばかりの命が無残にも奪われるというおぞましい事件が続きました。 こどもが欲しいのに与えられない家庭もあるのに、片や望まぬ妊娠で与えられた命を簡単に奪うなんて! 悲しくなります。 戦争で命を奪う、自然界の猛威で命が奪われる、こういったことはどうにもならないのでしょうか? 人ではなく、神様にしか期待できないのですね。 

今日は、小学校の運動会が大雨で一日延期となったことや日曜日の出勤で欠席者が多くなっています。礼拝では一人でも多くの方と学びを進めていきたいので、急遽テーマを久々に人物説教をします。今日はエバです!

2023年6月4日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 128:1~4

讃美  23

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  385

聖書  創世記 3:20~21

宣教  「最初の女 エバ」

讃美  361

聖餐式 (205)

頌栄  541

報告


<本日の要点>

1.神話か実在か?

  創世記の天地創造は神話なのか、それとも実話なのか?  神話ならキリスト教の土台が崩壊し、救いの約束はなくなる  イエスのことばマル10:6 パウロはロマ5:12 どちらも創世記とアダムとエバの実在を認めている!  この二人がいて今の人類の歴史がある、罪の歴史も

2.人類の母

 創造の6日間には、アダムの名前もエバの名前も出てこない  人、男、女という表現 「人」=アダム これが固有名詞になる 「女」がエバと呼ばれるのは? 神に罪を犯した直後から エバはヘブル語で「ヘヴァー」・・・「いのち」「生きもの」  人類の母 彼女こそが①最初の母 ②最初の妻 ③最初の母 となる人物   彼女はアダムの「助け手」として創造された 男性優位。従属的ではない 神は「男」と「女」の2性のみを創造された。 男は女の助けなしには不完全 そこで男のあばら骨の一本から女を 罪を犯す前の二人はの対等の関係  「男」=「イシャ」 その派生語として「女」=「イシュ」  結婚の真意

3.試練の意味

 理想的なエバが 試練に 神のことばにどれだけ信頼しているか、が問われる。 蛇が人間のことばを? 蛇=サタン(黙示録) 巧妙にエバに近づく  3段階 ①「神のことばに疑いをはさむ」   2:16~17とエバのことばの違いが2つ  ②「神のことばを否定する」  ③嘘 ヨハ8:44 サタンの本質 「神は最善を与える方ではない」  手をのばし、次に夫へも  神のさばきが 「夫を恋い慕う」=「支配する」「統治する」 夫の助け手だったのに、罪を犯して以降は夫に反抗し支配したいと 夫も支配へ 

<結論>

1.アダムとエバの実在こそが現実問題の根本 しかし希望は3:15 キリスト ロマ5:17

2.アダムとキリスト 最初の人と最後のアダム 最初の人は試みに失敗するが、最後のアダムは試みに勝利する ここに望みが!

3.みことばに聞き従うことの幸い  歴史的・文化的、言語的そして文脈から真の神の意図を


2023年5月27日土曜日

梅雨入りかも

  五月も終わりに近づき、日々気温の変化が激しいですね。梅雨入りもしていないのに、夏日を記録すような日も出えています。この調子でいくと、夏はどうなるのでしょうか? 天地創造の秩序が大きく壊れていき、終末へも近づいているのでしょうか? 神の完全なる秩序を人は簡単に目先の(?)知恵で結果的には破壊していっているようです。 戦争は人の命も土地も壊しながら炭素を出し続けて、環境破壊以外の何物でもありません。 取り返しのつかないことを平気でしているとは、愚かとしか言いようもありません。 明日、トルコの大統領の決選投票が行われます。NATOに所属しながらも、ロシヤ寄りの立場をとっている現政権がどうなるかで、今後も決まるのかも? ウクライナもF16や戦車の提供を受けて反転攻勢に出るとか、まだまだ先は見えてきませんね。悲しいことです。祈りを必要としています。 地震も相次いでいますし、人の命を軽んじる事件も・・・ 台風の接近も要注意です。何とも大変です。

 礼拝では、ヘブル書の学びが進んできて、旧約聖書がこれまでとは違って見えてきているのは、私だけでしょうか? 旧約聖書単体を読むだけでは、歴史や事実関係だけで終わってしまうのが、ヘブル書を通して学ぶことで聖書自体が立体的になってきましたね。本当に面白いですね。この感動をどれだけお伝えできるか、頑張ります‼

 信仰の後退を感じている人やかつては聖書や教会に触れながらもそこで終わっていた人などにも、役立つに違いないですね。福音の力を知っていただきたいですね。

本日は何といっても、ペンテコステ礼拝です。神様の人の世への直接介入、聖霊様が下ってきてき出さった大切な日です。教会の誕生日ともいえる記念日です。

2023年5月28日主日礼拝式次第

前奏

招詞   詩 93:1~5

讃美   13

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美   238

聖書  ヘブル人への手紙  3:13~19 ヘブ(22)

宣教  「恵みの時、恵みの声」

讃美   262

頌栄   544

祝祷

報告

<本日の要点>

1.「きょう」の意味(13節) 

  「きょう」が指しているのは。3つの世代・時代である。 出エジプトの時代、詩篇95篇のダビデの時代、そしてヘブル書の時代 大きく離れた時間でさえも共通する 試練の日でもありまた、恵みの日でもある。 これが聖書の力   「罪に惑わされる」と「かたくなになる」  罪は忌まわしいものか?魅惑的なものか?  対処 10:24~25

2.最初の確信(14節)

 イエスキリストを信じたときの確信 主観的なものではなく客観的なもの  神のことばとキリストのみわざを土台とした確信 ゆるぎないものゆえの安心感  「あずかる」・・・1:9「ともに立つ」 3:1「あずかっている」 6:4「御霊にあずかる者」・・・パウロ流のことばでは「キリストの天的な御国にあずかること」「神の国を相続する」

3.神の怒りと安息(15~19節)

 「神の声」・・・「恵みの声」と御怒り  アブラハム契約に基づく祝福と契約違反の場合の御怒り  契約には、信仰と従順が求められる   違反の場合 安息に入れない


<結論>

 ①モーセの律法とキリストの福音  ②神のさばきと啓示 ③教会の指導者に従わないことは、神に逆らうことか?



2023年5月20日土曜日

まるで夏

まだ五月だというのに、まるで夏のような暑さになりました。猛暑日になったところもあります。数日前には大雨でしたし、寒暖差の大きな日々で、長袖か半袖か迷いますね。温暖化のせいでしょうか?  異常気象に加えて各地での戦争と地球が悲鳴を上げています。 人とは厄介なもので、新たなものは造り出せないのに、破壊だけはできる。 無から有を創り出された神様に期待するだけですね。

G7サミットが広島で開催されています。 唯一の被爆国である日本が議長国として、広島という被爆地で開催されるという前代未聞の出来事です。個人的は一度も行ったことのない広島ですが、元の本籍地であり、被爆二世として思うことは、首脳陣に何らかの影響が及ぼされることです。 人とは厄介なもので、整然としてものを分断したり破壊したりはしても、新たなものを造り出すことは全くできません. 無から有を創り出された神様に期待するしかないですね。 ここに希望があるのです。

次主日はペンテコステ礼拝です。 今も働き続けておられる聖霊様が初めて、地上に下られた、いわば協会の誕生日のような素晴らしい日です。 期待しましょう。 この聖霊様に期待しながら、講壇の御用に当たります。 礼拝では、ヘブル書の連続講解を続けています。異邦人の目からではなく、ユダヤ人の視点(歴史的背景、文化、文脈等から)から学ぶと、聖書が立体的なり、本当に面白くなってきました。聖書が本当に一つの書であることがわかります。 ユダヤ教の3本の柱を聖書から順番に取り扱ってきました。一つ目は、御使い、天使で、二つ目がユダヤ人が尊敬しているモーセです。 信仰の後退をしている人、かつては教会に来ていたが今は離れている方々が一人でも多く主に立ち返ってほしいと願いつつ、御用に当たります。

2023年5月21日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 145:8~10

讃美   4

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  238

聖書  ヘブル人への手紙 3:7b~13 ヘブ(21)

宣教  「第二の警告(2)」

讃美  270

頌栄  543

祝祷 

報告


<報 告>

・コロナの規正緩和に伴い、ライブ配信の見直しを検討します。詳細が決まり次第ご報告します。それまでは継続します。

。次主日は、ペンテコステ礼拝です。


<本日の要点>

1.「メリバ」と「マサ」(7b~8節)

  「きょうもし・・・」は3~4章で3回繰り返される。 4:7で作者が判明 ダビデ 詩篇95の後半の警告文からの引用 ヘブル書と詩篇本文との比較 相違点が! LXXからの引用 その出来事は 出エジプト17:1~7と民数記 20:1~13 しかし民数14:22「十度も」 民数記20:1~13 カデシュ・バルネア 

2.四十年(9~11節

 9節と詩篇95との比較 「四十年」が何にかかるか?  詩篇とヘブ書の違いは  ヘブル書は、イエスの十字架からエルサムの神殿崩壊までの四十年 ルカ9:31 出エジプト=Exodus 「ご最期」がExodus 

3.警告へ(12~13節)

 詩篇95からの適用へ ユダヤ人の最も尊敬するモーセに背くよりもイエスに背くほうが怖い「離れる」が「背教」という言葉が  「今日」が鍵  10:24~25

<結論>

 旧約の出来事の意義


 

  


2023年5月13日土曜日

今週も雨

  先週に次いで今週も雨になりました。恵みの雨でもあるので、天気が悪いとは言えません。ゴールデン・ウイークにはあちこちで田植えがされたのですから・・・。 先週は大きな地震が相次ぎましたし、雨で地盤が緩んで次の被害にならないか心配です。 このところ列島のあちこちで地震に見舞われていますが、津波が来ないだけましです。 でも地震国として避けて通れない課題ですね。  新型コロナも季節性感染症扱いになり、感染者数が以前のように発表されなので詳細は不明ですが、増えているということも耳にはいってきて心配しています。 徐々にマスク姿が減りつつあり、以前に戻りつつあるのでしょうか。    教会活動も徐々に活力が出てくるといいですね。 福音を必要としている人は多いのです!一人でも多くの方に福音を、また、信仰の後退をしている人が回復してほしい、と願って聖書を語っていきます。 ヘブル書はまさにそういう書です。 ヘブル書は学べば学ぶほど、正しく理解せずに読んでいたな、と思わされています。 きっと多くの方がそうではないでしょうか。正しい理解に立つと面白い! さらに、旧約聖書が面白くなってきましたね。 これからもこの思いをお伝えできれば、と講壇に立ちます。 今日は母の日です。今は天に帰った母に何もしてやれないのが、悲しいですね。失ってわかる母の有難さかな‼ また会えるのが何よりです。お元気なお母さんへ心からの感謝をお伝えできればいいですね。

主年2023年5月14日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 121:5~8

讃美  68

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  399

聖書  ヘブル人への手紙 3:6~11 ヘブ(20)

宣教  「第二の警告」

讃美  321

頌栄  542

祝祷

報告


<本日の要点>

1.忍耐ある信仰(6節)

 後半でもう一つの真理を キリストの治められる「神の家」について  教会は「神の家」 新約の主張  Ⅰテモ3:15、エペテ2:19 これと6節後半の意味は? もし持ち続けなければ、どうなるのでしょうか? 救いとの関係でこの理解は非常に大切  信仰生活と試練

ヤコ1:12・・・誘惑  Ⅰペテ1:7・・・本物の審査 新生・・・聖化・・・栄化へ  黙示2:11 これを踏まえてヘブル書へ  本物の信仰とは何か?

2.詩篇95篇(詩篇95、ヘブ3:7)

 御使いやモーセに勝る方を拒むことがどれほどの大変なことか?警告を 

詩篇からの引用だが、作者も詩篇のどこかも一切触れない  異邦人からすると困惑だが、ユダヤ人にとっては非常に重要な詩篇で、著者も受取人もユダヤ人だから双方では言うまでもない 今日でもユダ人の間では大切な詩篇   詩篇95篇は 礼拝への招きと不従順に対する警告 歴史的にも  著者は4:7からダビデ 

3.聖霊が言われる(7節)

 「モーセの家」としてのイスラエルからメシヤの家としての教会へ   ヨハ5:45~47

 ダビデがと言わずに「聖霊が言われる」  10:15~エレミヤの預言 旧約聖書が聖霊によって霊感されたことの証拠  使徒21:10~11の例 モーセの時代からダビデの時代  さらに1世紀の教会へ そして今日の教会へも

<結論>

信仰生活と試練について




2023年5月6日土曜日

久々の雨

 ゴールデンウイークは素晴らしい天気でしたね。コロナの規正緩和が進んで、円安にもかかわらず、たくさんの方が久々に海外に出かけたり、国内でも多くの移動があったようです。インバウンドもあり、コロナ前に戻ったような感じです。 オーバーツーリズムという言葉もよく聞くようになりました。海外からの観光客による地域や地域住民、自然環境に悪影響を与えることだとか、観光地にはこうした影響が出ているのですね。

 今週は、今年のバレンタインデーに生まれた8番目の孫が神戸からやってきて、従弟たちがやってきたり賑やかでしたが、疲れました‼  一日お休みをいただいて、千早川マス釣りに行ってきました。金剛山登山口の近くで行くのに時間はかかりましたが、自然の中でのんびりと過ごすことができましたよ。 目方釣りを選んで(釣れたマスはすべて買い取り)わずかな時間でたくさん釣れましたよ。 持ち帰って夕食で塩焼きやフライで美味しくいただきました。(家内は調理が大変だっと思いますが・・・)  楽しかった一週間もあっという間に過ぎ、雨の週変わりになりました。 久々の雨で、乾燥も収まりそう! 

 能登のほうでは大変大きな地震(震度6強)に見舞われましたね。地震国とはいえ、揺れるのは怖いです。被害が出ないようにと、願うばかりです。

 福音宣教という使命を前に心を痛めています。一人でも多くの方に福音を、一人でも救われてほしい、立ち返ってほしいと願いつつ御用に当たります。

ヘブル人への手紙はなかなか難解ですが、取り組めば取り組むほど面白い。これまでなんと表面的な読み方だったのか?神学的理解していなかった、と痛感しながら学んでいます。3章の学びに入っています。

2023年5月7日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 105:1~3

讃美  54

主の祈り 

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美   162

聖書 ヘブル人への手紙 3:1~6

宣教  「神の家に忠実」 ヘブ(19)

讃美   357

聖餐式  205

頌栄   541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.預言者であり大祭司(1~2節)

  祭司とは、またその働きは?  例外的な人々も ノア(創8:20) アブラハム(12:7他  22:13) イサク(26:25) ヤコブ(35:7)   にもかかわず、メルキゼデクの例(14:18)が祭司制度の存在   モーセ(出24:4~5 17:15) ヨシュア(ヨシュ8:30~31) ダビデ(Ⅱサム6:17~ ソロモン(Ⅱ列8:5)  ひとりの人が預言者職と祭司職を兼ねることはまれ  ヘブル書ではモーセが モーセの偉大さは民数記12:7~8

2.「神の家」(3~4節)

 英語で言えば house とhome に似ているかも 「神の家」・・・①幕屋(聖所)(出15:13 25:8 29:45~46)  ②神の民(出19:6)  モーセはこのどちらにも忠実  イエス はヘブ1:2    ヨハネ1:3

3.「しもべ」として(5~6節)

 「しもべ」・・パウロが自己紹介に用いる「しもべ」とは違うことば  ヘブル書ではセラピーの語源に当たることば 必要路するすべての人に提供・・・これがモーセに適用  イエスの場合は6節の直訳がわかりやすい 「彼の家の上に」  イエスとモーセの違いが明確に

<結論>

 1.教会の石  2,旧約聖書の


  


2023年4月29日土曜日

大型連休

  天候不順のまま大型連休に入りました。説教準備に追われていて世の中が連休に入ったのがぴんときませんでしたね。 政府の新型コロナ措置終了が前倒しになり、国内外の移動が急に激しくなりました。 せっかくの楽しい連休や移動の事故や感染拡大等で台無しにならないといいのですが・・・

 個人的には、4月20日に5年ぶりでの潮干狩りに出かけました。久しぶりの潮の香の中で、何とか海の中で採貝に励みましたが、平日にもかかわらず地元の方がたくさん来られていて驚きました。これじゃ貝が取れなくなるのは無理ないな、と思いました。帰ってきた翌日に、そこも禁止になったという連絡が入りました。これで今年もおしまいか!!残念! 本当に温暖化のせいで海水温が高くなって、貝にも住みにくくなっているのでしょうねここにも人の罪の影響があるのですね、自然界は回復を待ち望んでいます。 

礼拝ではヘブル書の講解が続いています。 聖書は異文化の古典ですから、しかもそれを翻訳したものを読んでいるのですから、われわれ異邦人には理解が及びにくいところも多々あります。できるだけ、歴史的背景や地理、文化、宗教的背景に加えて文脈に注意しながら解き明かしていきます。 少しでも理解の助けになれば、と願いつつ!

2023年4月30日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩89:6~8

讃美  22

祈祷

使徒信条 

こどもの時間 

感謝祈祷

献金

讃美  168

聖書  ヘブル人への手紙 3:1~6 ヘブル(18)

宣教  「イエスは使徒であり大祭司」

讃美  391

頌栄  541

祝祷 

報告


熊本の馬場姉から買わぬ温かい祈りとご支援が届きました。お忙しい中にもか変わらず、姉の神様への真摯な姿勢に学ぶところが大きいです。

<本日の要点>

Ⅰ.信者の位置づけ(1節)

 「そういうわけですから」・・・これまで著者が論じてきたことに基づいて 著者は受取人読者に向かい、なんと呼ぶか 「聖なる兄弟たち」 ただの兄弟ではない 「聖なる」という修飾語が もう一つは「天の召しにあずかっている』地上目線から一転天へ目を  ピリ3:20  「私たちの告白する信仰」という訳について 新共同訳や新改訳2017では「信仰」とい言葉はない 原語にもない 「私たちが公に言い表している」

Ⅱ.イエスのことを 

 「イエスのことを考えなさい」 「これまで信じ学んできたイエスについて、もっと理解を深めなさい」か 何を通してどのように

Ⅲ.イエスの2つのタイトル

 「使徒」…12使徒ではないのか?  スカルの井戸の女性は、イエスを預言者として

 イスラエル12部族に基づく12使徒は、福音書から黙示録まで続く 当時のヘブル的背景からの理解 ヘブル書では天からの見方 

ヘブル3章はモーセとイエスの対比  ヨハ1:17

「大祭司」  元々はアロン モーセではない なのにこの対比 出エジプト以降では実質的な大祭司の働きをしたのは、モーセ 出エジプト32章 金の子牛事件の時  民14章のカデシュ・バルネア事件においても、とりなしの祈り

このモーセとイエスの対比

<結論>

イエスの理解


 





2023年4月22日土曜日

夏日も

  温暖化なのでしょうか? 4月なのに夏日も、寒暖差も激しい日々です。 今年は久々に季節の応じての個人のルーティーンの土筆、タケノコ、それに5年ぶりでしょうか貝採りに行きました。 相変わらず採貝禁止地域もありますが、いろいろ情報を得て、遂に貝を取りに行きました。平日にもかかわらず、たくさんの人が来ていました。 温暖化のせいでしょうか?魚も取れる地域が次第に北上していますし、貝にも大きな影響が出ているのではないか?と思ています。この調子でいくと、やがては…?寂しいな! 久々でコロナ以前にもどった気がしています。 とはいえ、相変わらず、新型コロナも感染者は増えているとか? スギやヒノキの花粉から解放されて、少し楽になりました。 でもまだまだマスクをつけている人も多いですね。  世界的にはスーダンやイエメン問題もありますし、サウジアラビアとイラクの外交の進展と動きが出ています。中東問題は、かつてのイスラエルとアラブ難民問題というステレオタイプがあまりにも問題の矮小化だと気づかされますね。 また、ウクライナとロシヤ問題もまだまだ先の見えない状況で、アメリカ・NATOとロシヤの代理戦争の様相が磯雄う激しくなってきています。この時にもミサイルや爆弾で破壊と命が奪われています。悲しいことです。一日も早い収束を、と願います。祈ります。

礼拝も久々にヘブル人への手紙へ戻りました。今回から3章に入ります。テーマが御使い礼拝からMosesへと変わります。 ユダヤ人の第二世代のへの手紙ですから、ユダヤ的背景文化、旧約聖書の知識が要求されますが、味わい深いですね。一見、現在のわれわれとは無縁と思えるものですが、決してそうではない、解釈と適用をしっかり区別しながら学びを進めていきたいです。

2023年4月23日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩48:1~2

讃美  12

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  166

聖書 ヘブル人への手紙 3:1~6 ヘブル(17)

宣教  「モーセにまさるイエス」

讃美  519

頌栄  544

祝祷

報告


<本日の要点>

素晴らしいイエスの救いを経験したものが離れていくなんて考えにくい??考えられるのは①もともと救われていなかった ②救われていても、その後成長していなかった ことが考えられる。 そのためにこの手紙が書かれた。 ユダヤ的背景と聖書が理解できれば、素晴らしい書です。 イエスがモーセにまさることが立証できれば、①キリストを信じる信仰はユダヤ教にまさる ②モーセの示す律法よりもイエスの示す福音がまさる ③新約聖書は旧約聖書にまさる ことが立証される!

ユダヤ人にとっての国民的ヒーローが、モーセ ユダヤ人ならだれもが尊敬するモーセがこの章のテーマ(異邦人には理解しがたいかな?) 

1.使徒であり大祭司(1節)

 著者はイエスに対して他の誰も使っていないたぐいまれなる称号を用いている 「使徒であり大祭司」  大切なことを伝えるには?  繰り返される言葉に要注意 イエスが3回、モーセが3回、神の家が4回 これらの理解が鍵

2.モーセ

 一般のモーセのイメージは?  モーセに関する資料は旧約聖書  ヤコブの息子らからエジプトで400年間で一大民族へ成長 部族ごとであり奴隷状態の民を率いて出エジプト シナイ山で律法を授けられる しかし第一世代は不信仰と不服従の故に荒野で死に絶える。「主は、人が自分の友と語るように、顔と顔を合わせてモーセに語った」(出33:11) モーセはイスラエル人の国民的英雄 そのモーセと律法 イエスと福音とを対比していく

3.神の家

 3章の初めの6節のかぎ言葉は「神の家」 著者の頭には3つの意味がありそう

 ①民数20:29 ホセ6:10 イスラエル民族  ②神の被造物である全宇宙 4節&6節

 ③詩134:1~2 エルサレムの神殿 

<結 論>

1.モーセとイエス  2.あなたにとってのモーセとは?


2023年4月15日土曜日

黄砂で大変!

  春になって温かくなりました。スギの花粉がようやく終わりつつあり今度はヒノキに移り、一向に花粉症から解放されない日々ですが、今週は黄砂という大変なものまでやってきました。 やっとマスクからも解放か、と期待しているのに、中国・モンゴル付近の砂漠から舞い上げられた黄砂が偏西風に乗ってやってくるとは、驚きでもあり、また人の蒔いた種の刈り取りを思わされしたることとなさざることの刈り取りが人の跳ね返ってきているように思えますね。 罪と同じですね。 花粉よりも粒は大きいとはいえ、何がやらいろんなものが混ざっているようで心配です。呼吸器に不安のある方や花粉症の人には危険らしいですね。 いずれにしろ人間にはいいものではないでしょう。マスクと眼鏡に、洗車にも気をつけねば!  素晴らしい復活祭も無事終えました。そしてこれから新年度の通常へと戻ります。 年度末から新年度への移行時期で、ヘブル書の講解説教をお休みしていましたが、再び戻ります。 内容を覚えているでしょうか? 私自身も頭の整理をして戻すのに、時間がかかりました。 ようやく準備が終わり再起動です。 みことばの力をいかにお伝えできるか、祈っています。

2023年4月16日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩34:8~11

讃美  3

主の祈り

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 164

聖書 ヘブル人への手紙 2:14~18 ヘブル(16)

宣教  「キリストの大祭司職」

讃美 262

頌栄 543

祝祷

報告


<本日の要点>

1.アブラハムの子孫の救い(16節)

 御使いよりも人間のほうに神の思いはある。 御使いの分類は二つ ①神のみもとで賛美、仕える御使い ②サタンにくみし天から落とされた堕落した御使い(堕天使) 神の救いの御業はこれらの御使いではなく、アブラハムの子孫のすきのために  「助ける」は8:9では「手を引く」と訳されている・・・神の思いが伝わる アブラハム契約の遂行  イザ41:8~9 展開は、主とその子たちへ(レムナント) ガラ3:7ha


2.キリストの大祭司職(1)(17節)

 17節からテーマが変わる いきなりの「大祭司」 祭司・・・レビ族のアロンの子ら  祭司階級は、大祭司、祭司、レビ人  大祭司はアロンのコエルアザルの家系からの最年長者  祭司は民の一員であり、民の代表  キリストはイスラエルの一員としてマリヤからお生まれになられた 人としての歩みは、この世の悲しみ、苦しみ、苦難悩みを味わわれた

3.キリストの大祭司職(2)(18節)

 祭司と大祭司の違いは 祭司は日々立って罪のために奉仕をする 大祭司は一年に一度贖いの日に至聖所に入って奉仕をする いづれも大切だが、不完全・・繰り返す必要あり キリストは、罪のないお方として神のみ前に出ることができるばかりか、民の代表として民のために贖いをすることができる

<結論>

1.置換神学について  2.贖罪の日

2023年4月8日土曜日

復活祭

  春は草花が美しく目に飛び込んできて、なんだか楽しくなりますね。この時期が復活祭とは、ピッタシですね。でもその前には、主の受難があることを忘れるわけにはいきません。   今年は3年ぶりにコロナ禍明けの伸び伸びとした、高らかに主を讃美するときとしたいものです。 久ぶりにきれいなご案内もできましたし、多くの方にもお知らせをすることができ、ホッとしています。天気も春らしいようで、心ウキウキです。 ひとりでも多くの方に福音のすばらしさをお分かち出来たらと願っています。 現実のイスラエルでは、北の隣国レバノンから30発ロケット弾が飛び込んできたようで、イスラエルからの報復も・・・ユダヤ教の過ぎ越しの祭りとイスラム教のラマダンとが重なっているようで、心配です。  世界中至る所で戦争や争いがあり、アメリカのように分断が進んでいる国もあります。 サタンは週末に至るまで巧妙に働いているのですね。 主の平和のみ!を祈るばかりです。

2023年4月9日主日礼拝式次第 (復活祭)

前奏

歓迎/挨拶

讃美   546

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

讃美  151

感謝祈祷

献金

讃美  146

聖書  マタイの福音書 16:13~20

宣教  「あなたはだれだと?」

讃美  239

頌栄  542

祝祷

報告 


<本日の要点>

1.ピリポ・カイザリヤ

  聖書の地名を聞いてもどこか?その歴史は?案外知らない。 聖地旅行と歴史探訪で楽しみましょう。 カイザリヤとピリポ・カイザリヤ どちらもローマの初代皇帝アウグストに因んでいる。 カイザリヤはフェニキヤの港湾都市  ピリポ・カイザリアはイスラエルのキタのレバノンとシリヤとの国境近くのゴラン高原にある現在バニアス ヘルモン山の雪解けがヨルダン川の水源の一つの泉 元々はギリシャ神話のパン神(山羊座のモデル 上半身が山羊、下半身が魚)の名に基づく 神々の町  宗教的ユダヤ人は決して近づかない そこを選んだのは?

2.弟子の理解の確認

 この頃はイエスの対象が大衆から弟子へ  質問の意図は、評判を気にして? 文脈からは違う。 どれを取り上げても、否定的な見解はない、肯定的 しかし、イエスの意図は、弟子たち自身が道理化しているか❓  「あなたがた」が強調 人の意見ではなく、あなたはどう思うか?   シモンの答えは、イエスの的を得ていた。 詩かも、天からの啓示による  この信仰告白が教会の土台となる 個人的にイエスをどう理解しているか?

3.イエスは神か? 弁証論的に

 イエスが神である、という主張に関して 3つの見解の可能性 ①自分ではウソと知っている嘘つき ②自分ではそう思っている精神病者 ③実際 神である  多神教の国ではなくわざわざ一神教の国での主張 CSルイスのことば 

 生ける神の子 キリスト=救い主  ヨハネ20:21





2023年4月1日土曜日

ヒノキへ

  日々寒暖差が激しいですね。半袖げいいくらいの温かさかと思うと、まだコートがいる?なんてことも それにしても春らしいのが、花粉症ですね。スギ花粉が下火になってきたの良いけど、今度はヒノキが頑張っていて辛いです。 目に、鼻に、喉にといろんな拒絶反応が・・・・早く収まってマスクから解放されたいな! 4月に入り、エイプリル・フールだそうですが、諸物価の値上げこそがエイプリルフールネタであってほしい。 コロナもまるで収まったかのように思えるけど、まだまだ感染者がいるのですね。 教会総会も終え、いよいよ新年度です。新たな思いで臨みたいです。 本日は「棕櫚の主日」で受難週に入ります。主の御苦しみをもう一度思い起こす一週間にしたいものです。 次主日は復活祭(イースター))です!

2023年4月2日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 15:1~2

讃美  66

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  500

聖書 ローマ 12:9~12

宣教 「愛の実践」

讃美  324

聖餐式 (205)

頌栄  541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.ローマ人への手紙とは?

  新約聖書の配列は神学的 福音書から歴史書の使途の働きの次に、なぜ、ロマ書が?

  ロマ書は組織神学の書 一体,誰が、いつ、どこで、誰のために、何のために書いたのか?   ローマの教会は、おそらくペンテコステの時に、ペテロの説教を聞いて帰った人々によって建てられた家の教会群  使徒の働きによると(20:2~3) AD57年頃 パウロの第三次電量旅行の時に3か月滞在したコリントでパウロによって パウロが実際にローマに行くのは、エルサレムで逮捕されたのち囚人として   目的は3つ ①自分の神学をまとめた ②次の目的地スペインへ行くための支援を求めるため ③ローマ教会のユダヤ人と異邦人との軋轢を解決するため

2.ロマ書の内容

 パウロは福音を知らせる 4つに分けて福音を掘り下げている 福音派神の義を表す、人を新しく作り変える神のイスラエルへの約束を果たし、福音が教会を一致させる。

ロマ書は他の書簡同様、前半が教理、後半がそれに基づく適用、実践 

12章からが適用 1~2節では、「献身の勧め」  3~8節が「謙遜の勧め」  9~13節が「愛の実践の勧め」 

3.主題聖句(11~12節)

 愛の実践の勧めにおいて 13の勧告がなされている  9節 アガペーの愛 10節には別の2つの愛が 兄弟愛と家族愛 新約聖書の原則は、兄弟姉妹への愛が未信者への愛に優先される・・・ガラ6:10 次いでピリ2:3 これからが主題聖句 11節何をするにも誠実で、全身全霊で 一時しのぎの奉仕ではなく「主に対するように」  「霊に燃え」・・・聖霊に満たされる 10:2 知識に基づくもの  主に仕える・・・自発的にしもべとして仕える 4~8節の御霊の賜物をもって 12節 キリスト者には希望・望みがある 単なる願いではない 将来確実に起こることを信じる Ⅰペテ1:3生ける望み  患難に耐え 患難は忍耐を生む 5:3~4 「絶えず祈りに励みなさい」 

ひとりひとりに与えられたものを組み合わせながら、一つ心と目標へと進む一年としましょう!

2023年3月25日土曜日

寒暖差

  桜もきれいに咲き誇っていますが、この時期の特徴・花冷えがあったり、逆に五月頃の温かさになったりと、寒暖差が激しいですね。スギ花粉が下火になってきたのは嬉しいが、ヒノキ花粉が飛びまくっているようです。 相変わらずの目のかゆみに次いで、のどが変になってきました。こんな事で流行についていっても・・・ 早くマスクがいらないようになってほしいな。  今年は少し遅れたけど、土筆も取りました。 美味しかったです。 次は筍です。 願わくばあさりも採れたらいいな! 季節を体で感じたいな!

 いよいよ2022年度も最後の主日礼拝を迎えることができました。 少人数でいろんな面で大変でしたが、熊本の馬場姉の支援も大変感謝なことでした。随分と助けられていますが、もっともっと自力で、と願いますね。 いよいよ教会総会です。 新年度へ向けて信仰と思いを一つにできたらいいな! そんな総会にできたらいいな。 この一年を振り返ってもウクライナ情勢の戦火は変わりません。 今後NATOからの戦車や戦闘機が供与されたら、一層激しくなり生命が失われていくのでは? 平和はいずこに? 北朝鮮もミサイル等の開発が促進されています。 中国のロシヤへの歩み寄りも・・・どこを見ても平和とはかけ離れていますね。 祈るばかりです。 

2023年3月26日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 32:1~2

讃美    67

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美    495

聖書  Ⅱサムエル 11:1~5

宣教  「栄光からの転落」

讃美    248

頌栄    544

祝祷

報告


<報 告>

・次主日からは新年度です。 受難週に入ります。(棕櫚の主日) 聖餐式

・4月9日は復活祭です。

<本日の要点>

1.ダビデの大罪(11~12章)

 ダビデ契約という素晴らしい祝福の直後  1節 地中海気候で雨期が終わり乾期へ…戦争が再開 10:14の再開 これまでのダビデの姿勢と全く違う Ⅰコリ10:12  心のすきをサタンは狙う 一大スキャンダルへ  あのダビデが? いったい幾つの律法に反したのか? バテ・シェバとの姦淫 それを隠そうと忠臣ウリヤを殺させる   主は預言者ナタンを通してダビデを責める  ダビデは罪が人に対してというより、神へのものということに気づく ・・・真の心からの悔い改めへ 詩篇51篇へ

2.王位継承(13~20章)

 ダビデの罪は彼個人だけでは終わらない。 彼の家へ波及していく 長男が異母妹を強姦それに続いて憎しみから長男を殺す  あいまいな態度しか取れないダビデ  10年後に三男の反乱 ヘブロンで蜂起 ダビデは命からがら逃亡生活へ  人生二度目の逃亡生活 今回は自分の罪のせい 将軍も制御できず、三男の死  ダビデは再び王座へ しかしみじめな姿で 罪の後遺症が至る所に 彼の罪は赦されたとはいえ、家庭の崩壊と王国の崩壊へと

3.付録(21~24章)

 内容は時系列ではない 凝った構成  最初と最後は、ダビデの初期の頃の失敗 サウルとダビデの比較  あいだの2つはペリシテ人との戦いのダビデと勇士たちの姿  ダビデの弱さが際立つ 中心の詩は神のダビデ契約の真実さ 永遠の御国の王への希望と

<結論>

1.罪の赦しと罪の結果・刈り取りとは別物

2.旧約時代と新約時代の聖霊の違い

3.神は不完全な人間を通してみこころを成し遂げられる。

4.ダビデの悔い改めの2つの結果 詩篇51篇 ソロモン

 

2023年3月18日土曜日

桜も開花

  寒暖差の激しい一週間wo困っています。鼻水・鼻づまり、目がかゆくてたまらない、こうした状況の中でマaスクが手放せない! 早く収まってほしいと思うが、次のヒノキも待っている? ようやく土筆も出始めて、楽しみが増えています。 礼拝が終わったら、まずは土筆鳥かな? 孫娘も大好きって言ってくれているので、花粉の中でも頑張ります!!  年度末を迎えていよいよ教会総会の時期です。 この3年のコロナ禍でも何とか、ライブ配信も継続出来たり、新しいお仲間もお迎え出来たり神様の祝福をいただいてきました。 新年度はまた新たな気持ちで臨みたいですネ。一人でも多くの方に福音を!! 正しい意味で頑張ろう! 次主日は教会総会です。 いろんな面で大変なんですが、心を一つにできる兄姉とともに乗り越えられたら・・・主に祈るばかりです。

2023年3月19日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 36:5~9

讃美   53

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

讃美  231

聖書  Ⅱサムエル 7:8~16

宣教  「ダビデ契約」

讃美  357

頌栄  543

祝祷

報告


<本日の要点>

サムエル記も次の列王記も歴史書 流れは、ダビデの単独王朝・・・統一王朝・・・王国分裂から再び単独王朝へ   Ⅱサムエルは、王としてのダビデの成功と祝福の時期と大罪とその後の悲劇 内容がとても多いので、一回でⅡサムエルは無理、二回に分けて 今回はダビデの成功と祝福の時期を

1.ユダ部族の王(1~4章)

 Ⅱサムエルの最初はⅠサムエルの最後とは違う内容 アマレク人の若者の報償目当ての証言・・・油そそがれた方への軽視 ダビデの対応は、サウルとヨナタンを悼む哀歌 ダビデの人柄  ダビデの信仰・・・次の行動を主に尋ねる >>>ヘブロンへ(ユダ部族の中心)二度目の油そそぎ ユダ部族の単独王朝の王 このとき30歳 最初の油そそぎから10数年が経過 サウル家(イシュ・ボシェテを王として)とダビデ家との長い対立 

2.統一王国の王へ

 イシュ・ボシェテの暗殺から イスラエル11部族の長老がダビデのもとへ r油そそぎ 統一王国の王へ 最初に行ったのでエルサレム遷都 11部族への配慮 ダビデの思いと神のみこころが一致  これ以降エルサレムは、神の人類救済計画の中心地となる 歴史的にもまた、キリストの再臨も  支持の中心地であり宗教の中心地として遷都

3.ダビデ契約

 ダビデはスギ材の家に、神の箱は天幕の中に 申し訳ない しかし神の思いは違う ダビデが神に家を建てるのではなく、神がダビデに永遠の王の約束…ダビデ契約 ソロものでもなくその後の血筋の王たちでもない、ただマタイの系図、ルカの系図が証明 イエス・キリストこそがそのお方

<結論>

1.人は一朝一夕にできるのではない 練られ、時間が 信仰と忍耐と主への期待

2.エルサレム遷都


2023年3月11日土曜日

震災から

 東日本大震災から12年が過ぎました。思い出しても大きな被害でしたね。忘れることのできない出来事です。 今もウクライナ情勢は緊迫を高めています。命を大切にしてほしいものです。 中国の独裁体制がますます進んでいっています。どうなることやら・・・ 先週は昼間は温かい日が多かったですね。コロナが少しは収まっている反面、うれしいことの中でこれまでにないほどの花粉で悩まされています。 今年花粉デビューという人も多いようです。スギ花粉が終わっても次にはヒノキが待っているとのことで、いつまで続くのやら。きっと確定申告で大変だった方のいらっしゃるっことでしょう。 対応に当たられてらっしゃる姉も守られるように!! 教会も総会へ向けての準備が加速します。 コロナで教会活動の自粛が続いていたことが、いかに再開するか?が問われます。霊的なものですから祈りつつ主に喜ばれるものにしたいものです。新年度はすぐにイースターです。希望の朝を、待ち望みましょう!

2023年3月12日主日礼拝式次第 

前奏

招詞  詩 34:8~11

讃美  31

主の祈り 

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 167

聖書 Ⅰサムエル 3:19~21

宣教  「士師の時代から王制へ」

讃美 339

頌栄 542

祝祷

報告

<本日の要点>iエルが誕生する。 士師の時代の末期にも祭司制度はつづいていたが、堕落していた。本来神のことば律法を教える立場ではあるが エリの2人の息子は律法は守らず、不道徳 失格 そこで神は別の人を祭司の家系ではないところから・・・サムエル(レビ族) 少年サムエルはエリの下で育つ ある日、突然神の御声が少年に4回 まだ神を知らない少年に人間の声(?)で エリの声と勘違い 4回目に有名な言葉「お話しください。しもべは聞いています」これが神の声を直接聞く最初の預言者の始まり 堕落した祭司制度の崩壊神はサムエルの成長を待っていた。 このころペリシテ人に悩まされていた 至聖所から神の箱を最前線に持ち出す。 お守り的な信仰の故に敵に奪われる。 エリの2人の息子もエリも死ぬ。 イ・カボテ(栄光はイスラエルを去りました)  神の箱はペリシテ人のまちまちで力を発揮し、困り果てイスラエルへと戻す 祝福へ  サムエルはミツパで大リバイバル集会を 説教と罪の指摘 天からの雷鳴で承認  ペリシテを破り、サムエルは認められる ハンナの祈りが成就

2.サムエルとサウル

 サムエルが年老いたとき2人の息子をさばきつかさに ふさわしくない2人に民は、王を求める 本来彼らの必要としているのは、神のことばに聞き従うこと サウルはこの申し出が気に入らず、神に祈ると神の答えは意外 神の王制に反対ではない アブラハム契約に 問題は神のタイミングとは違うこと 選ばれたのがサウル 外見はいい 油そそぎがあり順調な滑り出し 後半生に彼の本性があらわに 本当に神を恐れてはいない  アマレク人との戦いであらわに 簡単に祭司職に手を出す  99%の従順は不従順 王位から退けられる

3.サウルとダビデ

ダビデの登場 主の霊がダビデに サウルからは離れる サウルが精神的に不安定に  家臣が音楽療法を提案 そこで登場するのがダビデ サウルの側近の道具持ち ペリシテ人との戦いが ゴリアテとの対決 神の名をなじる者に挑む 石なげきで  ヨナタンと麗しい友情 娘ミカルとの結婚を条件に戦いの最前線に しかし勝利 o卯休での生活は後のダビデの王宮で統治の準備 民がダビデを称賛するにつれてサウルは妬みに  逃亡生活へ このころの経験は詩篇に多くある 神に信頼する秘訣を学ぶ サウルの命を奪う機会はあるがダビデはしない 神の時を待つ サムエルの死  エンドルの霊媒師のところへ出向く サウルの登場 厳しい神の審判が告げられる  ペリシテとの戦いの中で、サウルの4人の息子とサウルも死ぬ

<結論>

1.ハンナの祈りの成就 神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者を引き上げる

2.Ⅰサムエルはイスラエルの大転換期 士師記の暗黒の霊的状態から王を中心とする統一国家へ 祭司の堕落から神のことばを預かる預言者へ  サムエルは預言者学校を指揮 

3.神のタイミングを誤ると禍にもなりかねない 神の時という大切なものを待つ忍耐を

4.ダビデの家系から永遠の王であるメシヤが

 



2023年3月4日土曜日

梅は咲いた

  あっという間に3月になりました。今年はもう梅がしていい香りがしています。日々寒暖差の大きいですね。身体には辛いです。コロナの報道もめっきり減り(2類から5類への移行で風邪扱いのせいでしょうか?) むしろ、花粉がつらいよ! 目がかゆいよ! これからは別の意味でマスクが手ばせないですね。 いろんなところで、マスクなしの光景を見るようになってきました。 果たしてマスクの効果はあったのでしょうか? 検証してほしいな。  ロシヤのウクライナ侵攻から一年が過ぎ、まだまだ戦火はつきませんね。誰もが平和を願っているのに、どうにもならず日々命が失われていくのが悲しい 。 トルコ・シリア大地震も更なる地震で被害も・・・  暗いニュースの中で、WBCにダルビッシュ有投手や大谷翔平選手の活躍の期待が大きいですね。 3月に入ると教会総会の準備が加速します。 コロナでの活動制限が解けて、以前のような自由な活動を期待したいですね。

2023年3月5日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩95:1~3

讃美  21

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  312

聖書 Ⅰサムエル 1:1~8

宣教 「素晴らしき母」

讃美  321

聖餐式 (205)その頃をあらわす

頌栄  541

祝祷 

報告


<本日の要点>

1.Ⅰサムエルの背景

 BC1060年頃からの50年 この書の濃厚な内容 実際には士師記の末期 最後の士師サムソンの生きている時期 その頃をあらわすのが、士師21:25 リーダーなし 祭司エリはいるにはいるが機能不全

2.信仰の人

 エルカナは敬虔な人だが、当時の世の習いに従い一夫多妻 今日LGBTS+が盛んに叫ばれているが、神様の結婚の定義は創世記にあるように「男と女」一夫一婦制 これから外れると、どうであれ罪 悲惨への一歩  ペニンナのハンナへの嫌がらせは加速するが、ハンナは耐える 夫には理解できない 驚きの一言が・・・「主が彼女の胎を閉じておられた」不妊で苦しんだ先例がある サラやラハブの例が励ましに  ハンナの心中は? 祈りぬいて喜びへ

3.サムエルの誕生

 ハンナの祈りが主に届く エルカナは例年のごとく主への礼拝を ハンナの選択は違う・・・乳離れするまでは手許に 主への誓約が! 2章のハンナの賛歌へ 主の母マリヤもこの賛歌を用いてマグニフィカートを

<結論>

1.独りよがりの信仰ではないように 2.祈りと答え 3.祈りに必要な要素

2023年2月25日土曜日

花粉症の始まり

  ロシヤのウクライナ侵攻から一年が経ちました。アメリカ、NATOとロシヤの代理戦争が本格的になってきて泥沼化してきました。かつてのベトナム戦争やアフガニスタンの時と似ています。同様に長引くのでしょうか? 無駄に命が失われていくのが悲しいですね。早く終わってほしいものです。 G7の議長国としての日本は言葉としてではなく、具体的にどうしていくつもりなのでしょうか? うがった見方では、対岸の火事のようにも思えます。  トルコ・シリアの地震の犠牲者も5万人近くなってきて、一体この一年で尊い命が失われたでしょうか? 人のなせることは・・・

冬の厳しい寒さもいよいよ終わりに近づき、春になりそうでうれしいのですが、花粉症も本格的になりそうなのが悲しいですね。今日早速くしゃみと鼻水、目がかゆくなってきました。これから大変だ!  違った意味でマスクが必要になりそう!

礼拝でのヘブル書の学びも徐々に進めています。前回は短い一文・・・そのみことばの背景と文脈をしっかりと理解しなければ、とんでもない理解になりかねない一例でした。理化できると面白くなってくるでしょう。 またまた続きます。

 2023年2月26日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩36:5~9

讃美  11

主の祈り

祈祷 

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  138

聖書  ヘブル人への手紙 2:11~18 ヘブ(15)

宣教  「御子が人となられた」

讃美  257

頌栄  544

祝祷

報告


<本日の要点>

前回時間と内容の関係から残った説教の残りから始めていきます。

1.第三の引用(13節)

 第二の引用に引き続き イザ8:18から イザヤ書本文からすると第二の引用の連続なのにLXXとは違う 文脈はイザヤを取り巻く環境は絶望的 そんな中でイザヤの存在と語るみことばは神のあかしである  預言の当たる確率は何パーセント?・・・申命記18:20
イザヤの二人の息子の名前に彼の信仰が 長男と次男の名前は

2.人の現状(14~15節)

 イエスの苦難と謙卑(ピリ2:7~8) 14節から2つの事 ①血と肉を持つ ②みな死の恐怖の奴隷 血と肉を持つとは? 単なる肉体ではない

3.御子の受肉(14~15節)

 キリストの誕生の「血と肉」を持つ誕生でなければならない 「お持ちになられる」・・元々ではない どこかで  血肉は永遠の人間の存在の本質ではない  原罪との関係  Ⅰヨハ3:8 ロマ6:23  Ⅰコリ15:26 黙示12:9 

4.死の奴隷から(15節)

 「死」に対する感覚  ヘブ9:27 

<結論>

①御子の受肉は事実 ②死とは?

 


2023年2月18日土曜日

三寒四温

三寒四温とはいうものの、例年以上の寒暖差に悲鳴が! 先週も白いものが空から落ちてきて、子どものころなら喜んだと思うのですが、今はつらいですな。 奈良は盆地特有の底冷えがありますから・・・ これから少しづつ春に向かっていくのでしょうが、暖かくなると花粉も心配です。それにしても、何とはなしに?コロナも少しづつ減少してきて、政府もマスクの取り扱いも軽減していきそうです。でも、今度は花粉対策でマスクかな? いつまでもマスクから解放されることはないのかな。 どんな教会活動ができるのかな? 考えさせられます。いずれにしてもライブ配信は継続ですね。 年度末に向かい、教会総会、年度を越えると、復活祭が待ち受けています。一人でも多くの方に福音をお伝えしたいものですね。 礼拝では、ヘブル書の連続講解を続けていますが、著者も受取人もユダヤ人ですから、何の説明もなく理解しあえるものが、われわれ異邦人には、旧約聖書の理解から始めなければならないのが大きな壁ですね。でも、逆に言うとそれに取り組むなら、聖書の深みと面白さを知ることができるのです。さあ頑張ろう!!

2023年2月19日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩95:1~3

讃美  2

主の祈り 

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  165

聖書  ヘブル人への手紙 2:10~13 ヘブ(14)

宣教  「神のみこころと教会」

讃美  259

頌栄  543

祝祷

報告

<本日の要点>

1.恥としない(10~11節)

  「罪びとが神の聖さに与かる」ここには神のご計画と養子縁組という概念がある。(先週の復習)すべては一つ 2つの解釈 ①神 ②アダム  どちらも神のご計画の中で御使いに勝る御子に関わること その結果として「兄弟と呼ぶことを恥としない」  罪びとの救い=新生・・・>聖化・・・>栄化  これが神の約束

2.詩篇22篇から(12節)

 有名なメシヤ詩篇  前半は嘆きのことば これがキリストの苦難をあらわすものとして、新約聖書に引用されている  1節・・・マル15:34、マタ27:46 7節・・・マル15:29、マタ27:39  8節・・マタ27:43 18節・・・ヨハ19:24   しかしこの詩編の後半は、主への賛美と感謝へ一転する これがヘブル書の引用に 2:12・・・詩22:22から  「兄弟たち」=「会衆」 LXXでは「兄弟」「教会」   ヘブル書では主の教会についての内容

3.短い引用は(13節)

 13節短いの引用はどこからか? イザヤ8:18 から  ここからはイザヤの預言時点のイスラエルを取り巻く状況の理解の中でのイザヤの預言の内容と信仰の理解が鍵 

BC8世紀の南ユダを取り巻く アラム(シリア)と北イスラエルの脅威 その外側のアッシリヤの攻撃の預言 イザヤの語る言葉に対して王と民の反応 ・・イザヤの孤立と神への信仰 これと詩篇22篇がヘブル2:13の背景 

<結論>

・聖書の理解 社会的歴史的文化的背景の理解が不可欠 

・「イスラエルの残りの者」 ・・イスラエル民族全体の中にあって、真の信仰を持っていた少数の人たち」 「真のイスラエル」「霊のイスラエル」「レムナント」などとも 例はノアの大洪水


2023年2月11日土曜日

自然に翻弄されて

  先週はいろんなことの多かった年でした。トルコとシリアの大地震では、大きな被害が出ています。トルコも日本同様にプレートが重なっている国なのですね。そのため何度も地震の被害も出てきたのだとか、脆弱な建築のせいで被害が大きくなったのでしょうか。崩落した建物の中から救出された生まれたての赤ちゃんがいました。両親も家族も地震で失った中での誕生でした。人の命は不思議ですね。何とかすくすくと育ってほしいものです。 国内では大寒波の再来でした。雪も降りすぎると大変混乱をもたらし、交通機関もストップしてしまい、高速道路でも・・・ 年度末に向かう中で、ウイズコロナへ加速し、マスクも不要になるのでしょうか? でも暖かくなると今度は花粉が! 今年も花粉の飛散も昨年以上とか・・・諸物価の値上りも続く中で、つらいことばかりですね。本来人が支配するように神が計画されたのに、今は振り回されている・・・    明るいニュースは?  幸いなのは礼拝時には、比較的暖かい日が続いていることです。 明日も穏やかに一日となりますように! 

 礼拝では、ヘブル書を続けていますが、しっかりと読み込むと、驚かされるばかりです。 ユダ人にはみことばがゆだねられている、ということを痛感しています。少しでも彼らに近づけるように!

2023年2月12日主日礼拝式次第

前奏

招詞 詩84:1~4

讃美  66

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 271(2)

聖書  ヘブル人への手紙 2:10~11 ヘブ(13)

宣教  「神の聖さ」

讃美 361

頌栄 542

祝祷

報告


<本日の要点>

1.養子縁組(10~11節)

  神の思いと人の考えの大きな隔たり そこから躓きが 11節から2つのことが読み取れる ①11節の文頭には新改訳聖書には訳出されていない「理由」を示す接続詞が 10節の説明文 御子の受肉・受難こそが神のみこころ ロマ8:17  御子は長子 長子の特権 神の子らも兄弟として この背後に「養子縁組み」の思想が

2神のご性質(11節)

 「聖」は聖書とヘブル書を理解する鍵ことば  この思想が際立つ聖書の箇所はレビ記   聖書における「聖」=「分離されている」「他に類を見ない」 しかし、この世の分離とは全く違う 世界を見渡せば、分断分離ばかりだが、サタンの仕業 しかし聖書の分離は、本質的なもの 創造主と被造物という レビ19:2  罪びとが聖なる神に近づくために神が備えられたのは、祭司という制度

3.「聖とする方」(11節)

 11節の第二 「聖とされる者たち」=救いに与かる全時代・全世界の人々  「聖とする方」=キリスト ここに後の「大祭司」を暗示 「すべて元は一つ」は2つの解釈が ⅰ神 ほとんどの翻訳がこちらを採用 ⅱアダム 文脈と他の聖書箇所に適合 

<結論>

・御子の受肉と受難が罪びとの救いには不可欠  ・祭司について


2023年2月4日土曜日

立春を迎えて

  暦の上では立春ですが、まだまだ寒い日が続いていますね。二月に入ったばかりですが、相変わらず、例年とは違う寒さが襲ってきています。 諸事情が重なり諸物価も値上がりしその上、電気代、ガス代も値上がりとこの冬を乗り超えていくのも大変です。 早く暖かくなってほしいと願いながらも、もうすぐ例年以上の花粉が飛ぶとの予測もあり、つらい限りです。世界中がウイズコロナへと移行してマスクからの解放へ向かうのでしょうか? 教会活動の自由な集会も再開できるといいのですが・・・? 祈りつつ待ち望んでいます。 今はただみことばの解き明かしをより重視した礼拝を喜んでいます。 ただ、ヘブル書の難解さにく苦しんでいますが、旧約聖書との深い結びつきに感動を覚え、初代教会の人たちの理解に近づきたいと願うばかりです。 聖書全体が結びついてきて面白くなります。 頑張っていきましょう!

2023年2月5日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 66:1~4

讃美  52

主の祈り 

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  163

聖書 ヘブル人への手紙 2:10  ヘブ(12)

宣教  「メシヤとは」

讃美  502

聖餐式

頌栄  541

祝祷

報告


<本日の要点>

ヘブル書2章後半は三段論法で、御子が御使いに勝っていることを語っている。

①御子は罪びとを救いに導く ②御子は堕落した御使い・悪魔を滅ぼされる。人間はすくわれるが、悪魔・サタンは救われない。 だから人間は御使いに勝っている。 ③したがって御子はみつかいにまさっている。

今回は本文の背後にある御子についての預言を確かめる。

1.御子(メシヤ)の誕生の預言

 10節は、神にとってふさわしいこと、みこころは、罪びとの救いのために御子を救いのパイオニアとして「多くの苦しみ」に遭わせられた。 その御子についての預言に

御子が受肉されてこの世に来られた時、なぜイスラエルなのか? 御子のついての詳しい情報が開示された国だから。  預言について ①メシヤはダビデの家系から(Ⅱサム7章、Ⅰ歴17章)  イエスの母マリアの系図 ルカの福音書 ユダ部族  ②ミカ5章 誕生の地ベツレヘム ③御子の来臨は第二神殿が破壊される前(ダニ9章)  紀元32年のニサンの月の14日に非業の死を遂げる(起源30年との説も)  ④イザ 処女から誕生する  預言は徐々に御子が特定されていく。  イスラエルには尊がが委ねられている!!  1世紀のユダヤ人はどういうメシヤ感を持っていたか? ダビデ王朝の再来

2.メシヤ復活の預言

 福音は御子の受難と復活がセット  御子の受難・・・詩16:10  ユダヤ三大祭の一つペンテコステにおいてペテロは、ここから御子の復活という最初の福音を語った。・・・使徒2:24  後にはパウロもピシデヤのアンテオケで詩16:10を引用して御子の復活を語った・・・使徒13:30~35   メシヤ預言は歴史の始まる前から、ヘブル語聖書には語られていた。  主はユダヤ人の指導者たちへ ヨハ5:39  

3.メシヤの地上生涯の預言

 ⑤ダニ7章、イザ9章、ゼカ12章 メシヤは神性を持つ ⑥ゼカ9章 メシヤはロバに乗ってエルサムに入場される ⑦イザ53章をはじめとして他の預言書も、メシヤは不治の病をいやす、盲目の者をいやす  「らい病」 悪霊追放 死人を生き返させる等

ユダヤ教側では弟子たち力あわざを否定できず、悪霊のせいにする これだけの預言に当てはまる人は? ただ一人のみ イエスキリスト  ⑧イザ53章 詩22篇 はメシヤの受難を 

悲劇はヨハ1:10~11

<結論>

1.福音とは?

  Ⅰコリ15:1~4

2.神は前もって語られる アモ4:7

3.聖書の読み方に注意

2023年1月28日土曜日

寒波襲来

  先週に引き続き寒波襲来だそうです。夏は猛暑だったのに、冬は反動のように十年に一度の寒波だそうです。本当に寒いですね。いったいどうなっているのでしょうか? 諸物価の値上がりもあり、電気・ガスも値上がりと庶民には今はとてもつらいですね。コロナもインフルエンザも心配な状況は変わりません。 日本でもこんな状態なら、ウクライナやモンゴル、北朝鮮、中国も寒波で苦しんでいるのではないでしょうか? 命が守られますように、と祈るばかりです。 

 熊本の馬場姉からのお便りでは、お嬢さん一家の帰省で喜びのはずが、コロナで静かな日々だっとか。姉は守られてらっしゃるようですのでひとまず安心ですが。 まだまだコロナは治まりませんね。 政府のコロナに対する体制が変わってきていますが、安全でマスクのない状況なら歓迎なのですが・・・。 安心して過ごせる日が一日も早く来ますように!いま礼拝で学んでいる「ヘブル書」も難解なところがしばらく続きます。 旧約聖書の引用を見ても、いかに一世紀にキリスト者が聖書に通じていたか、に驚かされます。 言葉についても丁寧に学ばないと、ただ難解で終わってしまい、本当の意味には届かないのがつらいです。 でも一つ一つ丁寧に学ぶと、神学的にも深みが増すはずですので、頑張りましょう!!


2023年1月29日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 125:1~2

讃美 30

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美 164

聖書 ヘブル人への手紙 2:9~10  ヘブル(11)

宣教  「救いの創始者」

讃美 324

頌栄 541

祝祷

報告


<本日の要点>

1.神の思いを知る 

  10節の難しさの理由・・・内容も難しいがそれよりも言語的なまた、文法的なものが影響している  文頭の直訳は「というのは、神に相応しい」  ここから、神についてが語られる 神についての情報はどこに?聖書にしかない! だったら私心を捨てて神のことばに耳を傾けるべき

2.救いの創始者

 「多くの子たち」・・・「教会」 神の栄光の反映となるべく創造された人は、最初の人アダムの罪により、悲惨な結果に  それが現実  「御子」=「救いの創始者」 「創始者」とは「頭」「創立者」「開拓者」「起源」等の意味を持つ  新約聖書中4回で他は、   ヘブル12:2 使徒2:15、5:31 いづれにも共通する基本概念は「他人のために初めて道を拓く者」=パイオニア 

3.神の計画を待とうする

 「全うする」=「あるゴールに到着する」から「意図された計画または目的を完全に果たす者」 アダムに代わり最初の神のご計画を。目的を果たすことのできるのにふさわしい人  そのためには「多くの苦しみ」が    その背後にある「契約」の概念

<結論>

我々にも希望が!


2023年1月21日土曜日

春節も始まり

  数十年に一度とも言われる大寒波が火曜日あたりに襲来しようとしています。温暖化といわれながら、夏は猛暑日が冬には大寒波と、人間には正反対の制御不能の状態が襲ってきます。最初の人アダムの罪の結果が、被造物の自然界にも及んでいる証拠ですね。ロマ書に記されている通りです。コロナといいインフルエンザといい、なかなか収束を見ないつらい冬です。この3年ほどでいったいどれほどの命が失われたでしょうか? 驚くほどの数です。 この寒さの中で命が守られますように!と祈るばかりです。 中国では春節も始まりましたので、感染がどうなるのでしょうか?心配です。 ウクライナも朝鮮半島もこの寒さは及んでいるでしょうね。 世界も自然界もまた人も回復を待ち望んでいるのです。 やがてキリストの再臨によってもたらされる新天新地こそが、信仰者の希望です。 礼拝でヘブル書の学びが進んでいます。難解な書に挑んでいますが、聖書の深みを痛感できます。1世紀の信者たちの理解に近づきたい、と願いつつ!

2023年1月22日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩62:6~8

讃美   20

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美  331

頌栄  544

祝祷

報告


<本日の要点>

1.詩8篇5節(7~8節)

  詩8:5とヘブル書との違いは? ヘブル書はヘブル語聖書本文からではなくLXXから 

 ヘブル語聖書では「人間は、エロヒムよりも少し低くつくられた」で  「エロヒム」は威光、威厳をあらわす複数形 固有名詞ではなく普通名詞としては神々という偶像   また、神のお名前「主」とともにも用いられて「神」と訳されることもある 詩8:5はエロヒムではどちらの意味にも LXXは「御使い」  著者はそれで御子との比較に 詩8篇・・・「神よりも少し低く造られた人間でも」神は世界をおさめさせようとしている  現実は?

2.しばらくの間(8~9節)

 神様の方法・・・みこころに失敗したら代わりの者をお立てになる  詩篇8:5を成就できる人は? 神の方法は 「しばらくの間」御子を「御使い」よりも低くされた・・・地上の生涯の間だけ ヘブ2:8は詩8:6から 

3.紛れもない事実(8~9節)

 神のご計画と現実のギャップ まだ実現していない  しかし、御子はすでに神の右の座に 全貌はまだ  9節・・・既に起きた事を    イエスという歴史的な個人名が 神の御子はナザレのイエスとしてこの地上を生きた   もう一つ まだ見てはいないこととの対比 これだけ確かな過去の事実なら、未来のことも 

<結論>

1.整理すると3つの基本的な事実

 ①神は人を神よりも少し低く造られ子の世界をおさめさせようと

 ②人は罪を犯し、勝利を失い挫折と敗北を

 ③こうした人間を救うために御子の受難を通して、人をあるべき姿に

2.著者に伝えようとしていること

 ①人間の理想像

 ②人間の現実



2023年1月14日土曜日

温かい日々でした

  先週は1月とは思えないほど温かい日々でした。身体がすくでいく寒さの中で、少しのびのびできる感謝な日でした 。しかし、その反面乾燥のために、悲しいかな火事が多かったようです。 また今週は冬の日々だとか? 体がついていけるといいですね。 また、この寒さの中でコロナの感染者数は増え、死者数も過去最高だとか!…いつまでもコロナに振り回されますね。その上インフルエンザの流行も・・・同時感染もありうるそうですね。身近にも危機が迫ってきています。  そんな中で中国の春節も始まり、世界的にはもっともっと感染が広がるのでは?  ロシヤとウクライナ戦争ももうすぐ一年と、いまだに多くの命が奪われ続けているのが悲しいですね。クリスマス停戦って何?  もっと大切なものを忘れてはいませんか? いのちの価値が軽んじられているのが怖いですね。神を恐れぬ所業です。 祈るのみですが・・・

 コロナが広がり始めて以来、諸集会が控え得ざるを得ず、教会の本来の働きが憚られるのがつらいですね。 神のわざは、異なるものをきよめ、一つとし、ともに集まり、一つの神のことばで養われるものですが、サタンのわざは、分離、反目、敵対等々。  コロナ社会がまさにサタンの思うつぼですね。 負けてはならない! 主にあって前進!        新年になり、再びヘブル書の学びにもどりました。 この書は、信仰の停滞・後退をしようとしている第二世代の信者への励ましですが、その内容は深く、ユダヤ人には容易なものが、われわれ異邦人には難しい! ですから少しづつ丁寧に解き明かしていきます!

2023年1月15日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩18:30~32

讃美   10

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美   73

聖書  ヘブル人への手紙 2:5~7 ヘブル(9)

宣教   「御子にある希望」

讃美  512

頌栄  543

祝祷

報告


<報告>

・「小さないのちを守る会」の元代表の辻岡健象先生が、12月16日に召天されたそうです。先生はGIST(消化管間質腫瘍)という難病との戦いだったそうです。


<本日の要点>

1.御子だからこそ (5節)

  2:1~4は1章の内容からの警告文  内容的には、1:14からの継続 テーマは「御使い」

 「後の世」・・・新天新地ではない 神の右の座に着座されたキリストの支配による世界秩序  「世」(コスモスではない)=「人の住む世」  御子にこそ希望が

2.詩篇8篇(6節)

 印象箇所ついての言及はない  詩篇8篇からの引用 この理解がヘブル書の理解のかぎ

3.『人の子』とは?(6節)

 「人の子」…イエス? 理由は?  イエス登場の前の旧約聖書にも多数出てくる

 5節の平行法の理解   さらには聖書を貫く一つの思想・・・「一人の人が神のみ旨を成し遂げるのに失敗したときに、その代わりを立てられる」  最初のアダムは失敗し、その代わりに最後のアダムが   Ⅰコリ5:45~46  15:24~25  

<結論>

なぜ、神の御子キリストは、ご自身を「神の子」と称することなく「人の子」と称されたのか?

2023年1月7日土曜日

小寒を過ぎて

 小寒を過ぎいよいよ寒さも本格的になります。今年はコロナもインフルエンザの流行も危惧しながらの年末年始となりました。一向に収束に向かわないどころか、ますます増加傾向にある中での制限撤廃は、どういう結果になるのでしょうか? 心配です。  新年礼拝は、聖餐式も執り行われました。個人的には、小学4年生の初孫に初めて聖餐のパンと杯を渡した時の感動は忘れられないものになりました。信仰の継承がなされている幸いを痛感しています! あわただしく過ぎ去った年末年始でしたが、そろそろ体も心も元に戻していかなければなりません。 また、ヘブル人への手紙の学びの再開です。 

2023年1月8日主日礼拝式次第

前奏

招詞  詩 84:5~7

讃美    1

主の祈り

祈祷

使徒信条

こどもの時間

感謝祈祷

献金

讃美    501

聖書  ヘブル人への手紙 2:1~4 ヘブル(8)

宣教   「第一の警告(2)」

讃美    290

頌栄    542

祝祷

報告


<本日の要点>

1.「もし」(2節)

  「もし」・・・我々の仮定とは違い、ギリシャ語文法では確定的現実 マタ4:4参照 ヘブル書2:2では、御使いによるか否かよりも神の権威によるもの  それrに違反するなら「当然の処罰」が

2.「当然の処罰」(2節)

 律法の役割は 当然の処罰に至る2つ  ①「違反」・・元々の「境界線を越える」から  ②「不従順」・・・元々の「不完全に聞く」から   律法に違反した実例 ①レビ10章 ナダブとアビフ  ②民数16章 コラたち ③ヨシュ7章 聖絶のものを私物化したアカン いずれも当然の肉体的死 

3.福音の場合(3~4節)

 ここでもラビ的教授法が (小から大へ)・・・小は律法、大は福音 共通事項は賞罰規定 ここでの「救い」は新生体験ではない。 旧約における「救い」は、未来志向の敵対する者たちを打ち破り完成  「聖徒の永遠堅持」 救いの啓示 ①啓示の源 ②啓示の伝達  ③啓示の力 


<結論>

 ・律法の役割   ・神の厳しさと愛   ・聖書における奇跡の時代は3つのみ